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カテゴリ:美術館日記
どこかの鶏さんが風邪をひいたおかげで、鬼のように忙しい。
最後に休みをとったのが何週間前なのか、ゆっくりごはんを食べたのは何日前か、もうはっきり思い出すことができない。 枯れてしまう、このままでは心が。 街角でたまたま手渡されたタウン誌に印象派の展覧会の告知を見つけた。 これはもう、是が非でも、行かねばなるまい。 何とかかんとか時間をつくって、南仏のあかるい光や、地中海の磯の香や、草原にうつる雲の影や、靴の下で落ち葉が立てる音を閉じ込めたカンヴァスの前に立つ。 砂漠に降るスコールみたいに、じゃんじゃんこころにしみてくるのがわかる。 水と栄養、そして日光が必要なのです。こころにも。 近いうち、美術館で買った絵はがきを飾るフレームを買おう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.03.05 11:04:49
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