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本読みのひとりごと

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読むこと、書くことが大好きなbiscuitです。
夫、元気すぎる2人の息子と4人暮らし。

新聞記者を経て、フリーランスライター/エディターに。

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biscuit5750@ Re[1]:木々との対話(09/12) >micoさん こんにちは!すっかりご無沙汰…
mico@ Re:木々との対話(09/12) bisさん、こんにちは。まずは次男くんのご…
biscuit5750@ Re[1]:さようなら、クウネルくん(01/27) >micoさん お久しぶりです! コメントを…
mico@ Re:さようなら、クウネルくん(01/27) クウネル。新装された表紙を見てお別れし…
biscuit5750@ Re[3]:子どもを持つことの不自由と、自由(11/17) >バーソロミューさん お久しぶりです! …

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2007.04.30
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カテゴリ:音楽日記
かねてからの念願だった、大貫妙子さんのコンサートへ。

みんなのうたで「メトロポリタン美術館」や「コロは屋根の上」を聞き、その透明で神秘的な世界観に目をひらかれるような思いをして以来、どこかで大貫さんの声を聞くたびにどきどきしていた。

白いドレスに身を包み、ささやくようなやさしい声で歌いはじめる大貫さん。
人間の体から、なぜこんな妖精のような声が出るのか。
コンサートの日を指折り数えて楽しみに待っていたのに、あまりの心地よさにうとうと。
見回すと、あちこちで大人や子供がうとうとしている。
大貫さんの歌は子守唄と周波数が近いんだな。

後半、赤いドレスに着替えて「Shall we dance?」で登場してから、ぐんぐん調子が上がっていく大貫さん。
大好きな「彼と彼女のソネット」で、視界がぼやっと曇る。
アンコールは、夢にまでみた「メトロポリタン美術館」。
これが聴けただけでも、来たかいがあったというもの。

コンサートの最後、客席からファンがお花やプレゼントを手渡しているとき、最前列でベレー帽をかぶったご婦人が立ち上がり、上品なしぐさで大貫さんにお花を渡していた。
あの後姿は大橋歩さん。
開演前、ロビーでそっくりな方を見かけた気がしていたのだけれど、ご本人だったとは。
ベレー帽の似合うおかっぱのご婦人。
大貫さんの歌の世界にこの上ないほどぴったり合っている。

ところで初台のオペラシティコンサートホールは、とても立派なのに何だか少しさみしい場所だった。





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Last updated  2007.05.05 23:07:08
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