女型の巨人の正体-------------!!
ついに明かされたその事実。
最近は壁外調査でずっと動ばかりだった進撃。
今回Aパートはウォール・シーナでのアニの話がメインで、作画もやたら綺麗だったね。
でも、憲兵団の腐った現状、正義の意味、そして自分たちのすべき事を見失いそうになるほど、平和ボケしている人々の暮らしが見えた回だった。
巨人との戦いなど、外の話。
ここではウォール教の信者も多く、ある意味平和なのかもしれない。
ストヘス区にいるアニは、いつも無表情に隊の中にいた。
ヒッチという女子新兵は常に楽をしようと考えるような子。
対してマルロは規律を正し、正義を胸に抱くリーダー気質の新兵。
ここで杉田さん登場っすか!!
これはまた、カリメロ風の短いおかっぱ頭が似合いすぎて笑ったわ。
彼らの任務はエレンたち調査兵団の王都召集の警護強化。
だが、何から警護するのか?
その疑問を口にしたマルロ。
すると上官は、資料をマルロに押し付け、面倒くさいこんな警備は新兵がやれとばかりにすべてを丸投げしてしまったのだ!!
なんという腐った精神。
だがそんな中、マルロは、自分は憲兵団を正しくするためにここに来たというのだ!!
上に立つ。
規制を正し、不正を許さない。
「ただ、普通の人間に戻す。
それだけだ。
人本来の正しい姿に」
アニはそんなマルロを正しい人だとぼそりと告げる。
そんな人物をアニはもう一人知っている。
それは・・・エレン。
流れに逆らう事は勇気がいること。
そんな奴を尊敬するというアニ。
護送馬車は45分後到着する。
だがその時、上官たちが商会を通し、官給品を横流ししている現場に遭遇してしまう新兵たち。
マルロはそれを放っておけずに上官たちに犯罪だと告げる。
だが、上官たちは金を渡し、それでも引き下がらないマルロに暴行を加えだしたのだ!!
ここでの不正はまかり通ってしまうのが現状。
振り上げた銃を振り下ろされそうになったその時、その腕を止めたのは・・・アニ!!
この辺でというアニと、バカはこちらで調教しますというヒッチ。
周りに人が集まりだしていたのもあり、上官たちは今回だけだと言い残し、去っていくのだった。
屈辱に震えるマルロ。
その時、視線の先に銃が目につく。
これで------!!
殺意が沸いた瞬間だった。
それを察したアニは「やれば」と言い出したのだ。
不正に手を染める奴は、それ相応の報いを受ける。
つい先ほど自分が言った言葉。
なのに・・・結局銃を取れなかったマルロは「畜生」とこぶしを地面に叩きつけ、弱い自分を悔やむ。
では、アニの知っているバカなら、こういう時やったか?
「・・・かもね」
その言葉に更に落ち込むマルロ。
「俺も、お前の言う大きな流れってやつに流されるクズって奴なんだろうな」
だが、それも普通の人間。
アニもまた、その普通と思われたいだけなのだ・・・。
そしてやってきた調査兵団の一行。
警護にあたったアニたちの前を馬車が過ぎ去って行く。
後を追おうとしたアニの名を呼ぶ声が!!
路地の奥。
そこにいたのは---------荷運び人に扮し、頭からフードをすっぽりかぶったアルミン!!
エレンを逃がす事に協力してほしいと言い出すアルミンは、しばらくエレンの身を隠そうとしているよう。
その間にエレンの立場をよくするための材料を見つけるというのだ。
そんなものがあるのか。
それはいえないというアルミン。
だが、このままではエレンが殺されてしまうのだ。
このままでは人類は最悪の道を、そうと知らずに選んでしまう。
ここを抜けるには憲兵団の協力が必要なのだ。
私がそんないい人に見えるか?
