読書とパイプの日々

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• 生ハム

  　まだ外に出る気が起きなかったので、食料を漁って残り物のグラハムパン、レトルトのシチュー、ワインと一緒に通販した生ハムを確保。　Fratelli Galloniとかいう生ハム、ついでに買ったにしては、美味かった。いつもはデパ地下で割とお高めの生ハムをブロックから切ってもらってたのだが、私の舌ではあまり違いが分からない。量もたっぷりでお安め、ウマーである。　評価：☆☆　その昔、生ハムはなんであんなに薄く切るのだろうミミッチイと思ってた事があるけど、一度ブロックで買って分かった。生ハムって薄く切らないと硬くて齧れません。おまけにあの薄さでも塩味抜群ですから、分厚いと塩辛くって食べられたモンじゃありませんでした。何事にも理由があるのね。　病み上がりなのでワインは軽くだけ、Ch. Moulin du Breuil 2001 好みよりは酸味が優ってるけど、やっぱりメドックのワインは落ち着く味。　評価：☆

  2005.03.06

• 回復中

  　１日寝てたら、何とか動く気になるぐらいに回復。メールチェックのついでにSmokingPipesとKnoxvilleを見に行ったら、品切れになっていたSamuel GawithのFull Virgina Flakeが販売を再開されていた。これがないと私のパイプ生活は成り立たないので、とりあえず8oz注文。多分作りたてだと思うのだが、美味いのだろうか？うどんなら間違いなく打ち立てが美味いのだが（笑　Konxvilleで、ずっと試したくって売切れが続いていたKendal plugが遂にラインナップさえされなくなっていた、うむむと唸っていると、Scotch Cut Mixtureという見慣れない品目を発見。いつもの新製品試したい病がうずいて、買い物かごに放り込むも、TobaccoReviewsを確認してみる事にする。　まだ１人しか書き込みがないが、す、凄い。俺の長いタバコ歴でも途中で放り出したのコレだけとか、義理の母親を追い出したければコレを喫えとか、電気製品がコゲたような臭いとか、散々な書かれようである。　さすがに怖くなって止めました。替わりに前に買えなかったTwo FriendsのBed & Breakfastを少し注文。

  2005.03.05

• 身体はボチボチ

  　風邪はひききってないようですが、眠くって気力がわかない長文を書く元気がない状況です。　なんとか朝にメールチェックをすると、SmokingPipes.comのNewsletterが来ていて、新しい店舗の画像と、Sykes Wilfordが徳富さんを訪ねた画像が紹介されてたのが面白かった。　途中、途中、途中　空白はこのぐらいで大丈夫か？Newsletterからの無断転載なので、本当はヤバイかもタグ付ける元気もないので、カット・アンド・ペーストしておくんなまし。Here are some photos of the store:The store, with cases and cases of pipes:http://www.smokingpipes.com/images/building/store.jpghttp://www.smokingpipes.com/images/building/pipes.jpgThe tobacco wall:http://www.smokingpipes.com/images/building/tobacco.jpghttp://www.smokingpipes.com/images/building/tobacco2.jpgSmoking area:http://www.smokingpipes.com/images/building/couches.jpgHumidor:http://www.smokingpipes.com/images/building/cigars2.jpgAlso, last week, I promised some photos of my visit to Tokutomi-san's workshop in Maebashi, in Gunma Prefecture, northeast of Tokyo:Exterior:http://www.smokingpipes.com/images/japan05/toku_shop.jpgTokutomi, Barney Suzuki and me, in Tokutomi's newly renovated workshop:http://www.smokingpipes.com/images/japan05/toku_shop_2.jpgTokutomi buffing a pipe next to his new (huge) sandblaster:http://www.smokingpipes.com/images/japan05/toku_buffing.jpgTokutomi family, Barney Suzuki and me after lunch in Maebashi:http://www.smokingpipes.com/images/japan05/toku_group.jpgAlso, during the visit, I was presented a Dharma statue (founder of Zen Buddhism) on behalf of Tokutomi, Satou, Arita and Gotoh, to celebrate the opening of the new store. Maebashi, where Tokutomi-san lives, is known for its production of these and they are a traditional BJapanese gift to celebrate a new business or large life event:http://www.smokingpipes.com/images/japan05/dharma.jpgGotoh in his workshop, near Tokyo:http://www.smokingpipes.com/images/japan05/gotoh.jpg

  2005.03.05

• 風邪をひきそうなので

  今日はこれまで何とかキッチン秤だけは確保した。

  2005.03.04

• 興味がある方は試してください

  　今日のCornell & Diehlの３缶は8oz缶なので、１人で喫う分には山盛あります。喫ってみたい方には、お分けしようかと思います。フリーページの『さしあげます』をご覧ください。　量の見当がつかないので、ロング・スモーキング大会の規定、3gＸ2で6gとしました。家に秤が無いので週末に買いに行きます。発送は来週以降になるかと思いますが、ご了承ください。

  2005.03.03

• Cornell & Diehl ３品

  その１、　Autumn Evening評価：☆　レッド・ヴァージニア・キャベンディッシュにメイプルの着香。　8oz缶は大きいですねえ、開けると、おおおお、まさにメイプル・シロップの香り。ただ事じゃありません、何か急にパンケーキが食べたくなって来ました。短いカットの黒キャベに少しブラウンの葉が混じります。　火をつけると、おや？香りほどには甘くありません。辛いという訳ではなく、香りから想像するよりは甘くないといった感じです。テイク・イット・イージーよりは、ブルー・ノートのようなといったらいいでしょうか　これなら、テイク・イット・イージーの甘さに１ボウル堪え切れなかった、私でも喫えるアロマティックといえそうです。　すった後の残り香が甘く、ファミレスで喫っても文句の出ないタバコ候補No.1じゃないでしょか、むしろホットケーキの売上に貢献しそうです。その２、　Star of the East評価；無印　ラタキアをたくさん、その他ターキッシュにストーブド・ヴァージニア開けると、ラタキアの香りですねえ、見た目も半分が黒い葉、残りがブラウンの短めなカット。　火を着けると、見た目ほどはラタキアがガンガン来ません。どっちかというと上品にアッサリと再度まで喫えました。風邪気味だったせいかなあ？その３、　Yale Mixture評価：無印　ヴァージニアとラタキア、確かにラタキアの香りはします。葉の色はスコードン・リーダーとよく似ています。カットが少し細めでしょうか、ちょっと明るいレモン色のタバコが目立ちます。鰹節臭というか正露丸臭は、Star of the Eastより強いかもしれません。　火を着けますと、焚き火系の味。苦味が優っている感じ？焚き火の傍にいるような感覚をおぼえました。G.L.PeaseのCumberlandに近いような、う～んタバコの味を表現するのは、やっぱりヘタ。

