[『★つ・ぶ・や・き★』] カテゴリの記事

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• 文章について

  大変なご無沙汰ぶりです。約１年ぶりぐらいでしょうか。ちょっと放置しすぎましたが、これから、また、コツコツと日々の備忘録を書き連ねていこうかと思います。特に人に見せるような文章ではありませんが、まがりなりにも公開しているものですから、まあ、自分にプレッシャーをかけるという意味も含めて、一応、再開宣言をします。活字中毒な私ですから、読破した本もたくさんあります。ツーリングや旅行にも行きました。仕事も、まあ色々ありました。その他もろもろも含めて、書いていきたいと思います。

  2009.02.25

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• 毎日新聞問題について　その２

  昨日、さんざん迷った末にアップした毎日新聞の件ですが、７月20日付の毎日新聞に、３面をつかって謝罪・内部調査記事を掲載しました。ギリギリのタイミングで驚いてます。詳しくは、ネット及び新聞で調べて欲しいのですが、これらの内容は、とても恥ずかしくて、ここで書くことも出来ません。９年の長きにわたり流した偽りのゴシップ記事は、そう簡単に撤回できるものではないでしょう。しかし、これらが誤りであったことを全世界に発信し、日本人全体の名誉回復に努めるよう切に願います。

  2008.07.20

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• 毎日新聞問題について

  えっと、ちょっととまどっています。問題があまりに非常識すぎたので、タチの悪い冗談だと思っていました。しかし、ちょっと調べてみたら、どうやら事実のようですので報告したいと思います。本題に入る前に、ちょっとテストしてみて下さい。検索サイト「YAHOO」で「毎日新聞」と打って検索してみて下さい。「毎日新聞　問題」とか「毎日新聞　低俗」とか「毎日新聞　waiwai」とか出てきます。また、「YAHOO」か「Google」のどちらかでもいいのですが、「変態新聞」と打って検索してください。一面に「毎日新聞」に関する検索結果が出ます。スミマセンが、詳しい内容はあえて書きません。正直、私も事実関係のウラが取れたわけではないので、この話を載せるかどうかも迷いました。ですが、毎日新聞が公式に謝罪を表明したことや、ＨＰ上から他社広告がほとんどなくなり、自社広告だけになったことからも事実ではないかと推測しています。毎日新聞ほど大きくはありませんが、同じマスコミ関係者として恥ずかしい事件です。しかし、一番恥ずかしい思いをしているのは、まじめに働いている毎日新聞社員でしょう。しかし、侮辱されたのは日本人全員です。実害が出る前に、そして自らの辱を雪ぐためにも、適切な対応をとって欲しいと思います。

  2008.07.19

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• 温暖化について

  バイクを買ったはいいのですが、雨と仕事で、ちっともツーリングに行けないハルキチでございます。さて、洞爺湖サミットも９日で終了します。温暖化対策や原油高騰、ジンバブエや北朝鮮問題、食糧問題などが議題に挙がりました。気になる点がいくつかありましたので、それについて私見を述べたいと思います。今回は温暖化対策について。そもそも温暖化現象って何でしょう。・森林が破壊されて二酸化炭素の吸収及び酸素排出量が減ってしまった。・二酸化炭素（ＣＯ２）が多く出過ぎて大気が熱をもってしまった。この二つが原因で起きたとされています。温暖化の結果、世界はどう変化するのでしょうか。・北南極の氷が溶け海水面が上がり、海際の標高の低い都市が水没する。・一部では砂漠化が進み、一部では水害が多発する。こんなところでしょうか。今後の対策はどうすればいいのでしょうか。・短期的には、とりあえず二酸化炭素の排出を抑える・長期的には、光合成で二酸化炭素を酸素に替える森林を拡大させる。この二点でしょうか。で、私見です。温暖化って風邪をひいた時の人間に似ています。ウィルスに感染された人間は、体温を上げて、その熱でウィルスを殺します。温暖化は、空気が暖まったことで海水の量を増やし、雨を多くして森林の育成を促している、ように思えます。雨と熱は、熱帯性の植物を効率良く育てるのに必要なものですから。つまり温暖化は、地球規模の環境破壊を、元に戻すための、地球の自衛現象と言えるでしょう。ですから、本来はこれを抑制するのではなく、これに乗じて森林を育てるのが第一だと思います。しかし、そうはいかない事情もあります。本当は森林育成を第一にしたほうが効率的ではありますが、樹木はそんな短期間に育つものではありません。木々が育つ頃には、大都市が海中に沈んでいるかもしれません。というのも、世界の大都市のほとんどが海際にありますから。余談ですが、何故大都市の多くが海際に面しているのかというと、モノを多く運ぶには、陸送より海運の方が効率が良く、物資の一つ一つにかかるコストが少なくなるからです。だから、これらの対策は大枠で正しいのではないでしょうか。ただし、二酸化炭素増大＝酸素減少となっている現在、生態系にどういう影響が現われるのか、全体像がつかめていません。致命傷になる前に早急に対策すべきだと思います。それと現在の風潮に一つ心配事があります。温室効果ガスを減らすというのは良いことですが、二酸化炭素というのは、人間を含めた動植物の呼吸に必要なものなのです。他国はどうかわかりませんが、今の日本を見ていると、二酸化炭素は完全な悪に思えてなりません。多すぎるのを減らすのは良いとしても、生物にとって必要なモノという本質を忘れると大変なことになってしまいます。また「エコのために二酸化炭素排出量の少ない製品を買おう」と謳っている宣伝を良く見ます。でも、まだ十分使える製品を大切に使うことと、新たな資源を消費して、製造の際に二酸化炭素を排出して、そして「二酸化炭素排出量の少ない製品」を買うことの、どちらがエコロジーに繋がるのでしょうか。モノに魂を感じ、モノを大切にする文化を育ててきた日本人として、そしてエコノミー（経済性）より、エコロジー（環境）を考えるべき現代人として、本当に大切なのはどんなことか、それを考えるべきではないでしょうか。祖父母が二言目には言っていた「もったいない」という日本語は、今こそ大事にしなくてはいけないと思います。

