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テーマ:死別でも頑張る!!!(322)
カテゴリ:夫へのラブレター
ご無沙汰いたしました。
先日の日曜日、親戚30数名に集まって頂いて 無事かっちゃんぱぱの一周忌および納骨の法要を行いました。 ほぼ1年間、かっちゃんぱぱの遺骨は家の仏壇に置かれたままでした。 この辺では早ければ告別式のあと、または四十九日、百箇日までに納骨するのが一般的です。 お墓がなかったため、またお墓を用意するに当たって物言いがついたため (この物言いについてはほとんど無視していたけれど) 理由は表向きいろいろありますが 本音ではかっちゃんを少しでも長く家においてあげたかったんです。 さみしがりやのかっちゃんだったのに家族の誰にも看取られずに亡くなった、 だからこそせめてこうして家にいさせてあげたい。 ホントはずっと家にいてほしかった。でも……… 法要の前の晩、明日に備えて掃除しまくった仏壇の前で かっちゃんと差し向かいで最後に酌み交わしました。 「この1年間、常識家のあなたは早くみんなみたいにお墓に入れてくれって 言ってたかもしれないね。 でも私たち家族にはあなたと別れるための時間が必要だったんだよ。 だって、あんなに突然目の前から消えてしまったんだもの。 あなたが淋しがり屋だからなんて言い訳をしていたけど 淋しくて仕方なかったのは私の方。 ……1年間、ここにいてくれてありがとね。」 ありがとうって言葉がすんなり口から出たことに自分で驚きました。 これまで早く逝ったかっちゃんへの恨み言や泣き言ばかりだったのに こんな状況でありがとうが言えるなんて…… 悲しみのどん底から、這い上がってここまでこられたんだ、と 過ぎてきた1年間を思いました。 結局時間だけがとんがった悲しみの角を柔らかにしてくれるんですよね。 そして、かっちゃんへの思いは何の見返りも求めないままの これまでにない清らかなものになっています。 生きていた頃はあれもして欲しいこれもして欲しいで 要求と見返りばかりだったのに。 私も清らかになったもんだぜ…… と思って床についてその夜更け。 久々に夢に出てきたかっちゃん。荷物をまとめて一言。 「よそに女が出来た。もう部屋も決めた。俺と別れてくれ。」 私ぷっつん。 怒鳴ろうとしたところで夢から覚めました。 「……たまに出てくればこれかよ。 よりによって一周忌の日にこれか? ふざけんな!ばかやろ~~~っ! 」 ………いや~~、目が覚めてから、むかついたむかついた。 @かっちゃんの名誉のために付け加えますが、生前そういうことで喧嘩したことは一度もありません。 @友人に話したところ、「そういう夢を見られるだけ旦那のことを好きだってことだよ。」と言われました。 かっちゃんの遺骨が眠る場所です。表には「絆」と彫ってもらいました。 かっちゃんが逝った7月1日まであと2日。 その日を私はどんな気持ちで迎えるんだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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