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カテゴリ:美術館日記
春の気配を感じると、きまって出かけたくなる桜の展覧会へ。 もう何度も見ているのに、見あきるということがない。 ほんものの桜を見たときのように、「やあ、今年も会えたね」という気持ちでゆっくり見る。 今年は初めて、くまと一緒に来た。 独身のころみたいに、駅で待ち合わせをして。 くまは、小野竹喬と小林古径の桜が気に入ったみたい。 「ほんとうの花見をしているみたいだ」とよろこんでいた。 わたしは東山魁夷と、石田武が好き。今年初めて見た奥田元宋というひとの桜も、すごくすてきだった。 ミュージアムショップで絵はがきをたくさん、桜のお香も買う。 どちらもすごく気に入っていて、次の春を待てずに使い切ってしまうのです。 ほんものの桜に会えるのは、まだ二ヶ月も先。 今日の桜を心にしまって、もうすこし春待ちを楽しもう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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