  2008.07.08

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• 最近のちょっとおかしな事

  いきなりですが、ちょっと拝見してもらえませんか？↓http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080521k0000m040118000c.html「ガチャガチャ」とか「ガチャポン」と呼ばれている、プラスチックカプセルの誤飲事件の話です。私は結婚もしていませんし、子供もいませんので断言はできないのですが、何か変だなと思います。誤飲件数は、98年以降で今回が初めて。年間生産は1400万個。単純計算ですが、1400万個×10年＝1億4000万個中、おおやけになったのが1件。意味するところは二つあると思います。その１：単純に誤飲件数が少ないこと。プラスチックカプセルは日本玩具協会の安全基準を満たしていましたから。その２：親がおおやけにしなかったこと。幼児が何でも口に入れたがるのは周知の事実。よって、親が口に入れやすい物を近くに置かなかったり、万一口に入れてもすぐに吐き出させたりしたはずです。さらに、のどに詰まる事故が起きても親の監督責任だと感じ、訴えるなど心にも思わなかったのではないでしょうか。1億4000万個生産されて、報告された事故件数が今回の1件というのは、安全だと証明されているも同然なのではないでしょうか。ただ、ちょっと気がかりなのは、本当はもっと事故件数が多く、おおやけになっていないだけで、本当は危険なオモチャなのかもしれないということ。子育て経験者のかた、どうなのでしょうか？意見など聞かせていただけませんでしょうか。

  2008.05.21

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• 中国とのこと

  以前からお世話になっているバイク屋に、こんなバイクが欲しいんです、と話しておいたら、下取り車で入庫しそうなんですが……という話を聞き、ちょっとテンションが高いハルキチです。とりあえず私優先でとっておいてもらえるそうです。早めに見にいかなくては。今回はちょっとまじめにいきます。それでは本題に入りたいと思います。どうも最近、中国がらみの話題が多いですね。そのほとんどが中国の暴走です。この辺の二律背反は後述するとして、まず福田総理について話していこうと思います。まあ、何と言うか、斜め上をいく外交ですね。今さら年間１億円のレンタル料を払ってまで、パンダが必要な時期じゃないでしょう。そのお金でもっとやるべきことがあるでしょう。影で中国政府とどんな密約をしているのかちょっと読めませんが、ダミーにしても酷い話です。チベット問題、餃子問題、ガス田問題、オリンピック問題、急に解決できるものではないですが、何一つ進展しませんでしたね。いい加減にしてほしいものです。上で、今話題の問題をいくつか挙げました。それについて少々。まずは『チベット問題』中国政府もこれはミスりましたね。とった手段は最悪です。以前に中国政府が弾圧するまで、チベットは祭政一致の自治を行ってました。これもなかなか問題はあるのですが、とりあえず情勢は落ち着いていました。そんな時に強引に武力制圧。それ以降何回か住民と僧侶が反発しました。そのたび、政府はつぶしてきました。形としては治安維持ですが、別の見方をすれば、少数民族弾圧であり宗教弾圧です。しかも最もまずいのは、中国国民がその弾圧の実態を知らないことです。そのため中国に対する各国の批判を突っぱねて、逆ギレしています。知っていてこんな態度をとっているのならなお最悪ですね。続いて餃子問題。資本主義の原則でいくと、買いたくないところからは買わなければいいのです。中国政府と一部のビジネスマンは、それが分かっているみたいですが、中国国民の大部分はわかっいないようです。これまでに、彼らが受けてきた教育からすれば仕方ないことですが、我々がそれに付き合う義務はありません。中国側が本気で自分の製品を売りたいのなら、何らかの答えをきちっと出すべきです。それが、彼らの本当の利益に繋がるのですが、そこまでは考えていないようですね。「中国ブランド＝安かろう悪かろう」では、先は短いですからね。ここまで書いてきて思ったのは、最初に述べた二律背反。アンビレバンツとかダブルスタンダードとでもいいましょうか。中国政府は、何が自国の利益につながり、何をすべきなのかを分かっているようです。本気でアメリカやフランス、日本などとケンカするより、貿易で利益を得るほうがよっぽど得でしょう。実際、現在伸び悩んでいるとはいえ、中国の得てきた利益は膨大です。しかし、抗日、中華思想などの、これまで自国民にしてきた教育内容があります。これをいきなり覆すような政策をとれば国民の信頼を失います。中国の歴史を振り返ると分かりますが、これらの事柄は、文字通り致命的だからです。信用を失くし、かつ民衆が飢えだしたら、すぐに地下組織ができ、革命騒ぎになります。政府は強く正しいことを演出しなければなりません。しかし抗日・中華思想で育った国民は、そこまで理解していません。本気で自分たちは正しいと思っています。政府の情報統制の賜物でもありましょう。無知は幸せですが、無知は罪で、しかも危険です。一連の出来事は、政府と国民の温度差というか意識の差というか、相反する二つの意見が存在する、中国の根本的な問題にあるように思えます。昔に飲まされた劇薬が、まだ効いているようです。願わくば日本政府も、これに振り回されず、落ち着いた対応をとって欲しいものです。