  2005.03.03

• 口に残るはきみの味

  　ラタキア・タバコを喫った後って、微妙な後味があるじゃないですか　口腔にあの味を感じるたびに、ああ昨日ラタキアを吸ったんだっけと思うのですが、あの味を表現する言葉を、なかなか思いつかなかったんですね。　それが今日の朝にボンヤリと、ああまたこの味だとボーッとしてた時に、ハタと閃きました。ええ閃きましたとも！　タラコ！、タラコ、明太子でもいいが、焼いたタラコを食った後の、あの味に似てるかもしんない！　まあ半分寝ぼけた頭で閃いた事ですから、違うと思っても笑って許してください（笑　とりあえず（こう言うと、鳥の皮の酢仕立てが出て来る居酒屋があります）私の中では、ラタキア＝タラコ後味になりました。

  2005.03.02

• 1日の日記

  １日に複数の書き込みが出来るのは便利かもといいつつ、ネタが浮かばなかったので今日はこれだけ（笑

  2005.03.01

• ２月のおわり

  　短いだけあって２月は、あっという間に終わります。　冬生まれなので、季節的には冬が一番好きです。ガンガンとした陽光の下で、汗をかきながらアイスを食べるのもいいですが、秋口の風が涼しくなってから、梅の花が咲いてそろそろ春の陽気が漂うまでの間が、やっぱり一番気持ちがいい。空気が澄んで星空が綺麗なのも良い、冬は星が奇麗だ、特にオリオン座が…（諸星大二郎風）　そんな季節もそろそろ終わろうとしてます。温暖化の影響か年々冬が軽く短くなってる気がして、ちょっと寂しいです。　また好きな季節を迎えられるよう一年がんばんなきゃね。

  2005.02.28

• Two Fireinds Valle Crucis

  評価：☆　変ったタバコと言っていいでしょうね、黒キャベにストーブド・ヴヴァージニア、ラタキアにオリエント、一撮みペリクまで入っていて、その上に『ジンジャー』の香り付けですと　普通ならゲテモノで通り過ぎるのですが、Craig TarlerとGregory Peaseのコラボレーションによる物と言われては、一度試してみようかという気になります。　見た目は、普通のリボンカット、そこら辺のミクチュアと変る事がありません。香りはと、クンクン、干葡萄、チョコ・レーズン系の香りです。　火を着けると簡単に着火、喫い味は、いたって普通気味というか、着香らしくはありません。ラタキア系ともいえない、スパイシーさ辛みが身上の味でしょうか。私は着香系が苦手なのですが、G.L.PeaseのMephistoと同じ様な香りでしたが、こっちの方がむいてるかな。　喫い終わってからの、残り香というか口腔に残る味は、ラタキア系を喫った後の味でした。　ちょと辛口のタバコが欲しくなって、Briar Foxじゃきついなと思った時によさそうです。　今日はくもり時々晴れのお天気で少し肌寒かったですが、Valle Crucisとともに午後を、ゆっくり読書して過ごせました。平和な一日をありがとう

  2005.02.27

• 今日は午後から仕事

  　職場へ空調工事立会いの為出勤中　途中、学習塾の横を通ったが、女子高校生？が塾脇に自転車を停めてスタンドを立てようとしていた。ところがオサレなサンダル風のハイヒールを履いているものだから、スタンドを足でうまく押せない、スカッと空振りしたり、ハイヒールがブランと足裏からぶら下がったり。目の前で、空手家かバレエの練習のような動作を延々繰り返してくれた。　はあ、女の子ってなかなか大変だなと思いつつ仕事場へ来ました。そういえば、これも朝の通勤時の事ですが、見たんです。はい伝説の『女の子走り』を正面から。肘を脇につけ軽く上に曲げ、片腕にはバッグを引っ掛けて、やや内股気味に、急いで走ってるようなんだけど、…『おっ遅せえ～』というヤツです。いや～、感動しましたよ、女の子走りなんてマンガの中のギャグだと思ってましたが、まさか実在していようとは！グワッ　けっこう私の生活も平和なんでしょうか…　夕方に仕事が終わって、映画を観てきました。今日見た映画、『呪怨　Juon』です。評価：無印＋です。　日本版ビデオのハリウッド・リメイク。やっぱり暗い場所でワッって脅かされるのが一番ビックリする。ドキドキはしましたが、夜道を歩いていて塀越しに犬にワンって吠えられても、ドッキリして１ｍぐらい跳び退く質だからなあ　ネットリ感では『リング』に敵わないと思います。『リング』も続編を重ねるごとにに、変になって行きましたが、初編のねっとりした不快感は類をみないと思ってます。

