【銀河ヒッチハイクガイド☆】航海日誌

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• 伝えるということ。

  blue-willこと島　青志ですmixiの「村上春樹世界」のオフ会の下見で、コミュ主のNASCIさん、ゾーイさんと、国分寺を探索した。ここは村上春樹がかつて住み、「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」の「向こう側の世界」、つまり壁の中のモデルとなった場所が実際に存在する。世界の終わりのお散歩～君なら南のたまりに飛び込むか？11月20日開催予定です。小雨模様の中、野川のほとりを三人で歩き、作戦会議兼お茶飲み話で例によって春樹バナシに花が咲き、あっというまに時間が過ぎました。お二人と別れた後、本屋に立ち寄る。購入した本は「あなたはこれをぜひ読むべき」と言われた田口ランディの「コンセント」。無残な兄の死・シャーマニズム・ＳＭ・スピリチュアル・精神分析・・そして「向こうの世界」ストレートな文体の狂気を含むエネルギーに導かれる形で、一気に読んでしまいました。僕自身こういう「スピリチュアル」系は結構好きだし、実際まじめな研究本からあやしい本まで、この手のものをむさぼるように読んだ時期もある。村上春樹が好きなのもそれが理由のひとつかもしれない。（『ダンス・ダンス・ダンス』では、「コンセント」とまったく同じ意味のメタファーで「電話線」「いるかホテル」が登場しますね。あるいは『世界の終り・・』の壁、『ねじまき鳥・・』の「井戸」など・・）しかしメタフォニカルな村上春樹の文体に比べストレートな田口ランディの磁力には正直驚いた。おそらく精神状態が悪いときに読んだら自分を見失っちゃうんじゃないか？　取り扱い注意！　っという感じ。これは彼女の筆力なのか、内容のなせる技なのか。ほかの本も読んでみたいと思った。いずれにせよ、村上春樹にしろ、田口ランディにしろ、こういうのを読むと、自分の筆力なんて（比べること自体がおかしいのだけれど）恥ずかしいレベルなのだとつくづく思う。でも、稚拙であっても、伝える努力（あがき）は続けていきたいと思っている。そう思うのはおそらく自分は人一倍伝える能力がないからだと思う。学生時代から人前で自分の考えを述べることは大の苦手だった。引っ込み思案だったし、「お前の考えは間違っている」といわれたら「ああ、僕は間違っているんだ」と思い込んでしまう子供だった。「親の意見に反論する」なんて「親と縁を切って家出して四国に行って一人で生活する」くらいの覚悟が必要だった。おそらくその反動で今こうやって文章（blog）を書き、何をトチ狂ったか小説まで書いてしまった。でも所詮「完全な文章なんて存在しない」し、それにもかかわらず「文明は伝達」なのだ。伝達がなくなったとき文明は終わる。パチン・・・ＯＦＦ。だから文明は、つまり人間の営みはいつまでたっても不完全なのだろう。しかし不完全な言葉でも自分を言葉で伝えられる人間になりたい、と切に思う。卑下することなく美化することなく。ありのままをありのままに・・・Just The Way You Are.ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/11/06

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  ドラえもん ON ナポレオン

  　　　　　jabanna様から一次通過祝いで戴いてしまった、秘蔵のナポレオン大砲に、あおさんからやはりお祝いで戴いたドラえもんをのっけてみた。　お二人の友情に心から感謝しつつ次回作の構想を練る、休日のひと時･･････。PS.もぐさん、感想ありがとーございました。えっと、最後のどんでん返し？は、量子理論ではありません。ただあの最後のシーンやセリフだけは書き始めるときから決めていました。＾＾ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/11/03

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• 「エヴェレット・ルーレット」大公開

  先般ご報告の通り、SF新人賞二次選考で惜敗（惨敗？）したScience　Fiction 「エヴェレット・ルーレット」まあ、初めて小説というものを書いたにしては上出来だろ、と自らを慰めつつ（＾＾；全面書き直しをして、また機会があったら再挑戦しよーと思っておりますです。昨日ある人にメールしてたら、うだうだ書いているうちにプロット（の原型）が浮かんでしまったので、次回作もご期待をば。。したがって今回の応募したものは、旧作版ということで下記ＵＲＬに公開いたします。気が向いたら観てやってください。http://www.bluewill.jp/fiction/everett.pdfただし、今後のこともありますので、一応、一般配布ではないというポーズをとるため＾＾；パスワードはかけています。「ダビンチ・コード」よりは、簡単な暗号ですので、読みたい人はパスワードを破ること。。。・・・というのはうそ（笑）メッセージやコメントに読んでやってもいいよと書いてくれたら、メールかメッセージでID・パスワード送ります。感想なんぞ（とくに何がダメだったのだろうか・・という点）いただけたら宙返りして喜びます～。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/10/27

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• SF新人賞、二次選考は、、、

  第七回SF新人賞二次選考のはっぴょー。最終候補作品 たたつ　　　 マーダー・アイアン ──万聖節前夜祭──甘木数彦 　　エクスチェンジリングス澤村理人　　 アプローチング・ゼロ滝川廉治 　　ＡＴＬＡＳ エヴェレット・ルーレットは、残念ながら最終候補に残れずー。まあ、順当な結果か？（負け惜しみ＾＾；）でも、応援・激励してくれた皆様、ありがとーございました。ｍ(_ _)ｍ一次通過のときお祝いのコメントを書いてくれた皆様、ほんとに嬉しかったです。でもこの四作品、どれが新人賞になるのかな？（１２月発表ですー）楽しみです。そして僕は次を目指して進みます。。。。なんてな。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/10/25

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  蛇男上演

  スネークマンショー　急いで口で吸え！世の中って、不思議な縁で結ばれているものですね。今までもそう思ったことは少なくないし、そういう出会いのおかげで今の自分があると思っているのですが。。。。ほんの半月くらい前、マイミクの方の日記読んでたら、ふとスネークマンショーのことを思い出したので、コメントに書き込んだ事がありました。その方は（まだ若いので）スネークマンのこと知らなかったようなのですが、このネタで少しその日記のスレが盛り上がったり、ご本人もスネークマンショーのＣＤ手に入れて、聴いてくれたり。。（気に入ってくれたかな？）。まあ、これはこれで終わったのですが。。。　いま、某社と携帯ビジネスで、とあるプロジェクトを進めているのですが、昨日会った相手方の責任者の方は、なんと以前レコード会社で、このスネークマンショーをプロデュースしたその人だったんですね。あとＹＭＯとか・・・で、ちょっとこの辺のハナシもコンテンツとして浮上しちゃってるんですよ。。はー　びっくりぃ。タイミングよすぎ（笑）もしかしたら今後何らかの形で、僕もちょっとカカワルかも。。。（制作方面ぢゃないですよ。残念ながら＾＾；）ああ、この仕事をやってよかったと初めて思いました。（大げさ・・＾＾；）★☆★☆★☆ドン！ドン！「警察だ！　このドアを空けろ。お前を逮捕する！」「だ～れ～？　ここはけーさつじゃないよぉ～」★☆★☆★☆「こちら宇宙船チャンピオン号、隕石が接近中」「こちら宇宙ステーション。地球本部に中継します。”隕石が接近中”」こちらチャンピオン号、あ！　危ない、ぶつかるぞ！」「宇宙ステーション。中継します。”あーあぶないーぶつかるぞ”」ガンッツ！！「うわああーっ！！！」「宇宙ステーション。中継します。”うわぁー”」★☆★☆★☆♪咲坂と桃内のご機嫌いかがワン・ツー・スリー♪ユーアンドミー　ミーアンドユー　レッツ　ロックンロール★☆★☆★☆それで思い出した全然関係ない話だけど、ＦＭ東京で深夜０時からやっている”ジェット・ストリーム”の伊武雅刀はやっぱり城達也というよりデスラー総統だと思ふ。。。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/10/21

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  日本酒の話&２９日パーティー告知

  「日本酒のブームが来ているらしい」・・・らしいです。昨日の「ニュース２１」の特集のハナシ。昔は日本酒というと、「宇宙戦艦ヤマト」の佐渡先生のように、親父が一升瓶かかえてお椀に注いで呑む、みたいなイメージがありましたが、（ホントか？）最近の特徴は、二十代の女性がプランニングして製造、もちろん対象は若い女性向け、というのが多いそう。だからボトルもおしゃれで量も手頃。最近購入した、岩手の蔵元の「あさ開」さんもいろいろ意欲的な日本酒を出しているので、ちょっと紹介なんぞ。SILVER MOON TEN YEARS IT もちろん日本酒なんですが、いわゆるスパークリングタイプ。 炭酸のすっぱい香りが口いっぱいに膨らんだと思ったら、まったりした甘さがあとから追いかけてくる重層的な楽しさが味わえます。 和食のコースで、シャンパンのように食前酒に飲むというのも、オツかもしれない。 水の玉洋梨のような香りがまず特徴的です。味はすっきり、そしてなにより水玉のような奇麗なボトル。300MLや400MLと、独り者にも手頃なサイズ。で、この「あさ開」さんの１２年連続金賞受賞を記念した、記念パーティが、１０月２９日（土）に開かれます。蔵元さんの丁寧な解説を聞きながらじっくり「あさ開」ブランドのお酒を味わうことができます。 是非是非ご参加くださいませませ。尚詳細は、mixi会員の方。全国新酒鑑評会 １２年連続金賞受賞パーティ（管理人　こばんさん）mixi会員じゃない方10/29「あさ開」パーティ（仮）のページブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/10/11

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  祝電？

  昨日の日記に関連して、あおさんから祝電をいただきました。 ドラえもん電報で社長就任祝電（？）を打つあおさん。さいこー。たまたまオフィスでＮＴＴの人から受け取ったのが、Ｋ女史。目を白黒させながら持ってきてくれました。こういう友人をもったことに感謝。。。。。。（すべきなのだろうか？）ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/10/04

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  その人事に異議あり

  高杉良の新作。　「新・その人事に異議あり」　といっても、昔発売されたもののリニューアル。高杉良といえば経済小説の第一人者だけど、特に人事抗争や権力争いを書いたら一級品なのは、確かだと思います。ただ、舞台を現在に移して、って言うことだけど、どうも古臭さは拭えない気がする。高度成長時代で、終身雇用が当たり前の時代ならともかく、いまや大企業を含めて人材が流動化している時代に、社内権力闘争が小説の題材としてどれほどの意味があるのか？とつい思ってしまうのです。あとこの人の致命的欠陥は、銀行や証券会社をよく取り上げる割には、金融の知識がほとんど無いみたいだということですね。（証券出身の友人も、「細部がよく間違っている」と言ってました。）せいぜい金融不祥事などの事件をそのままなぞっているだけで。。そういう点では、黒木亮が最近は面白いですね。デビュー作となった「トップ・レフト」は、ロンドンやニューヨークを舞台に国際金融に生きる男たちが生き生きと描かれてお勧め。僕はこの小説で、マンデート等の金融用語や協調融資の実態とか知ったと思います。ちなみに「トップ・レフト」というのはシンジケート（国際協調融資組織）の調印式のとき、主幹事会社の座る席を言うそうです。主幹事になるということは当然リスクもとるということですが、この席に座ることは国際金融マンにとって最高のステータスだそうです。日本の銀行がこの席に座ることはめったに無いらしい。稟議書をまわしているうちに、リスクの点で大抵却下になるらしいのです。これは査定が減点主義だから。せいぜい外国の金融機関のおこぼれでシンジケートの一員になるのがほとんど。リスクも少ないけど当然リターンも少ない。まあ、ありがちな話ですね。日本の金融機関、いや日本社会の枠組みの中では。　もっとも僕の知っている銀行員は全然違うけど（笑）リスクをとるからリターン（成功）もある。ビジネスの鉄則。いや人生の鉄則。（自分に言い聞かせ中）逆にノーリスクハイリターンなどという、ありもしない幻想を持ってると詐欺に引っかかったりする。この人の最新作は「シルクロードの滑走路」中央アジアを舞台にした、航空機ファイナンスをめぐる商社マンたちを描いているのですが、航空機リースなどの知識や、中央アジアの民族問題など丁寧に説明されていて、そういう意味でも面白かったです。先日、某（といってもすぐワカル・・・）航空会社の社長と飲んだりしたのですが、がんばっている彼女たち（・・＾＾；）を見てちょっと勇気付けられたり。そういう意味でもタイムリーな本でした。ところで、表題とは何の関係も無い話ですが、この１０月１日で、肩書きが社長になりました。（関連会社だし、兼務だし、職級も前のままだけど）受けるべきか迷ったのだけど、ある人の「失うものなんて何も無いじゃない」という言葉が後押ししてくれた。まあ、がんばっていきまふ。　でも今日は、お腹の調子が今市は日光の手前。一日中トイレの住人になってました。（つまり華厳の滝・・何の話？＾＾；）まあ、スタートはこんなもんだろ。（笑）昔から体調崩すと、まず銀杏に来るよーで。。。。いろは坂も、もう秋。（？）ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/10/03

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  銀河ヒッチハイク・ガイド

  「地球の皆さんこんにちは。銀河バイパス建設のため、いまから地球を取り壊します。ではよい一日を。」いろいろこの一週間ありすぎて、このネタの上程が大幅に遅れてしまったのだけど、先週、ついに観てきました～♪↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑（声を大にしている。。Don't Panic）「銀河ヒッチハイク・ガイド」 昨年のブログにも書いたように、この原作のファンになって、ウン十年、そしてリスペクトサイトを開設して早三年以上。ああ～生きててよかった。（ちょっと違；）以前書いたことの繰り返しになりますが、これはイギリスのＢＢＣで、放送されたラジオドラマがもともとで、そこから、ノベライズ、ドラマ、そして今回の映画化となりました。まあ、この手のものって原作ファンには、がっかり、てなことが多いと思うんだけど、ガース・ジェニングス監督、これが初監督作品とは思えない出来映え。なんと全米一位にもなっちゃったという。。素晴らしい。映画もいろいろぼちぼち観てるけど、こんなにぞくぞくわくわく、したのは久しぶり～。オープニングのいるかのシーンでもう号泣（・・はしてないけど）観てない人のために映画のあらすじを簡単に言いますね。以下あらすじ地球を取り壊された主人公が、宇宙をヒッチハイクして、愉快な（？）仲間たちと宇宙の究極の謎である「生命・宇宙　そのすべて」の答えを探しに行く旅を描いた映画とでもなるんだろうケド。そんなあらすじははっきりいって映画の面白さとあんまりたいした関係は無い。以上あらすじ終わり。という感じです。ネタバレだけど。その答えはすぐに（それでもスーパーコンピュータ「ディープソ－ト」が計算して７５０万年かかるんだけど）でます。「４２」それで答えはわかったんだけど、今度は「生命・宇宙　そのすべて」とはいったい何か？　つまり「問い」のほうがわからない。それで「ディープソート」が設計した超弩級コンピュータが、「地球」だったんですね。ということも実はこの話の面白さの中心じゃなくて。本当に面白いところは。。ああきりがない。そんな映画でした。・・・とにかく笑いました。ところで、「銀河ヒッチハイク・ガイド」がいかに「カルト」な人気を持つ話かというひとつの証明をば。検索エンジンのグーグルに電卓機能が着いてますよね。たとえば、googleの検索窓に（半角で）8*9+5って入力して「検索」ボタンを押すと、ちゃんと(8 * 9) + 5 = 77と結果が返ってきます。数字だけじゃなくて、文字でもできます。four times three　と入力するとfour times three = twelveと計算結果を返します。ちょっと計算したくて手元に電卓が無いとき便利です。同じように以下の言葉を入力してみてください。answer to life the universe and everythingそう。ちゃんと答えが返ってきますね。「生命　宇宙　そのすべて」の答えが。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/09/25

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• 調味料バトン

  しかし、いろんなバトンがあるもんだ。最近はＳＮＳだけじゃなくてブログでも普通に見かけるようになったしねえ。とぼんやり思ってたら「調味料バトン」友人の中でもとってもグルマー（グルメ+er）な、よこちさんから回ってきたので。。。スタート1.次のメニューにどんな調味料をかけますか？薬味は含みません。 ▼目玉焼き 塩胡椒か醤油かソース 一番は塩胡椒 ▼納豆 醤油（もしくは付属のたれ）　辛子　ネギ（あこれは薬味だ）　卵（これは調味料か？）▼冷奴 醤油、ネギ鰹節はもちろんとして絶対欠かせないのが、ミョウガ。 ▼餃子 醤油＆酢＆ラー油。 ▼カレーライス 僕が通ったＳ大学の学食のカレーは不味かった。（みんな不味かったけど特に）醤油かソースを大量に入れないと食えないというしろものだった。（さすがに今は違うと思いたい。後輩たちのためにも）で、醤油派とソース派に別れてた。僕は醤油派だったかな？でもカレーの場合調味料というより、いろんなスパイスが入ってるのがいいですね。 調味料の話ではないけど、群馬県にあるカボシャールという（おそらく日本一）辛いカレーを食べたとき、干し葡萄の存在をこれほどありがたかったことはないと思った。▼ナポリタン あんましナポリタンは食べないのだけど（もっと辛めか、もしくは卵クリーム系）、粉チーズ タバスコ▼ピザ タバスコ 　アンチョビ（これはトッピングだって）▼生キャベツ その日の気分でいろいろだけど、一番好きなのは塩 ▼トマト 塩でしょう。▼サラダ 和風ドレッシング　塩のみでもよい。▼カキフライ たるたるソース。 ▼メンチカツ 中濃ソース 。 ▼コロッケ 中濃ソース。 ▼天ぷら やっぱり一番は、抹茶塩 ▼とんかつ 中濃ソース ▼ご飯 ごはんー？　普通何にもかけない。以前レストランがみなタイ米だった頃塩かけてた。フリかけなら、のりたまか、ごま塩。三色ふりかけの場合、おかかが一番あまる。2.周囲に意外だと驚かれる、好きな組み合わせはありますか？ うーん。自分ではごくごくノーマルな趣味と性向の持ち主だと思ってるけど。自分がノーマルだと思っても他人からみると違う場合もあるしなぁ。って何の話だ。3.それが一般的なのだとは知っているが、苦手な組み合わせは？ うーん、あんましないかな？　甘いのとか濃いのはどちらかというと苦手。関係ない話だけど、小学校のとき３月３日の給食で、主食がパンでおかずが雛あられという組み合わせだった。担任が厳くて給食を残すのは許されないってゆうクラスだった。・・・・拷問だった。4.バトンを廻す人jabannaさん、売り子☆姫さん、MIRLINさん、リキッドスカイさん　気まま猫さん気が向いたら持ってって。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/09/20

