ぼんやり上海生活→海辺生活→炭酸生活　　　　　　　　　

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• 長男の現地校生活最後の日

  金曜日、長男の現地校生活の最後の日、お世話になった先生方に挨拶するため学校に行った。まず担任の先生に挨拶するため教室に行った。先生に挨拶している間、長男はまだ教室に残っていたクラスメートと抱き合ったり、泣くふりをしたりして、別れをを惜しんでいた。担任との挨拶が終わり、長男が一番泣いて苦労した、一番厳しく優しい中国語の先生のところに行った。  先生は長男を見るなり、もう最後なのね、と抱きしめ、頬を撫で頭を撫で、ずっとしゃがんで長男と目線を合わせ話してくれた。  そして、もうお母さんにあのこと言った？と聞いている。何のことかと思ったら、最後の一週間、どの教科も中間テストがあったのだが、その中国語のテストで彼はなんと、 ８６点も取ったのだと言う。先生は、２学期に入ってから彼の中国語は授業だけでなく会話でも、急激に伸びてきていてすごいのだと言う。  そして先生は彼に中国語の本をくれた。  それを読み終えたら、次の本をあげるから取りにおいで、と。教室、職員室を出て、校門を出るまで色々な友達が駆け寄ってきた。それは学年をまたいで彼に出来た友達だった。同じクラス、同じ学年は勿論のこと、日本にいる時も幼稚園の時からいつも彼には違う学年に友達がいた。  そして言葉の通じない海外に来ても、やはりそれは変わらなかった。一年生から６年生まで色々な国のお友達。現地校に通って８ヶ月。  寂しくて辛くて、泣きくれた日々もあったが、彼はボーっとしながらも、言葉が通じないという事、外国というもの、日本という国、を色々なかたちで体で感じたことだろう。そして、言葉が通じなくても、肌の色、髪の色が違っても、人は泣いて笑って怒って喜ぶ、同じ感覚をもっている、同じなんだと、違和感なく当たり前のことと捕らえただろう。家に帰り、カバンを開けると、中間テストが入っていた。算数９８点、英語９５点、中国語８６点。本当によく頑張った。がんばったね。 

  2006年04月15日

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• アホの坂田とチック症

  冬休み、日本で楽しい３週間を過ごし、帰る日の夜中から喘息の発作がでた長男。上海に戻ってきてから数日で喘息も治まり、熱も下がり、医者からも大丈夫と言われたのに、変な咳払いだけが残っていた。   しかも今も。   もしかして・・・。長男はボーっとしていて、こっちがイライラするほどとろいが、とっても繊細なヤツである。何度言われても、怒鳴られるまで何もしない根性はあるが、とっても繊細である。何度怒られても、大泣きするが決して直さない、とっても繊細なヤツなのである。チビが生まれた時、変なまばたきをするようになり、目に何か出来たのかと友達の眼科に連れて行ったが、息子を見た先生が一言「何？」と聞く。「いやいや、何って、変なまばたきするから、できものでもあるのかと思って・・・」と言うと、「何もできてへんよ。  これねぇ、チックよ。」と言われた。「へっ？」チックと言われて浮かんだのはビートたけし、だけだった。生活環境が変わったり、精神的にストレスが溜まるとなる子が多いらしい。もしや今回も・・・？アトピーの長男は最近、季節の変わり目のせいか、食べている野菜の農薬が溜まってきたのか（怖っ！）体中に湿疹が出来ている。  その上変な咳払い。  ちょっと気になりだした。数秒に一度は咳払いをする。  一言しゃべり終わるのに何度も咳払いをする。２月からずーっと続いている。  可哀想なことに、その咳払いがあまりにも頻繁で、たびたび私の神経にさわり、「ちょっとぉ～、うるさいよ！」と怒ったりもしていた。が、もしかしてあんた、チックなの！？学校は楽しいと言うし、学校ではあまり出ないと言う。あれだけ過酷な一学期も何も出なかった。家に帰って来ると、ひどくなるという。シックハウス？   いやいや、ここに来てもう半年以上何もなかったのだから、いまさらそれはないか。とすれば・・・・・私か？う～ん、確かに私とヤツは気が合わない。ヤツのやることなすこと全て私のカンに触る。ヤツに対しては何を言うのも全て怒り口調。確かに改善の余地あり、だ。  がしかし！  お前も少しは言われたことを聞け。ここはお互い、広～い心と、妥協と協調でやっていこうではないか。思えばヤツが２歳の頃、アホの坂田の歩き方をするヤツを関節がおかしいのかと、大マジで病院に連れていった。 「先生、アホの坂田の歩き方するんです・・・」   「プッ！」  で終わった。３歳で「まばたきがおかしい、目にできものでも・・・」  「チックよ。」  で終わった。今回はちょっと優し～い母になり様子を見るとするか。

  2006年04月14日

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• 韓国では。

  ここに来てから仲良くしている韓国人のお友達。子供同士が同じクラスで、同じマンションの横の棟に住んでいる。私は韓国が好きで、子供が生まれる前はよく遊びに行っていたが、知らないことばかり。子供の帰宅時間、バス降り場からそれぞれの棟の入り口まで子供と一緒にしゃべりながら歩いていると、子供同士の会話を聞いた彼女が「○○（うちの子）は韓国語話せるの？！」とびっくりして言う。「えっ！そんなはずは・・・。」「でも今、‘カバン’って言った！  これ韓国語よ！」訳が分からず、「え、違うよ、カバンって日本語やで。」と言うと、「違う、違う、bagのことを韓国語で‘カバン’って言うのよ！」「うっそぉ～、一緒なの！！？」とびっくり。そして、彼女はいつも私の大好きな美味しい韓国料理を多めに作っては持ってきてくれる。料理の下手な私だが、いつももらってばかりでは悪い、と下手でも出来るたこ焼きを作って持って行った。すると彼女は不在で彼女のダンナ様が出てこられた。「アニョハセヨー、なんちゃって。  これ、作ったので食べて下さい。」と蓋を取って見せると、「おぉー！」と何だかちょっと嬉しそう？次の日彼女に会うと、「昨日はありがとー！たこ焼き韓国で流行ってるのよー！」と言うではないか。そうなんだ。  知らなかったけど、何だか嬉しい。「納豆って食べる？」と彼女が聞く。「え？  納豆って納豆？  食べるけど、なんで納豆知ってんの？」「韓国人も食べるのよ。  どこで買ってるの？」「え～っ！  本当？！  カルフールで売ってるけど・・・。」その晩、納豆に彼女にもらったキムチを入れて食べてみた。    彼女がそうしているかは知らないが、とても美味しかった。    我が息子達も美味しい、美味しい！と食べた。とまぁ、色々なちょっとした日常のびっくりを彼女から教えてもらっている。そして昨日は、遊びに来た彼女が溜息まじりに言う。「○○（うちの子）、結婚しちゃったねぇ・・・。」「はい？」「ほら～、言ってたじゃん、○○が韓国の俳優のパク・ヘイルにそっくりだって。  その彼が結婚したのよ。」そう言えば、そんなこと言ってたなぁ、とPCで彼を探してみる。ほんとだ、そっくり。

  2006年04月13日

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• それはいつも突然に

  昨日、夕飯を5品も作り上げ、あとは食べるだけ、のときだった。最近、ときどき夕飯に間に合う時間に帰って来る我がダンナ様。今日も間に合うかな？とメールを打ち始めたところで電話が鳴った。「ごめん、今日外で食べることになった。」「あ゛ぁ～！？」なんでもっと早く言えへんねんっ！  家で食べれる時は外食の多い彼のために野菜を多めに、等、色々と私なりに考えて、品数も量も多く作っているのに。と言っても仕方ない。  わかった、と言って電話を切った。そしてきっと遅くにしか帰って来ないだろうと、早々と寝ることにした。 今朝起きて、朝食の用意をしていると、「あ、今から北京行って来るわ。  金曜日に帰って来るわ。」 と言う。なんで「今」言うのか。寝てる間にでも決まったのか。そして私は今日も、昨日大量に作った残り物ご飯をなくなるまで食べ続ける。

  2006年04月12日

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• My space ドット コム

  上海に来てから日本の友達とはいつもメールで連絡しあっている。ところが何人もの友達が、メールしても時々届かないことがある、と言う。こちらから送る分には問題ないようなのだが、なぜそうなるのか分からない。ここのアメリカ人の友達も時々メールをくれるのだが、今度は私からのメールが届かない。何の表示もないので私は送れているものだと思っていたら、一度も届いてなかったらしい。そして彼女からの提案。アメリカで流行っているサイト、My spaceに自分のページを作りそこでやり取りしよう、と。そこではブログも出来るし、世界中の人と話せるし楽しいよ、英語だけど（･･；と。近所に住んでいるが、お互い小さい子供のいる身。  電話の出来ない時間帯はメールが便利。そうね、じゃ、そうしよっか。  と、気軽に引き受けたものの、これが結構じゃまくさい。自分のページを作ってしまえば、あとはメールのやり取りだけに使えばいいのだが、その最初が面倒なのだ。いつまで経っても作らない私に彼女が業を煮やし、今からそっちに行くからＰＣ立上げといて！と電話がきた。強制かよ～！そして今日は一日彼女とＰＣに向かった。昼はマンション内のレストランからランチを取り、缶詰状態。子供の帰って来る時間の少し前にやっと出来あがり、彼女は帰って行った。彼女の上の子とうちのチビが同じ幼稚園に通っている。バスを迎えに行くと、彼女がメール送っておいたからちゃんと届いてるか確認しといて、と言う。え、もう送ったの？私は一日ＰＣと睨めっこで結構疲れたのに彼女は色んな写真やビデオを送ってくれていた。タフな彼女であった。