  2005.02.26

• ボーン・スプレマシー

  評価：☆　何で骨？って考えてましたが、人名だったのね。一般的なハリウッド映画とは少し趣が違います。キャストが特徴系、美男美女が出て来ない。最近のハリウッドアクションは、ほとんどありえねー状態ですが、地に着いた格闘シーン。三幕展開から離れた、逆にいうとちょっとダラダラした展開。でも、その辺が新鮮な気がします。　これは第２作で、１作目を見てないんですが、もとＣＩＡ暗殺機関ナンバー１のボーンは、組織を離れてインドで恋人と第２の人生を送っているが、昔の記憶を失っている事に苦しんでいた。そのボーンの元に過去の影がさしてという展開です。　舞台はインドのゴア、イタリアのナポリ、ドイツのベルリン、そしてロシアのモスクワとヨーロッパ旅行のごとく移り変ります。もうひとつ流行りの映画と違うのが背景。それぞれの都市が映画のセット風でなく、人が生活している雰囲気を持ちながら撮られています。写真で観光地を見て行ってみたら、全然感じが違うという事も多いと思いますが、この映画を見て行くとそんなに違わないのではないかと思わされます。　アクションが地味と書きましたが、モスクワでのカー・チェイスは別。マトリックス・リローデッドで無茶なカー・チェイスを極めたかと思ってましたが、もっと泥臭く無茶。　誰が地下道でのスピン、衝突を含むカー・チェイスを撮影しようとなど思いついたのでしょう。人が死にますよホント。広い空間で派手に車を壊しても、撮り方で何とでもなると思ってしまいますが、狭い空間で動いてる車が派手に壊れると、スタントの人の心配をしちゃいます。　地味なアクション（といっても２０年前なら００７並に派手なのだろうが）の積み重ねで知恵比べをみせるような映画なので、早い華麗な展開を望む人には向かないと思います（後ろの席でイビキが聞こえてた）が、そんな見世物映画にちょっと飽きた人にはお薦めでしょう。

  2005.02.25

• モバイル野望の蹉跌

  　SonyのClieが生産中止になるそうで、Clieといっても知らない人もいるかと思いますが、PalmOSを積んだPDA。むちゃくちゃ平たく言うと電子手帳の高級版と思えばよろしいでしょう。　もともと最終バージョン欲しい癖があって、またノートパソコンを買ったけど、持ち歩くのは面倒で使ってなく、PDAサイズなら今度こそ持ち歩けるかという目論見もありました。　で、生産中止のニュースを見た瞬間から、Clie TH55を探したのですが、ちょっと前から品薄らしくって安い所は品切れが多く、少し探した後に発注をかける事が出来ました。　ところが、発注をかけた後で、なんと『TH55はAir-EDGEのコンパクトフラッシュタイプのモデムが使えない』という事が判明しました。厳密に言えば使えなくもないのですが、その為には、１．ほとんど本体と同じ大きさのアダプターが必要、２．アダプターの値段が本体の１／２近い。　愕然、コレじゃあポケットからサッと取り出してメール受信なんかとても出来ません。　第２の選択として、無線ＬＡＮ機能が付いているので、無線ＬＡＮ用のホットスポットなどを利用する方法があるので、調べました。が、ウチみたいな田舎には無かったです。　さらにムキになってNTTがやってる、モバイル・フレッツに無線ＬＡＮで接続する第３の方法を調べました。こちらは分割されても、さすがに元電電公社。田舎でも多少使えるぐらいのエリアがありました。ところが加入中のプロバイダーは対応してないは、Clieは検証機種じゃないは、当然西日本でしかつかえないは、これもだめ。　そんなムダな努力をしていると、発注したサイトから、今品薄なので納期が１月以上かかるが宜しいかとの連絡が入る。お願いしてキャンセルしました。　そんな訳で、モバイル生活の野望は１日にして敗れ去ったのででした。ソニーのバカ、メモリースティックに拘泥せずＣＦスロットさえ付けてくれてたらなあ、まあその辺がソニーなんでしょ。昔からソニー製品とは相性が悪かったし　話は別ですが、今日は香川県にも４時ぐらいから、雪が降りました。積もってはいませんが、雪が舞って１０分間以上つづくなんて１年に１度あるかないかです。夕刻になって、みぞれに近くなってますが、明日の朝はどうなんだろう　

  2005.02.24

• Cornell & Diehl ２品

  　Bridge Mixture　評価：無印　ブライト＆レッド・ヴァージニア、甘くないレッド・ヴァージニアのキャベンディッシュ、ターキッシュ、ペリク、古漬けケンタッキーと盛りだくさんなミクチュアです。　狭い缶に、これでもかとギュウギュウにリボンカットのタバコが詰め込まれていて、間紙がとれず破けたぐらいです。見た目は明るめのミクチュアですね。香りも普通かな～、　火付き、火持ちはよろしい。喫ってみても取り立てて尖がるところは、ありません。強いて言えば、バーレー入りにしては、驚異的に喫いやすい事でしょうか？確認するまでバーレー（ケンタッキー）が入っていると気づきませんでした。　でも強いて選ぶ理由もないので、無印評価です。続いて、Bayou Morning Flake　評価：☆　カヌーの上に麦わら帽子をかぶったおっさんが、パイプを咥えて立ち漕ぎしている蓋をあけると、おお！手近にデジカメが無いのが残念だ。昨日喰ったラーメンに入っていたチャーシュウにそっくりなフレークが入ってます。幅５ｃｍ厚さ３ｍｍぐらいですか、ちょっと厚めなチャーシュウに、とてもとても似てます。　このチャーシュ・フレークは、ヴァージニアとペリクの組合せ。私は酸っぱい物が苦手なせいかペリクにも、そう思い入れがありませんが、熱烈なペリク・ファンの書き込みを時々みかけます。　荒めにほぐして、喫ってみます。ペリク入りとしては、おとなし目。酸っぱさの苦手な私でも、気持ちよく喫えました。ペリクが入るとコクが出るとともに煙にも独特の香りがつくような気がします。焚き火のようなとか、喫煙終了間際には、なぜかヘビ花火（ようは黒色火薬ですね）を思い出しました。　荒くほぐしたせいか、よく火が消えてしまいました。単にヘタって事でしょう。苦手なペリクにしては、美味しく喫えたので、☆一つとします。