  2008.05.11

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• 情勢について

  お盆休みを取らずに働き、その分、８月末から９月頭にかけて遅い夏休みを取ろうと考えているハルキチでございます。浅草は暑いですが涼しい風が吹いていて気持ちいいかも。この時期は１年のうちでも、戦争や平和について考えさせられるいい機会になっています。ニュースやドキュメンタリーも２次大戦に関係しているものが多いですね。その番組を見てて思うのですが、当時の事を見せられる度に、北朝鮮やレバノン紛争、イラクのことと微妙に重なってしまいます。戦争なんて実情はどこも似たようなものなのでしょうか。北朝鮮の名前が出てきたついでなのですが、古い話になってしまいますが、私の予想に反して遂に５ヵ国共同で非難声明が出されましたね。ロシアや中国も、北朝鮮をかばいきれなくなってしまったということでしょうか。ですが、あまり追いつめると戦争という手段を採りかねません。これからも慎重に事を進めるべきですね。

  2006.08.11

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• お金の使い方

  最近は電車に乗っても寝てばっかりで、読書が全然進まないハルキチでございます。休みの日にはブックオフを巡っているのですが、どうにも目的の本がみつからず、２巡目の鬼平を読み終わった後、２巡目の剣客商売に突入しました。ああ、話はちょっとズレますが、昨日電車の中で剣客商売を読んでたら、目の前にいた人は仕掛人藤枝梅安を読んでました。一瞬目が合って思わずニッコリ。本題に入ります。今更内容はどうこう話しませんが、かいつまんで言うと、隠居した剣の名人とその息子との物語で、いくつかの事件を解決していく筋書きです。んで、この爺さまが飄々としてまして、結構いい味だしてるんです。なによりこの爺さまの良いところは、作者の池波正太郎が多分そうなんでしょうけど、お金の使い方が上手なんですよね。手に入った余分なお金は、さっさと周りの人に与えてしまう。お金の授受ってやり方によっては大変な失礼にもなるんですが、でもそれは決して嫌みな使い方でなく、その人達に喜ばれそうな使い方をしてるんですね。ですから周囲の人達が何かと助けてくれるし、巡り巡って、再度お金が入って来たりもします。江戸っ子の言う「気っ風がいい」とか「金は天下の巡りもの」とかそんな言葉を実践してるみたいなんです。何事ものんびりしていた（らしい）江戸時代の話なんで、現代の日本でそこまでできるかは疑問ですが、ある程度参考にはしてみたいですね。ま、そこまでの収入がないのが唯一最大の難点ですが。

  2006.08.04

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• 首都高の風景

  締め切り間際の忙しさを越えたら、今度は当社主催のイベントの準備や運営があり、ようやく一連の忙しさが終わったものの、どうにも疲れが抜けきれていないハルキチでございます。ま、少ないながらも手当が出たので、一応満足しておきます。さて、そのイベントの事なのですが、その開催された会場は東京ビッグサイトでした。私の家から行くには、中央道から首都高４号新宿線に入り、東名高速に接続している３号渋谷線とのジャンクション、２号目黒線とのジャンクションを抜けるという渋滞コースを進まなければならないんです。準備期間と開催期間を合わせた４日間、この道を通り続けて、そこで見かけたちょっと面白かった風景をいくつか紹介していきたいと思います。●その１　平日朝の出勤タイムは、　首都高に入る永福料金所から、　環状線に入る三宅坂ジャンクションまで　慢性的な渋滞が続いているんです。　夜中だったら10分かからないところを１時間もかかるんです。　運転する以外何にもできないドライバーが、　その運転すらもできないのですから、　毎日通勤しているドライバーはたいへんな事でしょう。　ですからドライバーの皆さんは、　色々な暇つぶしをしています。　最近ではナビもかなり普及しており、　ＣＤナビは超格安。　ＤＶＤナビは当たり前。　ＨＤＤナビもめずらしくなくなってきました。　ですからテレビを見たり、ＤＶＤを鑑賞している人も結構いました。　でも、ＡＶを観るのはどうなんでしょうかね・・・。　ま、クルマの中は一種の個室ですから気持ちは分かります。　モニターの位置によっては　他のクルマからは画面が見られないことですし。　でも、バイクの高さからだと見えちゃうんですよ。　こころあたりのある方、気をつけましょうね。●その２　暇つぶしの方法の一つに、　本や雑誌を読むというのもありました。　集中するあまり前のクルマが進んでいることに　ちっとも気付かないドライバーもいました。　で、多分一番多かったのが、　携帯でメールしたり電話してたりする人です。　あまりのめり込むと事故の原因になるので気をつけて欲しいものです。　ですが、こんな人達の中に、こんなツワモノがいました。　通販雑誌を片手に携帯で電話しているトラックドライバー・・・。　暇つぶしもここに極まれり・・・ってとこでしょうか。他にも路側帯を走るクルマや、クルマとクルマの間をすり抜けていくライダー、狭い道で、時速120km/h以上（推定）で車間を10cmに詰めて前のクルマをあおるトラック。危険な走行をするクルマも多数いました。そのせいか事故も多かったです。でも、事故の現場は不思議と渋滞のメッカで起こるんですよね。なぜなんでしょう？ま、こんなドライバーばっかりなら、どこで事故が起こっても不思議ではないですけど。

