◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

今回も2本立て♪


「等価の書」



カミラ再びっ--------------！！



今回のカミラってば、男装！？

髭までつけてノリノリ。


付け髭をダリアンにつけるのだけど、それ結構似合ってるかも（＾＾）


お土産の揚げパンをおいしそうに頬張るダリアン。
結構ゲンキン。


でも、カミラってば、もうひとつ本命のお土産があるんだとか。


だがその時ダリアンが見ていた過去のオークションカタログに目を奪われるカミラ。

そこにはヴィンテージもののティディベアたちが写っていた。


どれがかわいいか？

そのうちの1匹について熱く語りだすダリアン。



･･･カミラもようやくダリアンの扱いがなれてきたようで（＾＾）

すっかりペース乱されてるし。



でも、突然ヒューイにいつも身に着けているものを寄越せと所望。


そこでポケットに入っていたペーパークリップを取り出すヒューイ。


それを奪うように取り上げたカミラは、結局二つ目のお土産を渡さず帰ってしまうのだった･･･。



台風一過な感じの子だよねぇ（＾＾；）



幻書を手に入れたという連絡を受け、馴染みの本屋へ向かったふたり。



だが、本屋の店主は今朝、間違って客にその幻書を売ってしまったというのだ！！


･･･ありえへんやろ


それは「等価の書」


読み聞かせることで、等価の交換をするというそれ。


だが、たとえば著名な絵画も、興味のないものにとっては落書きと同じ。

人によってその物に対する価値観は違うのだ。



その幻書を買っていたのが、髭を生やした女性だったと聞き、すぐにカミラだと分かったふたりは、早速屋敷へ行くも、入れ違いになってしまったよう。



だがその対応をしてくれた執事が持っていた紙束には、ヒューイがカミラに渡したペーパークリップだったのだ！！


それと高価な懐中時計を交換したという執事。


調子が悪かったからいいというのだが･･･こうやって対価交換を繰り返す幻書なのだろう。


後を追うと、次々と取引した者たちが！！



そしてたどり着いたのは、あまりいい評判を聞かないコレクターの元。

がめつい男は、カミラの所望のティディベアを「命より大切な物」だという。


そこへようやく追いついたふたり。

カミラの手にはあのオークションカタログに載っていた、ダリアンが一番かわいいと言っていたティディベアが！！




どうやらこれが二つ目のプレゼントだったよう。



物々交換に飽きたというカミラ。


そこで、ティディベアと引き換えに、あの幻書を渡してしまったというのだ！！


･･･でもこれそんながめつい男に渡したら、もっと危険なことになるんじゃ･･･




カミラが欲しかったもの･･･。

それはダリアンの笑顔だったか･･･。



なんだかんだいいながら、満足そうに、隣に座るティディベアを眺めるダリアンでした（＾＾）



だがその時、アルマンが助けを求めて屋敷に転がり込んできたのだ！！


片腕を押さえて苦しみだしたアルマン。

すると、指先から木の根のようなものが生え出し、ダリアンたちを攻撃し始めたのだ！！



一体何が起きたのか！？




「連理の書」


で、続きの話に繋がると。



裏切り者。

報いは受けてもらう。
それが誓約を違えた者の宿命なのだ--------！！



リアンナという彼女が出来たというアルマン。

だが、彼女と知り合えたのは幻書のおかげだという。



それは、持っていると運命の人とめぐり合わせてくれるという幻書。


連理の書とは、2冊あるという。

本が運命の出会いを！！




理想の女性との出会い。
浮かれるアルマン。


だが、始めて会ったその日に、結婚しようと彼女の方からプロポーズしてきたというのだ。

もちろんアルマンはOK。


夢のような日々の始まり。


だが･･･この原書には浮気をすると酷い報復が訪れるようにできているよう。



どうやらリアンナは嫉妬深い女性だったよう。
独占欲の塊。



アルマンがただ手を貸しただけの女性に対しても、メイドと世間話をしていただけでも顔をゆがめてしまうような女性だったのだ。


「この女っタラシが！！」


そうリアンナが叫んだ途端、連理の書から木の根が生えて、アルマンの腕を絡め取ってしまったのだ！！


そこでなんとか助けを求めて逃げてきたよう。


だが、嫉妬に狂った女性の執念はすさまじく、なんとヒューイの家までアルマンを探しおしかけてきたのだ！！


で、今度はそこにいたカミラにまで嫉妬を燃やし、なんと全身を木で覆ってしまったリアンナ。



･･･おいおい、ヒューイさん？
助けるとか一切なし？

何か策があるにしても、止める振りでもしてやって～（＞＜）



しかもそのまま全身を覆われたアルマンは焼死させられてしまったのだ！！



連理の書の力が有効なのは死が訪れるまで･･･。



死でしか逃れられないその呪縛。


何事もなかったかのように、挨拶をして出て行くリアンナ。



･･･おいおい、家具焦がしてるよ？

そもそもこの火をどうやって消した？




そして、こちらも落ち着き払って、蘇りの原書を取り出してきたヒューイとダリアン。

黄泉の国からアルマンを呼び戻したのだが･･･。




流石に今回の一件で、少しは幻書と女には懲りただろうと思えば･･･。


もうおしとやかなつつましい女性は辞めるだって。

そこで目をつけたのが･･･カミラ！！




バカは死んでも直らない。



うん。
教訓になるお話でした（←マテ）



嫉妬に狂った女ほど怖いものはない！！


いやぁ、こんなに独占欲丸出しにされたら、確かに引くよね。



しかし突っ込み所も満載なお話だったなぁ（＾＾；）

まぁ、もういいんだけどね、この作品だし･･･。




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