外道王~格闘30分
今日は、忙しい中の中休み。家族と一緒に出かけて、好きな店でラーメンを食べて、さくらんぼ狩り。これだけでも十分英気を養ったが、暗くなりかけたところで、出撃(笑)。さすがは土曜日。先行者がいるので、対岸に入る。先ずは、先行者にヒット。やはりチビ君のようだ。どうやらミニワームで釣れているようだ。そうだった。ウルトラライトでやってみようと、先日車の中で反省したではないか。ということで、いそいそと、車から一式持ってくる。しばらくすると、ヒット!ほーら、思ったとおり、小さいルアーに反応するし、ガッツリのってくれちゃうじゃん。ラインも細くティップも柔らかいので、よく食い込んでくれる。・・・しかし。跳ねないよ~。寄せてきても、なかなか姿が見えない。シーバスじゃない?にしても、40以上はあるな~。ウルトラライトのロッドに4LBのライン。この位の奴が掛かると、このタックルではやや役不足。右に左に走られ、ドラグも何度も出される。5分ほどのやり取りの後、上がってきたのはやはり「ニゴイ君(外道・40程度かと思ったら、54cm)」!ウルトラライトじゃやっぱキツイ(笑)。54cmでもランカークラス?外道とはいえ、ナイスファイトである!うっすらと汗が出てきた。さて、気を取り直して続行。直ぐに、安物のMMミノーにヒットするが、ラインブレイク。やはり、4LBじゃぁキツイかな・・・。ということで、先端をダブルラインにして応戦。しばらくして、またもや「生体反応」。やはり、小さなルアーだと反応がいいようだ(思い込みカナ?)。これが、寄せても寄せても、走っていく。ヒット後、エラアライのようなアクションをしたので、本命かと思ったが、どうも違うようだ。ドラグの出具合も、さっきとは何か違う。寄せては、出て行き、また寄せては、出て行く。機械のように、同じ動きを6回、7回と繰り返す。上にはなかなか浮いてこなくて、タモ入れにはかなり時間がかかりそうだ。腕も次第にだるくなってくる。同じ抵抗では、逃れられないと悟ったのか、下流に走り出した。魚体は橋の下へ!キツ~~~。止められない。ドラグ出っ放し。ジーーーーーーーーーーーーーーーーー。止まらない。ジーーーーーーーーーーーーーーーーー。こうなったら、「出るだけ出たら」と開き直る。40mは出たかな。でも、少しずつまだ出る・・・。あまり出て行かれて、何かに巻かれてもマズイ。だんだん不安になってくる。そろそろ、止めよう。スプールを押さえて、ドラグの出を押さえる。しかし、なおジワジワ出て行く。《ヤバイ、こりゃ切れるかも》ひどい事に、竿を立てても魚体が戻ってこない。ますます、重くなっているので、魚体の他に草も引きずっているのかもしれない・・・。《ラインを何十mも引きずってる奴がこの辺にウロウロしていることになるのか》《一か八か、こちらから仕掛けないとラチがあかない・・・》竿のパワーでは寄って来ないので、ラインを引っ張り10mほどゆっくりゆっくり「パック」して、巻きながら「ダッシュ」!《余程、いいところにフッキングしているるらしい。少々無理しても、外れる気配もない。》ライン引っ張り&ダッシュを5回ほど繰り返す。何とか近くまで寄ってくるが、ネットインまでなかなか行かない。どうもおかしいと思ったら、「スレ」で背中に掛かっているらしい。だから、なかなか水面に上げられないし、走られるのだ。鯉でもメーター(?)しては、トルクがないしね~(笑)。なんとか、水面まで浮かせて、ネットイン(ヒットから約30分)!上げれば、さっきと同じようなサイズ。背びれにフッキングしていた。ウルトラライトで、こんなのを掛けるととっても大変だという事が分かった(かなりスリリングだけど(笑))。8LB程度のラインで、40~50クラスとのやり取りが行なえる7.5ft程のロッド。そんなタックルが欲しくなってきた・・・。(2匹ともリリース)