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• （当局閲覧禁止）前日の追記

  昨日の日記に多くのコメントいただきありがとうございますm(_ _)mたっかが、一次選考通過といわれりゃそれまでですが＾＾；でも特にあおさんのコメント笑かしていただいたので、こっちにのせちゃえ（悪乗り）。ここをクリック当局に見つかるとなんですが、今日の日記はすぐにまるごと削除予定ですんで。お許しをば。って誰だよ、当局って。あ、それから、あくまで目標は一次選考通過だったわけですが。で、いざこーなるともちろん二次選考も通過したいとか、今回落ちても書き直して他賞に応募しちゃおうとか、そういう色気がまったくないといえば嘘になるわけで。やっぱし。だからＷＥＢの公開はちょっと遅れるかもしれませんで、もしも、もしもなんですが、「エヴェレット・ルーレット」読んでやってもいいよという奇特な方がいらっしゃいましたら、mixiのメッセージか、このブログのメッセージ（ＨＯＭＥの左下）でご連絡いただければ、フロッピーで送ります。いずれにせよ最高の誕生祝になりました。今度お祝いでおごってね。あおさん。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/09/16

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• 『日本SF新人賞』一次選考はっぴょ～

  ７月３０日の今年の目標は、ＳＦ小説を・・・ で書いたように、無謀にも応募というものを生まれて初めてしてみた日本SF新人賞の一次選考が終わったようです。第7回日本SF新人賞 一次選考通過作品（順不同） たたつ　　　　　　　マーダー・アイアン──万聖節前夜祭──甘木数彦　　　　　エクスチェンジリングス蝶摂継人　　　　　鎖の神と花盗人澤村理人　　　　　アプローチング・ゼロ小松多聞　　　　　サンクタネクス島青志　　　　　　 エヴェレット・ルーレット春日亮介　　　　　幻の女オリヴィア・ケイ　 ＰＲＯＤＩＧ滝川廉治　　　　　ＡＴＬＡＳ黒沢ガユウ　　　　パルシヴァーユ　はじまりの物語折野日出司　　　 氷の共和国三枝蝋　　　　　　 デスダイバーあにゃ？エヴェレット・ルーレットが通過している。。。。な、なぜ？と、ということは。。。今年最大の目標であった、SF新人賞に応募して一次を突破して名前が載る。見事？たっせー。。。う、うれし。ありがとうございます。お名前は存じませんが、一次選考関係者の皆様。それから個人的にこの話はごく一部にしかしていないのですが、暖かいご声援やご感想いただいたりえぞう様、jabanna様、武蔵野唐変木様、ヨシカワ様、藤田様。ラストスパートで最後の力を振り絞ることができました。ついでにご出演いただいた（勝手に書いたとも言ふ）、アルバート・アインシュタイン様、ニールス・ボーア様、エルウィン・シュレーディンガー様、ジョン・ベル様、アラン・アスペ様、ハイゼンベルク様、フォン・ノイマン様。それから、デビッド・ドイチェ様、何よりもタイトルにまで登場いただいた（だから勝手に・・）ヒュー・エヴェレット様。深く深く感謝いたします。というわけで、応募審査期間が延びちゃったんで、内容の公表はもうすこしあとで。。f＾＾；ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/09/15

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  夏の終わりの散歩「ノルウェイの森の散策｣

  前回の「ゆっくり歩け～」に続いてmixiの「村上春樹世界」コミュニティのオフ会に参加・・・のはずが、よんどころない事情により、急遽幹事をやることに・・・それがオフ会予定日（9.11）の数日前に急に決まって、、、もちろん何も企画も決まっていなくて・・・ううぅ。。とりあえず「ノルウェイの森」をベースにすることだけを決めて、あわてて小説片手に地図をにらめっこして散歩コースを選定して企画を立てる羽目に。。ほとんど泥縄で計画を作りました（涙）当日は天候も心配でしたが、１３人も集まってくれました。ありがとー。。みんな。大塚駅に集合した一行は、まず「緑」の小林書店へ。この本屋は北大塚の商店街の一角にあるのですが、一応前日の下見で中に入ったところ、「ノルウェイの森」の記述の通りの小さな本屋で、「戦争と平和」も「ライ麦畑」も「性的人間」もおいてません。それどころか「ノルウェイの森」もおいてませんでした（もちろん文庫も）。で、当日行ってみたら、あれ、本屋すら無くなっている・・・商店街の外れまで行ってしまってもう一度一行はバック。日曜日はお休み・・・だったのです。小説とおんなじじゃん・・・ （下見のとき撮影）それから都電に乗って、「僕」や「突撃隊」や「永沢さん」のいた寮を経て、「僕」の通っていた早稲田大学へ。（実際に村上春樹が住み、通ってた大学ですね。もちろん）昔は東京も道路のあちこちをこの都電（路面電車）が走っていたのですが、いまや都内で唯一残っているのが、この都電荒川線です。そういえば僕が運転免許取った頃、「路面電車」に対しての対応方法も試験にあった気がするけど今でもそうなんでしょうかね？早稲田の辺りで雨脚がひどくなる。。何も今日に限って振らなくたって。。。やれやれ。でも途中休憩しているうちに何とか小ぶりになってきたので、戸山公園から歌舞伎町（ちょっぴりアフターダーク＾＾；）を抜けて新宿到着。全行程およそ３時間ちょっとのお散歩コースでした。皆様、お疲れ様でした♪そして二次会はもちろん「緑」とのデートでおなじみＤＵＧ（New DUG）で。前回のオフ会同様、春樹論をサカナに「ウォッカトニック」に「ビスタチオ」初対面とは思えぬほど盛り上がりましたね。やはり趣味が一緒だとこういうときよいですね。拙い幹事でしたが、ほんとうに皆様ありがとうございました。また機会あったら是非やりませう。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/09/12

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  ワインのある日常の楽しみ２

  リスペクト企画第二弾（笑）８月２２日（土）ポットラックパーティによばれてお邪魔する。ーポットラック（PotLuck pt･lck あり合わせの料理　英和中辞典）ーひとり料理一品と一本のお酒を持ちよるホームパーティーですね。僕は料理の腕はからきしなので、アイデア勝負？で、名づけて「中華麺ビソワーズ」いわゆるコンビニ食材めにゅーです。すこしは食べていただいたかな？お酒のほうは、三郎の葡萄酒をかかえていく。一升瓶が受けました～。ＳＦ（サイエンスフィクションではなくサンフランシスコ）帰りの方が、直輸入の【ロバートモンダビ】持ってきていただいていて。ピノ・ノワール。すごい美味しかったです。さすがロバート君。このロバートモンダビって、創業は１９６６年と新しいのですが、それまでどちらかというと安っぽいイメージのカリフォルニアワインをナパブランドをはじめ一気に引き上げたところの代表選手ですね。たしかこの会社ナスダックにも上場しているし。主催者のせい（笑）か、皆さん飲む方ばかりで、推定十数本のワインやお酒はあっという間になくなりました。それにしても楽しかった～。８月３１日（水）「シャンパーニュに親しむ１年」世界大会出場のソムリエ阿部さんのお店で、シャンパン講習会をかねた交流会に出席。六種類のシャンパンを飲み比べ。それも阿部さんの丁寧な解説付きで。「シャンパン」といっても色々あるんですねー。（実感）まあ、ふだんはもっと安いスパークリングワインしか飲まない（飲めない）ので、贅沢な一夜でした♪生まれて始めて、ピノ・ムニエ100％というのを飲みました。まろやかで美味しかった♪９月３日（土）何回かこの日記でも書いている、田崎真也さんのお店「Ｓ」主催の「ワインと料理の組み合わせ」に出席。今回のテーマはフランス。で、料理もフランスの田舎料理。いつものように白ワイン４種類、赤ワイン４種類。それにあわせて料理との組み合わせを楽しむ。白ワイン似合わせた料理は、やっぱりお魚が多いんだけど、今回はアーティチョーク。それも丸ごと。みよ、この迫力！もちろん食べられるのはこの根元の少しだけ。手でむしりながらねっこの葉肉の部分を食べるのです。なんかワインのことも忘れて最後は必死にむしっていました（笑）といいながらも結構飲んだ気がする。普段より酔払ったし。まあ昼間というせいもあるだろうけど。９月４日（日）おまけＤＶＤで、「ローレライ」鑑賞しながら。キリン「秋味」。今年初めて飲みました。「ローレライ」はファンタジーっぽいし、やや説教くさい部分が多いきらいはあるけど、数十年前の日本に戦争があったのは事実だし、子供たちが幸せになれる国のためにと命を張った行動はやはり感動します。「時代に流されたつけは俺たち大人が払う。お前たちは自分の力で生きろ」尊い犠牲の上に立つ日本。総選挙も近いですが、自分でもしっかりとかみ締めたい言葉ですね。自分が好きなものを好きといえること。相手がお酒でも人でも。そして好きなものを大切にする。尊重する。感謝する。まずはここから始まる気がする。夕暮れの街。ビールで味わう、秋の訪れ。おそまつブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/09/05

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• しゃ、社長ですか？

  「高杉良」風bluewillは会長室の前で緊張しながらネクタイを結びなおした。それから少し息を吐いて秘書に続いて会長室に入る。彼は背を伸ばしてソファに座った。「どうだね。今月の数字は」会長は煙草を卓上ライターで火をつけながら訊いた。「今月は前月比で言うと５０％アップしています」彼は慎重に答えた。話の方向がわからないので、あまり多くを語るのは得策ではないと判断していた。「しかしまだまだ水面下ですが」「うむ」会長は煙草の煙を目で見やりながらうなずいた。「君に関連会社を任せてみようと思う」おもむろに会長は言った。bluewillは驚いた。今日の打合せの内容は全く聞いていなかったが、このような話になるとは全く想定していなかった。「私が○社の社長をやると？」「たしかにこの会社はグループ会社の中で最も成績が悪い。だから君に任せるのだ」会長は静かな口調で言った。しかし同時に有無を言わさない強い口調があった。（できれば断りたい）彼は心の中でつぶやいた。彼は以前ベンチャー企業を起こして失敗し、財産を含めほとんどすべてを失った経験がある。いくら関連会社とはいえ、できれば取締役だの、ましてや社長だのにはなりたくなかった。しかし結論は出さなければならない。彼はしばらく黙ったまま会長室の壁にある見知らぬ絵を眺めた。結局口から出た言葉は、一言だけだった。「考えさせてください」「釣りバカ日誌」風bluewillはキャビンの奥でうつらうつらしている、会長に声をかけた。「スーさん、船に乗ったとたん寝ちゃってつかれてるの？　そろそろ釣り場のポイントだよ」「ああー、そろそろいく。ところでさ、ブルーさん、ちょっと話していい？」「なんだい、スーさん、あらたまって」「ブルーさん、○社のしゃちょうやってくんない」「いやだね。俺は。役員とか、ましてや社長なんて、真っ平ご免だね。釣りをする時間なくなるし」「そんな事言わないでさあ、頼むよ。関連会社だし。おれとブーさんの仲じゃない」「給料あがるの？」「上がるわけないじゃん、○社はまだ利益出てないでしょ」「じゃあ、いやだね。俺がまえ会社やって、すってんてんになって精神的にもほにゃららしたの知ってるでしょ？」「そこをさあ。引き受けてよ」「絶対いや！」----------------------------------------------------------以上の物語はフィクションです。実在の人名、団体、事件とは一切関係ありませんが、昨日酔払った上に寝ぼけて本人もよく覚えていないうちに日記にわけわからんこと書いてしまったことへの、言い訳とも関係ありません。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/09/02

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• 悩みどころだ

  どーしよう・・〈終〉ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/09/01

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  大宇宙オフ会～神戸ラブストーリー、そして鹿とたわむる

  昨年暮れにひき続いての、大宇宙オフ会、IN　神戸メンバーはぐっと増えて、武蔵野唐変木様、巨頭星人様、jabanna嬢、そして売り子姫様 with zakさん、1号、2号ＪＲ甲子園口のレストランに集合～って、連絡をいただいたのだが、駅を降りても、それらしいお店が無い、道行く人に聞いても首を傾げるだけ。もう一度駅に戻ってよおく確めたら、阪神甲子園駅じゃん。ここ。。。大慌てでタクシーに飛び乗り、なんとか間に合った～。　ふう。売り子姫さんとは初対面だったけど、なんというかイメージどおりのお方で。（どんなって？　もちろん『売り子姫』ってイメージ♪）こないだの夏コミに出品された作品をいただく。面白いです～。ほんと。レストラン＆ホテルでまったりしたあとは、僕の希望（わがまま？）で、神戸へ。jabaさまと巨頭さまとで、三宮からポートアイランドまでてくてく。この辺は、まだ来たことも無いくせに、こないだ書いたSF小説（のようなもの）「エヴェレット・ルーレット」で破壊してしまったところで。（神戸市民の皆さんゴメンナサイm(_ _)m）お詫びをかねて（？）、お金を払ってタワーに昇る。 港と、神戸の街並が一望できてよい景色でした～。三人であーだこーだしゃべりながら。そういえば「東京ラブストーリー」にこんなシーンあったな。（たしか第一話）あれは東京タワーだったけど。jaba嬢が、さとみちゃん（有森也美）なのはよいとして、三上くんと、カンチはどこに・・・？という突っ込みは横においておこうｗ夕食は南京街の中華街で。jabaさまの体調がいまいちということで、なんか僕一人で飲んでたなー。すみません。しかもご馳走になっちゃいました。m(_ _)m今度東京来たときは、いい店ご案内しますです。（やっぱDUG?）いや、ほんと楽しかった。またぜひ集まりましょう♪西宮で一泊して、翌日は奈良へ。目的は東大寺。ここを訪れた理由は、銀河ヒッチハイクガイド☆のほうでリンクさせてもらっている、現代物理と仏教を考えるページを見て以来、華厳経に興味を覚えていたので。高校の修学旅行以来の訪問ですな。入り口に大仏の台座のレプリカが置いてあるんだけど、ここに仏教の宇宙観が描いてあるんですね。面白いのが、描かれている宇宙が左右対称（シンメトリー）になっていること。鏡像対象性（シンメトリー）は、ドリーミングコラムでもちょっと触れましたが、宇宙がなぜできたか、つまりビッグバンに通づる考えです。またそれに描かれている如来の数は左右11対。【11】と聞いてぴんと来た方。。そう、最新物理学で言う超弦理論で考えられている時空の数ですね。他にも興味深い記述は結構ありました。またおいおい。あ、もちろん、「エヴェレット・ルーレット」にはこのへんもぶち込んでいます。なぞと小難しいこともかんがえつつ、鹿とたわむる。しかし暑かった。ビール何杯飲んだろう？ ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/08/22

