最後の勝負------------!!
沖縄から仲間を救うためやってきたブラックロータス。
彼女の出現で、このフィールドでの力関係に変化が。
今度こそ能美との対決に決着をつける!!
「能美、お前は間違ってたんだ、全部、最初からさ」
春雪は言う。
そう、能美はただこの中学に来た時、「はじめまして」と誰でもいいからちゃんと対戦すればよかったのだ。
それだけで、本当に欲しいものが手に入れられたのに。
友情や絆。
それは春雪が仲間にいれてやるということか。
否、最早春雪も能美を受け入れることは出来ない。
この世界に飛行者はふたりもいらない。
決着をつける。
今度こそ。
心意システムを使い、自分の心を奮い立たせ、能美に果敢に立ち向かう春雪。
あと少し、最後の一撃で、仕留められる!!
そこまで追い詰めたのだが・・・またも千百合がヒーラーの力で能美のダメージを癒してしまったのだ!!
何故?
これをけなげな忠誠心だと、支配者は笑う。
「決着の時だぁ!!」
だがその時--------再生された能美の飛行アビリティが、突然消滅して落下しはじめたのだ!!
そして、春雪の背中に、翼が感じられる。
スカイレイカーから譲り受けた強化外装に感謝し、ついに春雪は飛行アビリティを取り戻したのだ!!
「おかえり」
戻った翼。
千百合が狙ったのはこれか!!
でも、何故突然?
「もう終わらせよう」
そして、春雪の渾身の一撃が能美を貫く。
バラバラに刻まれたダスクテイカーの体。
その時、千百合が駆け寄り、すべてを明かす。
そう、千百合の能力は回復ではないのだ!!
初めて能美の武器を再生させたとき気づいたというのだ。
武器の回復は修理のようなものだと。
そう、千百合の能力は時間をまき戻す力-------!!
だから再生されるのではなく、その時間まで戻って、その破壊がなかったことにする能力なのだ!!
能美の傍でレベルアップしていたのは、まき戻せる時間を伸ばし、春雪が翼を奪われた時間までまき戻すためだったのだ!!
「私は一度だって、あんたの仲間になったことなんかない!!」
千百合~!!
あんたの作戦はこれだったのか!!
能美も流石にこの能力すべてを見抜けなかったか。
その言葉に能美はリアル世界へ戻ると叫びだす。
そしてリアル割れをしてやると言い出し、ブラック・バイスに自分を一緒に離脱させろというのだが・・・。
彼は所詮加速研究会の者。
ブラックロータスと二度と関わりたくないと言って、さっさと自分だけアウトしてしまったのだ。
残された能美は自分では最早どうすることも出来ない状況。
誰でもいいから助けろと叫び、ポイントをやると哀れな命乞いをしだしたのだ。
春雪はどうするか?
「もう終わらせよう」
拓武の言葉に、春雪は覚悟を決める。
這い蹲って「やめろ」と逃げ惑う能美に、最後の一撃を食らわす春雪。
能美の顔が真っ二つに---------!!
リアルだったら怖い(><)
怨念めいた最後の空に浮かぶ能美の顔も怖かったって。
すべてが終わったその時、15時間もかけてここまできてくれた頼もしいマスターを振り返る春雪。
「よく頑張ったな」
その一言で今までの苦労が報われた春雪。
そして、千百合の名前を呼んだ黒雪姫。
「本当にありがとう」
どうやら千百合が黒雪姫に連絡をしていたようで。
能美との決闘が決まったとき、不安だった千百合は黒雪姫にすべてをメールしていたよう。
黒雪姫の到着にどれだけ励まされたか。
そして千百合にも感謝して頭を下げる。
照れくさい千百合。
そして・・・。
「あんた達だけじゃ心配でしょうがないから、あたしも入ったげるわ、ネガネビュラスに」
それはとても頼もしいお言葉♪
無論黒雪姫も大歓迎で腕をぶつけ合っての歓迎儀式。
「さぁ帰ろう、現実世界へ」
黒雪姫の号令で、リアル世界へ戻って来た4人。
何故この計画を黙っていたのか?
千百合にとってもワンチャンスだったこの作戦。
もし、能美が盗 聴アビリティなどつけていたらと警戒して今まで二人にも話さなかったよう。
そりゃ信じてとしか言えないよな。
でも、それはこの3人だから出来た話。
だけど、千百合はそのまま力が抜けてへたり込んでしまったのだ。
怖かったと泣き出す千百合。
でも本当によく頑張ったね。
二人とも大好きだと抱きつく千百合の姿、昔と変わらない。
そして、彼女の願いはやっぱり今でもひとつだけ。
3人で一緒にって事なんだろう。
拓武はこれからも試練が続きそうだね。
頑張れ!!
