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テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:音楽日記
新木場(し、しぶい…)のクラブageHaへ、オールナイト(!)のジャズフェスを見に行ってきました。
菊地さんを追っかけているうちに、とうとうクラブにまで行くようになった自分が感慨ぶかい… いろいろちょっとずつ聴いたんだけど、印象に残ったライブを。 まずはメインの大ステージで、渋さ知らズを。 CDは聴いたことがあるけど、生で見るのは初めてなのです。 ジャズ「オーケストラ」なので、ステージが人でいっぱいです。サックスは3本くらい。フルートもトランペットもいる。もちろん指揮者も。あ、コーラスまで。 全身を白く塗った裸の人がくねくねしてたり、赤いドレスの女が踊ってたり、法被着た男の人が叫んでたりして、お祭りみたいです。 すごい迫力…というか耳がぼわーんとなるような大音量が、だんだん心地よくなってくる。 そうか。渋さ知らズは、音楽もお祭りなんだ。 「ひこーき」のコーラスでしずかーにクールダウンしておいて、またずわーんとtutti(…ってクラシックにしか使わないかな?)になるのがかっこよくて、不覚にもぞくぞくしてしまった。 そう言えば、デートコースもステージ上に同じくらいたくさんの人がいて、音量もこれくらいだった。 彼らの音楽が「恍惚」と「治癒」をもたらすとしたら、渋さ知らズは「歓喜」を呼び起こす音楽だ。 これは最初にCD聴いてもぴんとこないよな。ライブに来なくっちゃだめだったんだ。 いやあ、すごいかっこよさだった!今度は単独のライブも聴きに行こう!! …今さら気づいたけど、音楽って、ひとつ入り口が開くと、そこをとっかかりにどんどん世界が広がって、好きな音楽や音楽家が増えて、ライブにもCDにも金がかかるしくみになってるんだなあ。うれしいやら、(財布が)さみしいやら。 で、菊地さん。本日はクインテットライブダブであります。 大きい方のステージでやってくれればいいのに、ちっちゃい隅っこのステージだった上、喫煙エリアだったのでタバコの煙にまかれ、酸欠で失神寸前でした。 ずいぶんがんばって、ふわふわの髪の毛(笑)しか見えなかったよ…とほ。 わたしは明日からまた3日あるからいいけど(新宿ピットインの、菊地成孔3daysにゆくのです)、一緒に来てくれたお友達は菊地さん初めてだったのに…ごめんよ。 もっといい環境で聴いたら、身もだえするほどすばらしい音楽なのになあ。 小ぎれいなコンサートホールが最高!なんて全然思わないけど、せめて音楽に身を任せる心の余裕が持てる場所であってほしいですねー。 今夜のYou don’t know what love isは、やさしい愛撫のようでした。 で、へとへとに疲れ、結局終電で帰ってきました。 このイベントは今回が初めてだそう。 今回は力尽きたけど、また来年も来たいなあ。 プールサイドからの眺めもすてきだし、大ホールは広くて音もよくひびいてよい場所なので、いろんなことができそうだよ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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