  2005.02.23

• 『九月が永遠に続けば』／沼田まほるか、新潮社2005.1.25、　ISBN:4104734012、本体1600円

  　評価：☆　第５回ホラーサスペンス大賞受賞作、大賞の書評にもあったが文章は抜群に上手い。導入部から最後まで一気に読ませるだけの筆力は持っている。　離婚して一人息子の文彦と暮している、水沢佐知子の一人称で物語は綴られる。離婚して年下の恋人と息子に隠れて逢い引きを重ねた後も、マンションに帰れば息子と、家にやって来た息子のガールフレンドと食事をするいつもの日常があった。　だが、その夜に文彦は失踪してしまう。やがて別れた夫、夫と再婚した女、人形のように綺麗なその娘が、ひとつの殺人事件と失踪事件を軸に絡み合う。　過去に起きた悲惨な事件、男を引きつけてやまない魔性の女の血筋、それぞれが絡みあって文彦を探す佐知子を翻弄する。　起きている事は無茶苦茶に悲惨かもしれないが、登場人物が押えた書き方というより、淡白な性格に描写される為に、スルスルッと終わったような印象がある。悲劇といえば悲劇なのだが、読み終わって疲れた感はない。若干物足りなかったのは、ドロドロな小説を読み過ぎて、性格が歪んで来たのだろうか。　Cornell & Diehl のタバコをまた２缶あけた。これは、前に開けた物に較べると、遥かに常識的な普通なタバコであった。　Bayou Morning Flake とBridge Mixture、これについては明日にでも感想を書く。　全く別の話だけど、Sonyがついに７月でPDAのClieの生産を中止すると発表した。モバイル用に軽いノートパソコンを去年買ったが、結局ノートパソコンのサイズでも常時持ち歩くのはキツい事を実感しただけになってる。で、つい注文してしまいました。生産自体が少ないので品薄になっていて、納期はかなり遅れるらしい。今度こそ、モバイル・ライフがおくれるだろうか？

  2005.02.22

• あのパイプは？

  　ＴＶをほとんど観ない、ニュースもネットで済ましてる。そんな私が、例外的に『富豪刑事』を観てる。このドラマの主要人物の一人、富豪刑事であるヒロイン神戸美和子の祖父、神戸喜久右衛門が、昨今には珍しくパイプを銜えて登場する。　まあ分かり易い金持ちを示す記号なんだろうけど、時々煙が上がっていたような気もするので、演じている夏八木勲にパイプ趣味があるのかもしれない。　チャーチワーデンだと思う、どこのメーカー製だろうか。画面のパイプは動いているし、刻印なんか当然見えない。ちょっとだけ気になる。　映画でパイプを見たのは、『ロード・オブ・ザ・リング』、『太陽と月にそむいて』、『月のひつじ』、今思い出せるのはこのぐらい。葉巻の登場する映画も思い出せない、『パットン大戦車軍団』のパットン将軍は葉巻だっけ？　最近のアメリカ映画じゃ、喫煙は分かりやすい悪役の記号になってしまってるから（ヘビースモーカーが出てきたら、後で悪い奴と分かる）トラボルタのブロークン・アローなんかいい例。　せめて日本では、悪役以外にパイプを使わせて欲しいなあ。神戸喜久右衛門も、元日本政財界を牛耳った悪い奴設定なので微妙な処。　追記　duncanさんにもらったタバコ、Schurch Tarek's Robustoです。見た目も香りもラタキア系。手持ちが少ない貴重なタバコを分けていただきました、ありがとうございます。　Morettiのパネルに詰めて、火を付けます。火付きはいいですね、香り味ともに最初からラタキアを感じました。TobaccoReviwsを見ますとラタキアだけしか書いてませんが、ミクチュアだと思います。バランスよく最後まで喫う事が出来ました。　評価：☆

  2005.02.21

• Samuel Gawith 1792 Flake

  　評価：☆　セダモさん、1792 Flakeが到着しましたので、喫ってみました。　黒っぽいフレークです。ＦＶＦよりもう少し黒っぽいティン・ノート（といってもBulkなんで、ジップロックで缶＝ティンは無いのですが）は、石鹸系と一瞬ひるみましたが、石鹸じゃない　…うん、ジェリー・ビーンズの匂いです。人工的な甘みの香り。　ほぐすと何かに似てます。Morettiのパネル・シッターは休ませてるので、Morettiの臼に詰めて火をつけて一服。思い出しました、Black XX系です。でもBlack XXの油っぽさは、ありません。油っぽくないBlack XXと言えば、喫った方なら分かると思います。　ヴァージニアの甘みが主です。ちょっとスパイシーなヴァージニアタバコと言えばよろしいでしょうか。Black XXほど癖がないので、頻繁に喫うことも可能だと思います。ただし、ニコチンは強いです。マッチョなヴァージニアですね。　まあ百聞は一見にしかずと申します。セダモさんが直接試してみる事をお薦めします。連絡いただけたらFlakeを１枚送ります。ご検討ください。

  2005.02.20

• 貰い物その２と駄目だった物

  duncansさんから貰ったタバコその２Wessex Brigade Campaign Dark Flake　真っ黒な長めのフレーク、見た目ちょっとＦＶＦより黒いですが、同じような青臭い香りがあります。期待できそうです。　ほぐしてMorettiのパネルシッターに詰めます。ちょっと連投気味ですが、このパイプにもうちょっと頑張ってもらいます。　着火は普通、火持ちもほぼＦＶＦと同じです。喫った感じもＦＶＦと近く、普段と同じようにヴァージニアを味わう事が出来ました。ＦＶＦが好きな人なら無理なく溶け込める、そういった味です。ＦＶＦが標準の私としては、そのまま何の違和感も無く喫いきってしまいましたが、ヴァージニアとして優れたタバコだと思います。評価：☆＋とします。　さて先日、大量に仕入れたCornell & Diehl物ですがMississippi Mud　ミシシッピー川の泥と名乗るだけあって、真っ黒なブロークン・カットの葉っぱが入ってます。ペリク、ラタキア、加糖していない黒キャベンディシュの葉組。見た目、匂いはマクレーランドのフロッグ・モートン（on th Bayouの方）にそっくり。　喫ってみると、バーレーも入ってないのに喉にちょっとキツイ。さすがに味が濃いというか、タバコ感があるというか、とにかくガツンとくるタバコが欲しい向け、噛みタバコとか咬んでるひと向けといった印象です。　こういった泥臭い、強く粗く逞しいタバコも当然あって宜しいと思いますが、軟弱な私には合いませんでした。よって、評価：★　続いてBow-Legged Bear　ヴァージニア、ターキッシュ、ラタキア、バーレー、ペリクのテンコ盛りを加熱圧搾、クランブル・ケーキ仕立てにしてます。　缶絵は、タバコ畑でタバコを燻らすがに股（Bow-leg）の熊さんの後ろ姿が描かれてます。ユーモラスな缶絵に反して、蓋を開けると、なんというか猛烈な臭い。ダンヒルの９６５が臭いと言う方に、このタバコの臭いを嗅いでもらったらなんと形容されるでしょうか？　真っ黒いクランブル・ケーキが２個入ってます。クサイ、ペリクの酸っぱい臭いとラタキアの臭いが入り交じって、○コかと思いましたよ。　喫ってみると、これも荒いなあ、Mississippi Mudより喉にきます。着火時に噎せてしまいました。ラタキアが入ってますが、私の好みなラタキアじゃなく、別物の味って気がします。TobbaccoReviewsじゃ好評ですが、私の味ではありません。評価：★　前にも書きましたが、Cornell & Diehlの50g缶はヤワです。５個の缶の内３個まで、側面がへこんでました。開封状態にはなっていませんでしたが、ホントに薄いブリキ缶です。