  2006年04月11日

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• さよなら、ダイマッカチンさん・・・

  去年の夏、ここに引越してきてすぐこのマンションの敷地内の池で捕まえたザリガニのダイマッカチンさん。日本にいたとき、その季節になるとザリガニ釣りに出掛けていた私達、特に息子達には、唯一「日本と同じ」を感じられる、象徴でもあった彼。いつもいつもペットフードでは可哀想、と池で大量のメダカとドジョウを捕まえてきた。早速ドジョウを一匹たいらげ、良かったねーと皆で話していた。そして子供たちはベッドに入り、私達夫婦は買ってきたばかりのＤＶＤ「アンフェア」を観ていて気付いたら夜中の１時半。  えー、うそ！？という展開にドキドキ、そしておもしろいけど重い内容に疲れ果て、でも早く次を観たい！！という気持ちを断ち切り寝ることにした。重～い気持ちのまま、ダイマッカチンさんの様子を見てから寝ようとケースを覗き込むと・・・！事件発生。何と、ダイマッカチンさんは２匹目のドジョウを大きなはさみで捕まえたまま裏返って死んでいたのだ！なんでこうなったのか訳が分からず、じっと覗きこんでいた私にダンナ様がどうしたの？と聞く。「事件発生・・・」慌てて来たダンナ様もケースの中を見て黙り込む。ダイマッカチンさん、ダイマッカチンさん・・・。なんでこんなことになったの？慌てて食べて窒息したの？私達の大事なザリガニ、ダイマッカチンさん。ごめんね、そして今までありがとう。  あなたのお陰で子供たちは癒されていたのよ。明日池に帰してあげるね。こうしてアンフェアに続き、さらに重～い気分のままベッドに入った私達。

  2006年04月10日

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• いらっしゃったのですね！

  うちのマンションは日本人がいない、と思っていた。と言っても、去年の夏に引越してきて９ヶ月、一度だけ小さなお子ちゃまを連れたママにすれ違ったことはある。でも、その親子にもそれ以来出会ったことがない。ところが、今日、敷地内にある池で子供たちと魚取りをしていると、その池でボートに乗っていた家族から「すみませ～ん、日本人の方ですか～？」と声がかかった。ちょうど池の橋の低い手すりを立って歩いていたチビに「こらっ！そんなとこ歩いたらあかんやろっ！！」と怒鳴った直後だった。それを聞いて私達が日本人と分かったようなのだが、日本人に声をかけられたこと自体びっくりなことで、しかも、チビを怒鳴った直後、私の顔はまだ怒ったままの状態で振り向き、慌てて顔を作ったが、超シドロモドロ。愛想もくそもなかった。  反省。  「日本人の方に初めて会ったので・・・。」とおっしゃっていたのに。そして夜、サルサ教室に行った。我がダンナ様も一緒に行っているのだが、彼のぎこちない動きになんじゃそれ～！と言いながらやっていると、終わったあと、隣で踊っていた男性が急に「大阪の方ですか？」と来られた。日本語で話し掛けられることに慣れてない私。ここに来てから幼稚園で知り合った方以外日本語で話すのは家族だけだった。マンション内で家族以外の人と日本語で話すなんて皆無だったのだ。嬉しかったのだが、突然のことでまたシドロモドロ。  踊ったあとで顔も真っ赤、ゆでダコのよう。あたふたしていると、今回はダンナ様がいっぱいしゃべってくれ和やかな雰囲気でお話を終わることが出来た。その方はもうここに２年も住んでいるそうだが、その方も日本人は私達以外に１人しか知らないとおっしゃっていた。でもでも、いらっしゃったのね、日本人のご近所さん。そして、今日出会った２家族以外に最近引越してこられたダンナ様と同じ会社のご家族。何だか嬉しいわー。 池で会った方には今度会ったら謝っておこう。

  2006年04月09日

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• 長男よ、あんたはどうして・・・

  昨日、久しぶりに怒鳴り散らした。  相手は長男。  私が怒鳴るのはいつも長男。彼はどうしてこうなんだろう・・・。  ほとほと疲れた。怒鳴るに至るまでには何度も言って聞かせているのに。  ほぼ毎日のように、何度も何度も。  中にはもう一年以上言い続けていることもある。それでも一つもしないから怒鳴られるのである。やって出来ないのなら怒らない。やろうともしないし、気をつけようともしないのだ。何も特別な難しいことを要求している訳じゃない。呼ばれたら返事しろ。都合の悪いことや雲行きの怪しい時に経緯を聞かれて黙り込むのは止めろ。  何か言え。漢字の宿題をするときはちゃんと教科書のお手本を見てしろ。そんなことなのだ。怒鳴られて、ごめんなさーい、と泣き出す前に、なんでやろうとしないのか。これだけ言われ続け、怒られることしばしば、怒鳴られること数回、でもしない、そんな根性はあるくせに、どうして泣くのか。今朝起きて来て、お母さん昨日は一緒に寝てくれへんかったね・・・、と言い何とか機嫌を取ろうとする。そんなことしなくていい。  ただ、言われたことをするだけで、怒られることもなく、泣くこともないのだ。なのにしない。  そんなに返事をするのが嫌なのか。毎日小言を言われ怒鳴られて泣く方がいい、ということなのか。  そこまで横着なのか。長男よ、お前は一体どうなってんだ。

  2006年04月07日

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• 家の中のガイコクジン・３

   ひょんごきゅう、とチビが言う。 なんのことかと思ったら、「ソンゴクウ」だった。

  2006年04月06日

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• にぃにぃ初めての日本人学校訪問

  朝７時半に家を出て、日本人学校の説明会に行って来た。親が説明を聞いている間、子供たちは各学年に分かれて教室へ向かった。１週間ほど前、同じマンションに日本人の家族が引越してきて、同じ学年、パパ同士が同じ会社、ということで知り合った、初めての日本人のお友だちと一緒に。朝から長男は浮かれ気分、満面の笑顔でいた。説明会が終わり、長男を迎えに教室に行くと、先生さよならー！とそこにいた男の先生に抱きついていた。そして靴箱に行くと、今度はそこにいた女の子に抱きついて行った。オイオイ、何？？駆け寄ると、その子の中国人のお母さんが、うちの子も○○（長男の今通っている現地校）から転校するの、と言う。２人は違うクラスだが、英語の時間だけは一緒のクラスになるので、友達なんだそうだ。えーっ！！ そんなこともあるのねー！ 私も嬉しくなった。当の長男はいつまでたってもその子から離れようとはしない。よっぽど嬉しいのだろう。ようやく彼を引き剥がし、美味しい昼ご飯を食べ、私の楽しみでもあった新しい日本のドラマのDVDを買い、家路についた。買ったDVDは、・アンフェア・時効警察・西遊記しめて１３０元（１８００円）。長男もハッピー、私もハッピー、いい一日だった。

  2006年04月05日

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• スクールバス

  長男が今月から転校する日本人学校の説明会が明日ある。書類を全て用意し、いよいよその日が近づいてきた。にも係わらず、一つだけ、大事なことがギリギリまで決まっていなかった。学校に通う手段だ。日本人学校にはスクールバスがない。毎朝、毎夕、親かそれに代わる人の付き添いのもと、送り迎えがいる。毎日タクシーをひらって送り迎えかー、とぼんやり考えていたが、うちにはもう１人、チビがいたことを忘れていた。チビの幼稚園のバスは８:０５がお迎えの時間。でもちゃんと時間通りに来たことがない。７：５０に来たり、８：２０に来たり、その日によって違う。チビを乗せてからしか長男を送っていけないことに気付いたが、長男は８：２０から学校が始まる。タクシーもこの時間帯はなかなかつかまらない。そしたら・・・えーっと・・・あれ？チビを乗せてからなんてムリじゃん。 ダンナ様は自分が会社に行く時についでに長男を送って行ってもいいよと言うが、出張が頻繁に入るし、あてに出来ない。しかも、もしチビや私が熱を出したら・・・にぃにぃはどうなんの？ 一緒に休むか。 いやいや、やっぱりスクールバスだしてもらわなきゃ。帰りの時間だって重なる日がある。日本人学校の方から、マンションの管理事務所にアレンジしてもらうのが一番お薦めです、と言われ、事務所に頼んだらどの会社も車をチャーターするだけで月12000元という。ここのマンションには３月からやっと同じく日本人学校に通うお子さんのいる家族が引越して来られたが、私の知る限りでは、うちを入れてまだ２家族しかいない。引越してこられた方はダンナ様と同じ会社の方。そして、ここから車で５分とかからないところに、同じ会社の方で日本人学校に通うお子さんのいる家族が今月引越して来るという。 それでも３家族。 まだ高い。そしてダンナ様が、会社になんとか探してもらうよう交渉した。スクールバスに一緒に乗ってくれるアイさん(お手伝いさん）付きで。子供が2人いるのはうちだけで、あとの方はみなひとりっ子ちゃん。交代でバスに母が乗るにしてもチビのバスの都合で、乗れない曜日が私だけ多い。それはとってもほかの皆様には迷惑な話。 公平を保つためにも、アイさん付きが望ましい。その結果、バス代は日本にいれば必要のない経費、ということで会社持ち。アイさんの分だけ各家族で割って払う、ということに決まった。やったー。 でももしこのマンションに同じ学校に通う子供が増えても一緒のバスには乗れない、会社の契約だから。 それも子供たちは寂しいだろうなー。契約の部分から、このマンションの管理会社に引き継いだら？会社 「それは出来ない。色々とややこしいから。」さいですかー・・・。でもどこの会社のバスなのか、スケジュールもなーんにも知らされていない。明日、学校に提出する書類には一応、「個人通学、チャーター」って書くんだろうな。早く教えてくれないと不安だなー。