  2006.08.02

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• 最近の情勢

  ワールドカップも終わってしまいました。仕事の都合上、それ程遅くまで起きていられないので、ところどころ再放送やダイジェストに頼ってしまいましたが、それなりに満喫できたハルキチでございます。あ～ボール蹴りたい。さて、今回もちょっとマジメなお話を。北朝鮮がミサイル実験をしましたね。極東６ヵ国会議がダラダラしてきた頃なんで、狙い時ではあったと思いますが、思い切ったことをしたもんです。さて、今回の件で各国の反応はマチマチでしたね。その辺をそれぞれの立場で話していきたいと思います。中国、ロシアはいつもどおり、北朝鮮をかばう方向でいくのはある程度読めました。アメリカとの対立、共産国家同士の連帯（ロシアはソ連時代の名残ですが）などの自国のメンツがかかっているからでしょう。いい加減北朝鮮のわがままさにも辟易しているようですが、今さら引くに引けないというのもあるようです。ただ、中国に限って言えば、輸出のかなりの額をアメリカ、日本に頼っているところもあるので、日米と全面対決はしたくないでしょう。また内政上、国民に反日感情があるので、政府としてはちょっとやそっとじゃ日米路線に乗ることは出来ない点もあります。微妙なバランスになってますね。次にアメリカの反応ですが、これには意外と思っている人もいるようです。確かにブッシュ大統領のこれまでの発言からすれば、強硬路線も考えられますが、現在イラクに手を出している以上、さらに北朝鮮まで出兵する予算はないですからあっちが片付かない限り北朝鮮は現状維持の方向で行くでしょう。それどころかよほどのことがない限りイラクが片付いても北朝鮮に出兵はしないと思います。なんてったって、北朝鮮を占領しても、石油等の資源で得られるものはほとんどないですから。さて、一番微妙なのが韓国です。現在休戦中とはいえ、北朝鮮と韓国は今も戦争中でなんです。それ故、現在の韓国の世情とは不似合いな徴兵制に不満をたれる人はいっぱいいますが、廃止を訴える人はほとんどいません。ですから今回の北朝鮮の実験に対して、国民は敏感な反応をしているようです。北朝鮮の気まぐれで、ミサイルはどこに飛ぶかわかりません。韓国に落ちる可能性は、少なくとも０以上はあります。もしかしたら日本と同等ぐらいかも知れません。同民族とはいえ、長年殺し合いをしてきたのですから、両国民の中には、お互いを許せなく思っている人もいるでしょう。現在の時点で、それが多数か少数かは分かりませんが・・・。ただ、政府の方はちょっとばかし事情が違っているみたいです。かの政府の第一声は日本の反応を「過剰反応」として批判しました。この対応に国民の一部から弱きの発言と取られ、批評を受けていましたね。韓国政府としても、単純に日本と足並みを揃えることは韓国世論が許さないのでしょう。竹島、靖国、反日。よっぽどのことがない限り同調してこないかもしれません。日本政府に関してですが、今経済制裁するのは得策ではないですね。日本の味方は、現在アメリカだけでしょうし、その肝心なアメリカの戦力は中東にかかりっきりで、アテにすることはでない。ですから日本の発言力はそれ程強くありません。制裁制裁言う度に北朝鮮からは「出来もしないくせに」となめられるだけでしょう。政府が本気で北朝鮮を何とかしたいなら、アメリカの戦力を日本近海に集め、ロシア、中国、韓国との間にニュートラル以上の関係を作る必要があります。特に、ある程度利害が一致している韓国との間で、マイナスの感情を作っている時点で、お話にはなっていません。領土問題はすぐに解決できる問題ではないですから、それ以外の事はなるべく解決しておくに越したことはないでしょう。中国やロシアとだって、利害が一致している個所があります。味方にはならないまでも、友好を得ることは出来るはずです。以前にも何回か言ってきましたが、首相の宗教観を問うつもりはありません。ただ、彼の行いがどれだけの国益を損じているのか、それを少しは理解して実行して欲しいものです。長くなりましたが最後に北朝鮮のことをちょろりと。かの国は関係国の情勢を分析し、巧妙に手を打っています。今回の件も、こっちが手を出せないギリギリのラインを見切っていたからでしょう。ただ、かの国にも権力争いがあります。これがクセもので、これが高じると、国益よりも自らの権力を優先させる現象が起こります。おっと身近でも良く聞く話ですね。北朝鮮の権力者達がつぶし合うのは勝手ですが、彼等が自分たちの権力を守るためにヒステリーを起こし、宣戦布告をしてみたり、ミサイルを撃ってみたりと、利害や理性では考えられないことが起こるかも知れないんです。「そんなことあるかい！」って笑い飛ばしたいところですが、そんな話は古今東西いくらでもあります。各国の計算を超えた、かの国の権力者の感情で、ミサイルが日本や韓国やアメリカに落ちることがあるんです。今回ちょこちょこ出してきた「よっぽどのこと」っていうのがこのことで、今後、その可能性は増えていくと思われます。それだけがちょっと怖いですね。