  2005.02.19

• ありがとうduncanさん

  　オイル・キュアリングやソルト・キュアリングの実践で有名なダンカンさんより、いくつかタバコをいただきました。　お礼の意味も込めて、感想を書いてみようと思います。　まず My Own Blend No.333見た目は、明るめのフレークです。ラットレーのMarlin Flakeによく似てます。クンクンと嗅いでみると、ヴァージニア・フレークの香り、ちょっとMarlin Flakeよりは酸っぱめの香りがしますが、FVFほど青っぽくないです。　軽くくずして、Moretti の パネル・シッターに詰めて着火。ずいぶんと火付きがよろしいです。簡単に着火した後は、安定して燻ってくれました。　ヴァージニアの甘みと、最初からタバコ感がありますね。嫌み苦味がないので、毎日の喫煙にも飽きがなさそうです。最後の方で、食べた事のある物の味を感じました、なんだろ？思い出せない、ポテチ？違う、え～と悪い味じゃないです、食べ物を連想したのですが特定しきれません。　最後には白い灰になって、終わりました。やはり喫い易さが一番の印象でしょうか。　評価：☆　こちらは午後より雨となりました。週末が雨だと損したような気がしますね。

  2005.02.18

• グゥフウウ

  　たばこ税パーンチをくらいました。7,800円Cornell&DiehlばっかりYale Mixture 8oz : $14.99Star of the East 8oz : $14.99Autumn Evening 8oz : $14.99Mississippi Mud 2oz : $7.49Bayou Morning Flake 2oz : $7.49Bow-Legged Bear 2oz : $7.49Blockade Runner 2oz : $7.49Bridge Mixture 2oz : $7.49　注文してる時から、ちょっと買い過ぎかとおもったのですが、『だってバーゲンで安かったんだも～ん』と３０年前のホームドラマのようなセリフを吐きながら注文してしまいました。　しかし8ozの缶てデカいですね。2ozの普通缶が猫缶なら、こっちはパイナップルの缶詰みたいです。　さて、お試しは『富豪刑事』の後で（筒井康隆本人が出演してるのが楽しみです。深田恭子は映画『下妻物語』以来好感）追記　疲れが溜まってるのか、『富豪刑事』後、眠くなりました。お試しは週末になります。バッタリ

  2005.02.17

• 週末は誕生日ではナイ

  　ここを作る時に登録を間違ったのは分かってたけど、後で直せばいいやって思って、そのまま作った。……知りませんでした、誕生日登録が修正不可項目だったなんて、気がついた時点では、既にお客様の書き込みもあって、削除して作り直すわけにもいかず、そのままです。スミマセン　したがって、土曜日は私の非誕生記念日です。　さて、セダモさんの書き込みに興味を憶えて、Samuel Gawithの1792 Flakeなど何品かをKnoxvilleに注文したのですが、またやってくれましたKnoxville、おい１点抜けてるだろうが、これで２回目やで。　Knoxvilleの発送は早いのですが、何だか早とちりな方が担当しているような気がします。アメリカのウッカリさんにクレームを入れるべきか、金額も減ってたので今回はよしとするか、どうしようかなぁ（追記：結局問い合わせました）　まだ海外通販は、Knoxville Cigar Co.とSmokingPipes.comしか使った事がありません。Knoxvilleの長所　SmokingPipesよりタバコの品揃え、入荷が良い気がします、特にバルク物。　短所　お値段高め、時々ウッカリさん。SmokingPipesの長所　タバコが安い　作家物のパイプが充実している。パイプの画像が秀逸　短所　タバコの品揃えでKnoxに僅かに及ばず　Invoice箱外貼付　SmokingPipesを主に使い、売ってないタバコをKnoxvilleで買う使い方をしてます。海外の作家さんからパイプを直接買うことも計画してPayPalのアカウントも取りましたが、こちらは予算不足で挫折中。　今回申し込んだのは、1792 Flakeの他に、Two Friendsのバルクを２種、実はこっちがメインだったのですが、Knoxvilleが１種類忘れやがりました。C&DのCraig TarlerとG.L.PeaseのGregory Peaseがユニットを組んだタバコと聞けば、試したくなりますよね？　後は、もう一つ計４種のおとなし目の注文でした。Two FreiendsはSmokingPipesでも扱ってますが、Knoxvilleで1ozからバルク買い出来たので、サンプル的購入には便利と思ったのが裏目に出ました。　これも誕生日を入れ間違えたバチでしょうか、ちなみに本当は１月生まれなのです。再び追記Knoxvilleにどうしたのメール後、３時間でお返事（早い生憎と品切れ、だから送っただけしか請求してないでしょとの事・だったら発送メールに一言書いとけヨ・しかもお前ら、まだその品切れ品、ネットサイト上じゃ購入受付状態だぞ仕事は早いが、どっか抜けてるお茶目なKnoxvilleでした。16日の日記 (AM 08:35)準備中