  2006年04月04日

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• サルサ始める

  チビが幼稚園に行くようになって、ここでの生活も落ち着くと、1人の時間が急に出来た。それは７年ぶりで、始めはダラダラ過ごすのがやけに嬉しくて、本当にダラダラを楽しんでいた。昼寝したり、本を読んだり、ドラマを見たり。でも、ダラダラし始めると、やらなきゃいけない家事もどんどん面倒くさくなる。そして挙句のはてには、肉もどんどん付きだし、ジーンズがきつくなる。ようやくこれではマズイ、とジムに週２－３回通い出した。いつ行こうが、どれだけしようが関係ない。 行きたい時に行く。それが良かったのだが、それは自分に甘い私にはやっぱり良くなかった。今日はもういっかー、と怠けたりする。そこで、その曜日、その時間、に行かなければいけない、サルサ教室にも行くことにした。行ってみたら、とても楽しい。とても上手い人もいるが、私と同じ初心者も何人もいて、これもなかなかイイ感じ。出けへんわー！ギャハハってな西洋人もいて。これはなんだか続けられそうな予感。

  2006年04月03日

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• 有機野菜なんだけど・・・

  我家の息子達は野菜が大好きだ。でも、長男がアトピーと喘息がひどかったため、離乳食を始めた頃からずっと有機野菜を使っていた。食べるもの、調味料、飲み物、体に入るもの、触れるもの、全てに気を使っていた。今は随分ましになったが、それでも相変わらず、なるべく体に安全なものを選んでいる。そんな生活をしていた私には、ここ上海は、何もかもが危険に思える。野菜は、どこまで本当だか分からないが、有機と書かれたものを買っている。最近はその「有機野菜」をここに住む外国人の多くがやっているという、農薬等を取り除く液体にもつけてから使うようにしている。一時はサラダを食べることすら気になって仕方なく、うちの食事のメニューから消えた。でも、何もかも気にしていたらここではやっていけない。サラダ復活。夕食の用意をしていたら息子達が台所に来て、そこに置いてあった野菜を丸かじりすると言う。長男はニンジン、次男はキュウリ。 それぞれ皮をむいて渡した。夕食が出来、さぁ食べよう、とテーブルについた長男の顔を見て驚いた。口の周りが真っ赤になって腫れていた。さっきのニンジンの汁が付いたところのようだ。慌ててウェットティッシュで口の周りをふくと、痛い！と泣きそうになる。水で洗って少し落ち着いたようだったので、そのまま様子を見ることにした。だんだん赤みも引いていき、寝る頃には分からないくらいになっていたのでホッとした。が、しかし。日本のスーパーで買った、普通のニンジンですら生で食べてもこんなことにはなったことがない。長男が食べたニンジンは、「有機野菜」。しかも、念のため、農薬を取り除くという液体にも付けて、その液もきれいに洗い流し、皮も厚く剥いた。それでもこうなってしまった。これも、「恐るべし、中国」なのか。

  2006年03月29日

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• 家の中のガイコクジン・２ 「パピエル パピ 」

  長男 「お母さん、パピエル パピって何？」ぱぴえる ぱぴ？息子よ、それは一体何語なのだ。

  2006年03月27日

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• 誕生日のゴチソウ

  お客様のときと家族の誕生日、クリスマス以外、いつもまんねり、お馴染みの料理で、食べたい！という気にもならなければ、作りたい！という気にもならない、普段のご飯。でも今日は久しぶりに、ない腕を奮った。長男の誕生日のお祝いだ。朝から買い物に行き、とりあえず手に入るものだけで出来そうなものを考えた。ちょっと遅めのランチのメニューは以下の通り。・スパニッシュオムレツ・ロブスターと貝柱のパスタ・スコーン・インサラータ スズキ・手作りの苺のロールケーキ（長男のリクエスト）スパニッシュオムレツは幼稚園のスペイン人のお母さんに教えてもらったもの。ロブスターと貝柱のパスタは日本から取寄せた、茹でたパスタに和えるだけ、の手抜き。インサラータ スズキは、ミラノに行った時に入ったレストランにあったメニューで、牛肉とベビーリーフ、ルッコラ等を和風のドレッシングで和えていただく、というもの。昔鈴木さんという日本人の方がその店によく来られてリクエストされたものが、メニューになったそうだ。こう書くと、大したものは作っていない。ケーキやスコーンに時間がかかっただけだ。日本にいた時は、もっと色々作っていたなー。 フルコース並に。でも、思うように材料が揃わないここではこれで良しとしよう。何時間キッチンに立っただろうか。 久しぶりに‘料理’をした。スコーンは間に合わず、明日の朝ご飯となったが。しかも今になってスープがなかったことに気が付いた。でも、ま、これも良しとしよう。 朝からずっと立ちっぱなしで少々疲れたが、料理らしい料理をして何だかとっても気分がいい。でもやっぱり毎日は出来ないな。

  2006年03月26日

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• 電話が消えた日

  我家の電話は今どきめずらしく、素電話だ。留守電もFAXも付いていない。留守電やFAXが当たり前だった日本での生活に慣れていた私に、この素電話は少々不便だったのだが、それにももう慣れた。ところが、ここに来て１ヶ月しない内に番号表示がめちゃくちゃになり、そんな数字ない！という数字？を表示するようになったのだが、１ヶ月前からは親機の呼び出し音も鳴らなくなり、子機の音だけを頼りに電話をとっていた。そして一昨日の晩から親機が突然変な音を鳴らしだし、プッシュボタンもつぶれた。もう電話をこちらからかけることさえ出来なくなった。変な音を出すので、電源を抜くと、子機も使えない。終わった。電話やTV等の家電、家具、全て備え付けのものなので、事務所に携帯から電話して新しいものと替えてくれと頼むと、何故かいつものなんちゃってエンジニアのおじさんが来て、あれこれ調べた挙句、電話料金滞納してるからだ、と言い放った。もうホントに手のかかるおいちゃんだ。んな訳ないだろ。 今月分の支払期限は３１日。 もうそれも払ったよ、と領収書を見せると無言で出て行き、事務所から別の電話を持ってきて取り替え、それでやっとラインはつながっていると分かったらしい。そして、つぶれた電話を持って出ていった。あれ？ 子機は置いて行っている。 おいちゃん、もしかして修理するつもりなの？何日かかるんだよー。天井の電気でさえ修理に４ヶ月かかったのに。今日、午前中待っていたが何の連絡もないので不安になって、事務所に電話した。「いつ新しい電話持ってきてくれるの？」「新しいの？」「そうよ、新しいの。 電話は毎日使うのよ。」「あ・・・ちょっと聞いてみる。」やっぱり。 修理するつもりだったんだ。そして我家には昨日から電話がない。

  2006年03月23日

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• タクシぃ、プリ～ズ！

  うちのマンションは部屋からゲートの守衛さんにインターホンでつながり、タクシーを部屋の下まで呼んでもらうことが出来る。ロックマン（チビが守衛さんのことをこう呼ぶ）は英語が話せない。でも、「タクシー」という単語くらいは分かる。こちらが「タクシー、プリーズ」と頼み、インターホンを置く。部屋の下までタクシーが来たら、今度はロックマンから来たよ、とインターホンが鳴る。でも、｢来たよ」が言えない彼ら。「タクシぃ、プリ～ズ。 バァあ～イ♪」 （タクシー来たよ。じゃぁねー♪）とってもカワイイのである。

  2006年03月20日

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• 中国の色んな「危ない」

  水道水が危ない。飲料水が危ない。牛乳が危ない。野菜が危ない。空気が危ない。いかに子供達に安全な物を与えるか、これが中国で生活する上での最大の課題である。水道水、黄色い。 処理が不完全なまま蛇口から流れる。すりむいたひざを水で洗い流してから消毒したら、その水から雑菌が入り、大変なことになった知り合いがいる。飲料水、信用できるものがない。 昨年10月頃国家品質検査総局が品質検査を行ったところ、合格率は65.2％。 飲料水として売られているにしてはあまりにも低い数字に愕然。牛乳。 以前ヒ素が入っていたことがあったらしい。 周りの欧米人、日本人は中国産の牛乳は絶対飲まないという。皆、常温保存のオーストラリアやフランスから輸入されているものを買うのだそうだ。不安はあったものの、実際それを‘そうだ’と知らされると、また愕然とした。 牛乳大好きの息子達。 水やお茶じゃなく、いつも牛乳を飲む。 1日に１Ｌ。はぁ・・・。農薬づけの野菜。 中国人も使う前に最低３０分は水にさらしてから使うという。有機野菜でさえも、どこまで本当なのか信用できないという。周りの欧米人や日本人はここでもまた、野菜を洗う天然素材の除菌剤を使っている。工場廃水を垂れ流し、煙突からモクモク汚染物質を流す。吸っている空気にさえ危機感を感じる。地球の環境破壊がこの国のせいでどんどん進んでいる、という記事を読んだことがある。住んで納得。 そうかもね。基本的な生活の安全が保証されてない国に住むのは色々と大変だ。

