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カテゴリ:代書屋の事件簿
境界紛争解決の新制度は、「筆界特定制度」という名称になるようです。
法務省は、土地の境界(筆界)を巡る紛争を裁判によらずに 迅速に解決する「筆界特定制度」を創設する方針を決めた模様。 民間の専門家(筆界調査委員)の意見を踏まえて、 登記官が境界を特定する仕組み。 今月1月21日召集の通常国会に不動産登記法改正案を提出し、 2005年度中の導入を目指す。 <土地境界紛争>法務省が新制度導入目指す 裁判なしで解決 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050119-00000008-mai-soci 従来の境界確定訴訟は全国で年間約1000件程度提起されているようですから、 極めてマイナーな分野という印象は否定出来ません。 境界紛争というカタチに特定せず、「相隣関係の紛争の解決」という分野に した方がバランスがいいのでは、と私は思います。 それにしても、境界はお互いのものですから、 「急ぐ方が泣き寝入り」するようなことがないよう、 是非とも対等の立場で境界確認が出来るようになれば、と願っています。 境界鑑定研究会を主宰している私としては、実に興味深いニュースです。 境界鑑定研究会 http://www.bekkoame.ne.jp/~prtybell/kyoukai/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年01月21日 21時27分36秒
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