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カテゴリ:芸能・スポーツ
残念ながらトリノでもスキー・ジャンプはメダルを取れませんでした。
選手たちの努力とは裏腹に、長野オリンピックをピークにジャンプ王国日本の衰退は無念の感があります。 過去のオリンピック記録の中で長野の金メダリスト船木、大ジャンプの原田、安定感のある岡部の中でちょっと目だたなくなっている葛西選手ですが、この人ほどジャンプの素質を感じる選手はいません。 まだ、V字ジャンプが主流になる前のクラシック・スタイル(板を揃えて跳ぶスタイル)の時代ですが、葛西選手が大倉山ラージヒル(当時、90m級といっていました)で跳んだ135mのジャンプが今も脳裡から消えません。 K点が110m~115mの台でしたから、135mがどんなにすごかったか想像してください。 今回のトリノのk点が125mの台なら150mくらいまで跳んでいる計算ではないでしょうか。 あのジャンプを見て以来、葛西選手の大ファンになってしまいました。 4年後は37歳!頑張って欲しいなあ。 面白かったら投票してね→ ------------------------ >5回目の大舞台でも会心の笑顔はなかった。20日のスキー・ >ジャンプ団体の葛西紀明選手(33)。亡き母への思いを胸に、 >最後は130メートルを超える大飛躍も見せたが、メダルに >は手が届かなかった。 >「消化不良だ。次のバンクーバーを狙いたい」。不運続きだ >った五輪での無念を晴らす挑戦は続く。 >「紀明がはい上がってくるのを見ている」。長野五輪の前年 >の1997年に亡くなった母幸子さんの手紙。10年以上前、鎖骨 >骨折をしたときにもらった。この手紙と、病床で幸子さんが >つづった日記が宝物だ。 >不自由な手で記され、読み取れないところもある日記。大事 >な試合の前に必ず読み返すという。「母さんのことを思えば、 >どんなにつらいことも乗り越えられる」 >過去4回の五輪には悔しさばかりが残った。V字ジャンプへ >の変更に苦しんだアルベールビル。団体で逆転され金メダル >を逃したリレハンメル。長野では直前に足首をねんざし、 >団体のメンバーから外れた。そしてソルトレークシティーで >のまさかの転倒。 >ワールドカップ(W杯)では15勝。「カミカゼ・カサイ」の >異名で欧州でも知られる実力を持ちながら「涙が出るような >五輪ばかり」だった。 >トリノでも結果はついてこなかった。「(最後のジャンプは) >失敗だった。悔しい思いをした借りを返したい。ラッキーでは >なく、自分の力で次を狙いたい」。さばさばした表情に4年後 >を目指す強い決意をにじませた。 日経ネット2/21より -------------------------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.21 17:38:06
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