  2006.07.13

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• １５の夜

  昨日、知人の結婚式の２次会に出席してきました。そこには、かつての仲間達が集まっており、久しぶりに時間を飛び越え、学生のときのままのスーパーハイテンションで、遊んできました。集まったメンバーはほとんど私より年齢が上の人達ばかりです。そんな人達とカラオケに行ったら、とある先輩がタイトルにある歌を歌ったわけです。私は尾崎豊が好きです。とは言っても、実際に聞き始めたのは３～４年前から。リアルタイムのときは、熱狂的なファン達との温度差がきになってちょっと敬遠していました。確かにあの頃の年代の人達に共感できる歌詞ですね。今だから、冷静に距離を置いて歌を聴けます。で、カラオケで聞いてて、とある場面に差し掛かりました。♪なんてちっぽけで　なんて意味のない　なんて無力な　１５の夜確かにあの頃の私たちは、何をするにしても、自分一人で出来たことは少なかったです。確かにお金もなく、知識もなく、そして責任をとるだけの力（年齢）もない。やれ親の許可はあるのか？やれ教師の許可はあるのか？やれお金はもっているのか？何かをしようとする度に無力感を感じていました。だから早く大人になりたかった。自分の行動を確保する、自分のお金が欲しかった。未成年だと働くにも何かと制限があった。やっぱり早く大人になりたかった。で、次に考えた。今の子供達って大人になりたがってるのか。私には子供がいないので、実感はわかないけれど、どうもそんなことはない気がしています。「守られた未成年」なんて言葉を聞くたびにそんな気がしてます。ということは今の子供達は、かつて私たちが感じていた無力感というのを感じてないのだろうか。確かに、今の子供達（って一括するのもどうかと思うが）は、大金を手にしているケースが多いかもしれない。今日も小学生だか、中学生ぐらいの年齢の子が、電気屋で新作のゲームのパックを、２個も３個も手にしていた。高校生でも、多額なお金を稼いでる人もいる。で、この不景気の世の中は、お金があれば、たいていのことはまかり通ってしまう。１２時を回った深夜のコンビニに中学生がたむろっている姿は、昔の私達と比べてみたら驚きだ。実際の彼らが、大人になりたいのかなりたくないのか、どう思っているか、実際にはよくわからない。お金を持っているかもわからない。自由を感じるかどうかは、不満に思っていることだけは確かだろう。私達と比べようもないほど、縛りがないことは確実だろうが。その結果がどうなるかもわからない。時代の流れなので、彼らが大人になる頃には、「今時の若い者は・・・」とか言ってるのかもしれない。ただ、あの束縛感から逃げたいがために、早く大人になりたい。そして大人になる為にはどうすればいいのか。責任感やらマナーやらを身に着けなくてはならないのか。そう思えなくなったら怖いな、と感じた。ただそれだけ。

  2006.07.02

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• エゴ

  いきなりですがエゴイストのハルキチでございます。基本的には自分が一番カワイイです、今のところ・・・ね。さて、個人のエゴ組織のエゴについて少々お話ししたいかと思います。エゴイストな割にはよく生き方が不器用と言われます。ええ、自分でもそう思います。意地が邪魔するのか、美学が許さないのか、そんな生き方をしています。ただ、自分のことを考えて突き進めば、他の反感を買いやすく、結果、自分の不利益になることが多いです。出る杭は打たれるってことですね。最初は地道に地力をつけ、そこから自己を出していく。クセの強い自分なりの処世術ですね。ちょっと話がずれましたか。ま、ホントに自分のことがかわいければ、少しは周りを見ろってことなんです。最近の事件の被疑者を見るとそんなことを思ってしまいます。ああ、ついでにひとつ。ちょっと時期が外れてしまいましたが、母子殺害事件の「本村」さん。あの人の言葉は正直ですね。とにかく直球です。誤解のしようがありません。嫌いな人は多いでしょうがあの言葉は受け止めるべきだと思います。つづきはまた今度

  2006.06.30

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• 本音

  今日も会社に泊まり込んだハルキチです。明日が締め切りで、とりあえず初稿も上がり、一段落付いたろところです。この時間が一番幸せですね。さて、世の中には本音と建て前というのがあります。周囲の全員がその本音を知っていても、建前を通さなくてはいけない場面って多々ありますよね。「大人の事情」とかってオブラートに包むこともあります。ところで、人間って基本的にウソとか悪いことが苦手だと思うんです。だから正義ぶってみたり、ウソが後ろめたくて、さらにウソで塗り固めてみたり・・・。だから、（私が）ほんのちょっと楽になるために、かるく本音を語ってみたいと思います。●小泉首相宗教心で靖国参拝をしているわけではありません。票がほしいから参拝してるんです。というのも、自民党の大票田である、郵政族と道路族を敵にしてしまいましたから。ん、敵が郵政族と道路族だったからかな。自分の戦力（票）を維持し、敵の戦力を減らす。戦いの常道ですね。がんばればがんばるほど、アジアという、さらに大きな敵を作るぞ！がんばるな小泉！●竹島竹島とか独島とかいろいろ呼んでますが、領土を主張し始めたのはこの数十年。なんでそれまではなかったのか。別にどうでも良かったからです。毒にも薬にもなりませんでしたから。ただ、水資源が取れたり、海底にエネルギーがありそうだとわかったから歴史を主張し始めたんです。欲しいなら欲しいって叫ばない？●環境私の住んでいるところは比較的水源に近い場所です。私が勤務している地域は、海に近く東京の中心地であります。私の地元ではゴミの分別がうるさいです。私がかつて勤務していた区は、未だに燃えるゴミと燃えないゴミの２つです。しかも分別がうるさくありません。（注、産業廃棄物だからではなくです）汚染が死活問題になる地域の方が環境にうるさく、あまり感じない地域がのんびりしてますね。どうでもいいんでしょう。●電気原子力発電所はいけない！　と叫ぶ人がいます。東京にもそんな人がたくさんいます。でも、地方の原子力で作った電気は東京で消費されます。東京で無駄に使う電気を減らせば、原子力発電所のひとつやふたつはなくてもいいかもしれません。（厳密な計算ではなく、それだけ無駄な電力で溢れてるってだけです）ダメて叫ぶ前に、あんたん家の主電源を夜中に消してみなさいよ。●北朝鮮かの国のことがわからないって言う人がいました。簡単に言うと、国の指導者層が、食料をはじめとした富を全部かすめているだけ。彼等はその生活を守りたいだけ。じゃないですかね。ブッシュが真剣にならないのは、中東と違って石油がでないから。石油が出るってことになったら、明日にでも攻め込みますよ、ヤツは。●拉致被害者の会気持ちはわかります。志が高いのも好感もてます。でも、もっと腹黒くなりましょうよ。正直な主張をしても話はすすみませんよ。さっきもかきましたが、彼等は間違った事を決して認めませんから。絶対にです。だったら妥協点とは言いませんが、搦め手から攻めてみましょうよ。こっちの目的は、拉致被害者の情報と自由に行き来し会って話し合える環境を作りこと。わざわざ身柄を引き取らなくても、それが認められれば問題はないんじゃないでしょうか。日本に来たければ来ればいいし、かの国に残りたければ残ればいいし、本人の意志を実行できる状況がいいんじゃないですか。でないと、また家族が引き離される結果になるんじゃないですか。正論だけじゃだめですよ。●私のこと給料上げろ、休みくれ、人増やせ、ボーナスくれ、本音っつーか欲求か？

