シンクロニシティ

無が夢中で体を弓なりにして、
安定したら景色を見て方向を確認します。

体をうまくまげて、右に回ったり、左回ったり、
手を引っ込めれば、頭を下に一気に前に、
手を伸ばせば、足から落ちていきます。
意外に小気味良く動くことができます。

高度計を見て、そろそろだったらリールをひきます。
(ただし投げ捨てないように)
それまでのドドドォーという轟音の中で、
バサバサバサという音が聞こえたら、
あとはとたんに静かになります。
鳥のさえずる声も聞こえます。
自分も鳥になったような気分です。

足元の小さな小さな建物を見る余裕が生まれます。
人なんて全然わかりません。
足をいくらぶらんぶらんさせても、空を蹴るだけです。

そうこうしているうちに、車が見えて、人も見えて、目標の旗が見えます。
そしたら、そこに向かって、右に左に行ったり来たりしながら、
ジャスト、ランディングできれば大成功。
もし、尻餅なんか付かなければ、そしてそれが初めてのことだったら、
みんなにビールをおごらなくてはなりません。



もう、10年以上も前のことで、それもたった3回だけの経験だから、
たいしたことは書けないのですが、それでも、今でも、空を見ると、
この事を思い出します。
あの雲と同じところを飛んでいたと思うと、もう一回だけ、やってみても
いいかなぁ・・・なんて思います。



※今日のむりくり検索※

楽天ショッピングの中で、
"スカイダイビング"で検索してみました。
なぜかガチャピンが沢山でてきました。
そうかぁ、ガチャンピンってスポーツマンだったんですね。

ちなみに、私はこれが気に入りました。ウエザーマスター 気象予報計ウェザーステーション