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カテゴリ:芸能・スポーツ
既存の曲に似てしまう・・・
ミュージシャンにとってはいつも隣り合わせのリスクであるようです。 数年前、服部克久氏が小林亜星氏の曲に極似の曲を作って訴訟を起こされた事件を思い出しました。 テレビでも実際に両者の曲を流して報道していたし、小林亜星氏の曲は有名だったので一般の人にもよく分かりました。 結局、服部克久氏はあくまでも似ていないと対抗し、訴訟には勝ちましたが、音楽家としての評価は落としました。 素人が聞いてもよく似ていたのですが、これだけ曲が毎日発売される中で一部が少し似てしまうことはやむをえない、全体で同じ曲と認識されればアウトということのが判決の趣旨でした。 現実の問題として少しでも似ていたらだめ、といったら新曲はほとんど作成されないことになってしまうかもしれません。 重要なのは法律上の音楽著作権ではなくて、ミュージシャンとしてのプライドです。 今回のロックバンド「HIGHWAY61」の対応は、事務所やレコード会社の意向もあるのでしょうが、いさぎの良い対応だったという気がします。 実際にはまだ聞いていないので、聞いてみたい気がしますが、回収が進んで聞けなくなりそうです。 ---------------------- >ロックバンド「HIGHWAY61」の曲「サヨナラの名場面」 >が、歌手中島みゆきさん作詞作曲の「ファイト!」に類似して >いるとして、発売元のワーナーミュージック・ジャパンがCD >の販売を中止したことが、24日分かった。 >「サヨナラの名場面」は今年5月に発売。一部のファンなどから >指摘があり、ワーナーミュージックが「『ファイト!』に類似 >する部分があり、著作権を侵害しているか、または少なくとも >侵害の疑いが強い」と判断した。シングルCDと同曲を収録し >たアルバム「HIGHWAY61」の出荷を停止、自主回収して >いるという。 >HIGHWAY61はホームページで「意図せずとはいえ、ファ >ンの皆様、中島みゆき氏および関係者の方々にご迷惑をおかけ >しましたこと、深く反省しお詫びいたします」と謝罪した。 >同バンドは、2000年に結成。全国各地のライブで人気となり、 >昨年メジャーデビューを果たした。 日経ネット 12/24より -------------------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.24 14:05:40
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