準備開始------!!
人類の希望が対面することで動いてしまった世界。
果たしてそれは本当に希望なのか----------?
一騎のカレーを食べて喜んでる人類軍の兵士たち。
でもそれは真矢にはちょっと複雑な状況。
もちろん他の竜宮島の皆も気持ちは同じ。
人類軍の兵士・ビリーは気さくに声をかけてくるのだが・・・。
彼はたった一部隊でここまで戦ってきたなんてすごいよといいながら、なんで一緒に戦ってくれないのと邪気なく問うてきたのだ!!
だが人類軍は過去に何をしたかわかっているのか?
島を襲い、占領し、爆弾を落とした。
何の話かと、知らないとはいえ無責任な発言を繰り返すビリー。
これにはさすがにふざけるなと思わずビリーの胸倉をつかみ上げそうになる里奈。
ミツヒロはすぐに謝罪しろとビリーを説得。
こちらはずっと力を借りていたというミツヒロ。
それは------マカベ因子。
新国連のファフナー開発に協力した一騎。
そこで一騎の遺伝子から作られた特効薬が開発されたのだ。
それがあれば、ファフナーに乗れなかった者も乗れるようになる・・・。
実際そのマカベ因子のおかげでファフナーパイロットになったアイは一騎に感謝しているのだ。
だが・・・それは一騎には決して嬉しい状況ではないだろう。
出前に行ってくると店を出て行く一騎。
すると今度は真矢に話があるというミツヒロ。
彼は・・・ミツヒロ、真矢の父の腹違いの息子。
真矢とは姉弟の関係だというのだ!!
えぇぇ!?
だからミツヒロって名前。
ここで真矢の関係者の話になると思わなかったわ。
真矢の父はフェストゥムへの復讐だけだった。
だが自分は違うというミツヒロは真矢の家族に会いたいというのだ。
しかも彼は更に美羽とも血が繋がっているというのだ!!
えぇぇ!?
ちょっと複雑すぎてよくわからないんですが??
ミツヒロパパ。
どんだけ~(><)
一方、ジークフリードシステムに介入してきたマークニフトらを調べる総士。
起動した形跡はないが、やはりコアを抜かなければ、今後も干渉してくることはありうる事態。
総士は必ず外してみせると決意を固めるのだった・・・。
その頃、ようやく対面を果たしたエメリーと美羽は互いにしか分からない方法で会話を続けていた。
娘を見守る弓子はものすごい疎外感だったろう。
理解できない事に悩み不安になったろうなぁ。
そして史彦とナレインは互いの特別な存在の対面を喜び、是非自分たちのミールと美羽を会わせたいと申し出てきたのだ。
彼らのミールとは巨大な樹だという。
フェストゥムはその樹によって生かされ、成長させるものだという。
この島を守る大気へと姿を変えたミールの事も知っていたナレイン。
敵と戦うのではなく共存の道を模索する事は大事な事だという前提の上、それでもナレインは人類軍の意思をその一つにまとめる時間はないというのだ。
彼らのミールが告げている。
この星に、新たなミールが到来する未来を----------!!
そのミールはアルタイルと名付けられた。
交信を試みたが、返信はないというのだ。
どうやら交信を妨害する存在がいるという。
それが先ほどのフェストゥム・アザゼル型。
ミールの欠片から生まれた、人類に敵意を抱いている存在だという。
さて。
一騎が運んだ出前は総士への差し入れ♪
ふふふ。
なんか浜辺で一騎の手作り弁当を食べる総士の図に萌えた~(≧▽≦)
愛妻弁当じゃん♪
ま、お話はそう単純なわけではないんですが。
彼らはマカベ因子をもたらしてくれたことを喜んでいた。
だが・・・それは逆に彼らの命を奪い、削り取ったという事。
命が短くなるのに感謝されるという複雑な状態。
だが総士は、立場が違えば自分たちも同じ事をしただろうと一騎を励ます。
髪が伸びた一騎。
切ればという総士に、これも生きている証だと思えるから切れないという一騎。
それは総士も同じ気持ちなのかもしれない。
鬱陶しいなんて言う総士に、お前が言うなって言う一騎のやりとりに、しばしほっとさせられたわ~♪
まかないを食べるカノンは、落ち込んでいる真矢の様子を見て相談なら乗ると答える。
すると真矢はストレートに「弟が出来たみたい」って答えちゃった(><)
ま、当然千鶴に子供が!?
相手は史彦!?って考えるよね(わはは)
父を嫌う姉。
そんな話聞きたくもないだろう母を思うと、やるせない真矢。
だが、カノンはこの島に来て、『家族』を手に入れた。
ずっと孤独だった彼女。
でもこの島の人たちのおかげでカノンは変わったのだ。
彼を嫌っていなければ受け入れてやってほしいというカノンの言葉に感謝を返す真矢。
そして、マークザインを見に行った一騎の相談をしたかったカノンだったが、一騎の名前を出しただけで真矢にはすべてお見通しだったよう。
今までは戦いの場しか一騎の居場所はなかった。
だが、今はここに一騎の居場所があるのだ。
「だから守ろうとしているのか?
