庭のムラサキツユクサが咲いています。
山椒の実の佃煮
今年も、庭の山椒の木がたくさん実をつけました。
友人にも差し上げた後、昨日は、残りを佃煮にしました。
毎年、この時期に作って保存しています。
夏には、すり鉢ですり潰して醤油でのばした「山椒醬油」を作り、冷やした焼きなすにかけていただきます。祖母がいつも作ってくれた、懐かしい夏の味です。
そのほか、佃煮を使って作ったタレと筒切りにした秋刀魚の唐揚げを和えたり、昆布や蕗と煮たり・・・と、一年中重宝しています。
友人に教えて頂いた手順を少しアレンジして作っています。
手順は至って簡単なのですが、一番の難関は、茎や葉を取り除き実だけの状態にすることなのです・・・(´・_・`)
昨日は、230gの実を綺麗にするのに、二時間近くかかりました。
先ず、たっぷりの湯を沸かし「山椒の実」を10分程茹で、冷水に30分以上晒します。
沸騰した煮汁に「実」を入れ、落し蓋をします。
火加減はごく弱火、私は一時間くらいゆっくり煮汁が無くなるまで煮ています。
煮汁の量は、たっぷりと実に被るくらい、比率は、酒:味醂:醬油=2:1:2〜3の比率。
保存することを考えると、濃い目が良いかと思います。