そう問うアニに、アルミンはその言い方は嫌いだという。
いい人とは、自分にとって都合のいい人ということだから。
だから、アニがこの話に乗ってくれなければ・・・。
「アニは僕にとって、悪い人になるね」
その言葉に、アニは協力を了承する。
「乗った」
そう言って、指にシルバーのリングをはめたアニだった・・・。
・・・これが後の伏線だったわけだ。
そして・・・同じようにフードを目深に被った、エレンとミカサ、アニが引き連れて4人で街中を進むことに。
あまりに簡単にことが進み、少々拍子抜けのエレン。
でも、ミカサにきょろきょろしないとかって、オカンみたいな注意受けてるし(><)
エレンの影武者にはジャンがなったよう。
髪を黒くし、緊張気味に馬車の中に座っているジャン。
エレン的にはぜんぜん似てないからバレるのは時間の問題だと思ってるようだけど・・・。
アルミン曰く、目つきが凶悪だし、似たような悪人面だから大丈夫だって(あはは)
アルミンってば、何気にひどい事言ってるし!!(><)
アニの協力がなければ立体起動装置で逃げるつもりだったエレンたち。
そもそもこの街へ入る前に逃げたらよかったのではというアニ。
だが、この街の入り組んだ地形が逃走にはよかったのと、従順さを見せて、油断させるのも手だったというアルミン。
その時、エレンとミカサは何か目配せをしたのだ。
そして逃走に使う地下都市の廃墟へ入るための地下へ続く階段へたどり着いた4人。
すぐに階段を下りるエレンたち。
だが、アニは入り口に立ったまま降りてこないのだ。
暗くて狭い場所がだめなのかとからかうエレンだったが・・・それを認めたアニ。
「そうさ、怖いんだ。
あんたみたいな勇敢な、死に急ぎ野郎には、きっとか弱い乙女の気持ちなんかわからないさ」
でも、大男をひっくり返すような奴を乙女とは言わない。
バカ言ってないで急ぐぞというエレンに、地上を行かないなら協力しないと言い出すアニ。
「私はいかない。
そっちは怖い」
「さっさとこっちへ来い!!」
叫ぶエレンをとめるミカサ。
大丈夫、ここら辺には人はいないというアニ。
だが・・・実は辺りには、調査兵団の兵士たちが4人を伺うように待機していたのだ!!
何をしようというのか。
だが、アニもその気配を察したよう。
アルミンの手に握られていたのは空砲銃。
いつからそんな目で見ていたのか。
傷つくと悲しそうな顔をするアニ。
アルミンは知っていた。
何故アニはマルコの立体起動装置を持っていたのか?
拾ったというアニ。
では、生け捕りにした2体の巨人は、アニが殺したのか。
見間違いだと思いたかった。
だが・・・。
「今だって信じられないよ。
きっと見間違いだと思いたくて・・・。
でも、アニだって、あの時、僕を殺さなかったから・・・今、こんなことになってるんじゃないか」
「ああ、心底そう思うよ。
あの時、なんでだろうね・・・」
さびしそうにそうつぶやくアニ。
地下へ来るだけで証明できるものがある。
だから来いと叫ぶエレン。
「そっちには行けない。
私は戦士になりそこねた・・・」
話し合いをしようというアルミン。
だが、ミカサはもういいと、ブレードを手にする。
「もう一度ズタズタに削いでやる!!
女型の巨人--------!!」
その言葉に、微笑み、突然狂ったように笑い声を上げるアニ。
アルミンは賭けに勝った。
だが・・・。
「私が賭けたのは、ここからだから!!」
そう言って、指を噛もうとしたアニ。
アルミンはすぐに空砲を鳴らす。
すると、待機していた兵士たちが一斉にアニに襲い掛かり、その体を拘束しようとしたのだ!!
だが・・・アニがしていた指輪には、指で引っ掛けられるような針がついていたのだ!!
「遅かった!!」
ミカサはすぐにエレンとアルミンを掴み、地下へ進む。
突然ストヘス区に巻き起こった爆発と閃光。
吹き飛ばされた兵士たち。
これもアルミンの計画か。
それを了承した調査兵団と言う事で、アニを誘い出すための罠だったと。
でも、アルミンたちには彼女じゃないという一縷の望みでもあったわけで・・・。
アニはアルミンが好きだったの?
だからあの時殺さなかったのか・・・。
エレンに拘ったのはまっすぐさか・・・。
何故彼女は巨人に?
そして憲兵団に?
すべての謎が明かされるのか。
生け捕りは可能?
彼女の言葉を待ちたいよなぁ。
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