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カテゴリ:家族と共に
四国・香川県の長尾寺に初詣に出かけました。 「あしびきの 山鳥の尾の 長尾寺 秋の夜すがら み名を唱えよ 」 と御詠歌にも詠われる 四国・香川県さぬき市長尾西にある 四国霊場第八十七番札所の名刹です。 長尾寺では、ちょうど年中行事のひとつとなっている 新春恒例の「三味線餅つき」をしていました。 この三味線餅つきは、 明治中期から100年以上続く伝統行事なのですが、 残念ながら、 実際に三味線をバックに餅つきをしているところは、 見ることができませんでした。 私たちが見たのは、三味線の実演が終わった後、 CDで流される三味線の音色をバックにして、 三人がかりで残りの餅をつきあげているところでした。 新春の日差しの中、 つきあがったお餅は、3本杵で198kg。 来週7日(平成20年1月7日)の大会陽で 三宝に入れて運ぶ力持ち大会に使う 大鏡もち(64kg)になります。 ...と、 フツーであれば、 新聞やインターネットで大まかな情報を確認して、 当日の写真を添付して、 このあたりまでのレポートでブログに書き込むことでしょう。 けれど、それだけでは、 どこまで行っても、「フツー」の域を超えることは出来ません。 もし、あなたが起業創業しようと心に決めているのなら、 「フツー・一般」とはひと味違う視点を持つ必要があります。 実際にその餅つき風景を見た人以外には 絶対にわからない情報に「切り込む」という 積極的な姿勢が必要です。 この日つきあがった餅は、3本杵で約1石3斗。 66うす、198kg。 三宝に入れて運ぶ力持ち大会に使う 大鏡もち(64kg)は2個ですから、128kg。 残り70キロは、大会陽で福奪(ふくばい)に使われる 小もちになるようです。 それでは、この大鏡もち(64kg)は どうやって作るのでしょうか? 当日は66うす、198kgの餅つきをしたわけですから、 1うすは、3kg。(198kg÷66=3kg) 1うす毎に、つき上がった餅は、 まるでお煎餅のように薄くのばされて、 積み重ねて行きます。 何枚も何枚も重ねて、最後につき上がった餅で総てを巻き込み、 64kgの大鏡もちに仕上げるのです。 新聞やインターネットに掲載された記事だけでは、 いくら探しても絶対にわからないことです。 実際に自分の目で見て確認することの重要性を痛感した 「大鏡もち」でした。 物事は表面をさらっと見ただけでは わからないことが山ほどあります。 表面上の知識や情報は、山ほど溢れかえっていますが、 その中から、キラリと光るダイアモンドを探し出すのです。 けれど、自ら、問題意識を持って積極的に切り込まなければ、 ダイアモンドは決して見つけることは出来ません。 大鏡もちの写真を見直してみて、 いかがですか? きっと、この文章を読む前とは 全く違った感想を持つ写真になったことと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月07日 05時46分54秒
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