ハムちゃん
今日もいい天気です。風は相変わらず強~い!朝、ごみ出しに行ったら 白波が立ってました。工事中の現場ではおじちゃんたちがもう働いていました。ご苦労様です。 ブログのお友達のうさぎちゃんのお話で思い出したこと・・・・・ 以前うちでもハムスターを飼っていました。下の子のお友達のところでハムスターが数匹産まれて飼い主募集したのです。クラスの子たちは勢いよく手を挙げたのにもかかわらず 家の子は母の顔がちらついたのでしょうか・・・「明日まで待って」と約束を取り付けて帰ってきました。絶対飼いたい!自分がお世話するから!!という強い決意と 応募者多数だから当たらないかもしれないから・・と母を安心させるような言葉でまあいいか、と許可し翌日意気揚々と学校へ行きました。学校から一気に走って帰ってきた様子で「もらえるよ!」ともうルンルン。当たりくじ?と聞くと 昨日勢いよく手を挙げた子たちは帰宅してからお母様たちの「ダメ!」の一言で応募を取り下げ なんと手を挙げたのは家の子だけ。なんという展開!!ということで なかでも一番ハンサムなハムちゃんが家にやってくることになりました。 ハムスターはねずみだと思い込んでいたんだけど しっぽがまるい!とかひまわりの種をほっぺにためこむ!とか夜中中からから回る!とか かわいいところが多く 小さな生き物だけど日々家族の一員になっていきました。ハムスターの歯や爪は切ってあげないといけないんですが うまくいかないので病院へも連れて行きました。 動物病院だったらどこでもどんな種類の生き物を診てくれると疑いもせず電話帳で探した病院へ行ってみると予想通りちゃんと診てくれました。そこはとってもいい先生で まず名前を聞いてくれてちゃんと呼びかけてくれました。保護者は子供だったので受付もちゃんと本人にさせたのですが 患者の名前を聞かれて自分の名前を言ったりしてましたが 受付さんもとっても親切でいい病院に巡り会えました。先生が子供に「ゾウの時間 ネズミの時間」という話をちゃんとしてくださり 生き物は責任もって愛情そそいであげてねっていう大切なお話をしてくれました。診察時間よりお話の時間が長かった・・・・きっと子供達に伝えたいことをたくさん持っていらっしゃったのでしょう。 転勤に伴い ハムちゃんも一緒に引越してきたのですが ちっちゃなバスケットに入れて。 飛行機ってどうするんだろう・・・と思いつつたずねてみると 動物は別に乗せる規則ってことで6000円弱の料金で大きなゲージの中にガムテープでバリバリに貼り付けられ乗せられていきました。到着口に出てきた大きなゲージの中から何が出てくるんだろうと周りの人が足を止めて見る中 小さなバスケットが出てきて「なあ~んだ」的な空気になったのはちょっと遺憾でした。 新しい土地でも元気にくるくる回ってひまわり食べてたんですが なんせ北国育ちですから高温多湿のこちらの梅雨時期にダメージがきたのでしょうか・・・ある日音がするほどの息づかいでおかしいなあって思いとっても苦しいそうなので子供が学校から帰ってから病院へ連れていこうってことになったのです。電話帳で調べたら ハムスターは診れないと断られ続け 唯一ハムスター可の病院は定休日。片っ端から病院に電話をかけたらある病院で専門ではないけど診てみましょうと言ってもらえました。急いで連れていき ブドウ糖注射をしてもらったけど 肺炎みたいだからダメかも、標準寿命だしねと言われ 何もしれあげられないので祈るような思いで見守っていたのですが ちょっと目を離したときに亡くなってしまいました。 ハムスターを診てくれる病院ってあまりないのでしょうか?と診てくれた先生に伺ったら そうですねえ・・・と。仙台ではわりとあったんですが というと人口違いますからねって。そういうもんなんだろうか。ハムスターって結構メジャーなんじゃないのかしら。なんとも言えない悔しさが残る結果となりました。 生き物を飼うって病院も含めて環境を整えなきゃいけないんだなってそのとき勉強になりました。実家ではずっと犬を飼っていて とてもいい先生に診ていただいていたので16年という長寿まで長生きしました。人間に限らず 小さな生き物でも具合が悪くなったときにどこで診てもらうかっていうのは先に考えておかないといけない重要事項です。元気なときにはそんなこと思い及ばないけれど忘れちゃいけない大切なことだとハムちゃんが教えてくれました。 子供達は今も生き物を飼いたい希望が強いけど あのときの電話で「ハムスターはお断り」「ハムスターなんかは診れません」と冷たく突き放された感覚がどこかに残る私は環境が整わないと思い切れない状況です。それが飼うものの責任かなって。もっと簡単に考えればいいのかもしれないけれど・・・ ハムちゃんは ペット霊園にちゃんと埋葬しました。そこでもペットは家族の一員だという光景をたくさん目にしました。 長くなってしまいました。読んでいただいた方、ありがとうございます。 日本は長寿国でこれからますますお年寄りが増えます。病院って本当に充実してるんだろうか・・・と常々思います。人間の病院も動物病院も優しさのあふれる場所であってほしいと願うばかりです。 やばい!もうすぐお昼だぁ・・・・