私の人生論　(思考が運命になる)

[仏教の２５００年] カテゴリの記事

全204件 (204件中 201-204件目)

< 1 2 3 4 5

• 原始の地球

  　衝突を繰り返す惑星の表面は、衝突のエネルギーによって岩石が溶かされ、灼熱したマグマの湖がで、衝突時に飛び出した気体成分は、原始の大気を作りました。この原始大気のため、衝突の熱はいつまでも冷えず、やがて地表をマグマの海が埋め尽くします。惑星は自らの重力で小惑星を引き寄せ、すさまじい衝突はさらに続きました。衝突のエネルギーにより隕石の中に含まれていた成分は溶かされ、比重にあわせて分離し、鉄などの重い金属は惑星の中心へと沈んでゆき、やや軽い岩石は表面近くにとどまり、浮かぶようにしてマントルや地殻といわれる地表の岩石の層をつくりました。水は水蒸気となって表面から立ち上り、灼熱したマグマの上におびただしい量の水蒸気を含む原始大気が原始の雲として分厚く垂れ込めますが、地表が高温なので、雨を降らせても地表にたどり着く前に蒸発してしまいます。

  2011年09月27日

  コメント(0)

• 太陽系の誕生

  　宇宙の大爆発により解き放たれた元素は、少しずつ温度や密度を下げながら結合し、いろいろな物質に形を変えてゆきました。できあがったガスや塵は対流したり、お互いの重力に引き寄せ合ったりしながら集まり、星を形成し始めます。宇宙がうまれてから１００億年たつと、多くの星がうまれては死ぬ銀河系の中で、ひとつの星が一生を終え、大爆発を起こしました。激しい爆風が、すさまじい速度で四方に広がって、大きな渦をつくりました。この渦は、吹き寄せられて一度ものすごい高温になり、すべての物質が気体となりました。渦の中心に、水素とヘリウムが集まり太陽が生まれ、その周辺部は少しずつ冷えるに従って小さな粒子となり、やがて微惑星として太陽の周りを公転し始めました。これが太陽系の誕生です。そして微惑星たちはお互いの重力によって引き合ったりしながら衝突を繰り返し少しずつ成長し、地球をはじめとする惑星が生まれたのです。

  2011年09月26日

  コメント(0)

• 宇宙の始まり

  　宇宙の始まりは約１３５億年前の大爆発からといわれています。 宇宙観察技術の発展により大爆発後のかなり早い時期の状態が解明されつつあります。大爆発によって宇宙が生まれたという証拠は宇宙マイクロ波背景放射の存在です。現在の宇宙は高温、高密度の状態からの大爆発で創成されました。宇宙の始まりは、原子よりもずっとずっとはるかに小さかったため、原子の核を作る陽子の元になる「クオーク」が、宇宙の中で想像を絶するような高温高圧で存在していた火の玉のような灼熱の状態にあったのです。この時点では火の玉から出た光は高密のため、外部には出られませんでした。しかし大爆発によって密度が希薄になったため、この火の玉から外部に光が出始めました。この最初に外部に出た光の残存物が宇宙マイクロ波背景放射です。

  2011年09月22日

  コメント(0)

• 初めに

  　あらゆる歴史的判断の根底に存在する思いは、あらゆる歴史に「現代史」としての視点を与えることです。外人は現代の日本人を特別視しています。日本には、資源が全くありません。国土の大きさも、アメリカの二五分の一、人口も三分の一､その上国土の七割が山。そんな国が、今や経済規模でも、技術力でも世界の一流国。経済の八○％が内需で、金融はこれから世界に進出しようという状態。世界最長寿国で漫画・アニメ・ゲームはハリウッドを凌駕している。こんな日本にいる私たちは、何を思想の根本としているのかを考えると、禅の思想なのです。私は、宗教は何ですかと聞かれたら、多分、仏教です、宗派はと聞かれたら日本宗と答える程度の信仰心のない人間ですが、何気ない判断の基準に必ず、仏があります。ということで、仏教の歴史をたどってみます。

  2011年09月21日

  コメント(0)

全204件 (204件中 201-204件目)

< 1 2 3 4 5