ブリッコな2号さんのワインバー
blue-willこと 島青志です。打ち合わせ(・・つーても仕事じゃなくってW杯がらみのイベントなど)で、阿佐ヶ谷のワインバー「S」へ。イベントのことはまたおいおい書くとしまして、今日はこのお店の紹介をば。阿佐ヶ谷の駅ビルのはずれにあるこのお店は、渋いマスターが一人でまわしていて、カウンター8席のみのこれまた渋いお店。お客は殆ど常連さん。 毎日「本日のお勧め」がグラスワインで5~6種類くらいあるのだが、この取り合わせもまた渋い。ハウスワイン(チリ産カベルネ)をいただいたあとは、イタリアの「モレリーノ・デ・スカンサーノ」それから「ブリッコ・ロッソ」前者はキャンティで有名な、トスカーナ地方。それから「ブリッコ」はピエモンテのワイン。モレリーノって、サンジョベーゼ(葡萄品種)のスカンサーノ地方の方言だそうな。こないだ某所で呑んだ「キャンティ・クラシッコ」より全然美味しかった。^^「ブリッコ」はバローロやバルバレスコと同じピエモンテのワイン。こないだオリンピックが開かれたトリノが州都と言えばイメージつかめるかしらん?ブリッコは、ピエモンテの方言で・・Bricco ; in Piemonte la sommita' di una collina, solitamente coltivata a vigna.sommita' = 頂上collina = 丘、丘陵coltivata = 耕作されたvigna = ブドウ畑わざわざイタリア語出すほどじゃないけど、要は「ブドウの丘の頂上」ちなみに両方とも「VINO ROSSO TAVOLA」つまりテーブルワインなんだけどイタリアは、DOCやDOCGをしのぐスーパーテーブルワインがたくさんあるそうな。このへんのアバウトさが、イタリアっぽいといえばイタリアっぽい。^^勢いに乗って(?)、次はボルドーは「ムートン・カデ」ご存知「シャトー・ムートン・ロートシルト」のカジュアルブランド(セカンド・ラベル)ですね。カベルネ主体の本家よりもメルローを多くしている分呑みやすいかも。ラベルの写真とってもいい?と、マスターにお願いしたら、わざわざセラーから、「シャトー・ムートン・ロートシルト」出してくれました。(もちろん呑ませてくれたんじゃなくて撮影だけ・・^^;) 並んでポーズ。締めはピノでしょうということで、「マコン・ヴィラージュ」「カジュアルだけど美味しい」ワインを毎日日替わりで出すマスターに脱帽。。本人は「セレクトにいつも苦労する」・・・と仰ってましたが。^^ブログ プロモーション恋する催眠術こんだけ飲んで、しかも三種盛り合わせのお料理も頼んで、全部で三千円ほど・・・通いたくなること間違いなしのお店でした。。。(でも5杯は呑み過ぎかな、次からは3杯くらいにしとこ。。^^;)