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• 日本ひよこ党

  というわけで総選挙です。（前フリが～）しかし今回の郵政解散って、わかりずらい。基本的に、小泉改革は支持しているんだけど、もちろんその文脈で郵政改革も支持するけど、今回の骨抜きどころ満載の郵政民営化案を支持しますか？と言われても・・・よくわからない。正直言って。で、それをもって解散といわれてもねぇ。民主党の言ってることもよくわからんし。うちが東京１０区みたいなとこだったら面白かったんだけど、１９区は民主党でまず間違いないとこだし。。。（菅さんの隣の選挙区）まあ、わからんわからんと言っているだけじゃアカンとは思うので、各政党のホームページで調べてみるテスト。自由民主党お、ホームページで、立候補者公募してるぞ。郵政族切ったら人手不足になったらしい（笑）。明日が締め切りらしいから、仕事探している人は思い切って履歴書送ってみたら？（求人と間違えてる）民主党いまどきjpドメインくらい持ってないのはダサいぞ。うーん、どれもいまいち、と思ったとき、こんな政党が（苦しいフリ；）日本ひよこ党　政党ホームページはこちら 全国のひよこの権利向上を求めてさまざまな活動をしてまいりましたが、このたび正式な政党として認められ、本格的に全国規模での活動を開始いたしました。　今後は憲政の場を通じて、１０億とも１００億とも言われる同胞のさらなる生活水準の向上を目指して邁進する努力であります。ぜひ我々のこれまでの活動を知り、参加して頂ければと思います。ちゃんとマニュフェストも公開しています。年金改革に取り組みます 複雑な国民年金制度を、ひよこを含め完全一元化します（平成１７年度内に達成）。ひよこをふくめ一元化って・・・？たまごの値段を引き上げます 現在６個１００円というあまりにも同胞の命を軽視した価格で売買されているたまごの価格を１個６００円にまで引き上げ、ひよこの価値を高めるべく務めます（平成１７年度内に達成）。 命を軽視した価格で売買、、、って言われるとなぁ。ファーストフードからチキン料理を一掃します ナゲットやチキンタツタなど、鶏肉を使った料理の生産量にシーリング（限度）を設けます。特にケンタッキーに対しては、店舗数の大幅削減（現在の１／４～１／１０）を要求し、これが受け入れられない場合は破壊活動防止法（破防法）の適用も検討します（平成１８年度までに達成）。 ケンタッキーは破防法の対象。。。ですか。第二次シャドーキャビネット（影の内閣）も発表しています。総理大臣 　ひよこ 官房長官 　ひよこ 経済財政政策担当大臣・官房副長官 　ひよこ 内閣府担当大臣 　ひよこ 行政改革・規制改革担当大臣 　ひよこ 総務大臣 　ひよこ 法務大臣 　ひよこ 外務・安全保障大臣 　ひよこ 財務大臣 　ひよこ 金融担当大臣 　ひよこ 厚生労働大臣 　ひよこ 農林水産大臣 　ひよこ 経済産業大臣 　ひよこ 文部科学大臣 　ひよこ 国土交通大臣 　ひよこ 環境大臣 　ひよこなお、第一次シャドーキャビネットのメンバーのページもありますが。。区別できん（笑）でも公約の中に、”体中にスプレー塗りたくって、夜店で「カラーひよこ」と称して売るのは禁止”というのは無いのね？三菱商事は敵に回せても、テキヤ業界は敵に回せない事情があるのだろうか？ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/08/15

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• 100％の女の子／パン屋襲撃

  村上春樹原作の映像作品というと、昨年公開された、「トニー滝谷」と、いまや幻の作品となってしまった（？）「風の歌を聴け」がありますが。なんと、まだあったのです。。。それが、100％の女の子／パン屋襲撃思わず買っちゃいました（笑）ほんとに原作どおりの短編。（それぞれ１０分位）「100%の女の子」役に若き日の室井滋ってとこが、ちょっと悲しい物語。『ビリーザーキッドの新しい夜明け』などで知られる山川直人監督が、村上春樹作品を映画化。エジンバラ国際映画祭、ロンドン国際映画祭、クレモンフェラン国際映画祭など各国の映画祭で大絶賛！だったそうです。１９８３年の話。1983年/16ミリ/11分 その科白は「昔々」で始まり、「悲しい話だと思いませんか」で終わる…。センチメンタルでちょっぴり悲しいラブストーリー原作： 村上春樹「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」（講談社文庫『カンガルー日和』所収。ISBN:406183858X） 監督・脚本： 山川直人 出演： 室井滋　隈本吉成　山口晃史　坂口一直 音楽： 佐野元春「君をさがしている（朝が来るまで）」 検索してみたらなぜか田中麗奈のコメントが・・・「今までこんなに切ない映画は観たことありませんでした。突然道ばたで100％の相手に出会ったら…どう話しかけるべきかだなんて永遠の課題ですね」　たしかにねー。あなたならどうしますか？100％の女の子（男の子）に出会ってしまったら。。僕だったら、このＤＶＤを渡す。。。。そして走り去る・・かな＾＾；？あ、パン屋襲撃も不条理でよい感じの短編です。病的にパンを選ぶ女の子役にやはり室井滋。こっちのほうが彼女に合ってる（笑）ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/08/09

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• 第10惑星の名前は？

  太陽系で10番目の惑星発見・「冥王星」以来75年ぶり どうやら今年最大の天文ニュースになりそうですね。この天体自体は、二年前に発見されていましたが、あまりに太陽系から遠く、大きさもわからないため、惑星かどうかわかんなかったみたいですが、３０日、NASAは「新惑星」として発表しました。と、なると名前はなんになるのだろう？今の惑星の名前を整理すると水星　　　　マーキュリー金星　　　　ヴィーナス火星　　　　マース木星　　　　ジュピター土星　　　　サターン天王星　　　ウラヌス海王星　　　ネプチューン冥王星　　　プルトーうーん、するとなにが来るか？　次は。わくわく過去のパターンからすると、オリュンポスの神々の名前である和名は○王星となる。で、神々の系図を眺めつついくつか考えてみました。　　光王星　（ティア）天、海、冥ときたら次は光？ティアはガイアとウラヌスの娘で光の神様です。光は電磁波の一種だから電王星でもよい？（＝電脳星）電脳星って。アキバみたいな星になりそうだ。今年（２１５６年）の日本ＳＦ大会は電脳星で。（DENCON）コミケも同時開催しますので出品作品募集中・・・ってもう日本じゃないし。愛王星　（エロス）エロスはもちろん美の女神アフロディナ（ヴィーナス）の息子。英語名キューピット。やっぱりこの世は愛です。「そこに愛はあるのかい？」「あんちゃんっ！」この星ではみんな仲良く一つ屋根の下で暮らしてたりして。エロスっていうと、違うニュアンスにもとられそうな気も・・・性王星　１８歳未満着陸禁止・・・★じゃ、つぎ、酒王星　（バッカス）これも１８歳未満は行けませんな（笑）個人的には、これが一番気に入ってるのですが・・・バッカスが来たら、やっぱり宴会ですか？（＾＾；）宴王星　（コーモス）宴会の神コーモス（笑）毎晩飲めや歌えや・・・ああ、行ってみたい・・この星はたしてどういう名前になるんでしょう？面白そうなのがあったら是非教えて！！ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/07/31

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  今年の目標は、ＳＦ小説を・・・

  ごくごく一部の人だけにカミングアウト（？）していたことですが、2005年今年の僕の目標は、、、ＳＦ小説を書く。書かない、書きます、書くとき、書けたら、書こう！！なんでございます。もともとを言えばＷＥＢサイト「銀河ヒッチハイクガイド☆」を立ち上げた三年前から、この『ドリーミングコラム』はいずれまとめたいな～と思っておりまして。その作業は地道にこつこつと・・・といいつつも月日は流れていたのですが、去年の秋、朝風呂に入っていたとき、ふと、『貴方が今、存在している確率』の謎を”解明”してしまったのでした（笑）「ああ、世の中ってこんなに単純だったのね」これは何かの形で書かねば－と思った次第なのだだだ。（単純なのはおまいじゃ）最初はいわゆる『トンデモ本』形式(つまり「世界は○○だった！コン○ケ○イチ」みたいなやつ（笑)）にしようかとも思ったんですが、どうせならＳＦにしちゃおうかと無謀にも思いましてマイミクでライターのホサカ氏に「ＳＦ書こうかと思ってるんだけど・・・」と言ってみたら、彼が一言「ＳＦというジャンルは終わっている・・・」　えっ？そーなの？　（００;）　 知らなかった・・・書評とか、評論というものにマッタク興味がなかったんで知らなかったけど、どうやら世間ではそういうことになっているらしいんですね。モトモト日本のＳＦの本って、小松左京の「復活の日」、山田正紀「神狩り」以外ほとんど読んだことないし、最近読んで面白いと思ったのは、吉川良太郎さんの「ペロー・ザ・キャット全仕事」、あと山本弘 「神は沈黙せず」くらいだなや。そういえば。要はＳＦというのはジャンルではなく、小説の一エッセンスになっているということらしい。まあたしかに「今、会いにゆきます」とか「ローレライ」とか見てるとそうかもな。と思ったりしました。こないだ焼肉食いながらよこちさんとも話したけど、「海辺のカフカ」だってＳＦだしね。てことはＳＦ Sience　Fiction　科学小説（あえて直訳）を書く人はもはやいないのかぁ。（読む人もいない？）すばらしい、これぞ独占市場の極地。昭和基地。皇帝ペンギン。ってなわけで一気に一年近くかけて（どこが一気じゃｗ）書き上げました。科学小説。ついでに無謀にもSF新人賞にも応募してみました。「応募だけならサルでもできる」（とかゆーてる君！！　あんたは正しい）タイトル「エヴェレット・ルーレット」エヴェレットってゆーのは「多世界解釈（並行宇宙理論）」を提唱した量子物理学者のお名前です。彼の理論は、量子コンピュータ理論の基礎を作ったデビット・ドイチェに引き継がれました。タイトルからしてＳＦ『科学小説』でしょ（笑）理系アレルギー、数学嫌い、よるな触るな混ぜると危険！応募作品ゆえ、現段階ではあらすじとかは出せませんが、秋以降にでもＷＥＢか、このブログで、発表でけたらな、と思っております。もちろんjaba鬼編集長の「これくらいのレベルなら世に出してもいいよ」という許可が下りてからなのは言うまでもありませんが・・・まったく出さないってもなんなので、小説の中の会話の一部を抜粋（順不同）「どういう意味なんだ？シュレージンジャーの猫って。猫を生姜焼きにする話か？」「そんなに外れていません。生姜焼きじゃなくてガス殺なんですけど」「なるほど。つまり君はそういうことを研究しているわけか・・・お前わかったか？」「いいえ、さっぱり」 「俺もだ」 「大丈夫よ。先輩なら。ほら、『鶏口なるも牛後となるなかれ』っていうでしょう？」「今の諺、もしも僕を励まそうとして言ったのだったら、まったく逆の意味になるんですけど」「いいじゃない。どっちでも」「あなた、イルカとおんなじくらい合理的ね」「チンパンジーといっしょと言われるより、イルカのほうがいいね」『何故に我はこの世にいるのか』と悩む猿なんて見たことないでしょう」「反省する猿なら見たことあるけど」「じゃあ先にブッシュミルズの十二年にするかな」「でも昼間から飲んでいるとまた学長に怒られますよ」登場人物、こんな会話ばっかしてますが科学小説です。あくまでも。たぶん。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/07/30

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• 異星人に向けてブログを発信

  異星人に向けてブログを発信米マインドコメット社は19日(米国時間)、異星人に向けてブログの発信を試みる『ブログインスペース・コム』を立ち上げた。衛星通信の地上局から電波を送出し、地球外生命体に送り届けようというプロジェクトだ。ウェブサイトでRSSフィードのURLを登録すれば、無料で参加できる。　米国外からの参加も受け付けており、ブログ本体とフィードのURLを登録する。既に22カ国から7言語、230種類以上のブログが集まっている模様だ。最近ブログ技術も、TVブログとかいろいろ出てきたと思ったら、今度は宇宙ブログですかー。1960年のオズマ計画から始まって、パイオニアとかボイジャーとか、異性人とコンタクトしたいって言う気持ちはわかるけど・・・っつうか、僕はそういうの積極的にやりたいほうなんですけど、「星の王子さまに会いに行きませんか」でもねぇ。メッセージをブログにして宇宙に流すのに、何の意味があるんだろう？言語の問題どころか、HTMLやXMLの規格の解析まで宇宙人にしてもらわなきゃいけない。そんで宇宙の果てから、「すみません。うちの星のSNSにつなげたいんですけど、RSSのURL送ってもらえます？」とか「そちらの検索エンジンにヒットするにはどうやってピンをたてればいいですか？」なんて問い合わせがきたらちゃんと対応してもらえるのだろうか？　この会社。そうやって、バーナード星あたりからトラックバック張ってもらえるなら、僕もこれに参加してもいいですけど・・「『電車男』のオープニング見ました。あのテラフォーミング技術是非採用したいので、京浜東北線を一台送ってください・・ジャミラ星」なんてコメントきちゃったらどうしよう・・・へたすりゃ国際問題、いや宇宙問題になって、国連がジャミラに襲われてもしらんぞ（笑）　うーむ、こう書いててなんだが、いまいち、つまらないな（笑）やっぱり、こういうネタだったら「宇宙で迷子になっても困らないペンダント」とかのほうが実用的だし、第一面白い。ううむ、結局あなろぐ人間なのだろーな。私って。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/07/23

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• 電車男　その後

  個人的に盛り上がっている「電車男」シリーズですが、もはや、「電車男」そのものとはあんまし関係ない内容です。タイトル見ていらした方すんまそん。前回の電車男　AGAINのコメントで盛り上がった、主題歌E.L.Oの「Twilight」何でこの曲が主題歌なのか、理由がわかった～。こんな奥深い理由だったとは。が、「前回までのあらすじ」です。で、問題のコンテンツですが、時は遡り、1981年開催の日本SF大会「DAICON3」このイベントのオープニングアニメーションムービーを手作り感覚で作成したのが、当時まだ学生で、後に新世紀エヴァンゲリオンの監督となった庵野秀明、機動戦士ガンダム0080の山賀博之、オネアミスの翼の赤井孝美といったメンメンだったのです。あまりにも好評だったので、83年の「DAICON4」のときも作られました。これがきっかけで、あの「ガイッナクス」も設立されたようです。で、このBGMが、E.L.Oの「Twilight」だったのですね。売り子☆姫さんが、このレーザーディスクを持っているだんな様に惚れて結婚した？という伝説の一品でもあります。DAICON３＆４ OPENING ANIMATION　　↑（映像サンプルもあります。このサイトご覧いただいただけでも凄さがわかる・・・と思う）それで、コメントをいただいたあおさんが、なんとＷＩ○○Ｙで見つけて、送っていただきました。す、すごい。早速観てみました。。。この上司は帰ったオフィスで、イヤフォンして（笑）ここは名刺に「映像ソリューション室」という部署名が書いてある者の特権。もちろん仕事のフリ（爆）内容は、それぞれ五分くらいのムービーなんですが、３のほうは、「カリオストロ城」のクラリスそっくりの小学生が、ランドセルに入れたロケット兵器で、バルタン星人やら宇宙戦艦ヤマトやらを破壊しまくる。４は、この女の子が成長してバニーガール(！）となって、バック・トゥー・ザ・フーチャーみたいなエアボードに乗って、ガンダムを投げ飛ばし、空を駆け回り、フォースを振り回し悪をばったばった～。街はふっとぶ！　世界は氷河におおわれる！！　そして最後はフォースの一撃でテラフォーミング！！！！いやーすごい。これがあの「Twilight」のちょっと宗教がかったスペオペなイントロ、とにかくかっこいい、あのリズムの乗せて。流れるわけですよ。もう凄いの一言。これが、萌え～、などという言葉のかけらもなかった24年前（一世紀の四分の一もまえですよ。）日本のアニメーションの強さの原点を知った今日この頃あおさん、売り子☆姫さん、ありがとーございました。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/07/12

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• 電車男　AGAIN

  今週から「電車男」ドラマ版スタートしたそうで。"そうで"、ってのはまだ観てないからなんですけど・・・・さっき、「Ｊ－ＷＡＶＥ」聴いてて始めて知ったんですけど、このドラマの主題歌って、「ＥＬＯ（ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA）」の『トワイライト』なんですね。知らなかった～　っというかこの曲大好きだったんですよ。大学生の頃。番組見た人は知ってるとおもうけど、バンド名のごとく、重厚な（ウチコミ）サウンド、もう『ナイヤガラ・サウンド（爆）』かってゆーくらい。　音楽ではＡＯＲ好き～ってこの日記でも何度か公言しているワタクシですが、このころ（’８０年代）のＵＫもいいの多かったですねー。ホントに。もちろんＥＬＯでは、この「Twilight」もそうだし、あと「Hold on Tight」とか懐かしい。そーいえばこのあいだ相方と飲みながら『Roxy Music』いいよねーって話で盛り上がりました。僕は、「More Than This」のイントロでまさに「衝撃」を受けた想い出があります。彼女は「Avalon」が好きだと。ブライアン・フェリーの声がホント格好良く、当時広まったデジタルサウンドによくあってましたね。そのほかにも、スティングのいた『ポリス（Police）』（村上春樹の本にもよく出てきますね。曰く「なんてくだらないバンド名だ」）。フィルコリンズの『Genesis』（同じく「なんでたかがバンドにこんな大層な名前をつけるんだ？」）　　・・・「起源」？ＥＬＯにちょっと似ていて重厚な『エイジア(ASIA)』あな懐かしい。ナンパなとこでは、ジョージマイケル率いる「ワム！」うーむ出てくる出てくる（笑）来週は「電車男」見なくては。まあ伊東美咲って結構好きだし。あれ？　ところで、あれって、何曜の何時からやってんだ？（誰か教えて）ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/07/08

