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B.C.B.G.な暮らし

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2008.01.15
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カテゴリ:お料理



おはようさんどす。

昔は、成人式が1月15日にありました。
Mittiが20歳の頃もそうどした。
日本髪を結うて、振袖を着て、出かけたのがついこの間のことのようどす。ぽっ

15日とゆっても、平日ですし、小正月気分が味わえへんようになりましたね。
小正月って、お正月がもう一度、来るみたいで、ほんまうれしかったどす。
おまけに、この季節に、うちの中学校独特の百人一首大会というのが、
清水寺の近くの某お寺であり、それもまた、ほんまに楽しみどした。

清水寺は、学生時代は庭のようで、よく遊びに行きましたえ。
表門は入場料いるので、裏山から侵入すみません。悪子あっかんべーどした。
ほんまに、懐かしい。

百人一首.jpg

実家から持ってきた百人一首。年季が入ってます。


Miitti家では、小正月には百人一首をすることにしています。
いちばん、張り切っているのは私かもしれません。
たとえ、相手が子供だからといっても、ぜったいに手加減はいたしません。
(基本的に負けず嫌い)

百人一首は、音の響きだけで覚えているので、
今になって、へぇ~~そういう歌だったっのだと
しみじみと感心してしまうことが多いです。

藤原定家が74歳で編した百人一首、
年をとればとるほど、
百人一首の魅力が解るようになるのかもしれませんね。

好きな歌が増えれば増えるほど、かるた取りも楽しくなりますね。

いちばん、最初に私が覚えた歌は、これです。

「花の色はうつりにけりな いたづらに 我が身世にふるながめせしまに」

伝説の美女として、有名な小野小町の歌ですね。
桜の花のいろはあせてしまったなぁ。
むなしく長雨の降る間に。
(むなしく恋の物思いにふけっている間に)
そして、私の容貌も移ろい衰えてしまった。

ちょっと、現実味を増してきました(汗)


「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで」

平兼盛の歌。
ひそかに恋い慕っているのに、その人のことばかり考えているので、
ヘマをしたり、食欲がなかったり、顔色が悪かったりします。
周りの人に、”最近、変ね。恋をしてるの?”と聞かれてしまう。


「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの あふこともがな」

好きな男の子が急に転校していなくなってった時に、
もう一回だけでいい、あいたい、って思うでしょ。
死ぬ前にこの世の思い出として愛する人に一目でいいから逢いたい。
和泉式部の歌。


「あひ見てののちの心にくらべれば、昔はものを思はざりけり」

あなたと逢って、共に一夜を過ごした後の、つのる恋心に比べたら、
逢うまでの切ない気持ちなど、取るに足らないものだったのになぁ。

片思いより、両想いのほうがつらいって歌ですね。うん。


「めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな」

これは紫式部。
久しぶりに逢ったというのに、本当にあなたなのか、見分ける間もなく
雲に隠れてしまう月のようにすぐに帰ってしまったあなたよ。



 
百人一首は、声に出して読むと、
なぜか、目で読んだだけの時には味わえなかったイメージが眼前に広がってきます。
韻文は、リズムを楽しむものだからですね。


かるた取りをした後、おぜんざいを食べました。

小正月には、本当は、小豆粥なのですが、
姫たちは(私も一応姫ですよ)、おぜんざいのほうが好きなのどす。

小豆1.jpg

小豆は、3時間くらい、水につけておいたほうがよろしおす。

ひたひたの水をいれて、火にかけて、
沸騰したら中火にして、水が赤くなるまで煮ます。


小豆3.jpg

赤くなるまで煮たら、あずきをざるにあけ、赤い水を捨てます。

ふたたび、鍋にあずきをいれ、新たに8カップの水をいれ、強火にかけます。

煮立ったら、差し水を1カップ。

弱火にして、30分から50分。あずきがふっくら柔らかになるまで煮ます。
(煮える時間は、あずきによって違います)

砂糖(2カップ)をいれて、5分ほど煮て、
塩(小さじ4分の1くらい)をいれて出来上がり!


小豆4.jpg

お餅をいれて、食べましょうね。

いただきま~す。ぺろり









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Last updated  2008.01.15 12:40:05
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