不正行為
土曜日に戦国武闘会で燃え尽き、日曜日はカードキングダム枚方の非公認大会へ向かいました。来ていたメンバー、3人を除いて全員が土曜日の戦国武闘会に行って来たとの事。フルフレームのバロム、アルカディアス所有率が妙に高い構成でした(笑)土曜、日曜と店長さんは戦国武闘会のすぐ近く、D-0のイベント会場で販売ブースを開いていたので、非公認大会運営はDMをご存じない店員さん。小学生メインでしたので、私は不参加でした。この大会で一人、不思議なプレイ動作のプレイヤーがいました。中学生一年生か二年生といったところです。左手に手札を持ってプレイしているのですが、マナゾーンのカードをタップする前に、右手で全てのマナゾーンのカードをまとめて持ち上げ、手札を握っている左手に全て移動します。この瞬間、左手には手札とマナゾーンの全てのカードが持たれている事になります。その後、タップしたい枚数のカードを、枚数を1,2,3,4とカウントしながら右手に移動していき、そのカードをマナゾーンにタップして置く。手札からプレイするカードを選んで使用する。使用しなかったマナゾーンのカード(この時点では左手に持っている)を右手に移し、マナゾーンに置く。あまりにも怪しい動作なので、大会不参加の私はこのプレイヤーに注目していました。使用デッキは青黒白のコントロール。1枚積みのアルファディオスがフィニッシャーで、種のエンジェルコマンドは2枚積みのバルホルスです。異様な構築のデッキです。一回戦のマッハアーマー入りの連ドラと対戦中、このプレイヤーがベガをプレイしました。その瞬間、マナゾーンからベガが消えている事に気づきました。マナゾーンのカードが毎回救い上げられ、左手にもたれてしまうので、マナゾーンのカード内容を確認するのは容易ではありませんが、私はデッキ内容を確認したくて全てのカードを見ていました。マナゾーンにチャージされたはずのベガが消え、プレイされてバトルゾーンに出ています。対戦終了後、彼に声をかけました。全員の前で、手札とマナゾーンのカードを接触させてはならない事、また、シールドを破壊された結果のカードがシールドトリガーだったとしても、そのカードが手札に触れた後は、トリガーとしてコストを支払わずにプレイする事はできない事も伝えました。さて、二回戦。対戦相手は私の息子の赤単でした。注意したので安心した私は別の試合を見ていました。ターンが進み、この彼、バルホルス(光/闇8マナ)をプレイしました。相手は赤単です。ターンは6ターン目でした。一回もマナブーストを行っていないにも関わらず、6ターン目にバルホルスがプレイされています。この瞬間は私も見ていました。最後のシールドが割られた彼は、ここでまたマナゾーンのカードを全て持ち上げ、手札を持った左手に持ち、1,2,3,4,5,6,7,8とカウントしながら、8枚のカードをマナゾーンに置いたのです。6ターン目の開始前になぜか6マナ有ったので、正等なマナ置きで7マナ、そしてこの不正マナ置きで8マナに到達です。指摘に、彼は「あ、間違えました」と答えました。店員さんの裁定で、次回発覚したら失格とするという事になりました。大会終了後、この彼(三位入賞しました)は、友達と一緒にそそくさと帰っていきました。私は残ったプレイヤーに、彼の手口を教え、どうすればこれを防げるかについても話しました。プレイヤーの多くは、ゲームに対するやる気を大きくそがれた様で、げんなりしている様子が私には見て取れました。私の息子は、「あの子は店長さんいないからあんな事したんじゃないかなぁ」と言っていました。カードキングダムの店長さんはこうしたプレイヤーをさっくりと出入り禁止にしてしまいますから。夕食後、再度ショップに伺って、D-0の物販から帰ってきていた店長さんにこの事についてお話しました。私の意見は、こうしたプレイヤーをコミュニティから完全排除してしまうのでは無く、カードゲームにはこうした行為も存在する事、それから身を守るのもまたプレイ技術の一環である事を教えていくべきではないか?という物です。皆さんはどうお考えでしょうか?