  2006年03月19日

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• チビの歌の謎解ける！

  ♪ わんねぃ いっぷちゅ わんねぃ えっぷちゅ わんねぃ いんねん シェッキららばい！ じゅジュラ こっきこっきネン じゅーろーラン ざっつ わーり ゾーロー ばっちゅ！ ♪チビは幼稚園で中国語と英語、両方の歌を習ってくる。この歌は彼のお気に入りなのだが、何語の歌か、さえ分からない。歌われる度に気になって仕方ない。そうだ！ 同じ幼稚園のアメリカ人の友達に聞いたらいいんだ！今ごろになってやっと気付いた。そして早速聞いてみた。チビが歌う通りに真似して歌った。すると彼女は、分かった！と言う。この「じゅジュラ こっきこっきネン」を聞いて分かるとは、なんてヒアリング力！そして分かった歌の正体は、英語の「Hokey Pokey」という歌。♪You put your right hand in you put your right hand out you put your right hand in And you shake it all about You do the Hokey-Pokey And you turn yourself around That's what it's all about ♪確かに、こう書いて読んでみると、「しぇっきララバイ」は「シェイキット オーラバウト」。しかも、「it」と「all」はつながってラ行に聞こえる。「じゅジュラ こっきこっきネン」は「ユ ドゥ ザ ホゥキィ ポゥキィ エンド」。ホントだ。 聞こえるわ。

  2006年03月17日

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• そして我家のリビングは・・・

  リビングの照明を取り付けにおじちゃんが来た。２時過ぎに来て５時に終わり、帰って行った。以前のものより一回り小さくなった照明。外が暗くなり、電気をつけてみた。以前の電球が２本しかつかない時と同じ明るさ(暗さ？）。そして我家のリビングは、また使えない。あ～ぁ、中国・・・。

  2006年03月16日

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• そして裸の電気は・・・

  昼の２時過ぎ、電話が鳴った。マンションの管理事務所からだった。昨日壊した電気のカバーを今から付けに来ると言う。しかし、３時になっても来ない。４時になっても来ない。４時１５分頃、電話が鳴った。管理事務所からだった。エンジニアが他のところに出てて、まだこっちには来れない、ということだった。もうすぐ息子達を迎えにマンションの下に降りなければならない。５時以降に来てくれるよう頼み部屋を出た。５時過ぎ、昨日のおじちゃんが来た。新しい電気を持っている。 カバーだけでなく、丸ごと交換してくれるんだ！これでようやく、初めて、まともに電気がつくんだ・・・長かったな・・と、この８ヶ月間のことを思いながら作業を眺めていた。５時４５分、おじちゃんが言った。「取り付けに大きな音が出るので、この時間では遅すぎて近所から苦情が出るから続きは明日。」えっ！？見上げた天井には何も付いていなかった。今まで付いていた照明をはずして、さぁ今から新しいのを付けるぞ、というところで終わっていた。おいちゃん、今日という今日はこのまま帰さないよ！中国語のほとんど出来ない私は、すぐに受話器を上げ、管理事務所に電話した。「昨日壊した電気を直しに行くって２時に電話してきて、５時に来て、新しいのを付けるどころか、古いのまで取っちゃって、もう６時前だし近所迷惑だからまた明日来るって、部屋の中真っ暗なんだけど！！」明日私は朝から用事で家にいない。２人の息子達は薄暗～い部屋の中で、じっとテレビを見ていた。明日もこれじゃ困るのだ。エンジニア（！？）に代われと言うので受話器を渡すと、２人であーだこーだ話して、また私に電話が戻ってきた。「ごめんなさい、今日は取り付けの道具を持って来てないんだって。」「・・・はい～？」 耳を疑った。もう止められない。「ごめんじゃないよ！ あんたねぇ、このおいちゃん、昨日も来てんだよ。おいちゃんが電気壊したんだよ。 なんで工具を持って来てないのよ！工具持たずに何しに来たのよ！ えっ！」またおいちゃんに代われと言って２人で話をして電話を切った。間髪入れずに、事務所のお姉ちゃんとそのボスが慌ただしく部屋に入って来た。「リンダぁぁぁあ、・・・」私が次の言葉を言う前に、ボスがおいちゃんに噛みついた。あーだこーだ言いながら、おいちゃんはどんどんしょげていった。そして、３０分かけて外した古い電気を４５分かかって、また天井に付けた。夜７時、「明後日、新しいのを付けるまでこれで我慢してね。 ドゥイブちぃ、ドゥイブちぃ・・・」と出て行った。そして裸の電気は・・・・裸のまま。なんてこったい、中国。

  2006年03月14日

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• リビングの電気は素っ裸

  ここに来て４ヶ月間ほどだっただろうか、我家のリビングには照明がなかった。引越してくる直前の台風で横殴りの雨がしみ込み、２６階建てのマンションで雨漏りした。引越して来た日、家の中にはバケツが3つとそれでは足りずにバスタオルが2箇所、置いてあった。その中の一つが照明のところからの雨漏りだった。殆どの箇所は１ヶ月ほどで止ったが、この照明のところは２ヶ月続いた。それから修理に取りかかったが、なかなか直せず、そこからまた２ヶ月経った。夕方５時にはもう辺りが暗くなる頃、ようやく修理が終わり、次の日電球を付けに来た。３本電球がいるのに何故か２本だけ持って来た。ナンデ？在庫が２本しかなかったと言う。２本の電球だけじゃ、リビングの端に置き畳を敷いて作った、こたつの間が暗くて使えない。リビング全体も暗く、ソファーのところでも本を読むことすら出来ない。じゃぁ、入り次第持ってきて、と言ってから１ヶ月が経った。年が明けるというのに、こんな暗い部屋嫌だ！と催促を重ねると、やっと持ってきたのが、苦し紛れの、長さが半分しかない電球。しかも、端まで届かないため片方の差込口に差してあるだけで、宙ぶらりん。色も違う。「これでＯＫ？」「んな訳ないだろ。 ちゃんとこの電気に合った長さの、持ってきて。」それから年が明け、もう３月。 昨日、他の用事で管理事務所に電話した。「・・・それと、電球、そんなに手に入らないのなら、電気ごと新しいのに代えてよ。半年以上だよ、リビングが使えないの。 もう私、充分待ったと思うんだけど。」その日の夕方、いつものおじちゃんが電球を持ってきた。 ３本も。あるんじゃん。いつからあったのよ。色々言いたいことはあった。 でも電気が付いたことが嬉しくて、もう何も言わなかった。やったー！ ついたー！！、と手をたたいて喜び、おじちゃんが電気のカバーを付けるのを見ていた、その時。ガシャン！電気のカバーとその木枠が落ちた。落ちた先を見ると、カバーが見事に真っ二つに割れていた。おいちゃんよー、どうすんのよそれぇ。おじちゃんは慌てて事務所に帰って、透明のガムテープを手に戻ってきた。まさか、そんなもので貼りつけて終わり、じゃないよね？びっくりして固まった。半年以上も待たせて、これでＯＫ、って言うんじゃないでしょーね。事務所のお姉ちゃん（リンダ）が慌てて部屋に入ってきた。「えーん、ねぇ、リンダぁ。」「ごめんね、ごめんね、・・・」お姉ちゃんが何か言おうとした瞬間、木枠のパーツがボロボロと折れて落ちた。「・・・これさぁ、新しいのに代えてくれる・・よね？？」「・・・うん。 新しいカバー探して買ってくる。 それまでカバーないけどいい？」そして、うちのリビングの電気は、住んで８ヶ月経った今、裸となった。恐るべし、中国。

  2006年03月13日

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• 幸せ～。 その２

  ダンナ様の取ってくれた休み、２日目。今日は私の誕生日。この歳になると全然嬉しくない。 でも。今日は５つ星ホテル、セントレジスでランチ。久しぶりにお洒落して、ゆっくり食事を楽しんだ。なんて幸せなんだろう。長男の学校が終わる２時に合わせて迎えに行き、一緒に帰ってきた。その途中銀行に寄ったのだが、そこで長男はかざぐるまをもらい、ポカポカ陽気の中、用事が終わるまで、外でかざぐるまを手に嬉しそうに走りまわっていた。その様子を見た、銀行の女性とガードマンのおじさんが出て来て、彼らもまた、ニコニコと長男を見ていた。「あなたの息子さん？ とってもラブリーね！」うん、私も本当にそう思う。 日の光の中、かざぐるまを持って走っている彼は輝いていた。そして銀行を出ると、その前にある小さな池ではおたまじゃくしが泳いでいた。３人でしばしおたまを眺め、幸せだなー、とまた思う。家に帰り、夕食の用意をしていると、２人の息子が大きな花束を抱えて来た。「お母さん、お誕生日おめでとう！」思いがけないプレゼントに胸がいっぱいになる。その後ろで、ダンナ様がニコニコと微笑んでいた。

  2006年03月10日

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• 幸せ～。 その１

  行って来た。日本人学校と日本人が多く住むという古北へ。日本語の看板が沢山あり、歩いているとあちらこちらから日本語が聞こえてくる。周りに日本人のいない私にはちょっとした感動だった。そして、DVD屋さんも見つけて入ってみたが、これまた予想通り日本のDVDの多いこと！何枚も見れなかったドラマを買った。 嬉しい～。昨日で結婚丸８年。 結婚記念日だった。忙しい我がダンナ様は、結婚記念日、誕生日、クリスマス、ここぞ！のピンチ、に家に居たためしがない。 でも今年は、今日と明日、２日も休みを取ってくれた。日本人学校、DVD屋さんに行った後、シェラトンホテルの２階で中華をいただき、デリでパンやスィーツを買い、幸せな気分で帰って来た。誰に気兼ねすることもない、７年ぶりのデート。そして夜は、近所に出来たメキシコ料理屋さんに家族で行った。元々メキシコ料理が大好きな私。 家の近所に出来るなんて、素晴らしいっ！子供たちも美味しい、美味しいと、沢山食べた。幸せ～。

