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本読みのひとりごと

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読むこと、書くことが大好きなbiscuitです。
夫、元気すぎる2人の息子と4人暮らし。

新聞記者を経て、フリーランスライター/エディターに。

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biscuit5750@ Re[1]:木々との対話(09/12) >micoさん こんにちは!すっかりご無沙汰…
mico@ Re:木々との対話(09/12) bisさん、こんにちは。まずは次男くんのご…
biscuit5750@ Re[1]:さようなら、クウネルくん(01/27) >micoさん お久しぶりです! コメントを…
mico@ Re:さようなら、クウネルくん(01/27) クウネル。新装された表紙を見てお別れし…
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2007.06.30
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テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:音楽日記
昼からラタトゥイユを煮込んでおいて、本日は青豆ちゃんとデート。
九段会館でペペ・トルメント・アスカラールなのです。
少し迷って、白地にパステルカラーのストライプが入った、夏のワンピースをえらぶ。
待ち合わせの銀座は真夏の陽気。風鈴屋さんも店を出している。人が溢れかえる歩行者天国から、教文館のカフェに避難。
喫茶店のおばさまは案の定、青豆ちゃんが腕に抱いたバラの花束をていねいに褒めてくれた。

 *

さて、コンサートは素晴らしかった。
コンサート、とかライブ、と呼ばれる形式に則っているけれど、本当は別のものだ、これは。
おそろしく甘美で、頽廃的で、中毒性のある。

歓楽街。キャバレー。ネオン。死ぬほど甘いチョコレート。グラスの氷。甘いささやき声。
さまざまなイメージが渾然一体となって、音のきらめきと一緒に目の前で弾ける。
この人は一体、音楽を使って何をするつもりなんだろう。どこまでゆくんだろう。
乗りかかった船だから、地獄の果てまで見届けたい。
今夜は「プラザ・レアル」が冴えていた。「ルペ・ベレスの葬儀」もすごかった。
「You don’t know what love is」、ヴォーカルも素敵だったけど次回はサックスで聴きたいな。

興奮さめやらぬ頭で、近くのバーに入る。
何もない街と思い込んでいたけれど、路地を入ればちゃんとお店があるのですね。
最初サングリアを頼んだのだけど、物足りなくなってチリのワインに切り替える。
ぺぺの音楽には赤ワインが必要。
いろいろあるけど、素晴らしい音楽にうっとりして、おいしいお酒を飲んで、大好きな女の子としゃべって笑い合えることは幸せ。
質のいい音楽は、仕立てのいいヴェルヴェットのドレスみたいに、女性をやさしく包んで、いい気持ちにしてくれる。





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Last updated  2007.07.02 22:58:43
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