  2005.02.16

• 『吸血鬼のおしごと』全７巻、鈴木鈴、電撃文庫

  評価：☆　幽霊が歩いても崩れそうな古屋敷で、使い魔のクロネコとともに暮す月島、工事現場のバイトにいつも遅刻する、たれ目でやる気のなさそうな彼は、平安の昔から千年以上の時を生きる吸血鬼だった。　そんな彼のところに、ひょっこり現れた美少女幽霊、雪村舞。イタリア司教の娘レレナ。ふたりの少女に振り回されながらも同居する三人。　そんな三人の運命を変えたのは、吸血鬼に吸血された人間、従者がさらに人間を襲う事によって生みだされた、吸血鬼の劣化コピー、暴走する化け物、亡者だった。　と、ほのぼのラブ・コメディ風に始まるこのシリーズ。２巻以降に、かつての月島の愛人だった吸血鬼上弦と、人間に戻る事を目的とする、放れ従者の『組織』が絡み、舞とレレナの月島を巡る思いが交錯して話は展開します。　巻を追うごとに、話はシリアス方向へ。全７巻を持って、話は終わります。人によっては、つらい終かたかもしれませんが。人外の生き物ながら、人を目指したその果ては、こんなラストでしか書ききれなかったかもしれないなぁと、思わざるを得ないのかもしれません。　１巻から、続編への変化に戸惑いながらも全巻を読み通しました。　今日は帰ったら、バノン（栗の葉で包んで熟成させたチーズ）が届いていました。濃い目の赤ワインなど開けようかと思案中です。

  2005.02.15

• 水滸伝

  　また新しいパイプのblogが誕生した。にゃんこ５６５６＠炬燵さんの 夜の虚具である。　禁煙の風潮に消えるかにみえた、パイプ喫煙の灯火が大きく炎となるような予感もする。　ひっとして、どっかで扉が開いて１０８の星が飛び散りましたか？　むむ、パイプ喫煙の英雄闊歩の時代が来るといいな、面白いなと、夢想に心飛ばせながら夕宵を過ごすのもまた幸せ。　してみると私は何のキャラなどと考えつつ、FVFを燻らせるとしましょう。

  2005.02.14

• 『鏡姉妹の飛ぶ教室』佐藤友哉、講談社2005.2.5、ISBN:4061824147、本体970円

  　実はまだ読んでない。　佐藤友哉は割と好きな作家だ。偶然に書店で手に取った『フリッカー式』の文体の華麗さと、内容の若々しさと痛々しさに魅せられて、夢中で読んだ。　でも、読むのちょっと精神的なもヨイショがいって、ホケホケと読めず、他に買って来たライトノベルを読んで体調を整えている段階。　ライトノベルを死ぬほど読むと、佐藤友哉的情念って、わりと若い作家の方に通底しているのかもと感じ始めている。時代感覚というか、精神背景と呼んだらよいのか。　他にも縁あって『妖姫ニコティン』を読める事になったのだが、こっちはモニター上での通読になるのだけども、読み始めて、やっぱり紙で読みたいなあと思って一時中断。　パソコンを使って数十年になるけど、この間いちどもプリンタを買った事がなく、当然今も無い。どっかでプリンタを借りて、ゆっくり読むことにしよう。

  2005.02.13

• ブツ撮り

  うむむむパイプの画像をアップして欲しいとリクエストをもらった事もあり考えてはいるのだけど、難しい過去に本１冊の画像を写すのにも影とか明かりとか、上手くいかなくってそこまで手をかける時間もなくって放置状態だったのだが、他の皆さんは奇麗にパイプの写真を写してらっしゃる。パイプ堂でも写真であれこれ試してるようだがブツ撮りって、やっぱり難しいんだな。古いデジカメがひとつあるっきりだしなあ

  2005.02.12

• G.L.Peaseまとめ

  喫ったG.L.Peaseのタバコを一覧にしてみた。名前、葉組、葉の色合い、喫った感想、自己評価の順この内、評価無印など６品は、欲しい方があったら差し上げます。Free Pageの『さしあげます』を見てください。【引取り手決定しました。2005/02/11 22:21】Abingdon ヴァージニア、ラタキア、オリエント、ターキッシュ、明るめの色合い、特徴無し、無印Barbary Coast キューブド・バーレー、レッド・ヴァージニア、ペリク、暗めの色合いブランディ風味、コーヒーガム？、無印Blackpoint ヴァージニア、キプロス・ラタキア、オリエンタル、風味付ペリク、ラタキア物の色合い、普通のラタキア味、☆Cairo ヴァージニア、オリエント、僅かにペリク、明るい色合いチョコ・レーズンの香、☆☆Caravan 暗めの色合い、フルバルカンスタイル、濃い煙良い火持ち、無印Charing Cross ヴァージニア、ラタキア、オリエント、古典的バルカン・タイプ、☆Cumberland マホガニー・ケンタッキー、ストーブド・レッド・ヴァージニア、ペリク、コルクボードのような色合いCourse Cut、２０年熟成のケンタッキーを使用、コクのあるバーレー系ニコチン強し、評価保留Haddo's Delight ヴァージニア、ロングカット・ペリク、無着香ブラック・キャベンディッシュ、少量の空気乾燥ホワイト・バーレー、ラタキア系の色合い甘酸っぱいレーズンの香り、甘酸っぱい味ややケミカル、★Kensington レッド・ヴァージニア、オリエント、キプロス・ラタキア、明るめの色合い癖のあるラタキア臭、バルカンスタイル、火持ち良し、☆Mephisto ラム着香、ラム・レーズンの香り、無印Odyssey ヴァージニア、ラタキア、オリエント、加熱乾燥、ちょっと暗めの色合い、無印Piccadilly ヴァージニア、ラタキア、ペリク、若干白めの葉が目立つラタキア物の色合い、軽いラタキア風味、無印Robusto ヴァージニア、ラタキア、オリエント、レモン色多く明るめ、シガーのラッパー用タバコが混ざる、☆Renaissance ヴァージニア、ラタキア、オリエント、空気乾燥、明るめ、☆Samarra キプロス・ラタキア、ヴァージニア、オリエント、ラタキアの黒い葉に少しのレモン色、ラタキア味強し、☆Stratford レッド・ヴァージニア、ペリク、レモン色の明るい葉多し、ペリク味強くない、無印