  2006年03月09日

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• そして今日も石と寝る・・・

  我家の息子達は毎晩自分の‘その日のお気に入り’おもちゃと一緒に寝る。その数、一人につき１０～１５個。ガオレンジャー、アバレンジャー、虫、ポケモン、ゴジラ、シール、飛行機、鏡、ぬいぐるみ、などなど。ところが最近、長男のそれに大人の握りこぶしくらいの‘石’が加わった。それも２つ。マンションの敷地内の池から拾って来たらしい。ご丁寧にちゃんと洗っていた。思えば彼は、歩けるようになってから、外に行けば必ず「石」を拾って帰って来た。しかもそれを家に入れなければいけない。その数、数知れず。家中色んな所に石が転がっていた。気付かれないように捨てても、気付かないように持って上がっていた。そんな彼も、もうすぐ7歳。｢石」の何が彼をこんなに惹きつけるのだろう。そして、私は今日も「石」と寝る。

  2006年03月05日

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• 日本のＤＶＤを売ってる店発見！

  ここに来てから日本のドラマに飢えていた。唯一の日本語放送はＮＨＫのＢＳ。 つまらない。連続テレビ小説など見たことなかったが、今ではそれが私のたった一つの楽しみになった。全然おもしろくないのに、趣味の園芸？やペットのしつけ（ペットもいないのに）まで何となく見ていたりする。ところが、同じマンションの韓国人の友達が、韓国や日本のドラマ・映画のＤＶＤを売ってる店が出来たよ！と、彼女お薦めの韓国ドラマのＤＶＤを持って来て教えてくれた。やったー！！これでわざわざ遠くまで行かなくても日本のＤＶＤが買える！来週、日本人学校に書類を取りに行く時にたんまり買い込む予定にしてたのだが。今日、早速行って来た。感動。お正月にやったばかりのスペシャルドラマなんかももうあった。しかも安い。そして私は、日本にいた時に買いたかったが高くて諦めたものを発見！それは、「怪奇大家族」。一年ほど前だったか、深夜1時ごろにやっていて、たまたま見たのだが、怖いけど笑えるやめられないドラマだった。出演者は室井滋、藤村俊二、モロ師岡etc。 ＤＶＤは￥16,000くらいだったか。それが、40元（￥560）。やったー！！「野ブタ。をプロデュース」５０元（￥７００）「となりのトトロ」１０元（￥１４０）そのほかに、ドラマと子供のアニメ数枚を買い、今日はこのくらいにしといたろか、的に帰ってきた。大満足な日であった。日本人学校付近には、もっと豊富に取り揃えてる店があるだろうから、書類を取りに行くときに覗いてみよう。「My Lovely Samsoon」のあとの楽しみが増えた。

  2006年03月04日

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• 韓国ドラマ‘My Lovely Samsoon'

  以前ここの韓国人の友達に、「これ私の好きなドラマなんだけど、すごくいいから観て！」ともらった韓国ドラマのＤＶＤ。日本にいたときも韓流ブームにはまりにはまった友達が何人もいて色々ＤＶＤを観せられた？が、イもぺもピにもはまることなく無事終わった。はまった友達はみな、すごいことになっている。子供をダンナ様に任せ、彼らに会いにどこまでも行く。そこの角から急に「彼」が出てきたら、こんな私じゃ恥ずかしい！と、シミとり、シワとり、歯の矯正、エアロビクス、韓国料理に韓国語、その他色々忙しい。これらにかかるお金も果てしない。でも、特定の俳優にはまることのない私だが、ドラマ自体はすごく好きなのもあった。例えば、「HOTELIER」。あの主人公の女の子がとても可愛かった。 そしてそこに出てきた総支配人。ぺよりもそっちの方が私は好きだった。で、今回もらったＤＶＤ「My Lovely Samsoon」。全部でＤＶＤ８枚。 まだ６枚目で見終わってないけど、これもイイ！！涙あり、笑いあり、で出てくる俳優は最初はそんなにカッコイイとは思わなかったけれど、観ている内にどんどんカッコ良く見えてくる。韓国の文化や家庭生活が見れるのも楽しい。毎日毎日これを観るのが楽しみで仕方ない。元々感情移入が激しく、映画やドラマを観るとかなりエネルギーを消耗する私。そして、その後しばらくは主人公のまま。泣きながら観ていて、子供のお迎えの時間に気付き、慌てて迎えに降りるものの、「主人公」の私は切ない気持ちを引きずりながらボーっとバスを待つ。あー、切ない・・・。あー、心が痛い・・・。そして夜、ふと横を見る。 そこにはドラマの「彼」とは違う我がダーリンの顔。・・・あ。 一瞬で現実に引き戻される。でも。 こんなことを考えて一日を過ごせる私は幸せものだ。

  2006年03月03日

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• 家の中のガイコクジン

  長男 「○△Ｘ・？！！（たぶん中国語）」 私 「は？」長男 「だからぁ、△○・Ｘ！！？」私 「日本語で言え！ 日本語でぇ！！」長男 「えー！ 分からへんのぉ、お母さん。」私 「じゃかっしゃぃ！（うるさい！） 分からへんわっ！」チビ 「Come here!」私 「えっ？」チビ 「Come here!」私 「プリ～ズ、って言え！ プリーズって！！」３歳のチビ、日本に帰る機内でスチュワーデスを呼ぶ。「しゃぉじぇー！」 そして長男。「もう、お母さんって邪魔くさヤリガやなぁ。」「はっ？」「だからぁ、お母さんは邪魔くさヤリガ、って！」「ヤリガ、って、あんた・・・・」チビ「もう、にぃにぃ違うなぁ！ 邪魔くさじゃりま！ グシャシャシャっ！」「・・・・」チビが歌う。「♪わんねい いっぷチュ、 わんねい えっぷチュ、 わんねい あっぷチュしぇっきララパイ！ ジュジュら コキコキねん・・・♪」コミュニケーション不能。

  2006年03月02日

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• 祭り月

  ３月。私の大好きな季節が始まる。だんだん日が長くなり、それだけで心が晴れる。だんだん暖かくなり、それだけで動きたくなる。だんだん木が膨らみを付け始め、生命の力を感じる春が来る。そして我家は虫だらけ。 ヤツらも動き始める。３月。それは我家の祭り月。夫・私・長男の生まれた月。 そしていつも忘れる結婚記念日。今年の誕生日は何がいい？、のダンナ様の問いに、一日だけ会社を休んで欲しいと言った。長男の日本人学校の書類を取りに行って、その周りを歩いて見たい。住むところを選ぶときにマンションからマンションへ車で移動しただけで一度も歩いたことのない地域。沢山の日本人が住むという、日本を感じられる場所。放送したばかりの日本のドラマが即、DVDになって売っているというところ。たんまりDVDを買って、美味しいランチを食べて、一日デート。６年ぶりの、誰に気兼ねすることなく２人で外出できる日。付き合ってもらうわよ～。

  2006年03月01日

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• そろそろ決めよう。

  今日で２月も終わる。 もうあまり時間がない。長男の学校をどうするか、毎日彼を見ながら考えていた。２学期が始まってから彼は、宿題に泣かされることもなく毎日笑顔で通っている。そして、「いい学校やよ。」と言う。たぶん、そうなのだろう。 でも同時に彼から聞く色々な話を考えてみると、親として、本当にその環境は彼にとって‘いい’のか考えさせられる。色々な面で疑問に思うことがある。それはこのブログに書き込んだもの以外にもいくつもある。勉強にはかなり力を入れているが、それだけ、という感がぬぐえない。学校自体、まだまだ組織されておらず、計画性もない。先生方も個々にはとても良い先生なのだが、てんでバラバラ、一貫した方向性がない。子供たちの授業以外での指導は全然行き届いていない。今日帰ってきた長男が言った。「今日は○○くん、優しくなかった。 だってお菓子くれへんかったもん。」みんなお菓子やおもちゃを学校に色々持って来ているが、息子には持って行かせていない。次男の幼稚園でも、親がカバンにおやつを詰め込み持たせている子供が何人かいる。持って来ていない子供たちは、そのお菓子をめぐって一喜一憂している。そして長男が言った。「日本人の学校やったら、お菓子なくても鬼ごっこしようって言ったら鬼ごっこして遊べるのに。」そうだよね。うまく言えないが、私もダンナ様もこの何気ない一言に、今後の選択の答えを見つけたような気がした。やっぱり日本人学校に行こう。

  2006年02月28日

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• どうした、種！

  日本では、庭に食べられるものばかり植えていた私。ここ上海に来てからも、ベランダでちょっとしたものを育てようと、プランターと土を買い、ラディッシュ、ニンジン、バジル、サニーレタス、パセリ、ネギ、菊菜、水菜、他にも色々な種をまいた。ところがいくら待っても芽がでない。ちゃんと日も当り、水もやってるのに、出ない。ようやく芽が出たラディッシュも収穫までに至ったのは、たったの一つ。ニンジンはいくつか芽は出たが、小さな葉っぱから成長せず、半年以上たった今でもプランターに申し訳なさそうにちょこんと生えている。これ如何に？今まで色々育ててきたが、「芽すら出ない」なんてこと初めてだ。買ってきたネギの下の方だけを切り植えてみたが、なんとも成長の遅いこと。全然使えない。これ如何に？恐るべし、中国？