  2006.06.27

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• 女性専用車両

  その他の地域ではどうかわかりませんが、首都圏の電車には「女性専用車両」なるものがあります。つい最近、私が利用するＪＲ中央線にも導入されました。今日にいたっては、最前車両に「女性専用車両」のステッカーまで貼っていて・・・その車両を使用したことがある方、使い勝手はいかがなものでしょうか。是非聞きたいです。さて、私はこの車両を始めてみたとき、多分、顔を引きつらせたかもしれません。女性だけが使えるようになった男性差別の意味でか、女性をひとつだけの車両におしこめる女性差別の意味でか、もしかしたら、その両方かもしれません。公共の器物を性別で分ける不自然さにはどうも違和感を感じて仕方がありません。その場しのぎで根本的には何も改善されてないように思えるからかもしれません。そして、何よりも不快なのは、「女性専用車両」を作るざるを得なくなった男性の痴漢行為です。「女性専用車両」を見ると、ただ男性というだけで同じように見ているんだよ、と私たち男性に突きつけているみたいなんです。現に電車通勤通学している男性は、満員電車の中で女性が隣にくると、手の位置や体の向きに気をつかいませんか。それもこれも一部の男性が女性の弱みに付け込んで卑劣で不埒な行為をするからです。男だったら堂々と面とむかって胸を揉め！　尻を触るならオレが撫でてるんだ！とわかる様に触れ！それが愛撫だろう！私はそう言いたい。ま、私は後ろからおっぱいを揉むのが好きですがね。兎にも角にも、男の恥部を晒しながら走る「女性専用車両」は見ていて心が痛みます・・・。恥ずかしくて・・・。

  2005.10.24

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• 選挙について

  投票自体は昨日のこと。いつもは仕事の関係で朝一で行っていたのですが、今回は休日なのでのんびりと昼ごろに。人が多めにいたのは時間帯のせいかと思ってましたが、今朝の新聞を見たら、投票率がかなり良かったみたいなので、単純に投票にきた人が多かったのでしょう。それはそれで良いことだと思いますし、今回の選挙がどれだけ注目されていたのかがわかりました。さて、結果から行きましょうか。自民の単独過半数。近年まれに見る圧勝ですね。野党の弱さもあったのでしょうが、小泉首相の歯切れのよさと、何より郵政民営化の支持ととっていいのでしょう。それは、ただ郵政のことだけでなく、これからの改革についての期待も含まれているでしょう。私も民営化には賛成です。個人的には不便になりそうなのですが、小泉首相が主張するように、郵政の資金が民営になり、そこから税収が上がれば今の借金財政が少しはマシになるでしょう。でも肝心なのは支出をどれだけ抑えるか。無駄遣いをいかに省くかにかかっていると思います。そして、ぬるま湯の国営が、民間の荒波に対して、いきなり転覆しないよう、充分熟慮して法制化してほしいです。特に、道路公団のときのような中途半端でグダグダな改革は勘弁です。遠慮なく、良いと思う改革を期待しています。それだけの支持が自民党に集まったのですから。国民の審判は下されました。あとは良識ある議員さんの仕事です。というか、これからがいよいよ本番です。野党もただ反対するのでなく、良識ある批評をお願いします。

  2005.09.12

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• 閑話休題

  ココのところ、北海道ツーリングの話をずっとしてきましたが、今回はちょっとレポをおやすみして、ちょっとばかり、マジメなお話を。最近、郵政民営化の話題をよく見かけます。その収支の見通しの甘さや、民営化の意義や、政局とごっちゃになって本来の目的がなんなのか忘れられていることとか、そんなことは遥か彼方に置いておいて、私の都合だけでお話します。私自身もそうなのですが、多くのツーリングライダーは郵便局に口座を設けています。日本全国の、どんなに小さな村にも存在し、定められた時間内であれば手数料を取られることなくお金を降ろすことができる、そんな組織は郵便局しかないからです。郵便局のおかげで、旅をしているときでも、常に大金を持ち歩く必要がなくなりました。たぶん国鉄がJRになった時と同じように、郵便局が民営化され、しばらく経つと、不採算局は取り潰されてしまうのでしょう。不便になることこの上ないですね。でも郵政民営化には、一応、賛成と考えています。民業圧迫の解消、そして民営化した郵便局から税金を取り財源を確保するといった、利点があると思うからです。ただ、役人による収支の見通しは、楽観を通り越していささか甘すぎとも思えます。もう少し厳しくしないと、外資に飲み込まれてしまいそうに思えます。あと、首相なのか首相をとりまく役人かはわかりませんが、意見が都市部的なものに偏りすぎているような気がします。いわゆる「抵抗勢力」の「地方的な意見」にももうすこし耳を傾けてはいかがでしょうか。私が巡ってきたところに限りますが、「田舎」と呼ばれる地域は、都市部とは違い、車なしには生活が困難で、都市部とは比べられないほど高齢化が進んでいます。たとえ規模は小さくても、近くの郵便局がなくなるということはどういうことか、すこし目にした方がよろしいかと思います。私の都合以外のお話もしちゃいましたが、とりあえず、こんなところで終了させていただきます。