  2005.02.11

• 富豪刑事

  　めったにテレビは見ないのだが、筒井康隆御大本人が出演してる事もあって、ドラマの富豪刑事を見た。まあ、トリックとか笑いの入るミステリは嫌いじゃないというか、好きです。トリックほど出来は良くないが、テレビドラマにしてはマシな方でしょう。　今日の舞台となったホテルは貧乏臭くなくって、イイ感じだが、ワインの高級感がイマイチ伝わってこない。あんな薄っぺらい色じゃ、２千円ぐらいにしか見えないとか、２０年もののワインを澱を取らずに飲んでええのんかとか、大富豪がウェッズウッドのフロレンティーン・ターコイズごとき皿を使ってちゃいかんだろとか、もう少しがんばりましょうだな。　１００万のワインか、飲めたら飲んでみたい。今まで飲んだ一番高いワインでも６万ぐらい、何だっけ１９８２か４かのシャトー・ディケイムだった、美味かったッス。普段は２千円までだね、哀しい現実。　芸能ネタは弱点だが、深田恭子は去年の傑作映画『下妻物語』で名前を憶えた。『下妻物語』は映画館で２回見るという普段にないリスペクトをしたぐらいの傑作。何かの折にぜひ観てほしい。

  2005.02.10

• トルコ葉

  　引き続きCornel&DiehlのBlack Frigateを喫ってます。　今日は、でっかいMorettiのロングシャンンク・エッグで使うと、さすがに辛さがきますが、旨い。Samuel GawithのNavy Flakeが相対的に粗く感じるほど。先だっては、よく分からなかった微かなラム風味？も喫い始めは感じました。　喫煙後の灰が、ものすごく細かく石灰のような感じですが、トルコ葉が多いとこうなるんだろうか？シャーロック・ホームズがタバコの灰で銘柄を当てる名人だった気がしますが、これだけ特徴があれば、出来ない事はないなという気がします。　ゴルゴ１３がトルコ葉の特製葉巻を喫ってたと思いますが、葉巻にして美味いんだろうか、ちょっとキツくか？まあ超人のする事だから、言っても仕方ないか…　C&Dのタバコをちょっと注文してみました。届いたら試してみます。世界のタバコ・メーカーも奥が深く、こんな風に摘まみ食いをして、子供っぽいとは思いますが、これもまたパイプの楽しみという事で。

  2005.02.09

• Cornell & Diehl Black Frigate

  評価：☆☆　ラタキアにターキッシュ、ネイビー・キャベンディッシュ。缶絵はその名のとおり、フリゲート。どこからもネイビー・フレークを予想させる。　相変わらずのペコペコ缶をあけると、先だってのBria Foxと同じような包みの上に、Cornell & Diehlのブランド名を書いた紙が一枚載せてあった。　見た目はBriar Foxと同じくクランブル・ケーキのようだが、こちらは圧搾したタバコをスライスした物らしい。揉むとクランブル・ケーキよりは粗めに崩れる。崩す前は、駄菓子の黒糖バーにそっくり。若干チョコがかったティン・ノート。　いつものようにMorettiのパネル・シッターに詰めて喫ってみる。第一印象は、鰹節系の甘さ、ラットレーのMarlin Flakeによく似てるなだった。　しかし、中盤以降より印象がだんだんと良くなっていく。いいよ、旨いよコレ。もともとNavy Flake系が好きなのかもしれない、ゆったりと濃い煙で落ちつく。　終盤ちょっと辛いかなと思った時もあるが、全般を通じて嫌みのない落ち着いた喫煙が出来た。ラタキア風味は強くないが、美味しいさとしかいえない物を感じた。　底に残ったのは、サラサラの白い灰。満足感とともに喫煙を終える事が出来た。　Cornell & Diehlいいなあ、片っ端から買ってみて試したい気になった来た。G.L.Peaseが一段落しても、先に楽しみがあるというのはいい事だ。世界のタバコ、まだまだ奥が深く、楽しみ。

  2005.02.07

• 『背の眼』道尾秀介、幻冬社2005.1.20、ISBN434400731X、本体1,800円

  評価：☆　妻を事故で失った心霊現象研究家を探偵とし、妻の妹を探偵助手、友人の作家をワトソン役とする推理小説です。　東北で子供が天狗によって神隠しにあった事件、背中に眼が現れた写真が登場し、その人物は例外なく自殺する事件。このふたつが絡み話が展開します。　第５回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作ですが、巻末に受賞作品の講評が集録されます。この作品を適確に評していると思うので、店頭でどうしようかと迷った時には、講評を読んでみるといいでしょう。ネタバレにはなりません。　講評にもありますが、読んでるとどうしても京極夏彦の一連の作品を思い浮かべずにはいられません。あれよりは軽いですが、民俗系の蘊蓄を立て板に水のごとく述べる人物を登場させると、どうしても想起されて、京極以降の作家は損というか、またひとつ難しい条件を課せられているように思います。　確かに冗長気味で、犯人の性格設定に難ありの感はありますが、４００頁近い本作を夜中の２時過ぎまで読み通させた魅力はあります。　第２作目以降の成長に期待したい方です。