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• チェーンメール・マーケティング？

  ＳＮＳ（ソーシャルネットワーク）のmixiのリンクしている友人（酒仲間でもあり・・（笑））からメッセージ（mixiのメール機能）をもらった。「酒バトン」っていうらしいんだけど、お酒に関するアンケート項目を記入して、それでこの「酒バトン」を次の人（テンプレートだと五人！）に送ってくださいっていうもの。ををを、これってあらての"ちぇーんめーる"か？(爆)でも、このメッセージもらったとき、自分的にはすごいタイムリーだったんですよね。というのは、以前ＣＲＭ（Customer Relationship Management）関連のベンチャー企業にいたときの元同僚と、mixiをはじめとするSNSのマーケティングについて議論（というほどのものじゃないですが・・・）していた真っ最中だったもので。ブログに続いて、ＳＮＳがインターネットツールとして今一種のブームになっているのはご存知だと思いますけど、じゃあこのツールでどう、ビジネスを持っていくのか？mixiもＧＲＥＥも、収益のほとんどは広告と、アフィリエイトだと思うんですけど、（有料化は採算に乗るとこまではいかないでしょうね。たぶん）これからはコミュニティなどを利用したセグメントマーケティングのところかなと思ってるんですね。たとえば私は村上春樹、とか天体関連とか。あるいはＪＰホーガンやイーガンといったＳＦ作家のコミュニティに入っているんですけど、こういうコアでヲタクな趣味だよということを自然にカミングアウトしているんですよね。考えてみれば。たとえば私にホーガンの、「星を継ぐもの」シリーズの第五作目（まだ日本語版未翻訳・・・・はやく出版してくれー。創元文庫さん）の原書プレゼントしますって言われたら、アンケートでもなんでもほいほい書いちゃう気がします。まあそういうマーケティングツールとしてＳＮＳつかったらビジネスとしては面白いのかなと思ったりしました。ただ実際どういう方法でやるかってのは「個人情報保護法」の問題もあって難しいのかなと。まさかmixiが顧客リスト企業に売るわけにいかないですしね。そんなことやられたら私だってすぐやめるし。てなことを思ってたときにこの「チェーンメール（？）」がきたもので。ああ、こういう怪しい（笑）方法があったかと・・・ちょっと感心しました。だれがどんな意図で始めたのか知らないけど。その発案者に敬意をこめて以下公表！■Total amount of alcohol in my room （家にあるアルコールの量） 缶ビール（一番絞り）１０本カネマラカスクストレングス1本麦焼酎「中々」１本ステラビール　３本 ステラは、賞味期限切れなんですけどね。棚卸ししたら出てきました（笑）■Beverage drinking right now （今飲んでるお酒） えーと今日はまだ飲んでません。昨日は交流会で、ワイン（le Soleil ）とビールと酎ハイ。おうちに帰って一番絞り。■The last liquor I bought （最後に買ったお酒）昨日コンビニで買った一番絞り ビールを除けばヴォーヌ・ロマネ■Five liquors I drink a lot, or that mean a lot to me （よく飲む、または特別な思い入れのある5つのお酒） 1. カネマラ　カスクストレングス　　（やっぱりアイリッシュの最高峰はこれ）2. メーカーズ　マーク　　（若いころはバーボン党でした。青春の味。　　　ＡＯＲを聴きながら飲むのにはやっぱしバーボンかな？）3. 名倉山　　　（福島の銘酒。甘口系ですけどシェリー酒のようなすっきり爽快感）4. ピュリニ・モンラッシェ　　　（カブさん、また飲みにいきます）5. ステラ・ビール（思い入れという点ではこれかな？）　　　☆★星のビール★☆■People to whom I'm passing the baton （バトンを渡す相手） ＳＮＳマーケティングを議論した、Ｎさん、Ｍちゃん、ネタ好きな　Ａさん　Ｙさん 　Ｏさん　送っときますね＾＾あとは煮るなり焼くなり呑むなりご自由に。　　　今日の日記って、アルファベット三文字がやたら多いな・・・ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/06/26

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  夏への扉（The Door into Summer）

  『ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探し始める。家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じているのだ。そして、この僕もまた夏への扉を探していた』毎年この季節になると、読み返したくなる本があります。ロバート・A・ハインラインの名作「夏への扉」時間ものSF小説としては、古典中の古典ですね。なんといっても爽やかな読後感、あと猫のピートがむちゃ可愛い。山下達郎がこの小説をテーマにアルバム「Ride on Time」を書き下ろしたのは有名な話ですね。「Ride on Time」、今の若い人だとキムタクのドラマ「Good Luck!」の主題歌と言ったほうがわかるかな？このアルバムのなかに「夏への扉」も収録されていて、猫のピートやヒロインのリッキーも登場します。僕は過去から幸せを持ち未来に向かい眠るのさそしてピートと永遠の夏の扉開け放とうだから　リッキー　ティッキー　デビーその日までお休み（夏への扉）ホーガンの時間SF『未来からのホットライン』もこの「夏への扉」のオマージュですね。ここでも猫のマックスウェルが活躍したりします。この本が予言した西暦2000年とは現実にはちょっと違いますが、主人公の前半のダメ男ぶりと後半の胸をすくような展開、それから巧みなタイムパラドックスの仕掛け。一読の価値ありです。僕の夏への扉はどこにあるのでしょう？探しに行こう。一緒に♪　　　僕の輝く未来　さあ回り始めて虚ろな日々　すべて愛に溶け込むああ何という朝　今すぐ君のもと届けに行こう　燃える心迷わずRide On Time 時よ走り出せ愛よ光り出せ　目もくらむほどRide On Time 心に火を点けて飛び立つ魂に　おくるよRide On Time（Ride On Time） 　 　ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/06/07

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• 電車男

  IT時代の御伽噺、２１世紀の「一杯のかけそば」（ちょっと違？）「電車男」が映画化に続いて、フジテレビ系列で７月から伊東美咲をヒロインにドラマ化。去年のセカチューブームを髣髴させますが。しかし思うんですけどね。　あれ、実話でしょ？いちおう。少なくとも２ちゃんねるにあのスレッドがたったことはたしかだし。私も（評判になってからだけど）見たし・・とゆーことはあのエルメス嬢本人も気がついてると思うんですよ。ここまでブームになれば。「あ、あれは私だ」って。もしあの話が何から何まで本当だとして、自分の付き合った男とのことがいきなり映画化だのドラマ化だのされて戸惑うでしょうねぇ。もしまだ彼らが恋人同士だったら、どーなっちゃうんでしょ？自分の彼があんなことしてたって判ったら。　あるいは、「たしかに痴漢から助けてくれたお礼にカップを送ったことがあったけど、それだけの話なのに、そのあとの出来事あることないこと描かれてる～」って思ってるか。「電車男」サンのほうが戸惑ってるかもしれないですけど。。。　見知らぬモデルのお二人が心穏やかな日々を送っていただだくことを願ってやみません。。。。。(ｗ)。「一杯のかけそば」みたいにすべてが嘘っぱちで、このブームの仕掛け人がいるとしたら、映画公開と、ドラマ開始にあわせて、「実は私たちが「電車男」と「エルメス」です」って特番が組まれるかもねw　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ＼　　| | /　 ／ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ丶＼ヾ　/／／ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿（　　）＿＿ =　==-　 　=　==-ヽ-　　-　　　　-　=　==　=　 =　　　= =　　- -　　＝　=　=　 =　　　=-　　　=　　- -　　＝-ヽ-　　- =　==-　 =　==-ヽ- 　 　 ∧＿∧ 　　-- -　　/￣￣/ 　　　　　　 ∧＿∧　　　（::::::　 　）　-　　　=　　- -　　＝-ヽ-　　- 　　　　　　（::::　　　）　　/::::::::　　ヽ　　　　==　=　 = 　　　　／⌒￣⌒ ヽ　 .|::::::::　　 　 ヽ　　=　　- -　　＝ 　　　/::::::::　　　/|　|　 |::::::::　　　| 丶ヽ　　　　　　　　　　 　./:::::::　　/~~　 ノ　 |::::::::::　　 |　/ ,〉 ￣（:::::::　　　￣￣￣￣|:::::::::　　　￣￣￣￣￣￣￣￣ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/06/04

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• ブログ検索システムβ版運用開始

  デジタルガレージがテクノラティとの業務提携で進めているブログ検索システムのβ版がリリースされた旨伊藤譲一さんのブログで発表されました。テクノラティジャパンβ版　ためしに、自分のHN、"bluewill"で検索すると、をを。ちゃんと出る出る（あたりまえか（笑））　　そのうち自由にそれぞれのブログで張れるようになるのでしょうね。アメリカでは９１１以降ブログは草の根メディアとも呼ばれてるようですけど、日本のブログの使われ方って、もともとNiftyにしろ楽天にしろLivedoorにしろ顧客の囲い込みツールとして始まったのもあると思いますけど、それを超えた連携できる、情報交換できる仕組みはまだまだのよーな気がします。ま、私も無料ブログつかっといて、あーだこーだ言う資格ないんですけど（笑）それがいやならSixApartさんの「Moveable Type」みたいなツールを使うしかない。（私信；考えなくはないんですけどね、shuhoさん）まあ、いずれにせよこの仕組みが日本のブログ界に一石を投じるか注目したいと思ってます。めずらしく自分のお仕事の業界について語ってみました（笑）ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/05/31

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  ゆっくり歩け。たっぷり水を飲め。

  あいかわずこんな短編（ふしぎなチョコ館）やあんな短編（オフ会をめぐる冒険）書いたりと、村上春樹マニア度99％のbluewillでございます。勢いあまってですねぇ。mixiというSNS（ソーシャルネットワークシステム）のコミュニティで、「村上春樹的世界」というのがあるのですが、その主催者のＮＡＳＣＩさん主催のオフ会、「ゆっくり歩け、たっぷり水を飲め」に参加。土曜日の午後一時。神宮の絵画館の前にある一角獣前に集合 合言葉は「やれやれ」いきなりマニア度全開です（^^）神宮・青山近辺にある村上春樹ゆかりの地をゆっくりと歩いて散策。たとえば、井戸とか、羊男とか、サンクチュアリ（やみくろの聖なる山）とか、ちゃんとあるのですね。　それも東京のど真ん中に。　　 　　　　そんで昼食は、村上春樹が経営していたジャズバー。ピーターキャット（もちろん今は経営者もお店の名前も変わってますけど）オムレツとビール、美味しかったです。（サンドイッチにしようか迷ったけど・・） 　　そして日が暮れた後は二次会でそれぞれの春樹論を戦わせたり、、、ちう程のことはしてませんが（笑）もちろん今日集まった十数人それぞれが初対面同士なんですが、同好同士っていう、ある種の気楽さがあって、楽しく盛り上がりました。仕事も年齢も性別もそれぞれで。　村上春樹の本が好きツナガリという、（おそらく）日常生活には何の役にも立たない、非日常空間でつながった仲間という、そんなつながりの中にいる自分を見るのも、たまには悪くないと思った一日でした。　最後になりましたが、NASCIさんコーディネートありがとうございました。

  2005/05/29

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• テストページにご注意！！

  最近は出張とかでホテル取るのに、「旅窓」みたいなNETで予約が当たり前になってるんだけど。で、うちの会社も東京と大阪にオフィスがあるんで、スタッフは行ったり来たり。こないだも大阪からＮさんが東京へ一泊の出張。「Nさん。今夜は泊りですか？」「うん。ホテルも押さえてあるし」「そうですか。じゃあ、今夜仕事が終わったら飲みに行きますか」ここでNさんが一言。「でもNETで予約したんだけど18時までにチェックインしなきゃいけないんだよね。夕食の時間とかあるから」　・・・夕食？ちなみに時刻はもう19時を回っている。。それにしても夕食つきとは贅沢な。どんな高級ホテルを予約したんだ。　　　「うん。旅館なんだけど、中野で一泊二食10,050円。でも夕食いらないって、備考欄に入れといたから」中野といえば新宿の隣の駅。それで一万円はお得♪　「でもNさん。確認の電話入れといたほうがいいですよ。旅館って遅くなったら玄関閉まって入れないってこともあるし」Ｎさんは、確認のメールも来てるし（※↓参照）大丈夫だよと言ったが、我々の説得を受けて、到着が遅れる旨の連絡を入れる。我々は仕事しながら聞くとはなしに電話のＮさんの話を聞いていたのだが、なんかおかしい。Ｎさんが電話を置いたとき我々はみなＮさんに注目した。　　　Ｎさんポツリと一言・・・　　　　　　「あれ、テストページだって」 　　　　 どどッ！！！（みんながずっこける音）てすぺーじって？？？？？？？？？？ちなみにそのページはこれ（大爆笑 ）＜注＞検索エンジンに引っかかるとナンなのであえて伏字にしてます（爆）○○旅館こ、これって・・　　　　　・中野で200室の旅館。ちなみに駐車場も200台・館内施設としてプール(夏季のみ) / テニスコート・温泉（単純泉）渓流風呂とかヒノキ風呂もある～。中野よ。ここ　極めつけは・近隣で体験できること博物館・美術館 / サイクリング / テニス / 野鳥観察 / 昆虫採集 / 花火 / 紅葉　　　ここは中野だ～！！！　あんた今から奥多摩にでも行く気かい！！！もう、部内大爆笑！！もしＮさん、電話してなかったら深夜の中野界隈で、存在しない旅館求めてウロウロするところでした。 でも彼を弁護させてもらえば、○○さん（あえて伏字）、どう見てもシステムミスですよ。テストページで宿泊予約ボタン押したら予約確認メールがちゃんと飛ぶんだもん（爆笑）まさかこのページ見つけて予約ボタン押すやつはいないとタカくくってたんでしょうが。（もう修正したようですが）いやー久々にわらかしてもらいました。ちなみにその夜ＮさんはＮＥＴで無事他のホテルを予約してお泊りになりました～。（※　予約確認メール。ちゃんと来るところがすごい）ご予約を下記の内容で承りましたので、ご確認の程、宜しくお願い申し上げます。【ご予約内容】----------------------------------------------------------------------[受付日時]　　2005年05月19日(19:04:45)[予約番号]　　********[予約者名]　　Ｎ[施設名]　　　○○旅館（←伏字）[プラン名]　　食事　大人強制　子供A強制 ツイン[利用日]　　　2005年05月19日(木)から1泊[部屋数]　　　1室[部屋タイプ]　ツイン[食事条件]　　朝食付(夕食、朝食オプションあり)[人数構成]　　大人：(男)1名[到着予定]　　22:00[交通手段]　　公共交通機関----------------------------------------------------------------------[料金内訳]　　-1日目-大人　　：6,000円 × 1名 ＝ 6,000円夕食大人：3,000円 × 1名 ＝ 3,000円(大人夕食)朝食大人：1,050円 × 1名 ＝ 1,050円(大人朝食)----------------------------------------------------------------------[料金合計]　　10,050円----------------------------------------------------------------------[部屋割り]　　1部屋目：大人(男)1名／----------------------------------------------------------------------[キャンセル料]　5日前 ～ 3日前　10％2日前 ～ 1日前　50％当日キャンセル 80％無断不泊 100％----------------------------------------------------------------------[宿泊施設へ]　　夕食には間に合いませんので、なしで結構です。料金は夕食分お支払いします。よろしくお願いい申し上げます。----------------------------------------------------------------------■ご精算についてご精算は現地でのお支払いとなります。カードでご精算される場合は、ご利用される施設の基本情報ページで対応可能なカード会社をあらかじめ確認してください。※ 料金にはサービス料・消費税が含まれております※ 料金とは別途、入湯税を頂戴いたします。■チェックインについてこのメールの内容を印刷するか、予約番号を控えてご持参ください。また、入力したご到着予定時刻より遅れる場合は、ご利用施設へ直接連絡してください。■キャンセル・変更についてキャンセルのご連絡がなかった場合は、料金の100％を頂くことがあります。また、ご利用日間際でのキャンセルにつきましてもキャンセル料としてご予約料金の一部をいただくことがあります。尚、ご宿泊先へのお電話でのキャンセル・変更は受け付けておりません。ご予約のキャンセル・変更は「会員ページ」からのみ受け付けまブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/05/22

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• ワインのある日常の楽しみ

  ひとんちのblogタイトルを勝手に持ってきました。mazurさん、カブさんごめんなさい。レスペクトですから。こーゆータイトルで格好よくスマートにワインを語るブログ書くのが夢だったので（笑）こないだの土曜日に、ヴィノス山崎さんのとこで主催した”超”初心者向けワインセミナー行ってきました。白2種類、赤2種類。”超”初心者はまづブドーの種類を理解しませう。とゆーことで（う～ん。わかりやすい）　白はボルドーワインに代表される「ソービニヨン・ブラン」、シャブリ（ブルゴーニュ地方）で有名な「シャルドネ」赤は、ボルドーの「メルロー」それからブルゴーニュ地方はボージョレーの「ガメ」なにせ参加料3000円。”超”初心者対象なんで、ボルドーワインはまあまあ良かったんだけど期待した、ブル系が。。。シャルドネはナパ（アメリカ）のやつだったし、ボージョレーもそりゃブルゴーニュだけど。。（ピノ・ノワールにして欲しかった・・）講師の種本さんに軽く文句（？）したら、予算が予算なんで・・・と、あのステキな笑顔で返されたんで、何もいえなくなったワタシ。　　どうしてもクレーマーになれない自分を自覚した一日であった。　　　日曜日には栃木のイチゴ狩りで、ワイナリー和泉屋の新井社長とばったり。ワインビジネスの話になったんですが前日の種本さんとおんなじことおしゃってました。「bluewillさん、ワインのシェアってどのくらいか知っている？お酒の流通の1%未満だよ」「意外と少ないんですねぇ」（ここまでは種本さんから聞いていた）「そのうちね、山梨だ、新潟だのお土産の需要が大部分を占めるわけ。だから売れないのよ、ワイン」ワインサイト日本一の社長に言われるとすごい説得力があります（^^）あ、イチゴ狩りでお世話になった、かめちゃん結婚おめでとうー（私信）　昨日は西麻布のLe Cavisteというワインバーに。　　私にとっては代々木上原のBAR BREATH以来、巡り合った素敵なバーです～で、この素敵なバーを紹介してくれたこれまた素敵な方と一緒におじゃま。で、二人で一本あけたのがPurigny Montrachet 1996 　Chartoron et Trebuchetもう、美味しかった！美味しかった！美味しかった！est!est!est!（あ、これじゃ違うワインだって）ワインはぶるごーにゅだーねー。と思ふ今日この頃。なんとか”ワインのある日常の楽しみ”というタイトルに合う内容になったろうか。ふう。　　　　かっこよいスマートなブログは遠い夢だにゃは。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/05/18