  2005.07.13

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• 今そこにある危機（その１）

  雑誌『NEWS WEEK』から今回私が手に取ったのは”国際情勢の基礎知識”のキャッチに惹かれたからです。ソコには、今、世界中で起きている主な紛争について、原因から複雑になった経緯まで書かれています。イラク問題・パレスチナ問題・中台問題・東欧紛争etc...アメリカ、欧州連合、国連、そして中国・韓国で盛んになっている反日運動まで、ちょっとした基礎知識が載っています。前にもちょこっと『NEWS WEEK』の話をしましたが、私はこの雑誌が好きなんです。大本はアメリカで作られているためか、東アジア情勢について、良く言えば客観的に、悪く言えば他人事のように書かれているのです。直接的な当事者ではないからそのような見方ができるのでしょう。ですがこの意見がそこそこ役に立つのです。私たちが普段読む新聞でも、記事を書くのが日本人である以上どうしても感情が入り込んでしまいます。それが日本寄りな意見であっても、中韓寄りであってもです。日本でこうなのですから、中国韓国の出版物は推して計るべきでしょう。本音をいえば『NEWS WEEK』だって感情は入りますが、他と比べるといくらかマシだと思います。私がそう思ってるだけかもしれませんが。それで、中韓それぞれについて載っているのですが、まずそこから書いてみます。●中国現在の反日運動の中心になっているのが天安門以降の教育を受けた人達で、この世代は共産思想ではなくナショナリズム的な教育を受けてきたみたいです。その結果、彼らの世代で反日もしくは非日の割合いは６割を超えるそうです。彼らのほとんどが日本側の謝罪も経済援助の事実も知っておらず、雑誌編集者曰く「喧嘩早い力自慢」と評しています。●韓国現在のノムヒョン大統領が国民へのポイント稼ぎで反日を使っています。というのも伝統的に反日は国民受けがいいからです。ちょっと前に話題になりましたが、日帝時代の親日派を炙り出す政策が出されました。江戸時代の「踏み絵」の様なものと言えば少しは分るでしょうか。そんななかで韓国芸能界の大御所が、殴り殺される覚悟で「親日宣言」という本を出版したそうです。今の韓国で、親日派はこんな状況らしいのです。●中韓に対する記者意見滞中日本人留学生が襲われたり、四川のイトーヨーカドーが襲われたり、日本大使館が襲われたりと、中国の状況は酷いですが、これには中国政府も困っているようです。このままいけばビジネスシーンにも影響が出てしまうし、そうなったらお互いに被る害が大き過ぎる、と。昔に使った劇薬が効き過ぎて、収拾が困難になっているようです。ただ、政府支持率を上げるのに、反日は手っ取り早いそうなので、尚更困っているようです。韓国も同様らしいのですが、今は、政府が率先して反日の対応を取っているから尚更やっかいです。近い将来、経済に大きな影響が出そうなので、妥協のポイントを探しているようです。次回に続きます。

  2005.04.18

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• 個性

  突然ですが、私は協調性があると思っていたのですがどうも個性の強い人間のようです。確かに、友人の数は少ないですが、その分、繋がりの深い関係を築いていると思っていました。でも、他人から見ると、ヘンジン達が集まっているだけのようです。今では開き直っていますが…。今回は説明・例題がちと長く、ダラダラとしてしまいました。もし面倒なら、最後の締めを読んで、興味が持てたのなら中間を読んでみてはいかがでしょうか。昔は個性のことを「クセ」と呼んでいました。「一癖もニ癖もある人」という言葉がありますが、これってあまり良い意味では使われませんよね。ということは、日本人は「個性」を重視してないような国民に思われます。どうもこの風潮は江戸期に出来上がったようです。この江戸期は、人によって賛否両論があります。現在まで続く日本人の閉鎖性を作ったのもこの時期ですし、忠誠第一の三河気質が日本全体に根付いたのもこの時期です。また、一方では、世界でも類を見ないくらいの長期に渡り平和を享受できたのもこの時期ですし、江戸文化が花開き、日本人としての美意識が完成したのもこの時期でした。江戸期というのは、その260年を通して、家康が作ったものを変化させずに継承することを政治方針としていましたので、改革や特異な才能のある人物は忌避される傾向にありました。例をいくつか。1お家騒動というのがあります。これは嫡子以外の人間が家督を奪いたいと思い、乱を起こすことばかりではありません。才能のある人間やいわゆる天才肌の芸術家タイプは、とかく人と違う行動をとります。今と違い連帯責任の重い時代でしたから、１人の軽率な行動が、他人を巻き込むことも多々あります。武士は、幕府もしくは各藩主から代々に渡りお禄をもらい、それで一家を養ってきましたし、これからも養うはずなのですが、そんな人の軽率な行動でお家取り潰しになってしまったら目も当てられません。そこで、一家全員で相談し、そのような人物は蟄居というかたちで家の奥に軟禁し、折をみて隠居させ、家督を別の人に相続させるのです。江戸期260年の間には、どの家にもこんな話の１つや２つはあったみたいです。2田沼意次という老中がいました。日本史上で、彼は賄賂政治で悪名高いですが、彼の思想には１本筋が通っています。江戸期の武士階級は米が通貨になっていました。階級や給料を現す単位が「石高」や「俵高」でしたし。で、江戸の中期になると商品経済が発達し、今までの農本主義では生産に限界が来ており、新しい収入源として商業を考えていました。これならば、生産量は変わらなくても、利益を産むことができるからです。ところが、士農工商の順位通り、当時の意識ですと商業は卑しい仕事とされていました。また、殺し文句の東照権現様（家康のこと）がうんぬん・・・と、新しいものに対して今とは反対の意味で敏感だったみたいです。それに比べると戦国時代というのは風通しのいい時代だったようです。男は７回浪人して（７回主人を変えて）一人前、という言葉もあったようです。戦闘力、戦闘指揮、戦略、財政、外交、土木築城、謀略・・・才能があれば引き抜きもありますし、浪人しても拾う大名は数多くいます。才能のためなら少しぐらいの欠点は見逃すくらいでないと、人材が集まらない時代でもありました。そして、そんな「一癖もニ癖もある人物」を使いこなせる君主が名君と呼ばれていました。さて、話は現代に戻ります。今の時代は個性の尊重がお題目になっていますが、それを使いこなすべき世代は個性を抑えるよう教育されてきたのではないでしょうか。そんな個性重視の世代が社会人になり、個性を抑えた協調性重視の世代に使われて、一体どんな結果になるのでしょうか。ニート、フリーターの増加。団塊世代の一斉定年による、労働力の大幅低下。その結果起きる税収激減、人口減少。そこから連ながる年金問題、ライブドアのように、若い世代の社長が率いる会社の台頭。すべての原因とは言いませんが、少なからず影響はしているような気がします。政策、社会、教育…、何処かを変えないと悪循環から逃れられないことははっきりしています。名君は今の世の中に存在しているのでしょうか。