  2006年02月27日

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• あぁ、アルバム・・・

  上海滞在中に私に課せられたもの、それは子供のアルバム作製。長男もうすぐ７歳。次男もうすぐ４歳。アルバムの中の長男は今、１歳４ヶ月。次男、なし。はぁ、コーヒーでも入れて、「ぼちぼちいこか」。*「ぼちぼちいこか」子供の大好きな絵本

  2006年02月26日

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• たこ焼きリベンジ！

  たこ焼きの大好きな我家。たこ焼き器持参で上海まで来たが、初回にして失敗（というか、焼くまでに至らなかった）だった前回。その理由は‘買ってきた冷凍タコが解凍したら腐っていた’から。それ以来、たこ焼きというメニューは我家からなくなっていたのだが、新しく出来たシティースーパーという、外国人向けのスーパーに行ったら、近所のカルフールでは見ることのない、サバ・スモークサーモン・北海道産生食用ホタテ・揚げるだけの魚のフライ（何の魚かしら・・・？）等々、そしてタコ！があった。海のものが肉より好きな我家の息子達。 でもここに来てからカルフールで売っている魚はいつも同じ、サーモン、カレイ、太刀魚、秋刀魚。 もういい加減、買う気もしない。久しぶりのいつもと違う魚にとっても嬉しくなった私は沢山買った。 沢山。そして、今日の晩ご飯はたこ焼きだー！いつも友達の韓国人から美味しい韓国料理をもらってばかりの私はここぞとばかりに出来たてのたこ焼きを持って行った。これで、少しはお返しが出来た。 ほっ。そして美味しいたこ焼きに大満足の我家。日本から大量に持ってきたたこ焼きの粉も捨てられることなく、賞味期限のくる前に捌けるだろう。

  2006年02月25日

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• 行き当たりばったり・パート？

  長男の学校は行き当たりばったり、オーガナイズされていない。遠足に行くことも知らされず、行った後に事後報告。 それも、お金をいくら使ったので明日持って来い、といった風に知らされる。お金がかかっていないと報告もなく、子供が言わない限り知らずに終わる。クリスマス会などの行事も「あるから来て」と知らせるものの、何時から、とは知らせない。先生に電話すると「だいたいうちのクラスは１０時から舞台に上がるのでその頃に」と言われて行くと、９時からやってしまっててとっくに終わっていたり。もう終わったの？と言うと、「じゃぁもう１回やってあげる！」とやってくれる。 そうして観た、初めてのこの学校での長男の発表会はなんともお粗末で、歌はてんでバラバラ、練習なんかしなかったんだろう、と容易に想像がつく。チビの幼稚園の発表会の方がよっぽど出来が良かった。ハロウィーンのときも然り。コスチュームを着て行って良いことすら知らなかった。パーティーがあったことも知らなかった。電話をして問い合わせた親だけが子供にコスチュームを着せ、見に行っていた。そしてクリスマス会の前日持って帰って来たプリントには「プレゼント交換をしたい人はプレゼントを持ってきて」と書かれてあった。 「したい人は」ってどういうことだ？ したい人同志、仲の良い人同志、お互いに確認して持って行くのか？ そうでなくても全員が持ってこなければ、悲しい思いをする子も出てくるではないか。しかも前日の５時に持って帰って来て、今からプレゼントを買いに出かけろ、と言うのか？何で前もって知らせないんだ！ しかも何でこんなあやふやな言い方なんだ！ どうすりゃいいんだ！！そこで私は、もらえない子が出ると可哀想なので、全員分お菓子をかわいい包装紙で包んで持って行くことにした。 ラッピングペーパーはあるし、マンションの中のローソンでお菓子を買うだけで用意できる。そしてその手紙には、クリスマスの食事も出来れば差し入れして欲しい、とある。 ターキーでも焼け、というのか。 なんだよ、クリスマスの食事って。 友達と相談し、１人はケーキ、もう１人はサンドイッチ、私はクラッカーにチーズをのせて持って行くことにした。そして行ってみたら、来てる親は７－８人。 プレゼント交換のプレゼントも４つほど、ぽつんとクリスマスツリーの下に置かれてあった。何だかよく分からないが、子供たちが楽しそうなので、とりあえずはよしとしよう。そして２日後、学校から帰って来た長男が「先生が明日プレゼント交換のプレゼント持ってきてって。」持って行った全員分のプレゼントはプレゼント交換ではなく、ただのギフトとなっていたようで、それとは別に、一つ交換用に持って来いということらしい。先生に電話。 もう我慢できない。 はっきりしろ！「どういうこと？ プレゼント交換はしたい人、って書いてたけど？ もらえなかった子がいると可哀想だから全員にお菓子包んで持っていったんだけど。 しかもこの時間からプレゼントなんて用意できない。」先生はごめんなさい、でもチョコレートでも鉛筆１本でも何でもいいから、と言う。 全員が持って来るまで待ってたらしい。 なら最初からちゃんと「全員持って来い」と書け。 バカ！そして１学期の終業式。突然このバカ先生が辞めると言う。 そりゃ良かった、２学期からはちょっとはましになるだろう、と思っていた。その日に紹介された後任の先生は中国語のしゃべれないアメリカ人。英語のしゃべれない親はどうやってコミュニケーションをとるのかと不思議に思ったが、その心配もなくなった。２学期が始まると、その先生は来ず、また違う先生が来ていた。勿論、子供に聞くまで知らなかった。 そして名前も知らないまま１週間が過ぎ初めての週末、やっとプリントを持って帰ってきた。「まだ私に会ったことのない皆様へ」全員だよ！ そして、なぜまた先生が変わったかの経緯は知らされていない。説明しろ！ 説明を！！そして昨日、バスから降りてきた息子が「今日算数も中国語もなかってん。」と言う。その間何したのか聞くと、「えーと、みんなでぇ、バス乗ってぇ、最初は昆虫館に行くんかと思ってんけどぉ、違うかってぇ、・・・・、・・・・、ほんで、なんかテレビみたいなの見てん。」なんじゃそりゃ。 バスに乗ってどこかに行ったのは分かるが、結局どこに行ったんだよ！一緒にいた同じクラスのお母さんに聞いてみた。だが、そのお母さんも知らなかったらしく、子供に聞いたら、映画を観に行ったらしいことが分かった。また何の連絡もなしか。そしてそのお母さんに「明日行く？」と聞かれた。「どこに？！」「学校。 明日授業参観あるらしいよ。」「えーっ！！ 知らない！ 何時から？」「週末プリント持って帰って来てたんだけど、また何時からか書いてなかったんだよねー。」うちはそのプリントすら持って帰ってない。新しい担任に初めて電話した。「明日授業参観があるって聞いたんだけど、何時から？ うちはプリントすらもらってないんだけど。」「授業参観？ そんなのないですよ。 それ、違う学年の話じゃない？」じゃぁ、何なんだよ、そのプリントってのはっ！！ １人だけじゃないぞ、もらってんの！ あとで絶対見せてもらう。それにしても・・・・・疲れる。

  2006年02月24日

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• 「たねき」

  上海に来てから、小学校１年生の長男のためにベネッセのチャレンジを始めた。と言っても、現地校の生活や宿題に必死でそれどころではなく、今になってようやく８月号が出来た。出来あがった問題集を見てみると、なんと。問題*絵にあうことばを「 」に書きましょう。（たぬきの絵） 「たねき」*絵にあう文になるように「どうした」を書きましょう。 （コラショが縄跳びをしている絵） コラショはなわを「なわとび」。父と母は腹を抱えて笑った。‘笑い’が第一の我家。 かなりの高得点だ。やってくれるではないか。

  2006年02月23日

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• スーパーでしなきゃいけないこと

  上海に来て、「日本の普通はここでは当てはまらない」ことを数々の場面から学んだ。 「日本の普通」というか、「先進国の普通」だろう。今までにもいくつかその例は挙げてきたが、今日スーパーに行って、もうすでに私の普通となっていて忘れていたことを思い出した。その一、 牛乳を買うときは逆さにしてこぼれないことを確認するべし。その二、 豆腐も逆さにして中の水が出てこないことを確認するべし。その三、 １ヶ月以上も前のものが平気で並ベられている卵は、日付を見てから買うべし。その四、 袋に入っている物は、袋が開いてないことを確認するべし。まだこの‘常識’を知らなかった頃、買い物をして家に帰ったら買い物袋の中が水浸し、ということが何度かあった。牛乳にやられた１回目。 そして豆腐にやられた２回目。確認しなかった私が悪かった、とそれ以降は必ず確認するようになった。袋ものは、開けて味見してる人を何度か見た。 ひぇ～っ！子供がお菓子の袋を開け、勝手に食べているところも見た。 そして、それに気付いた親が袋を取り上げ、買うのかと思ったらそのまま元の場所に戻し、何事もなかったかのように行ってしまうところも何度も見た。・・・・・・果物を味見してから買う人は沢山いて、それはこの国では普通なんだと理解出来たが、上のことはどう考えても違うだろ、といまだに違和感を感じる。これが‘私の普通’にならない内に、違和感を感じたまま日本に帰任したいものだ。