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• PtoP？

  最近仕事でかかわっていることのひとつがPtoPでの映像配信関連のお仕事です。PtoPというとナップスターとかグヌーテラが一世を風靡したころは、違法なファイル交換システムというどちらかというとネガティブなイメージがありましたが、最近ではIBMやスカパーもPtoPストリーミングシステムを開発したりハリウッドも関心を持ったりと、静かに広がりを見せていますね。うちの会社でも、4月にテスト配信を始めて、来週の本格ロンチに向け、どたばたやっています。プレスリリース新規事業を担当することの常として、社内の（あそこはあにやってんだ？）という視線は常にあるわけで、世間もそうですが、まず社内に”啓蒙”していかなきゃいけないのでございます。そんな社内の会話。「これはPoPを利用したシステムで・・」「ところでPtoPって何の略？」「ええっと・・・・　　　　　　　　　・・ポア・トゥ・ポア！」「・・・」　　　うちは、オ○ム真理教かい！！みんなで広めようポアのネットワーク・・こわ(((-v-)))一口メモインターネットで情報ファイルのやり取りをしたりするときにどんな対象からどんな対象へ情報を受け渡しするのかを～to～という略語で表します。ビジネススキームを指す場合もあります。企業間取引システムがBtoB（Business to Business）企業→顧客に向けたシステム（楽天のようなショッピングサイトとか・・）がBtoC（Business to Customer)なんていいますね。最近流行のオークションはCtoC（Customer to Customer）と言ったりしますけど、システム的には情報を集中管理するセンターサーバが常に必要なのはいうまでもないことです。実際には（CtoBtoC）ですね。そのセンターサーバを利用せず、完全にユーザ間で情報交換させるのがPtoP（Peer to Peer）です。Peerとは友人とか同輩って言う意味だそーです。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/05/13

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  新潟奇行

  紀行です（笑）連休を利用して行って参りました。新潟。がんばれ新潟。新幹線で湯沢まで行き、あとはローカル線とレンタカーのとことこした旅路。まあ落としたお金が少しでも新潟のGDPを押し上げることになれば嬉しいのですが。別にそういうのが目的でもなんでもなく、戊辰戦争関連の史跡を巡る旅です。というのも僕のじいさまのじいさまという人が、当時官軍の兵士（土佐藩宿毛の出身）としてこの戦争に参加していたので、その足跡を巡ろうと。で、まず小千谷縮で有名な小千谷へ。司馬遼太郎の本で小千谷談判と紹介されている慈眼寺。小千谷談判↑この、岩村なにがしが、僕のじいさまのじいさまです。司馬遼太郎のおかげで戊辰戦争一番の悪役になっちゃいました（笑）で、この談判場ですが、中越地震のせいでまったくめちゃくちゃに。住職の方にも話を聞いたのですが復旧にはまだ一年くらいかかりそうとのこと。たまたま僕の叔父がやはり以前ここを尋ねていたこともあって、住職の方にいろいろ話を伺えました。ついでに「へきそば」をご馳走になりました。「へきそば」初めて食べましたが、つなぎに小麦ではなく布海苔を使っていて、とってもつるつるした麺がのど越しにたまりません。美味しかった。 長岡の河井継之助の碑もこんな無残な姿になってます。まるでけつまづいたぬりかべのよーです。ばたっ！でもこの碑がある悠久山公園の桜はとても綺麗でございました。 さあ、皆さんごいっしょに「桜」を歌いましょう♪さくら　さくら　今咲き誇れ。僕がそばにいるよ、君を笑わせるから。フルリラ～フルリラ～（誰の歌だったっけ？）もちろん歴史探訪ばかりじゃなく、新潟スタジアム（通称ビッグスワン）もはずせない。ちなみにアルビレックス新潟のアルビレックスとは白鳥座の２等星アルビデオからとったそうです。なんで１等星のデネブぢゃないんだろ？デネブ新潟。うーんたしかにデーブ・スペクタみたいで、あんまし強くなさそうだ。え？あんまりゴロがあってない？「東京ナイトクラブ」と「農協ないと困る」位はゴロがあってると思うけどなぁ。と馬鹿なことを考えてたら日も暮れてきたので、宿泊先の岩室温泉へ。 どこぞからドボルザーク「新世界」が流れてきそーではありませんか。さあ、皆さんごいっしょに（しつこい）♪遠き山に陽は落ちて～下校時刻です。教室や校庭にいるよい子は帰りましょう。夜は温泉＆お酒を堪能しました。やっぱり米どころ酒どころ新潟。ちなみに二晩で堪能したお酒は、・岩の原ワイン（白）・越の誉（ぬる燗）・朝日山（冷）・美の川（冷）・宝山（冷）・お福（冷）・吉乃川（冷）帰りの新幹線は二日酔い状態だったのは言うまでも有馬温泉。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/05/06

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  僕らのことばがウィスキーであったなら

  　　 もし僕らのことばがウィスキーであったなら、僕は黙ってグラスを差し出し、あなたはそれを受け取って静かに喉に送り込む。それだけですんだはずだ。とてもシンプルで、とても親密で、とても正確だ。しかし残念ながら、僕らはことばがことばであり、ことばでしかない世界に住んでいる。僕らはすべてのものごとを、なにか別の素面のものに置き換えて語り、その限定性のなかで生きていくしかない。でも例外的に、ほんなわずかな幸福な瞬間に、僕らのことばはほんとうにウィスキーになることがある。そして僕らはいつもそのような瞬間を生きているのだ。もし僕らのことばがウィスキーであったなら、と。（shichobunko もし僕らのことばがウィスキーであったなら　より）ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/04/28

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  君も社長になろう

  出版記念パーティーにお邪魔する。「君も社長になろう」～楽しんで儲ける！起業という生き方～　吉田雅紀著出版記念パーティなんて、１年以上前、個人的にもファンである渋沢和樹さんの「罪人（とがびと）の愛」以来だな。ネットバブル崩壊後、起業する人の数は大幅に減っているそうですけど、そんな中でもこの吉田雅紀さんはずっと起業支援をやってこられた方です。こういう本が出るということは、世間的にまた起業の波が出てきたのかもしれないと、その辺に興味を覚えたのと、このパーティの発起人がたまたまいっしょに仕事してる人というのもあって、本も読んでないのに（爆）ずーずーしく参加することに。私自身が起業に携わったときは、ちょうどネットバブル崩壊の最中というのもあったけど、儲からなかったし、何より楽しめなかったし。もちろん責任は自分にあるんですけど。でもそのおかげで今の自分はいるし、失ったもの（お金とか・・）以上のものは得たと思ってますけどね。負け惜しみでもなんでもなく。パーティは、ベンチャーブームのとき以来久しぶりに会えた人も多く、結構楽しめました。そんで帰りに新宿は紀伊国屋書店に立ち寄り。新作コーナーに、サイバーエージェント藤田社長の「渋谷で働く社長の告白」があったので、ぱらぱらと立ち読みする。上場後株価が急落し掲示板に言いたい放題のことを書かれたころの苦悩の様子が正直に書かれていて、なかなか面白そうな内容でした。奥菜恵とのこともちゃんとふれてるし（笑）一応それらしいことが書かれてるけど、ほとんど内容がない（起業しろ、営業しろくらいか？）”ホリエ本”ありがたがって読むより、この本のほうが新人類社長の内面がよくわかります。きっと。”ブーム”に終わらない起業のスキームが日本にもきちんとできるといいですね。　と、思いつつもこの本は立ち読みで済ませ（＾＾；）、浅倉卓弥の新作「君の名残を」を買う。片山恭一や本多孝好といった「村上春樹パチモン作家」が跋扈している中、この人の「四日間の奇蹟」読んで、切なく余韻の残る小説を書ける、新しい作家が登場していたことを知りました。この本は６月に映画公開されるそうなので、ぜひ観てみたい。　興行的にはどうか知らないけど、セカチューなんか目じゃない内容のものができること期待します。（べつにセカチューに恨みないけど・・＾＾；）ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/04/23

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  ディープ・インパクト

  ディープインパクト（騎乗武豊）、皐月賞で予想通りの快勝！　なんといってもデビュー以来4連勝。スタートでちょっとつまずいたにもかかわらず、２馬身以上の差をつけての勝利。　　　っつう、ハナシではない！！（競馬やんないし・・・）　　　 米航空宇宙局(NASA)が計画している彗星衝突計画の実施が迫っています。NASAの彗星探査機『ディープ・インパクト』から衝撃弾を発射し、テンペル第1(周期)彗星と呼ばれる幅4キロメートルの彗星に激突させるものです。この時期にはテンペル第1彗星がちょうど地球に接近しているため、衝突の衝撃によって舞い上がる彗星の破片を地上から観察できる。というもの。彗星は太陽系ができた当時のまま残っている天体と考えられています。彗星の含有物質がわかれば、惑星の形成に関する学説を証明する――あるいはくつがえす――ことができるかもしれません。なお、「ディープ・インパクト」の実施日は、世界標準時７月４日６時。そう、独立記念日ですね。。。（アメリカさんらしい）ディープ・インパクトホームページ（ＮＡＳＡ）ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/04/18

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  天使と悪魔

  以前jaba様が、ダビンチコードの考察についての論文を書かれていましたが、このダビンチコードの主人公、ロバート・ラングドンが活躍する「天使と悪魔」読みました。読んだ直接のきっかけは、この本は科学と宗教の融合と反目がテーマだという話を聞いたからなんですが。。ダビンチコードが、モナリザや聖杯の謎に切り込みつつ事件を解決していくように、「天使と悪魔」も最新物理学やバチカンの細部に切り込んでます。「コンクラーペ」法王選挙。この本は、前法王が逝去して次期法王を選ぶ選挙、「コンクラーペ」を執り行う最中のバチカンが舞台なのですが、私がこの本を読んだ直後に、ホントにヨハネパウロ二世が亡くなってびっくり。謎に満ちたコンクラーペの手順がしっかり書かれています。「ＣＥＲＮ」ヨーロッパ核物理学研究所バチカンが、宗教の総本山であるならば、科学の総本山として、ＣＥＲＮが登場する。ジュネーブにあり、世界最大級の粒子加速装置などがある。量子テレポーテーションの理論証明者、ベルの法則を考えたジョン・ベルはここの研究員でした。物語はここの研究者が暗殺されるシーンから始まります。「イルミナティ」秘密結社。設立者の一人はガリレオ。教会によって地動説を修正させられたガリレオら科学者たちが地下にもぐって設立した秘密結社がイルミナティ。「反物質」神が「光あれ」と言って、この世は生まれた。それを物理学的に証明し、科学と宗教の統一を目指したベトラ博士はビックバンを実験室で再現した結果、大量の「反物質」生まれた。なお、「反物質」は、物質と触れると、核兵器の1000倍のエネルギーを出して消滅する。教会に積年の恨みがある「イルミナティ」はべトラ博士を暗殺し反物質を奪う。そして、これをコントラーペ最中のバチカンで爆発させようと企む。そしてイルミナティの暗号書を発見したラングドンは、暗殺者と格闘しつつローマ中を走り回る。ダビンチコードもそうですが、これも1日、それもＣＥＡＮから盗まれた反物質の安全装置のバッテリーが切れる6時間の間を描いている話なので、スピード感あふれています。最後は空飛んじゃうし・・・おそらくダンブラウンの狙いは、「マイクルクライトン」＋「インディジョーンズ」と言ったところですね。きっと。私も以前、ドリーミングコラムで、ビッグバンと宗教のこと書いたことあります。MIRLINさんが掲示板（コメント）に書いてくれたように、ビッグバン以前は気になりますね。このあたりを追求すると、特異点問題とか、Ｍ理論の宇宙とかまた面白いネタなんですけどね。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/04/14

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  127億光年の銀河

  　　　　　　　＜すばる望遠鏡撮影127億光年先の銀河＞国立天文台の大内正己研究員（現職：米 宇宙望遠鏡科学研究所・ハッブル特別研究員）を中心とする東京大学、国立天文台 などの研究グループは、すばる望遠鏡によって127億年前の宇宙に、生まれて間もない銀河団を発見しました。 銀河団とは、数十個の銀河が狭い範囲に集まった集団です。しかし、このような巨大な集団がいつ頃、どのように生まれてきたのかはわかっていません。これは、いままで知られている中では最遠の銀河団です。さらにこの銀河団の中では活発に星が作られていることが分かりました。そのため、これは生まれたばかりの銀河団であり、今日見られるような巨大な銀河団へと成長する最初の姿であると考えられます。今回の発見は、銀河団が生まれつつある姿を世界に先駆けてとらえたもので、銀河団の起源を明かす重要な一歩です。 （以上　国立天文台ホームページ）　　　すばる天文台は、日本の国立天文台が構築した、ハワイのマウナケア山頂（標高4,200m）にある世界一の天体望遠鏡です。　ところで、遠くの銀河を観測することにどんな意義があるのか？今回発見された127億光年先の銀河から、光が地球に届くのに127億年かかります。私たちが数億回生まれ変わっても足りないくらいの年月です。最近の研究では宇宙の年齢は130億年くらいだそうですが、この銀河を観測することは、宇宙が生まれて数億年の様子を観測していることになるんですね。　時空をまたぐ観測機器で私たちが、生後３ヶ月自分を覗き見ているような・・・　もし、もっと遠い宇宙の様子が観測できれば、宇宙の誕生の様子が観測できるのではないか？そう考えて、世界中の天文学者たちは、夜な夜な空を見上げ、宇宙空間に打ち上げられたハッブル望遠鏡のデータを解析しているんですね。宇宙が生まれ、銀河系が生まれ、太陽系が、地球がそして生命、私たちが生まれた理由を探求しています。 　　宇宙は遠大なタイムトンネルブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/04/06

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  NO1ショップの秘訣

  ワインは大好き♪そして、ワインに対する知識も、昔からこんなに豊富（？）な bluewillです。こんばんは。ふん、知識が何だ。ワインは2種類しかないんだ。いいものはいい。悪いものは悪い。　以上！（まだ酔払ってます）　　楽天で一番売れているワインショップといえば、ワイナリー和泉屋。大手資本が束になってもこの和泉屋さんの足元にも及ばないという程、ネットショッピング成功事例の代名詞にもなってますね。んで、本日はこの和泉屋の新井社長の4？歳の誕生パーティーということで渋谷シノワに行ってきました。新井社長とは、たまたま共通の知人がいて、一週間くらい前に一緒に飲んだ（―このときはワインじゃなく中華屋さんでした。（＾＾;）ゞ―）のですが、その際、今日のパーティに誘っていただいて。。m（_ _）m 　いやー、飲んだ飲んだ！！　　最後のほうは、味がわからなくなるくらい。（うう。もったいないー） あと、特筆すべきは、新井社長のキャラ。ワインに対する情熱。というかこのヒト心からワイン好きなんでしょうねー。そして、それを素直に表現している、WEB、メルマガ、SNSのシステム。世の中にクールなあるいはソフィスティケートされたワインサイトはあふれるほどありますが、その中で、新井”はるさん”社長の情熱やキャラが素直にショッピングサイトに現われているのが、NO1サイトの秘訣なんだろうなと、強く感じました。もちろんそれを支えている人たちも含めて。 　　・・・・ 翻って、私も一応、ＤＶＤサイトの責任者をやっておるわけですが、自分が売っている商品について、情熱をもって勧めているのか。。　　そう問われたら、全く答えられない自分がいる。。。。 うーむ。反省　私も情熱を持ってＤＶＤを売るぞー。まず、ＤＶＤを観まくらねば。。。　　　とゆーことで、まず手始めに、去年一番売れた、冬ソナを観ることにしました。　（何か違っ？！） 20話もあるのか～。先は長いな。。。ブログ プロモーション恋する催眠術　　

  2005/04/03

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  八丈島のキョン！！

  また、地震なんぞがおきたり、ライブドアVSフジサンケイにソフトバンクが参戦したり、桜が咲きそうで咲かなかったり、鈴木亜美が４年半ぶりにオリコンTOP３に入ったり、世の中ニュースであふれてますが、私の目を一番轢いた（痛て）もとい惹いたにゅうすがこれ。＜キョン＞八丈島の飼育舎から逃げたニュース自体は、キョンが飼育されている檻を脱走した。っつうだけの話ですが。　　　　わたしは、今日の今日まで・・・　　ブログ プロモーション恋する催眠術　　　　　　きょんって八丈島に生息する野生動物だと思っていた！！ 　　実際は違うんですね。もともと中国や台湾にいる小型の鹿で、野生化したキョンは八丈島じゃなくて千葉県にいたなんて・・。「八丈島のキョン」は、たまたま都立八丈植物公園で飼育されてるのを山上たつひこ氏がモデルにしただけなんて・・・くわしくはこちら　　　　 　 知らなかったー！　20へぇ（20きょん？）をあげたい。　