  2005.04.14

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• アメリカについて

  酔った勢いで思ってることをもう一つ書き込みたいと思います。２chのこと、趣味のこともあるのですが、アメリカについて話したいと思います。そもそもこのテーマにしようと思った理由が最近読んでいる本『ローマ人の物語』に影響されたからです。前置きはここいらにしておきましょう。いきなりですが、好き嫌いで判断すると、アメリカ合衆国という国はあまり好きではありません。まず一ツ目は大きなお世話だからです。先日の日記でも述べましたが、大きなお世話自体が悪いのではなく、お世話ながらも他人にとって有益になったり、最悪無害であれば、親切心に対してお礼も言えますが、最近の事情では完全に有害になっているのです。パレスチナ事情、アフガニスタン事情、イラク事情・・・。私は善悪の基準が他人とは少々違うらしいのです。（だから、この日記を書こうとおもいついたのですが。）人が所属している社会全体に対し、利益になる行動が善であると思ってます。それは日本であり、東京都であり、××市であったり、（有）○○社であったり・・・。ただ、その中でも優先順位は状況によって変わります。話を元に戻しますが、アメリカが行動していることはアメリカ全体の利益になっているので、アメリカ社会にとっては正義であります。その意味では、確かにアメリカは正義を貫いています。ですが、それが他国の正義と合わなくなることも多々あります。ですが、アメリカ国民の大半が、「オレ達は正しいのだから、あんたもその通りにしたほうが良い」とか、「オレ達が正しいから、それに反対するお前らは悪だ」とか、平気で言います。彼らは親切心で言ってるのでしょうが、それはあんた達の正義であって、私の正義ではないのです。私にしてみればただの迷惑で、悪にも損にもなってしまいます。ですが、彼らは本気な親切心で言っていることがあるので質は悪いです。二ツ目はAmerica as No.1（アメリカが一番だ！）思想です。オレ達が一番だ！だからオレ達が正しい。だからオレ達はスゴイ！だからオレ達のマネをしろ！だからお前らそれは良くない・・・平気でこういうことを言います。西洋の人達はどう思うのかわかりませんが、大半の日本人にとっては鼻につくのではないでしょうか。ほかにもイッパイあるのですが、主なものはこんなところでしょうか。ただ、好き嫌いと別の話になると、これがまた複雑になります。アメリカには感心し、感動し、羨望する箇所が多々あるのです。一ツ目には、反対意見を平気で言えること。社会全体の風潮だと思うのですが、どんなに大勢を占めていても、どんなに愚かな発言だとしても、言論を理由としては司法が動かないし、社会全体としても弾圧はしない所です。言論の自由が保証され、発言することが美徳とされている社会だからでしょう。たとえ相手が政府であっても、間違っていると思ったら平気で批判します。だからこそ、言論の自由が許されていない、旧イラク、北朝鮮、イラン（この国は事情が前２国とはちょっと違います）に対し、悪の枢軸などと決めつける発言をしたのではないでしょうか。二ツ目に、人種で公職就職の差別をしない所ではないでしょうか。ほんの１５０年位前では、黒人に人権はなかった国でしたが、現在では閣僚クラスにも登場しています。また、それによって、国家全体が多大な利益を得ています。三ツ目に現実を直視した政治を行っていること。パンとサーカスよろしく、大半の国民に満足感を与えていますし、国家の利益と国民の利益とを同一視させています。つまり、国民の利益が国のりえきになり、国の利益が国民の利益になる、そんな政治を敷いています。孫子にもありますが、コレは戦争に勝つ為の条件の一つで、政治上のセオリーになっています。軍事では、常に幾つものパターンを考え、それに適応した対策を練り、不備がないよう、常に怠らない。これでは戦争に負けようがないです。コレはどこか極東の某国とは大違いです。北朝鮮のミサイルが大平洋に落ち、「まさか北朝鮮のミサイルがアソコまで飛ぶとは思わなかった…」と自衛隊関係者が述べたと言います。軍事に携わるものが「まさか」とは言って欲しくないです。その「まさか」を徹底的に追求し、対策を練り、そして戦争に持っていかないようにするのが仕事なのですから。最後にアメリカのすごい所をもう一つ。世界中にディズニーグッズやハリウッドフィルムが行き渡っているように、彼の国の文化はスゴイものがあります。まあ、好きか嫌いか、イイか悪いか、高品質か低質かはおいておきますが。

  2005.02.18

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