  2006年02月22日

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• 胃の所在地

  以前、それはもう１０～２０年くらい前。何故か忘れたが病院でレントゲンを撮ったとき、医者から「胃下垂で腸がとぐろを巻いている」と言われたことがある。「とぐろ」と言われても、健康優良児の私は、ふ～ん・・・、と思っただけで何の不都合もなければ、先生お薦めの「逆立ち」も一度もしたことがない。胃が痛くなることもなく、「胃下垂」の胃が、自分の体のどの辺に位置するのかも知らなかった。そして昨日、年末日本から大量に送られて来て、まだ食べきれずにいたじゃがいもに芽が出始めていたので、そろそろ処理しなきゃ、と大量に調理した。皮をむいたときうっすら緑色だったが、気にせず調理し食べた。その何ともエグく、酸っぱかったこと。 腐っているわけではなかったが、味は確かに変わっていた。緑も全部むいてしまえば良かったのか。でももったいない一心で頑張って食べた。 すると子供達をお風呂に入れ、さぁ寝ようとベッドに入れたところで「胃」が痛み出した。 お腹ではなく、それは確かに腹痛とは違う部分の痛みだった。うっ！ 慌てて胃薬を飲んだ。そして気付いた。ここだったのか～、私の胃。ヘソの横に位置する。

  2006年02月21日

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• カマキリの赤ちゃん餓死寸前！？

  金曜日の早朝ゾロゾロと出てきたカマキリの赤ちゃんたち。肉食だというのに、早産だった彼らには、まだ寒い外の世界に食べるための小さな虫はおらず、どうしようかと母は途方に暮れていた。とりあえず、花鳥市場だ！彼らに食べさせるものを探して行ってみた。そこで見つけたのは小さな赤ちゃんコオロギ。 それが唯一の小さな虫だった。これなら大丈夫だろう、と家に帰り早速中に入れてみた。ところが、赤ちゃんコオロギは赤ちゃんカマキリよりも随分しっかりしていて体も少し大きい。 動きも素早く、しかもカマキリ達はそれが食べ物だと認知していないのか、すれ違いざまに体が触れるとびっくりして逃げてしまい、コオロギ達もピョンピョン！っと見事なジャンプで行ってしまう。いつまでたっても食べるどころか、捕まえようともしない。母は心配でその場を立ち去れず、いつまでも虫かごの中を見つめて動けない。ガンバレー！情けないなぁ、もう・・・。何だか誰かさんを見つめる時と同じ気持ちになっている。子供ってみんな、こんななのかな。母はいつでも、こんななのかな。

  2006年02月20日

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• 長男の宿題

  １学期後半、毎日のように泣かされた中国語の大量の宿題。そして冬休みも、また泣いた。２学期が始まり、また泣かされるのかぁ・・・と少々ブルーになっていた。ところが、冬休みの間２００個以上の漢字とその漢字を使った熟語を書き、書くことに少し慣れたのか、今学期に入ってから何だか宿題が早く終わる。ボーっとしている長男もいつの間にかスピードアップしたようだ。そして週末。 今までと同じような宿題の量、と思ったら、いつもの何種類か出る中国語の課題は、そのうちの、どれか好きなのを選んでするように、となっていた。なんと！！１学期の終業式の日、毎日泣きながら夜１０時や１１時までかかってやっていることを先生に訴えたのが聞き入れられたのか。１． 新しい漢字と熟語をノートに書く。２． 新しい漢字、熟語をコンピューターに打ち込んでプリントアウト。３． 習った箇所（３章ほどの詩やお話）を暗記できるくらい読む。４． 次週の予習（３、４章）毎週だいたいこんな感じだ。国語の教科書は、すでに「春眠暁を覚えず」なんて詩が出てくる。日本語も恐ろしく語彙の少ないヤツには、訳した文章を理解させるのにも時間がかかるが、このうちのどれでも選んでやれば良いという。 一つでもいいのだ！算数は好きなので嫌がらずにあっという間に済ませてしまう。英語は親子で会話を練習するだけでそれもすぐに終わる。始まって１週目は宿題に泣かされることなく終わった。どうか、このまま楽しく過ごせますように。先生、頼んだよ。息子よ、しっかりせぃ！それにしても「春眠暁を覚えず」って１年生レベルの詩だったとは。

  2006年02月19日

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  勘違いな虫たち

  今朝起きたら窓の外は一面の雪景色。中国語の先生に聞くと、ここ上海では３年程前から年に１回くらい雪の積もる日があるという。 それまでは雪が積もることなんてなかったらしい。ここも異常気象なのだろう。そして家の中。ここはもう春。 プラスチックケースの中のザリガニが動き出し、昨日の早朝にはカマキリの卵から無数の赤子がぞろぞろと出てきた。久しぶりに赤ちゃんの母となった私は何を食べさせればいいのか分からず、あたふたとりんごや野菜を入れてみたり、マンションの植込みに生えている草を引き抜いて来て入れてみたり。う～ん、でも確かカマキリは肉食。子供の図鑑で調べるとアブラムシを食べるという。まだ寒い空の下、アブラムシなどいるわけもなく、途方にくれる。ヒーターで常に温められた家の中は、彼らにとっても異常気象なのだろう。

  2006年02月18日

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• 世界共通、主婦の話題

  子供を産むまで働いていた仕事の関係上、色んな国に色んな人種の友達がいる。海外に住む日本人の友達、日本に住む外国人の友達も。そして、ここ上海に来てからも、周りに日本人がおらず出来た友達は外国人。最近特に、どこも同じだなーと彼女らとしゃべっていてつくづく思う。子供の成長で悩み、嫁姑の関係に悩み、そしてダンナ自身に悩み、話題のドラマで盛り上がる。そして、そんな私達にいつも知恵と元気をくれるのが自分達の母親であることも。日本でのある晴れた日のこと。私 「今日晴れてんのに、雨降るらしいよー。」ドイツ人 「なんで！？ 晴れてるよ。」私 「だよね。 でもうちの母がそう言うんだよねー。‘感じる’らしいわ。」ドイツ人「なら、降るわ。 うちの母もそういうこと言ってしかも見事に当る。」私・ドイツ人 「不思議だよね、あの人達。」そして、イタリアからのメール。「ちょっと古いけど sex and the city にはまった！ 見た？」私「もうとっくにはまった！」２人 「見てるだけで、楽しい気分になるよねー。 独身時代が懐かしい！」フランス在住南アフリカ人「子供って大変だよねー。 毎日戦争中。」私 「ホント、特に男の子は体力勝負。」２人 「だよねー、家の中はいつも、泥棒の入ったあとみたい。 母は倒れられないしお互い頑張ろーねー。」ここのアメリカ人の友達「こないだダンナのお母さんが来たんだけど、また子供（女の子）の髪の毛勝手に切っちゃって最悪！ せっかく伸ばしてたのに。 台所の物から家中の物まで勝手に動かして亀の餌がどこにいったかわかんない！ 早く帰ったらいいのに！」私「ご飯つぶ、食べるんじゃない？・・・・あ、ごめん。 そういう問題じゃないよね。 すまぬ。」アメリカ人「今からお母さん（自分の）に電話してスッキリして来る！」ここの韓国人の友達「プルコギ食べる？ 沢山作ったから持ってきたんだけど。 それとこれ、前に言ってた、私の大好きな韓国ドラマ‘My Lovely Samsoon'。 最高にいいから見てー。 あげるから。」私「ラッキー！ 今日のうちの晩ご飯！」ドバイ在住のいつもの彼女「今ここの日本人会の婦人部で麻雀やってまーす。」私「うそっ！ ドバイで麻雀？？ 何かいいね、私も入れてー！」もうすぐ日本からドイツに帰るドイツ人「結婚ってするまでも大変だよね。 もうすでにうちの親と相手の親でもめてるわ。 家柄が互いに気に入らない、とか。 家柄って何だよ。」私「うちももめたよー。 嫁はとりあえず‘気に入らない’から入る。」ドイツ人「そうそう！ なんだ、どこも同じじゃん。」そして、日本の日本人のお友達「今日また学校でうちの子がさぁー・・・・・とつづく。電話が鳴る。母「にぃハぉ？ えーっと、何やっけ？」私「なんじゃ！」母「お母さん今な、中国語習いに行ってるねん。 うふっ。 今日は中華料理食べるんやって。」私「よろしいなー、楽しい老後で。」また電話が鳴る。アメリカ人「昨日ダンナの元彼女が来てさ・・・ちょっと聞いてくれる？！！ 今からそっち行くわ。」そして今日の私は彼女待ち。

  2006年02月17日

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• 担任は誰だ？

  ２学期から新しい担任の先生になる、と１学期の終業式で伝えられ紹介された先生は中国語の話せないアメリカ人男性。どんな先生だろう、長男に聞いてみた。「誰それ？」どこまでも響かないヤツである。「あんたの新しい担任の先生だよ！ ほら、アメリカ人で（といっても彼にアメリカ人がどんな人達なのか分かる訳もなく）、髪の毛が金髪・・・じゃなかったなー、えーと黒じゃなくて、英語しゃべる終業式の日に教室に来た男の人！」「あぁ～、あの人来てへんで。」はっ？またまたこいつはどこまで通じないんだ・・・「何言うてるん！ じゃぁ英語は誰が教えてくれてんの？」「女の先生。」誰だ、それ。まぁヤツの言うことは殆どあてにならないし、と適当に終わらせた。そして昨日、バスを迎えに行ったとき、同じクラスのお母さんが「担任が変わったの聞いた？」 と言ってきた。「！ やっぱり変わったの！？」 ごめんよー、息子。 ホントだったのね。どんな先生なの？ と聞くと、「わかんないんだよねー・・・。」 と首をすくめる彼女。でた、できて３年、行き当たりばったり国際部。担任の名前すら知らない。学校から通知は来るのだろうか・・・。来るはずないよね、中国だもんなー。私もだいぶ分かってきたようだ。