さて、ようやく戻って来た黒雪姫を迎えに駅まで行った春雪。
そこでは恵と別れる黒雪姫の姿が。
って、恵の目!!
めちゃ赤く光ってる~(><)
完全に春雪に嫉妬モードだなこりゃ。
そして、すべてを話す春雪。
心意システムを教えたのはスカイレイカーだと聞き、驚いたという黒雪姫。
そして・・・。
「ずっとこうしたかった」
翼を奪われたときからこうしたかったと、春雪を抱きしめて涙する黒雪姫。
心細かっただろう、そんな時に傍にいなくてすまなかったと謝罪する黒雪姫に、春雪も心配をかけたと謝罪。
そして、無事領土を守ったご褒美に、なんでもひとつだけ言うことを聞くという約束を守ることに。
春雪の願いは、これからもっと強くなって黒雪姫を支えていくこと。
そしてそのために・・・。
「傍にいてください。
ずっとずっと、僕の傍に」
これではまるでプロポーズ♪
そりゃ黒雪姫も勘違いするわ(^^)
動揺を隠せないけれど、春雪の頭をなでて黒雪姫は告げる。
「約束する、私はずっと傍にいる」
そして----------黒雪姫が学校の備品リストを書き換えたことで、春雪の冤罪が証明される形になり、先生や彼を罵った者たちが殴ってくれと頭を下げに来る始末(><)
春雪的には自分の無実が証明できただけでいいんだよね。
その時、目の前を横切っていったのは-------能美!!
思わず声をかけてしまう春雪だが・・・。
春雪とはネットゲームで対戦した相手とは覚えているようだが・・・。
「なんてゲームでしたっけ?」
ブレインバーストは、消滅する時、その記憶も道連れにする。
原理うんぬんはどうであれ、そういうものだと思うしかない。
それを知りたければ、レベル10になってブレインバースト開発者に聞くしかない。
「あたしたちはバーストリンカーだからな」
スカーレットレインの言葉がすべてなのだ。
でも、例えブレインバーストの記憶を失っても、春雪の事は忘れないと宣言する黒雪姫。
それは春雪も同じ気持ち。
すべてが終わったという黒雪姫に、最後にもうひとつ約束があるという春雪。
そして彼女を連れて陸橋で待っていると・・・そこに現れたのは-------スカイレイカー!!
彼女の顔を見て、思わず目をそらしてしまう黒雪姫。
笑顔だったスカイレイカーの表情も一瞬曇ってしまう。
春雪はまずスカイレイカーに借りていた翼を返す。
彼女は自分には届かなかった高みまで春雪なら飛べると言い残し、頑張ってと背を向けてしまう。
黒雪姫は一瞬躊躇するも、思い切ってその背に声をかける。
「レイカー!!
帰って来い風子!!
私にはお前が必要だ!!」
その言葉に涙するレイカー。
「さっちゃん!!」
そう叫んで振り向き、黒雪姫と抱きしめあって涙を流し合うのだった。
・・・黒雪姫の本名が気になるところだね~♪
なくしてもまた、はじめられる。
その意志がある限り、人は前を見て加速できるのだ-------------!!
原作が続いている以上、すべての謎を明かすこともないし、こういう形でひとつの戦いに決着がつく形でしか終われないのは分かってましたけど、その中でもうまく最後まで引っ張って見せてくれた作品だったなぁと。
2クール完走できたのは嬉しい限り。
非常によく出来た設定で、なるほどというブレインバーストの制約なんかも楽しませてもらった。
主人公にあるまじき春雪のチビデブキャラも、見慣れると愛着が沸いてくるという。
ブレインバーストの世界観をよくここまで表現してくれたなと、スタッフの頑張りを評価したいね。
最終回に相応しいアクションシーン満載でございました(^^)
謎は謎で終わってはいますが、それは原作補完か、また2期があれば・・・と言うことで。
最初は設定や専門用語に苦しめられ、なかなか覚えられない単語とか多かったですけど、それさえ乗り切れば、面白い世界でした。
どこかで続きを補完できたら・・・と思います。
2クールお世話になった皆様、ありがとうございました(^^)
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