  2005/03/29

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• 仏教と量子力学

  久々に『ドリーミングコラム』ネタです。量子力学とは、物資の構成要素、つまり分子とか原子とかもっと下の構成要素を研究することにより、この世が何で成り立っているのかを研究する物理学の一分野です。量子力学の世界では、いわゆるニュートン力学になれた私たちにはとても信じられない世界が広がっています。物質は波動の性格を持つ。長い間にわたって、光は光子という物質なのか、電磁波という波なのかという論争がありました。この論争の決着は、そもそも物質と波を分けることは（量子力学の分野では）間違いである。という結論にいたっています。こーなると、私たちが物質としているものはいったい何なのか？という疑問にぶちあたります。また、私たちは物質が存在（有）することを前提に、物質が存在しない空間を「無」と呼びます。『空』と言うこともありますね。真空とか。しかし量子力学の分野ではこの有と無の境界はものすごく曖昧です。波動の干渉実験をみるまでもなく、同じものがあるところにいきなり存在したり無くなったりするのは普通の出来事です。その上、量子力学でコペンハーゲン解釈を打ち立てたニールス・ボーアは「観測しないものは存在しない」とまで言い切りました。これが「観測効果」とよばれるものです。物質はだれにも観測してくれないときは、波のままで、誰かが観測してくれたときに物質となる。彼はこれを相補性という概念から説明しましたが、この相補性は東洋哲学の陰陽論の影響を受けていたことはよく知られています。またユークリッド数学を持ち出すまでも無く、西洋科学では、「有」と「無」ははっきり分かれます。「無」は無価値、無意味。ナッシング。私たち人間にとって一番恐ろしいのは、苦ではなく「無」です。死ぬことが怖いのはそれが苦痛だからではなく、「無」になることが怖いからです。だから死んでも無にはならない世界＝「天国」という思想が広まりました。これは東洋、西洋、イスラムとわず宗教の根底にあるものですね。仏教も宗教ですから「天国」はありますけれども、これはゾロアスター教やヒンズー教の影響を受けたのも大きいかと思います。東洋思想、仏教思想では、「無」に価値をおきますね。無我、無私とか無欲、ある意味理想の姿に「無」や「空」を見たりします。色即是空とかね。で、この「無」とか「空」というのは「ナッシング」ではなく、「すべてのバランスが取れた状態」という意味が一番近いかと思います。人間はいろいろなことを考えますが、これらを考えることをなくせといっているのではなく、バランス取れた考え方をせよ。と説いているのだと思います。そうじゃなきゃ「無欲」になるには脳を破壊すればよいことになってしまいます。波動の干渉実験で、ある場所で光が消えてしまうのは、さまざまな光がバランス取れた場所でおこるのとある意味似ているでしょう。そして「真空」もけっして「何にもない空間」ではないのですね。たとえば真空にバランスを崩すような現象を起こさせると（たとえばガンマ線を放射するとか）物質がぽんと出てきたりします。どうやらこの世というのは、有と無が重ねあった状態らしい。これが最新物理学が説く世界像です。1と0は全く相反する。これが古典物理学の結論。人間で言うと生と死。1と0は相反しない。これは現代物理学。生と死は分けられないのです。ある意味。ここ半年ばかりの私のブログ読んでいただいた方は、私が何がいいたいかわかる方もいらっしゃるんではないかと思います。（い、いない？）量子コンピュータの原理となった「シュレーディンガーの猫」。まさに生と死の重ね合わせで動くコンピュータの開発が進んでいます。まだ実験段階ですが、簡単な因数分解の計算に成功しています。繰り返しますが量子コンピュータは１と０を曖昧にしたまま計算することにより、並列処理させるコンピュータです。これって私たちが、人間の脳にはできるけどコンピュータにはできないこと、と考えていたことですね。もしかしたら「意識」とか「自我」もっと言えば「魂」という人間が人間たるものの真実が隠されている気がします。このあたりままた項を改めて説明しようかと。。「シュレ猫」こそ仏さまのような存在だったりして（笑）もうひとりこの真実に気づいていらっしゃるかたもいます。そうワタクシが尊敬（？）してやまない「村上春樹」大先生(ちょっと違)「ノルウェイの森」のあの有名な文句を言える人も多いでしょう。「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している」ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/03/26

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  お彼岸は般若心経

  例によってわけわからんタイトルじゃーこの３連休を利用して四国は徳島へ行ってきました。ばあさまの十周忌、法事で親戚一同集合です。まだまだ寒い東京ですが、南国四国へ羽田から二時間の空の旅！　　（徳島空港ロビー） 徳島といったら、いまや阿波踊りでも、徳島ラーメンでもなく、徳島ヴォルディス！今シーズンからJ2へ参入です！！全国ニュース的には「ザスパ草津」の影に隠れちゃって首都圏ではヴォルティスのJ2昇格は、ほとんどニュースにならなかったですけど・・（泣）やっぱり選手みんなで温泉や旅館の受付で働かなきゃいけないか？でも徳島に温泉ないしなぁ。♪選手みんなで、お遍路すればニュースになるかも。つーか、そんな暇あったら練習してJ1に昇格しろよ。はい、ごもっともなどと考えつつ、南国徳島到着！！迎えるは駅前大通りのパームツリー なんか、寒々しい？そうなんですよ。ちっとも暖かくないのだ、徳島は。コートもって来るべきだった。ぶるぶる。法事のほうは滞りなく無事終了しました。開始(１１時)直前に地震を感じてちょとびっくりしましたけど。坊様がお経を唱えている間、足がしびれるのを気を逸らそうと、配られた般若心境の写しを眺めていました。般若心経というか仏教の説く世界は、驚くほど「量子力学的世界」と一致していますね。以前jabaさんに、仏教の説く世界は９次元（１３次元だっけ？）と言われたことがあるけど、これは最近の超ひも理論のいう１１次元と近いですし。と久々にお仕事から解放されてのんびりいろいろ考えた３日間でした仏教と量子力学についてはまた次回書きます～（予告）ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/03/22

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  レールウェイの杜　（通勤ライフ・・・）

  僕が住んでいるところは、武蔵野とか多摩とか呼ばれているところです。ここから、青山の会社まで一時間程かけて通っております。以前しゃちょーが両手の指を合わせる仕草をしながら、「君は独身なのになんでそんな遠くに住んでいるのですか？」とシミジミと僕に訊いたことがあります。めんどくさいので、貧乏だからですと答えました。それ以来しゃちょーはあまり口をきいてくれません。（嘘）そんな僕の通勤ライフを紹介します。考えてみたら、日記（ブログ）を開設して三年になるというのにちっとも自己紹介っぽいのをやっていなかったですね。 家から歩いて数分のところに「ノルウェイの森」の『直子』が通った津田塾大学があります。少し行ったところには武蔵野美術大や創価学園などもあり学生の街です。 『僕』と『直子』が落ち葉を踏みながら並んで歩いたに違いない、玉川上水沿いの遊歩道。家から最寄り駅へ行くときここを通っています。こう見るとわたしゃ、すごい田舎に住んでるみたい・・太宰治が入水自殺したのも玉川上水ですね。そーいえば国分寺駅でJRに乗り換え、中央線で新宿を経由して四ッ谷へ。だから会社帰りに食事したり飲んだりするのは新宿が多いですね。そんな中のひとつを紹介。 JAZZ　BARのDUGです。「ノルウェイの森」では、『僕』と『緑』のデート場所としてもおなじみ、「DUG」。看板にはSince1967とあります。1970年頃は紀伊国屋書店の裏辺りにあったそうですが、今は靖国通り沿いにあります。BARにしてはめずらしく昼12時開店。『緑』が言うように「昼からお酒が飲める店」ですね。僕は昼間は行ったことないけど。『緑』と言えば、彼女が中学高校と通ったであろう隻葉学園。四ッ谷駅のすぐそば。「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」でも、獣の骨を盗もうとしたガス屋の娘の通う高校として登場しますね。そーいえば大学の友人に隻葉高校出身のＮさんがいました。彼女は九州Ｎ藩の大名の末裔で、当時文京区在住の”お嬢様”でしたね。四ッ谷駅で地下鉄に乗り換え、赤坂見附を経由して、銀座線青山一丁目。この近くに会社があります。 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」をお読みになった方はご存知のように、ちょうどこの下に『やみくろ』の巣があります。『やみくろ』は普段地下にいてわれわれの眼に触れることはありませんが、夜時たま地下鉄の構内などに出没することがあります。その出入り口はちょうど、外苑前ー青山一丁目あたり。青山界隈で夜行方不明になる人が年1,2人いるそうですが、『やみくろ』の仕業だそうです。青山界隈の夜の一人歩きにはご注意を。最近やたら、日誌に歌詞をかいてごまかす（？）ことが多いですが、やはり最後に歌詞で閉めます。Sunday　 限られた　くつろぎのすべては明日のためMonday　 新聞も読めずに　靴を履くTuesday　偶然に　昔の友達を見かけてもWednesday　今はまだ　声を掛けたくない雨が降っても　道を選べば　傘をささずに歩ける傷つかないで生きていく為に　時々自分もだますいくら好きでも　信じあっていても　それぞれ言い分はあり小さなことを　ほっておけなくて　大事なことを見失うSaturday　結局は納得いかないまま　朝になるSunday　君を呼ぶ　声も枯れてくるよ・・・君がいるからさI'm Living Through a Tokyo Life（KAN　東京ライフ）ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/03/13

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• 『ふしぎなチョコ館』4　村上春樹新作記念トリビュート小説

  ふしぎなチョコ館（初めて読む方はこちらから）最初の予定を延長してやっと最終回です。最初はもっと短編としてまとめるはずだったのだが、出来上がったものは短編小説とはいえないものになってしまった。おそらく私の想像している以上にこれは書かれることを必要としていたのであろう。（ノルウェイの森ふうあとがき）　↑そんなわけはない。-----------------------絶望にくれたぼくの目の前でチョコレートは、あいかわらずあとからあとからやって来ては、チョコの墓場に倒れこんでいった。と、その隊列が突然乱れた。チョコレートたちは逃げ惑い、前のチョコにぶつかり、ひっくり返り、乗り上げ、崩れ落ちた。それを見ているうちその原因がわかった。鼠だ。（もちろんちゅうちゅう啼く動物の鼠のことだ。何を当たり前のことをという人もいるだろうが、世の中には猫に『いわし』だの『かもめ』だのと名付ける人もいるので、たとえば鼠と言うあだ名の人間と誤解する場合もある。そのためこういった説明も必要なのだ。形而学上も名前というのはその個性の差別化問題も含め大変難しいし混乱する場合がある。たとえばJRの人が突然思い立って新宿駅を渋谷駅と変更してしまった場合を考えてみるがよい。実際品川区ではなく港区に品川駅を作ったりする会社なのだからありえない話ではない。）鼠たちは、手当たり次第にチョコを齧り倒していた。あたりは混乱と無秩序が絡み合って格闘しているような状況になった。そのとき小指のない女の人がぼくの手をつかんだ。「こっちよ。さあ、村上君も」ぼくらは走った。どこをどう走ったのかわからなかったが、チョコレートと鼠にぶつかりながら、ともかく走った。気がつくと、ぼくは図書館のロビーにいた。小指のない女の人も村上君もいなかった。どこかではぐれてしまったらしい。電気の消えたロビーに立っていると、コツコツとリノリウムの床を叩く足音がした。ぼくは振り返った。懐中電灯の光がぼくに当てられた。ぼくのほうからは、その人の顔が見えなかった。「もうとっくに閉館だよ」その男は図書館の警備員だった。「あ、すみません。えっと地下のほうにいたもので」「何を行ってるんだ」警備員は怒るように行った。「この図書館に地下があるはず無いじゃないか。夢見たこといってないで、とっとと帰りなさい」「すみません」「玄関は閉まっているから裏口から出なさい」「はい」ぼくは素直に言って裏口から外へ出た。冬空がぼくを見下ろしていた。息が白かった。図書館から家までは歩いて10分くらいの距離だ。親に遅くなった理由を訊かれたので、図書館で勉強をしているうちに尾眠りをしてしまった、と答えた。実際すべては夢の中の出来事のようにも思えた。親もそれ以上は何も言わなかった。部屋に入ると、あんなにあったチョコレートはなくなって、空の紙袋がふたつ転がっているだけだった。みんなチョコの墓場へ行ってしまったんだなと、ぼくは思った。空だと思っていた紙袋を手にもつと、中に何かが入っていた。なぜか１個だけチョコレートが入っていた。それは小さな一口サイズで、銀紙がまかれているだけのもの。もちろん隣に来ていたユミヨシさんの小さな手からもらったものだった。どうしてその一個だけ残っていたのか、もちろんわからなかった。墓場にすら行くことができなかったのかもしれない。それともほかに理由があるのかもしれない。もちろんぼくにチョコレートの事情なんて考えてもわかるはずはなかった。ぼくはそれを持ってベランダに出た。隣の家からレイコさんのギターが聴こえてきた。レイコさんはピアノだけではなくギターも上手い。もちろんピアノ程ではないが、たとえばユミヨシさんのお姉さんと旭川で音楽教室やるくらいの腕ではあるだろう。もちろん旭川じゃなくても東京でも京都でもいいけど。レイコさんは、バッハのフーガを弾き、サイモン＆ガーファンクルのスカボロー・フェアを弾いた。それからしばらく間が開いたあとノルウェイの森のメロディが流れてきた。ぼくはレイコさんの弾くノルウェイの森が好きだった。それはとても美しくとても悲しく響いた。それはぼくに暗くて深いそして静かな森を想像させた。ぼくはユミヨシさんからもらったチョコをかじってみた。それは思ったほどまずくなかった。銀紙をベランダの手すりの上に置いた。銀紙はかすかに吹く風に震え、街灯の明かりを反射してきらきらと光っていた。ノルウェイの森。そんなタイトルの小説があってもいいかもしれない。ぼくはふと思った。村上君はちょっと変わった文章を書くから彼に書いてもらうのがいいだろう。主人公は自分は凡庸で普通だと思っているけど、決してそうじゃない少年。まさに村上君そのものだ。小林緑もいてもいいな。それからいつも美しいギターを爪弾くレイコさん。ぼくは、さしずめ東大あたりにいる女に持てて優秀な先輩と言った役か。そしてその小説の本当の主人公は村上君に似た少年ではなく、ぼくなのだ。ぼくとぼくの彼女の物語がこの本の真のテーマだ。なぜならこの小説は「NORWEGIAN WOOD 」なのだからI once had a girl or should I say she once had meShe showed me her room, isn’t it good? norwegian woodぼくは彼女をナンパした。いや、彼女にひっかかったと言うべきか。彼女はぼくを部屋に案内してくれた。ノルウェイの暖炉が悪くない感じ。And when I awoke I was alone, this bird had flownSo I lit a fire, isn’t it good? norwegian woodそしてぼくが目覚めたら、ぼくは一人だった。彼女は飛び去っていってしまった。そうしてぼくは暖炉に火を入れる。ノルウェイの暖炉が悪くない感じ。『ノルウェイの森』ではなく、『ノルウェイの森』から切り出された。一片の『薪』。（ちなみにノルウェイの森なら、The Forest in Nolweiだろう）暖炉の中で真っ赤な炎を上げている。ほんの一時だけ。あとで暖炉の薪を気にかける人はまずいない。まさにぼくの物語。そして最後にぼくの彼女も行ってしまうのだ。（this bird had flown）夕暮れ時、この世のすべてのものを赤く変えてしまったかのような、そんな心の震えを、彼女とかかわるすべての人に残して。明日学校に行ったら村上君に話してみようか。もっとも明日になってしまえば今日のこともすっかり忘れて、いや忘れたふりをして今までどおり優等生を演じ続けるのだろう。そんな気もした。レイコさんのギターはもう聴こえなくなっていた。夜風が吹き始めた。包み紙の銀紙は、きらきらと光を反射させながら夜風に舞った。その光は帰宅を急ぐ人のための街灯や、家族の小さな幸せを照らしている家の灯りだった。銀紙が見えなくなってしまっても、その光の輝跡はずっとぼくの目に残った。ぼくは手を伸ばした。その光はぼくの指先の、ほんの少し先にあった。（終）ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/03/04

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• 『ふしぎなチョコ館』3　村上春樹新作記念トリビュート小説