ファフナーに乗ったのも、一騎の居場所を守るためか?」
「どうだろ・・・。
気づいたらそうしてた」
そう返事を返す真矢だった・・・。
アルビスでは美羽を人類軍側のミールと対面させるにあたっての会議を開いていた。
島を近づけられないとなると、美羽だけ行かせる?
それは出来ないからファフナーで護衛を・・・となると島の防衛が薄くなってしまう。
しかもパイロットが4人も引退した所。
一騎、カノン、剣司、咲良。
新パイロットはまだまだひよっこで実戦経験も少ないないわけで・・・。
しかも改良型ファフナーにはまだコアがない。
更に、あのソロモンは断続的に信号を送っており、島を監視しているようだというのだ。
この状況では当然戦力ダウンは危険行為。
だが、ナレイン曰く、エメリーは島のコアを増大させることが出来るというのだ!!
彼女を乙姫と対話させたいと--------!!
大丈夫なのか?
不安視する大人たち。
だが、美羽も大丈夫だと言う。
それを信じて・・・明日二人を会わせることを決定した史彦。
翌日。
乙姫の元へ向かうエメリー一行。
だが、乙姫は・・・ワルキューレの岩戸で急激に成長していたのだ!!
一体彼女に何があったのか?
エメリーはためらいなく近づくと乙姫に近づき、触れた。
「ずっと守っていたんだね、みんなを」
その強さを分けてと言って涙を流すエメリー。
すると、乙姫はまばゆい光を放ち、エメリーと同化しようとその腕を結晶化させたのだ!!
だが、制止の声を聴かずに、まだ対話を続けるエメリー。
代償を支払う覚悟もなく対話は出来ないと、助けようともしないナレイン。
そして、彼は万一の時は自分が消えると、エメリーの肩に触れ、自分の身体までコアの同化を浸食させたのだ!!
エスペラントは人類の希望。
エメリーや美羽のためなら、皆喜んで命をささげるだろうと言うナレイン。
涙を流す美羽。
すると、島のミールが強い光を放ち、共鳴を始めたのだ!!
目を覚ました乙姫。
ありがとうと感謝したエメリーは、次の瞬間、結晶化した腕を離され、無事救出。
答えてくれたよと駆け寄った美羽に笑顔を向けるのだった。
すると、艦内でソロモン反応が発生!!
なんと、液体型コンピューター・ウルドの泉水で、コアが誕生し始めたのだ!!
「これで戦えるよ。
もっとたくさんの人が、ずっと長い間戦えるよ」
そんな風に言い出すエメリー。
だが、乙姫はそんな事を望んではいないはず。
でもこのコアが新型ファフナーに使えるなら、確かに戦う事は可能。
それでもコアはコア。
扱いを間違えると、同化されてしまう危険性をはらむもの。
このウルドの泉は、乙姫がまだ母・鞘のおなかにいる際、同化され生まれた場所。
何が起こっても不思議ではない場所なのだ。
ミールが人を変貌させた。
鞘はまだここで生きているのか?
意識はないが、存在はしているのかもしれない。
そして、新たに出現したコアはすべてファフナーに適合したそう。
防衛力という点では確かに倍増した。
だが、どうやらこの新たなコアの出現が、今まで存在したコアにも影響を与えたよう。
なんとコア格納ブロックが空気中の物質をエネルギーに変え始めたというのだ!!
という事は、本来の電源が全く消耗しないという事。
それはつまり、機体そのものがブラックボックスに変わったという事。
これから何が起こるかは誰にも分らない。
そんな中、新パイロットの接続テストが成功。
しかも同化を押さえ、機体がパイロットを守っているというのだ。
この島のコアが新たな力を与えた。
そう信じたいが、実際に戦わなければわからない状態。
そこで新たに選ばれた新人パイロットたち3人。
「それが一つ目の対話の代償だった。
君は知るだろう。
対話も戦いも、代償はつきまとう。
それが世界の変わらぬ問いかけであり、答えは僕らの命、そのものなのだという事を----------!!」
姿を現したアザゼル型。
島の運命は。
人類の未来は。
そして新たな若きパイロットたちの命は。
戦争は続く。
対話の代償。
一騎の思い。
総士の戦い。
まずは「最後の時間」の意味だよ~~~(><)
乙姫は戦いを望んでいるのか。
否、島を守るための自衛策だと思いたい。
人類軍との対話も一応成功したわけだし、救いをプリーズなんですが・・・不安的緊張感しかない今作です(><)
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