  2006年02月16日

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• 炊き立ての米は牛小屋の匂い

  ここに来てから毎日食べる米を探し当てるまで数種類の米を試した。炊き立てなのに、もうピラフ、というパラパラ米を消費するのに疲れたり、せめて、おにぎりが出来るくらいひっついて欲しいと色々試した。そしてようやく、美味しい！とまではいかないが、普通に食べれる米を見つけた。その米を使うのもこれで数袋目だったのだが、新しい袋を開けてセットし、夕飯の仕度をしながら炊けた米を混ぜようと炊飯器の蓋を開けた途端、もわぁっと炊き立てのいい香が・・・と思ったら、うっ！何だー、この臭いは！！まさに牛小屋の臭いではないか！気のせいであって欲しい、と何度におっても、やっぱり牛小屋だ。「もう炊けた～？」と日本から買って帰ってきたふりかけの袋を持って嬉しそうに待っている子供達、ごめんよ～。でも、これしか米はない。イチカバチカ、そぉぉーっと出してみる。早速ふりかけの袋を開け、いっただっきまーす！次の瞬間、「美味しいーっ！！」あぁぁー、よかったぁ、味オンチで。こんなもんを美味しいと言う奴らを不思議に思いながら、良かったぁ、と心底ホッとした。まだまだあと一袋、頑張っておくれ。

  2006年02月15日

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• ２学期初日の彼は。

  昨日から長男の２学期が始まり、初日どうだったかと帰りのバスを迎えに行った。バスから出てきた彼はニコニコしながら元気に降りてきた。ま、もう勝手もわかってるし、大丈夫だったんだな、と家に入る。楽しかった？うん！良かった。でもな・・・。でも？？あと何分？って聞いたら横にいた子が２日って言うたから泣いた。なんのこっちゃ。よーく聞いてみると、どうやらあと何分と聞かれたその子は２時間、と答えたらしいのだが、長男は２日と思い「２日も学校に泊るの嫌や～・・・」とシクシク泣いてしまったらしい。アホ。

  2006年02月14日

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• ２学期始まる

  今日から長男の学校の２学期が始まった。１ヶ月ぶりの学校、新しい担任。どうなるのか。大量の宿題をやっとのことで仕上げ、昨日２学期分の学費等を納めてきた。４月から日本人学校に編入しても８月までの残りの費用は払い戻しされない。あぁぁ、お金を捨てることになるのか。もったいないけどお金じゃない。 そうだ。日本人学校のキャンパスが新たに近くに出来ると聞いてから、編入させようか考えてきた。色んな人に話を聞いた。色んな人の話が聞きたかった。どちらにするか、まだ決めていない。４月までの２ヶ月間、彼がどう変化するかも見てみたい。授業料も払ってきたし、まだどちらでも選択可能だ。ただ、ドバイの彼女に言われて再認識した‘基本’に忠実に進みたいと思う。 「彼が彼らしくいれて、なおかつ彼の世界が広がるように」

  2006年02月13日

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• gray，gray， gray・・・

  ここに来て、洗濯をする度に白いＴシャツが、薄～い灰色に変わっていく。ブルーのパンツもグレイッシュ・ブルー。ピンクのパンツもグレイッシュ・ピンク。ここではもう、綺麗な色の服も着れない。下着も見事にグレイッシュ。私もグレイに染まるのか？恐るべし、中国。

  2006年02月12日

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• 輪ゴムまで・・・

  中国の物は何でもよく壊れる。ここに来たときから物が壊れること果てしなく、ちょっとのことではもう驚かない。またか、とネタにしている。ところが、こないだは溜息がでた。使いきれない食品の袋にかける輪ゴムを買ったのだが、。輪ゴムを買うこと自体初めてだった。日本では何やかんやで、輪ゴムが外から入ってくる。例えば惣菜を買ったときについてきたり。だがここに来てからはそんなこともなく、輪ゴムを買わなくてはならなくなった。一箱買って来て、さぁ、と乾物の袋をとめようとしたらパチン！と切れた。あれ？ともう一つ取って再度挑戦。 パチン！え？パチン！ パチン！ パチン！はめてもはめてもはまることなく、はめようとする、その途中で切れる。そぉーっと、そぉーっと、広げるのを最小限に、最小限に・・・。とまった。一つの袋を止めるのに何個切れただろう。はぁ。大量に入っていた箱はあっという間になくなった。そして今日も１ロード３時間かかる洗濯が終わるのを待つ。恐るべし、中国。

  2006年02月11日

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• 自転車

  忘れかけていた、‘中国のびっくり’話を一つ。上海に来てすぐに自転車を買った。ボロ自転車じゃないと日本製のものはすぐに盗まれると聞いていたので、日本からはダンナ様が学生時代から乗っていたという年代物と長男の物の２台だけ持ってきていたが家族で出掛けるときは大人用がもう１台必要なので、カルフールに行った。自転車売り場で色々吟味した結果、チェーンにカバーが付いている物（きっと日本だと当たり前なんだろうが、ここではついてない物や、上半分だけ付いている物が多い）と言うだけでグッと選択肢が狭まる。 その中で、値段が中間の物を選んだ。ハンドルは買う前から少し斜めにしないと真っ直ぐ走らないことが分かっていたのだが、その種類はどの自転車も歪んでいる。ここじゃ、それも仕方ないかーと買った。１ヶ月後、乗った回数４－５回。すでに全体サビだらけ。 あまりにもボロく見えて、自転車置き場で自分の自転車がわからなかった。そして乗っていたら、こぐ度に「シュッ、シュッ」と音がする。何の音だろう？と思った瞬間、「パーンッ！」すごい音がしてパンクした。見ると中からチューブが飛び出していて、それがこぐ度にすれてパンクしたらしい。そのまま買ったカルフールに直行し、直せというも、簡単に直してくれる訳がなく、ごちゃごちゃとマネージャーやら何やら出てきては、ラチの明かない会話が続く。 その間、退屈と空腹の限界に達していた坊ちゃま達がギャーギャー騒いでいた。 時間が無い。怒ったダンナ様が、怒鳴り出した。結果、自転車売り場に行き、そこに置いてあった売り物の自転車からチューブを抜き入れ替えた。そして、パンクした自転車から取り出したチューブを何と、その新しい売り物の自転車に付けたのだ。恐るべし、中国。

  2006年02月10日

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• たこ焼き

  たこ焼きが大好きな我家。勿論、たこ焼き器持参で来た。たこ焼きの素も大量に買ってきてある。さぁ、じゃぁ久しぶりに晩ご飯はたこ焼きにしよう！と買ってきた冷凍のタコを解凍した。腐っていた。恐るべし、中国。

  2006年02月09日

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• 日本での充実した冬休み

  かくして（学校においでー！）、長男は毎日普通に学校に行って、普通に給食を食べて帰って来る。それから普通に宿題をして、終わったら友達と遊ぶ。毎日が楽しくて仕方ない、上海に来る前の生活に戻った。週末には小学校に入って始めた学校のサッカーチームにも呼んでもらった。ブランクがあったせいで、あんまり行きたくないと言っていたが、校庭に入るとすでにランニングを始めていた友達が長男に気付き、走りながら戻ってきてくれ、そのまま一緒に走り始めた。練習が終わって戻ってきた彼の目はキラキラ輝いていた。色々と気遣ってくれたコーチの皆様に感謝。日本に帰ってすぐ、友達との連絡用にプリペイド携帯を買った。ダンナ様の実家もよく電話を使うし、友達も実家には電話しにくいだろう、勿論私も気を使う、ということで買ったのだが大正解。毎日のようにメールだ、電話だと鳴り響き、毎日予定が３－４件びっしりあった。そして、毎日のように友達とお茶やランチを楽しみ、しゃべりにしゃべった。その合間をぬって、住んでた家の換気、日用品や食品の買いだし、歯医者、小児科、皮膚科、泌尿器科（チビの！）をまわり、お墓参りに初詣、そして美容院、と全ての目的を果たした。そして、ダンナ様が合流したラスト１週間はそれに‘外での夕食’が加わった。日本に帰る前から「帰ったら何が食べたいか」リストを作成していた。遠くまでわざわざ行くのではない。 家の近所に美味しい店が点在している、なんとも恵まれた環境にいた。最高に美味しい寿司、焼肉、タイ料理、魚料理など。スウィーツも美味しく充実してて、日本はやっぱり美味かった！でも何よりも嬉しかったのが、水が無味無臭だったこと。歯を磨いたあとの水が嬉しかった。滞在中はダンナ様の実家で寝泊りした。自分達の家とは３分と離れていない。 ただ、布団をもう置いてないのでわざわざ運ぶのも面倒だし今回はお世話になることにした。時々換気に行ったが、やっぱり自分の家はいい。懐かしくホッとすると同時に何となく切ない気分にもなった。心配だった庭の木やハーブたちはみな元気だった。月１回来る管理会社や実家の皆に手入れされ、草も奇麗に引かれてあった。長男の学校最後の日、先生に挨拶をしに行った。クラスに着くと、長男を中心に皆で写真を撮っていた。そして席に戻ると最後のご挨拶、の前に、みんなの大きな声が聞こえてきた。「イー、アール、サン、スゥ、ウゥ！」それに続いて長男が言う。今度はまたみんなが、「サイチェン！」そして長男が大きな声で「再見！」また会う日まで。先生、ありがとう。みんな、ありがとう。

  2006年02月08日

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