  ふしぎなチョコ館（初めて読む方はこちらから）ついに最終回・・・と思ったのですがあ。-----------------------チョコの墓場へとやってきたチョコレートたちはあいかわらずとぼとぼと歩き、墓場であるくぼみに倒れこんでいた。それはあとからあとからやってきた。そして中央のくぼみまでたどりつけずに、途中で倒れるものも多かった。そして倒れたチョコに躓いて別のチョコが倒れ、あたりにはだんだんとそんなチョコの山ができていた。あちこちでチョコレートの渋滞が起きていた。そうすると男がやってきて、倒れたチョコを大きなスコップですくって、道の脇に積み上げていった。道ができて再びチョコはくぼみに向かってとぼとぼと歩き出した。その男をよく見ると村上君だった。ぼくはびっくりした。こんなところに村上君がいるなんて、一体どういうわけなのだ？村上君もぼくに気づいて「やあ」と声をかけた。「遅かったじゃない。来ないのかと思ったわ」小指のない女の人が村上君に声をかけた。「いや、もちろん来るよ。ただ用事を済ませてから来たんだ」村上君は言った。「何の用事？」「靴磨きさ」「あなたの靴？」「まさか、親父のだよ。親父は毎日判を押したように７時に帰ってくる。そうすると僕と兄貴が交代で靴を磨かなきゃならないんだ。親父にとって靴は何かの象徴なんだろうね。そういう習慣なんだ」「ふうん。立派な習慣ね」女の人は言った。「本当にそう思う？」「ええ、あなたは父親に感謝すべきよ」「親父の足が二本しかないことには、いつも感謝している」村上君は言った。女の人はくすくす笑った。「村上君はここで何しているの？」ぼくは村上君に訊いた。「見ればわかるだろう、チョコかきさ」「チョコかき？」「雪が降ればだれかが雪かきをしなくちゃいけない。チョコがあふれても同じだ。五反田君だって家の前の道が雪で通れなくなったら雪かきするだろう。誰かがやらなくちゃいけないんだ。逆に言うと高度資本主義の社会では、こういう仕事はいくらでもあるんだ。何も考えずただ丁寧にやれば次々と依頼が来る。意外に思うかもしれないけれど、普通の人はみんな余計なことを考えて、仕事は丁寧にやらない。そういう社会なのさ」村上君は言った。ぼくにはさっぱり意味はわからなかった。もっともこの「チョコ館」に来て以来、意味のわかることなんかひとつも無かったのだから、いまさら気にするまいと思った。「とにかくぼくは家に帰りたいんだ。どうすればいいんだろう？」「さあ、どうなんだろう？高度資本主義社会では、自分以外の歯車のことはわからないからね。おそらく羊男だけじゃないか。そういうのがわかるのは。彼はそういうのを”繋ぐ”のが仕事だからね」村上君は言った。「そうなんですか？」ぼくは羊男に訊いた。「う、うん、まあ彼のいうとおりだけどね」羊男はちょっと決まり悪そうな顔で言った。「あなたはいったい何者なんですか？」ぼくはここで彼に出会って以来の質問をした。「あなただって年中ずっと羊の毛皮をかぶっているわけじゃないんでしょう？」「おいらかい。おいらはもともと電話局の工事人さ。配電盤の修理でいろいろなお宅に伺う。それでみんなとみんなを繋げる仕事をしているんだ。今でも昼間はその仕事をしている。そのほかの時間にこうやって羊男をしている。もっともだんだん羊男のほうが多くなっているけどね。いずれ100％羊男になるんだろうな。そのうちに」「どうして羊男になるんですか？」「現実の世界は戦争があるからね。日本も今はないがいずれある。おいらはそれが怖いんだ。だからそれまでに100％羊男にならなくちゃいけない。こういうのってね、急にはできないんだ。少しずつなんだ。鴉が木のほらにガラスを集めるみたいにね」「そういえば、僕の家の電話の調子が悪いんです」村上君が急に思い出したように言った。「電話局に電話したら、配電盤が旧式だから新しいのに交換しますって。でも全然来てくれないんだけど」「ちょっと待ってくれ」羊男はそういって懐から手帳を出した。「ええと、あんたの家は、と」しばらく手帳を繰ったあと「ああ、これだ。今度の日曜の午前になっちゃうけどいいかな？」「かまいませんよ。うちのほうは」「ええと、あんたのとこは、ゴルフコースの隣にあるアパートの2階で、あんたは双子の娘と一緒に暮らしているんだったね？」「違いますよ」村上君は言った。「僕は家族と暮らしてますよ」「ああ、ごめん」羊男はまた手帳を繰った。「ええとあんたのとこの住所は『札幌市△△区の『いるかホテル』・・・』いや、これも違うな。どうも時空が混乱しているようだ。またあとで調べるよ」「ジクウガコンランシテイル」村上君は首を振りながらつぶやいたが、それ以上は何も言わなかった。「とにかく、ぼくはここに来たんじゃなくて、図書館に来たんだ。ちゃんとぼくを図書館のほうに戻してくれ」ぼくは羊男に言った。「そんなこといってもなあ。あんたは自分の足でここにきたんだし」羊男は節目がちになった。「そんなことどうでもいい。とにかく僕を帰してくれ、図書館のほうに」ぼくはなおも強い口調で言った。「おいらができるのは繋ぐことだけだからね。実際にうまく踊るのはあんた自身だ。わかったよ」羊男はそういって、懐から配電盤を取り出した。（手帳はともかく配電盤が入る懐ってどんななのだろう？ドラえもんのポケットみたいだとぼくは思った）配電盤にはコードが何本か刺さっていたが、そのうち一本は、ジャックから外れて垂れ下がっていた。「ここに一本だけ外れているコードがあるだろう」羊男は言った。「これをいくつかあるジャックのひとつに繋ぐんだ。図書館に繋がっているのはもちろんひとつだけ。まちがえば他のものに繋がる」「何回間違えてもいいんですか？」「２回だけだ」羊男は言った。ぼくは緊張しながら、配電盤のコードをあいているジャックのひとつに繋いだ。突然目の前にユキが現われた。ユキは、はいと言って、それをぼくに差し出した。「えっと、これで、どこに判を押せばいいのかな。。って、『印鑑』じゃない！ぼくが行きたいのは図書館だ！」「あんたは間違えたんだよ」羊男は言った。ぼくはもう一度、配電盤の別のジャックに、コードを繋いだ。ユキが再び、ぼくに差し出した。「うん。痒いときにはこれにかぎるね。スーッとする。。。って、『キンカン』じゃない！！」ぼくは叫んだ。「次がラストチャンスだ」羊男は言った。ぼくは震える手でコードをジャックに繋いだ。ぼくは思わず目をつぶった。そして恐る恐る目を開くと、目の前には・・・　　　　　　　　　　・・・蜜柑があった。　　　　「残念だったね」羊男が言った。　　ぼくは思わず羊男に怒鳴った。「ふざけるな！いったいぼくを何だと思っているんだ！あんたなんかスライスされて羊肉にでもなってしまえ！！」「しょうがないな」羊男は意外にもあっさりそう言うと、本当にスライスされた羊肉になってしまった。ユキが無表情のままそれを鍋の上にのせた。「ジンギスカンなんてどうでもいい！」ぼくはほとんど泣き叫んでいた。「羊男もいなくなってしまった。ぼくはどうすればいいんだ」「落ち着きなさいよ」ユキが言った。「そういう気分のとき大人はお酒を飲むのよ」「それってまさか・・」ぼくはいやな予感がした。「そう。熱燗」ユキが言った。---------------ううう。変なオチをつけてしまった。こんなんじゃ終われない（マネージャーにどやされるぅぅ）・・・・というわけであともう一回続きます～。すみません。ブログ プロモーション恋する催眠術

  2005/02/24

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• ライブドア問題の奥田発言に怒

  いたいけな子供の殺害事件以外は、ニュースを見て「腹立つ」ことはめったに無いんですが、正直これにはハラがたった。。言うまでもなく、ホリエさんのニッポン放送の株購入モンダイに対して、奥田経団連会長（元トヨタ会長）が「堀江氏はカネがあれば何でもできるというような本を出している。そういう人がああいうことをすると道徳的におかしいとの批判が出る」と、のたもうたことです。個人的には、ニッポン放送は学生時代のバンド活動で、何かと出入りしてたんで愛着持ってるし、ホリエさんは、もちろん直接交流はないけど、昔（ネットベンチャー華やかりし頃）ワールドビジネスサテライトで一緒に「出演」した縁があるし。（収録は別）この番組出演のおかげで、Yさん、Aさん、Oさんという生涯の（多分^^;）友人ができたし。（mixi仲間でもありますね）それなりに関心もって見てはいたんですが。まあ、森もと首相を初めとする政治家の発言はどーでもよい。（論評の価値すらない）自民党が世界でもっとも洗練された共産主義政党であり、日本が世界で唯一成功した共産主義国家なのは紛れもない事実なのだから。（共産党がそういってるのだからまちがいない。私たちが結党時に提唱したことはすべて実現されました（昔読んだ広報より）。。。実現したのは自民党なんだけどね（笑）。）おかげで日本は、飢え死にした人がいるとニュースになるくらいの豊かな平等国家になった。社会のダイナミズムの欠如や官僚国家体制は共産国家の自然の帰着で、ある意味仕方がない。でも企業のTOPが「金がすべてはおかしい」見たいな事をいうか？奥田君。ビジネスは金がすべてじゃないのか？企業が利潤追求しなかったら、「資本主義社会、自由主義社会」が崩壊するのは高校生だって知っている。本当にそれを批判したかったら、西武の堤オーナーのほうをよっぽど避難するべきだし。その上、この半年だけで彼は少なくとも2人の人間の命を奪っている。ニッポン放送問題も、そもそもフジサンケイの元オーナー鹿内一族が密室のいびつなメディア支配をしていたのが原因なのは誰もが知っていることだ。「コクドと西武鉄道」と「ニッポン放送とフジテレビ」は全く一緒。そして堤はコクドを上場させるなんてことはしなかったが、フジサンケイは『金のために』ニッポン放送を上場するなんて暴挙をした。だまって非上場のまま子会社化すればよかったのだ。で、何が腹立つって、奥田君はそんなこと百も承知で発言していることですね。彼の本音は「自分たちのムラ社会に新参者が入ってくるな」ということだけ。それはそれでいいんですよ。「ホリエなんてわけのわからないのは叩き潰せ」そういえばいい。それでお互い戦え。戦うんだジョー！（もちろんビジネスで）道徳論なんてもちだすと、あほな人々が本気に取ってしまう恐れがある。「ああ、ビジネスで利潤追求はいけないことなんだ・・」公式戦のボクシングやっている横で、「リングの上で暴力はいけません」と言っている。それもボクシング協会会長が言っているのと同じだ。そういうのは共産主義者の政治屋や宦官どもにまかせておきなさい。その前に、パソコンもDVDプレーヤーも技術革新とともに値段は何分の一にもなっているのに、車はちっとも安くならないのか説明しなさい。奥田君。

  2005/02/23

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• 最終回予告　「ふしぎなチョコ館」　

  長きに渡って連載してきた、（←二回だけじゃん！！=☆/(x_x)）『不思議なチョコ館』、いよいよ次回で最終回。　でもって予告編（UPいつになるか未定のためのつなぎとも言ふ。^^;）　　　最終回はいよいよ村上春樹ワールドの謎が解明する！！　　『羊男の正体とは？彼の前世（羊男になる前ね。）がついに明らかに！！』『「ノルウェイの森」の本当意味とは！本当のラストシーンはここだ！！』　　　乞うご期待！！！　　　（ん？　そういうストーリだったっけ？？）　　　　　『・・・・。』　　

  2005/02/21

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• 『ふしぎなチョコ館』2　村上春樹新作記念トリビュート小説

  『不思議なチョコ館』1のつづきー　　図書館はいつもよりもしんとしていた。ぼくはそのとき新しい革靴を履いていたので、灰色のリノリウムの床を歩くと、こつんこつんという硬く乾いた音がした。貸し出しコーナーには、女の人が一人でカウンターに座り、うんざりした顔でコーラを飲みながら伝票をチェックしていた。彼女を見るのは初めてだった。ふつう左手の小指のない女性に会ったことがあったら、まず忘れることはないだろう。ぼくは本を返したあと彼女に言った。「図書館の本を借りたいんですが」「どういった本？」彼女はぼくを見上げて言った。「オスマントルコ帝国の税金の集め方について」彼女は10秒くらい考えてから、「階段を下りて右。107号室」と言ったあと、唇を丸くすぼめたまま4本の指で伝票の束をパラパラと操った。ぼくは階段を下りて、小指のない女の人が言ったとおりに進んだ。この図書館に地階があるなんていままで気がつかなかった。たしかに107という表示があったので、ぼくはノックして中に入った。部屋の中には小さな古い机があり、そのうしろには女の子が座っていた。見ているだけで目が痛くなるくらいのきれいな女の子だった。年は僕と同じくらいだろう。手足も首も、ちょっと力を入れただけでぽきんと折れてしまいそうなくらい細かった。長いまっすぐな髪は、宝石でも溶かしこんだみたいにきらきらと光っている。彼女は細いブルージーンズをはいて緑色のトレーナを着ていた。ロゴにはイギリスのロックバンド『ジェネシス』の文字があった。『Genesis』－起源－ぼくはきれいな娘の前でいつもやるように、最上級のレベルの笑顔を見せた。「本を借りにきたんだけど」「聞いてる。閲覧室はこっち」女の子は無表情で立ち上がった。「ぼくは五反田亮一」ぼくは自己紹介した。それから笑顔のレベルをもう一段上げて、ラジオドラマの主人公のように落ち着いた声で彼女に言った。「君の名は」普通ならここで世間の女の子はみんなぼくにぼーっとして、「マチコ」とかなんとか、自分の名前をうっとりしながら言うはずだった。まあ小林緑以外は。でも女の子は、馬鹿みたい、と言いそうな顔でぼくを見つめているだけだった。少しして彼女は黙ったまま、壁にかけられた額の写真を指差した。それはちょっと不思議な写真だった。北海道の山の中だかどこかの牧場の写真で、一面雪景色だった。雪が降っているにもかかわらず羊が放牧されていた。ほとんど同じ種類の羊だったが、一頭だけ、背中に星の模様が見えた。そんな模様の羊は見たことがなかった。もちろんぼくには羊に関する知識なんてウールの毛先ほども無いのだけれど。手前のほうでは、管理人らしき人が雪かきをしていた。よく見ると村上君そっくりな顔をしていた。「ひつじ、・・いや、雪？」ぼくは言った。「そう、それ、ユキ」彼女は言った。ぼくはユキのあとをついて、閲覧室に入った。そこは小さな部屋で、簡単なベッドと、机と洗面台と、水洗便器があった。机の上にはぶ厚い３冊の本があり、部屋の隅には羊男がいた。ここは閲覧室というより牢屋だ。ごく控えめに表現して。「やあ、君が五反田君だね。待ってたよ」羊男は言った。「何なんですか、ここは」ぼくは羊男に抗議した。「ぼくはただ本を借りに来ただけだ。しかも本がちがう。『オスマントルコ帝国のチョコレート事情』それから『オスマントルコ帝国のチョコレート職人の日記』もうひとつ『オスマントルコ帝国のチョコレート不買運動とその弾圧』どういうことですか、これは」「だってここは『チョコ館』だからね。君がそれを望んだんだろう？」羊男は不思議そうな顔をしていった。ぼくは受付の小指のない女性のことを思い出した。おそらく彼女が聞き間違えたのだ。コーラなんか飲みながら仕事しているからだ。ぼくは羊男に言った。「これは何かの間違いだ。ぼくは帰ります」「それは駄目だよ」羊男は言った。「一度この部屋に入ったものはこの本を全部覚えるまで部屋から出ちゃいけないんだ。それがこの『チョコ館』の規則だからね」ぼくはそんなのあんまりだ。と思った。「大丈夫、食事はちゃんと一日三回届けるよ。３時にはおやつにドーナツも出してあげる」羊男はなぐさめた。そしてぼくが唖然としているうちに、部屋を出て鍵をかけてしまった。ユキも羊男と一緒に部屋を出たが、彼女は部屋を出るとき「馬鹿みたい」とつぶやいた。「まったく馬鹿みたいな話だ。どうしてぼくがこんな目にあわなくちゃいけないんだ」ぼくは口に出してみたが、一人ぼっちの部屋の中では誰も答えてくれなかった。ぼくは狭い部屋の中を見回したが、もちろんどこにも答えらしきものは書いてなかった。おそらく本の内容を覚えたところで、この部屋を出してはくれないだろう。本を覚えたら、のこぎりでぼくの頭を切り開き、知識でいっぱいになった脳みそを吸おうとしているのかもしれない。そんな予感がした。そしてぼくのそういう予感というのは、たいてい当たるのだ。なんとかここを逃げ出さなきゃいけない。どんなことをしてでも。羊男が言ったとおり７時になると、ドアの鍵がまわされ、ワゴンで夕食が運ばれてきた。夕食を運んできたのは、二人の女性で、一人は飛びきり美人で、一目で高価とわかる服を着ていた。なんかすごいゴージャスな娘だった。もう一人は、どちらかというとカジュアルで地味な服を着ていて、化粧もほとんどしていなかった。でもその娘も魅力的だった。なにかわからないけれど惹かれるものがある。そんなものを持っていた。「ありがとう」ぼくは言った。「君たちはなんていう名前なの」「メイ」ゴージャスなほうが言った。「キキ」カジュアルなほうが言った。「ねえ。ぼくは間違いでここに入れられたんだ。ぼくは家に帰らなくちゃいけないんだ」ぼくは必死になって二人に訴えた。「いいじゃない。たまにはこうやって外泊するのも、林間学校みたいで楽しいわよ」キキが言った。「かっこう」とメイが言った。「そういう問題じゃないんだよ」僕はあきらめずに言った。「ねえ。君たちはここの鍵を持っているんだろう。それをぼくに貸してくれるだけでいいんだ」「ここの鍵は私が持っているわ」キキが言った。「でも他人に貸しちゃいけない規則になってるの。どうしても鍵がほしいのなら私を殺していくしかないわね」ぼくはそのとき躊躇しなかった。ぼくは２時間ドラマの犯人のようにキキの首を絞めた。そうしなくちゃいけなかったからだ。ぼくはキキを殺さなくちゃいけない。ここを出るために。キキは静かにぼくに首を絞められるままになっていた。ぼくの仕草は人を殺すときでさえ優雅だった。メイがうっとりとぼくを眺めていた。ぼくはキキを殺したあと鍵を探した。それはスカートのポケットに無造作に入っていた。それを取りながら、ぼくはとうとう犯罪者になってしまったなと思った。きっと船越英一郎みたいな探偵に追い詰められて、室戸岬の岸壁で逮捕されることになるのだろう。何で犯人はいつも岸壁に逃げるんだろう。ふと、ぼくは不思議に思った。砂浜だったら泳いで逃げるのも容易なのに。「大丈夫。これは現実じゃないから、あなたは逮捕されないわ。心配しないで」メイが言った。「現実になるのは、そう、20年もあとの話よ。そのときだって五反田君は岸壁に追い詰められるなんてことはないから。せいぜいマセラティに乗ったまま東京湾に突っ込むくらいね」ぼくにはメイの言っていることが理解できなかったが、いずれにせよこんなところで愚図愚図している暇は無かった。ぼくは鍵でドアを開けて、もとに来た道を走った。でもそこは迷路のようになっていて、どこが出口かわからなかった。出口とおぼしき突き当たりのドアを開けると、目の前を不思議な光景が広がっていた。そこは体育館くらいある広場で、チョコレートのにおいであふれていた。まわりに小さな入り口がいくつもあり、そこからチョコレートがとぼとぼと列を作って広場の中央に向かって歩いていた。まんなかに大きなくぼみがあり、チョコはそのくぼみのところまで歩いて来ると、力尽きたように倒れた。くぼみの底は倒れたチョコが溶けてどろどろになっていた。それでもあとからあとからチョコレートはやってきて、くぼみに倒れこんでいった。　　「しようがないなあ。部屋から逃げ出して来ちゃったんだ」声のするほうを見ると羊男が立っていた。そばには受付にいた小指の無い女性もいた。「ここはなんですか？」ぼくは訊いた。「ここは行き場の無いチョコレートの墓場だよ」羊男は言った。「『義理チョコの墓場』なんていう人もいるな。バレンタインのあと、行き場の無くなったチョコが眠る場所だ。あんたのところからも毎年どっさりやって来る」「チョコレートに墓場なんてあるんですか」ぼくは訊いた。「あたりまえじゃないか」羊男は言った。そういう疑問を持った、ぼくのほうが不思議だという顔をした。「何にだって墓場はある。人間だって、象だって墓場はある。ピンボールにも墓場はある。チョコレートだって行き場が無くなったら最後にここに来るんだ。普遍的でどこにも不思議の無い話だ」「ぼくは『チョコ館』に来たんじゃない。図書館に来たはずなのに。そもそもどうしてこんな所があるんですか？」「ここはもともとチョコレート資料館だったのさ。それを市が買い上げて市立図書館にしたんだ。買い上げのとき良くない筋も動いたって話だ。おいらも詳しいことは知らないけどね。『チョコ館』の館主は買い上げに同意するかわりに、裏で図書館と『チョコ館』と繋げることを条件とした。市はこれに同意した。それでその繋げる役目がおいらってわけさ」「じゃあここは裏の世界で現実じゃないんだね」ぼくは言った。「ここはここで現実さ。あんたの世界とは違う現実だけどね。おいらもあんたもちゃんと実在している。まあ並行宇宙とでも言うのかな。量子力学でいうシュレーディンガー波動方程式{ ｉh×∂/∂t（ψ）=Ｈ（ψ＞ }の虚数（i）の世界といえばあんたにもわかるだろう」もちろんぼくにはさっぱりわからなかった。ぼくは小指のない女の子に言った。「ぼくはちゃんと君に言ったよね。『ぼくは図書館の本を借りたいって』ねえそうだろう？」「さあ、記憶に無いわ」彼女は言った。「そんな・・」「でもね。これだけは覚えといて。記憶をなくした女の子と寝るような奴は・・・最低よ」「ぼくはそんなことはしない」ぼくは言った。「そんなことするような人間に見える？」「信じられないわ」彼女は言った。「信じるしかないさ」いったい何の話をしているのだ？ぼくは何かどうでも良くなってきた。でもぼくは帰らなければならない。ここはぼくの世界ではないのだ。ぼくはそう自分に言い聞かせた。（またまたつづく）

  2005/02/19

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• 『ふしぎなチョコ館』1　村上春樹新作記念トリビュート小説

  ワタクシの文筆業務マネージャーのjabannaさんに次回作はと迫られてしまったので、（その会話はココ）とりあえずマネージャーをなだめるためにも（笑）、ここで短編小説を上程します。（2～3回）　　ちょうど村上春樹の新作ふしぎな図書館の発売記念ということで、トリビュート（パロディとかものまねとか言っちゃいや）小説。『ふしぎなチョコ館』のはじまりー。　・・・・・・・・・・・・・・ 幼い頃から、無意識のうちにずっと演じていた気がする。 ぼくは物心ついたころからずっと、いい子だったし、優等生だった。親のおかげで顔もスタイルも悪くなかった。まわりもぼくのことを期待したし、ぼくはその期待に100パーセント以上こたえていた。まわりの人間が、ぼくに望むとおりに、ぼくは振舞えば良いだけなのだから。簡単だ。ステージの上で、ステップを踏むように。そうするとまわりの人間は、ぼくに感心した。くだらない、ショウ・アップ。水道の蛇口をひねるようなものだ。くだらないことだ。とぼくは思った。クラスでも自然とリーダーになった。べつにリーダーになんかなりたくないけど、まわりはそのことを望んだし、ぼくは断ることができなかった。中学のクラスの人たちから人望を集めたのも自然なことだ。女子はみんなぼくにぼーっとなった。男子はぼくに感心した。先生もぼくに夢中になった。もちろんどんなことにも例外はある。ぼくの知る限り例外は二人だけだった。面白いことに、その二人とも、中学の理科の実験でおなじ班だった。何かがつながっているのか？さっき言ったようにぼくは決して人気者になりたいと思ったことは無いけど、自然に回りの期待にこたえるよう演じてしまう。そういう性格だからしようがない。いや性格とも違う。なんだろう。「傾向」この言葉がぴったり合う。ぼくはそういう傾向なのだ。今日は2月14日バレンタインデーだ。その朝、中学校に登校すると、下駄箱の中にチョコレートの包みが一杯あふれていた。「五反田君へ」「五反田さま」「亮一さん（はーと）」そんな色とりどりの包み紙が甘いにおいを放っていた。（白状するが実はぼくは甘いものは好きじゃない。もちろんそんなのはまわりのぼくに対する期待に反するので、口にしたことはないが）教室に入ったら、クラスの女子16人がチョコレートを持って列を作っていた。（うちのクラスは男子21名・女子17名。ちなみにぼくの出席番号は7番だ。ラッキーセブン。くだらない番号だ。）しようがないのであらかじめ用意した紙袋2袋につめた。　　　一時間目の理科は、銅線を熱する実験だった。班の中で、ガスバーナーに火をつけるのはいつもぼくの役目だ。右手の親指と中指でマッチをつかむ。人差し指を軽く沿え、小指を心もち上げる。（ぴんと上げたらおかまだ。）そして必ず一回は失敗する。同じ班の女子は、ここでそろってため息をつく。2回目でマッチに火がともり（女子はここでそろってほっとため息をつく）、左手でバーナーの栓をひねり、同時にマッチの先をバーナーの先にかざす。ここでぼっと音がする。（女子はここでそろって息を呑む）青白い炎が上がる。女子はオリンピックの開会式の観客のようにぼくの手元を見ていた。そのあと、みんなぼくのところに来て、実験の方法や手順について質問した。ぼくは物覚えが悪い子にも丁寧に説明しなければならなかった。正直疲れる作業だ。実験も終わりに差し掛かった頃、たまたまぼくは小林緑と隣になった。彼女の家は書店（小林書店。きっと小学校の頃、少年ジャンプの発売日に小遣いを握り締めて走っていったような、どの街にもあるような本屋さんだろう）を経営しているという話を聞いたことがあった。彼女はちょっと変わっていた。他の女子のように、ぼくにたいして関心をもたなかったし、顔はとってもかわいいのだが、口と態度はすこぶる悪かった。悪いと言うより、女っぽくなかった。（以前小林緑にうっかり言ったことがある。そのあと「女っぽいってなに。男にかしずけってこと？五反田君はそんなファシストみたいなこというわけ」と散々言われた）彼女は別にぼくのことには関心なさそうに、実験データをつけていた。いつものように。　　「君は男の子にチョコ贈ったりしないの？」ぼくは軽い気持ちで緑に話しかけた。「なあに？　五反田君まだチョコ欲しいわけ？　あんなに貰っといて、まだ足りないわけ？」「いや、別にチョコが欲しいわけじゃないんだけど」「なんで私があなたに欲しくもないものあげなきゃいけないの？世の中欲しい物をなんにももらえない人が大勢いるのに。インドの子供たちのこと考えたことある？　それなのにあなたは欲しくもないものを、私によこせと言うの？」「いや、そういう意味じゃないんだよ」ぼくは軽口を叩いたことを心から後悔していた。もちろんこうなることはわかっていた。たまについ普通の女子に対するのとおなじように緑にも接してしまう。普通の子ならぼくの軽口にも、うっとりしてしまう筈なのだが。「私が五反田君に欲しくも無いものをあげる必要がどこにあるの？」緑の攻撃はとまらなかった。「私が女で五反田君が男だから？そんなの搾取じゃない。あなたはファシストよ。そして庶民の私は、あなたが欲しくもないものですら、あなたに搾取される。あなたが欲しがってるものならまだいいわよ。こんなの悲しすぎるわ。朝学校に行くとき、たった一枚しかないブラジャーが生乾きだったときみたいに悲しいわよ。聖バレンタインは貧しい人のために自ら処刑されたんじゃなかったっけ。そんなファシズムの習慣に利用されてると知ったら彼も悲しむわね」「いや、ファシズムは関係ないと思うね」別の声がした。同じ班の村上春樹だ。彼も小林緑と同じでぼくにそれほど関心を持たない例外の一人だ。彼はいつもと同じように、のんびりとマイペースで実験をやっていた。「バレンタインデーとファシズムは関係ない。どこかの製菓会社の広報が考え付いたことだ。『バレンタインデーには好きな人にチョコを贈りましょう』　もちろんこれで明治製菓も森永製菓も儲かる。社員にもボーナスが出て家族も喜ぶ。お菓子屋のおばあちゃんも、店の売上で孫に小遣いをあげて感謝される。テレビ番組はバレンタイン向けのドラマをやる。映画も公開される。『片想い』とかっていうタイトルの、アイドル女優が五反田君みたいに素敵な学校の先生に夢中になって、日曜日の朝にチョコレートケーキもって部屋に行くようなくだらないストーリーだ。カップルはその映画を見た後レストランに行って高い食事をする。これでつぶれかけた映画館やレストランの経営も一息つく。子供に何かプレゼントを買ってあげることができるかもしれない。そして雑誌もバレンタインの特集をやってみんなそれを買う。もちろんたいしたことは書いてない。内容のない屑みたいな記事だ。でも君の家のような本屋もそれで売上が上がる。みんな喜ぶ。だれも困らない」「そういう社会なんだね」ぼくは言った。「そう。高度資本主義社会」村上君は言った。「ふん」緑は鼻を鳴らした。「あなたたち二人とも、だしまき器に巻かれて、だしまき玉子にでもなっちゃえばいいのよ」緑はそう言い捨ててどこかへ行ってしまった。彼女が不機嫌なのは別にめずらしいことではないが、今日は特別不機嫌だった。もしかすると本当に今朝はブラジャーが生乾きだったのかもしれない。ぼくはため息をついた。目の前の女子がぼくのため息をうっとりと眺めていた。やれやれ。村上君を見ると、もう緑やぼくのことには関心なさそうに、いつも通りマイペースで、実験作業の続きをやっていた。彼はまわりが自分をどう思おうとちっとも気にしていないみたいだった。いつもマイペースで自分が好きなことだけを好きなようにやっているようにみえた。そしてそのことでまわりに影響を及ぼそうが及ばなかろうが全然関係なさそうだった。ぼくは心のそこからそんな村上君が羨ましかった。ぼくはチョコで一杯になった紙袋を二つ持って、家に帰った。隣の家に住んでいる音大生が、庭先にいて帰宅するぼくを見ていた。いつも彼女の家から聴こえるピアノの旋律は、ぼくが聴いても美しいと思った。きっと彼女は有名なピアニストになるだろう。途中で精神病とかにさえ、ならなければ。（芸術家はそういうのが多いそうだ）　音大生の名前は石田玲子といった。「五反田君、ちょっと来て」レイコさんがぼくを呼んだ。隣に見たことのない小さな女の子がいた。「この子、音大の同級生の妹なの。その子の家は旭川で旅館やってるんだけどね。それでね、この子が五反田君にチョコレートあげたいんだって」最近はこんなまだ幼稚園にもいってないような小さな子もバレンタインなんて知っているのか。「はい」女の子は言って、小さなチョコと大きなチョコをぼくに差し出した。「大きいほうは私からね。ついでに」レイコさんは言った。僕はにっこりと笑った。小さな子供の前でも、感じのいいお兄さんを無意識に演じていた。「どうもありがとう。君はいくつ？」女の子は右手をあげて指を三本だした。「ふうん。名前はなんていうの？」「ユミヨシ」女の子は言った。「え、女の子でしょ？」ぼくはちょっとびっくりしてレイコさんに言った。「ユミヨシというのは苗字よ」彼女は言った。「珍しいでしょ。東京中探したって、たった二人しかいない苗字よ」レイコさんは自分のことのように自慢した。ぼくはすっかり疲れて自分の部屋に戻り、部屋のベッドに腰掛けた。そして、袋からあふれたチョコレートを眺めた。チョコレートを貰うことはもちろん嬉しいけれど、あとのことを考えると憂鬱だった。僕は甘いものが好きではない。仮に好きだったとしても、こんなに食べたら来月の今頃には僕の歯は一本もなくなっているだろう。「インドの子供たちのこと考えたことある？」と言った緑の言葉を思い出したが、まさかインドに送るわけには行かないだろう。というかぼくは送り方を知らない。銀行の「地震・津波救援募金コーナー」に持って行くわけにもいかないだろうし。これをお金に変えて、東南アジアに送ってください。と言っても銀行の人が困るだけだ。ユニセフの事務所に送ってもおそらくその職員は困るだろう。もしもうまく東南アジアやインドのおなかをすかした子供たちに届けば、子供たちはきっと喜ぶだろうと思うけど、いざそれをしようとすると、いろんな人が困ったり混乱するのだ。結局去年のようにこれは捨ててしまうしかない。なにか罪悪感を感じなくはないけど、実は寄付をしようとするのと違って、これを捨てても誰も困らない。分別だけきちんとしさえすれば、ごみが増えれば、市役所の雇用が増えるし、チョコレートは有毒ガスをださないし、ごみ処理場でチョコが燃えた熱は、近くの老人ホームのお風呂を沸かす熱源になるのだ。老人はみんなお風呂が大好きだ。食べ物を無駄に捨てれば、それがシステマチックに処理されてみんな喜ぶ。インドのおなかをすかせた子供たちにあげようと思ったら、みんな困ってしまう。「高度資本主義社会」村上君が言った。そのとおりだとぼくも思った。　勉強机の上に二冊の本があった。近くの市立図書館で借りた本だ。一冊は「潜水艦の作り方」もう一冊は「ある羊飼いの回想」だった。今日が期限だった。もちろんぼくは期限に遅れるなんてことはしない。ぼくは日にちや時間の約束はきちんと守る。羊飼いも同じだ。羊飼いが時間を守らないと、羊たちはとんでもなく取り乱してしまうことになるから。ぼくは二冊の本を抱えて、市立図書館に向かった。　（つづく）

  2005/02/17

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• アメリカン・モーニング

  トヨタ、ヴィッツのＣＭソングで流れているこの懐かしくも美しいメロディ　　　どこかで聴いたことがある、という方も多いのでは？　　　　ランディ・ヴァンウォーマーのデビュー曲、'79年のスマッシュヒットになった「アメリカン・モーニング」です。青い空の下、ヴィッツがスマートに進むイメージに確かにピッタリともいえますね。（別にヴィッツのファンでも、トヨタの回し者でもないけど（笑））　　爽やかに、朝日を浴びながら湖畔のテラス（アパートのベランダではない）でコーヒーを飲みながら聴きたい一曲ですね。　　しかし　　　　　「アメリカン・モーニング」　　安易なタイトルだ。　　邦楽で「日本の朝」というタイトルの曲をだれが聴きたいか？（笑）　　もちろんこれは誰かが勝手につけた邦題で、 原題は「Just When I Needed You Most」　　You packed in the morningI stared out the windowAnd I struggled for for something to sayYou left in the rain without closing the doorI didn't stand your wayNow I love you moreThan I loved tou beforeAnd now where I'll find confortGod knowsCause you left meJust when I needed you most その日の朝、君はバッグに荷物をつめていて、 僕はぼんやり窓の外を眺めていた。 何も君に言う言葉は見つからなかった。 君は雨の中ドアも閉めずに出て行った。 僕はずっと座ったままだった。 　そして今僕は前よりも君のことを愛してるんだどこに安らぎを求めればいいんだろう君は僕を捨てたんだ君を一番必要としてたときに　　　　　　　どこがアメリカン・モーニングなんだろう？（笑）　　　　　　　　　・・・しかも雨降ってるし（濡）　　　　　手元のライナーノーツによると、『その当時（'79年）アメリカン・コーヒーが日本でも定着しだしたことから＜アメリカン・モーニング＞という邦題がつけられた、ということだ』　　　　　　　「うーん・・・・(笑）」　　　安易だ・・・モーニング娘。と同じくらい・・安易だ　　　　　　その後ランディは８０年代を通じ、ＡＯＲ系シンガーソングライターの一人として 素敵な曲をたくさん書いたが、昨年の1月に４８歳の若さで白血病で病死　　来月、ベストアルバムが出るそうです。

  2005/02/15

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