  2005.02.06

• Samuel Gawithの新作その２

  Samuel Gawith Westmoreland Mixture評価：☆　Kendal Mayor's Collectionのひとつ複数のバージニア、ラタキア、イングリッシュ・キャベンディッシュの組合わせ。　缶を開けると、ロング・リボンカットの明るい葉と黒いラタキアの葉が詰まってます。スコードロン・リーダーと見た目はそっくりですが、ラタキア臭が少なくもっと湿った感じです。　Morettiのパネル・シッターに詰めて、喫ってみます。少しだけスパイシーですが、ラタキアよりタバコ風味が優ってます。湿った感じだったのにもかかわらず、火着きは良くゆったりと燃えます。　上品で嫌みのない味でしょうか。パイプ喫煙で、火皿の底の方になって、タバコが濃厚になる辺りが一番好きなのですが、このタバコは火皿の底の方での粘りが実に長い。美味しくなって来たと思ったら、あっさり燃えつきるタバコもありますが、このタバコは醍醐味部分が長く続き喫煙を堪能する事ができました。☆ひとつとします。　真空封印の缶を開けるに、いつもは５００円玉を使ってるのですが、今日は手もとになくドライバーで明けましたが、５００円硬貨の方が使い良かったです。５００円硬貨は置いていても使う可能性があるし、昔集めたポケモンコインで試してみようかな。

  2005.02.05

• Samuel Gawithの新作その１

  Sam's Flake評価：無印　Samuel Gawtihの新シリーズThe Kendal Mayor's CollectionのひとつSam's Fale　TobaccoReviewsにもないし、SmokingPipes.comにも売ってなかった。Knoxvilleで見つけ購入。説明文によるとヴァージニアとほんの少しのターキッシュ、おしるしばかりのフレーバリングとの事。　Knoxvilleは値段は安くないけど、タバコの品揃えは広いと思う。　さて開けてみると、黒黒としたフレークが入ってる。よく湿っていてチョコのような香り。小さめのフレークだったし、面倒だったのでMorettiのパネルに、そのまま丸めて詰めてみる。我ながら大胆になったものだと思う。湿ってるけど、燃やせば燃えるでしょ、多分。　喫ってみると、若干スパイシーな感はあったものの、薄甘い味で、淡々喫い終えた。嫌みもなく喫えるだけど、尖った特徴も掴みにくい。アメリカンコーヒーのように、何杯でも大丈夫そうだけど、薄甘い味が延々と続いても飽きるかなぁ、などと考えてしまう。　FVFとかG.L.Peaseの凶悪なラタキアに馴らされたせいかなあ、こういったおとなしめの上品なタバコに満足出来なくなってる。良い事なのか、悪い事なのか。とりあえず無印だけど、たまに喫うのならいいか、特に処分しようとは思わない。　もうひとつ、同じシリーズのWestmorelandも買ってあるので、明日開けてみる予定。

  2005.02.04

• セキュリティ

  　寒い北風の日々が続いてますが、皆さまいかがおすごしでしょうか、私はコンビニの買物の帰りにセキュリティ上の重大な危機に直面しました。　なにコンビニに寄る前に、書店で使ったクレジットカードのお客様控えが風に毎飛び、道路の反対側まで飛ばされただけなんですけどね。必死で追いかけましたよ、ええ。　ネット通販を経験した事のある人は分かると思いますが、日本のネット通販でチェックされるのは、アレとアレとアレぐらいで、正直お買い物の控えがあれば全部分かるじゃないか！　力の限り追いかけた気持ち、理解いただけましたでしょうか？　カード裏のセキュリティ番号を要求する海外通販の方がその点安心かもしれませんね。　カード会社のウェブサイトで定期的に使用額をチェックしてますが、速攻で使われたらどうしようもありません。　今日の教訓　明るいパイプ・スモーキング生活のためにも、クレジット・カードの安全は大事にしたいものです。

  2005.02.03

• 寒波襲来

  　昨日より日本列島を寒波と降雪が襲ってるらしい。　私の住んでる瀬戸内地方は冬の降水量が少ない、夏も少ないが冬は極端に少ない。新潟に遊びに行って３日いたのに、どよ～んと青空が見えなかったのに吃驚したぐらい、冬は雨が降らない。　ですから、寒くっても雪がチラホラと舞い散るぐらいで、積雪など夢のまた夢。豪雪地帯の人には悪いのだが、雪は珍しく鑑賞する物ぐらいの感覚なのである。　もっとも、何１０年かに一回、１０ｃｍ以上積雪があったらアーケードが落ちちゃったりしますが…　雪ダルマを作ったのは、その豪雪（何と３０ｃｍ）の一回キリでしたね。地球温暖化も進む今日この頃、故郷で雪ダルマを作る日は、二度とありますまい。

  2005.02.02

• 歯磨き

  　嫌煙の方と擁煙の方の論争は興味が無いのだが、嫌煙の方の主張で間違いなく正しいと思うのは、『喫煙してたら歯が茶色くなる』。この点は認める。私もパイプ喫煙を再開して、歯が黄色くなった。　そこで、歯磨きを色々と物色したのであるが、元々歯の表面が削られるが嫌で、ハミガキ粉はあまり付けない習慣であったので、よく分からぬ。　売り場にあって、サメ類の如く太古の昔から生息する『ザクト』を見つけて買って来た。発売が1971年だから、移り変りの激しい家庭用品の中では、長寿商品と言えよう。　買って来て成分表示を見ると、最初に研磨材の項目があって、な・なんですか～と言いたくなるほど、ずらずらと構成品目が並んでいる。　う～ん、使おうか使うまいか、なやむ～。洗剤のいらない台所のスポンジを小さく切って使うのはどうか、アレ茶しぶでもキレイに落ちるものなあ～と、バカな事を考えている今日この頃であった。　今日は代休でお休みだったのに、いきなりの雪混じり今日風日、どこも出かける気になりませんでした。こっちは雪がチラホラと空気中に舞うだけで、年に２・３回あるかないかって処なので、やっぱり行ないが悪いのか？、OTL　余談ですが、広瀬正志さんの声でザクトライオンのコマーシャルやってくれないかなあ、『ザクトは違うのだよ！サクトは！』ってね。パッケージが赤だから、池田秀一の声で、『発売時期がハミガキの能力差でない事を…』とか、潘恵子さんの声で『白いハミガキが勝つわ』とか……、すんません、もう寝ます。

  2005.02.01

• G.L.Pease Kensington

  評価：☆　G.L.PeaseのClassic Collectionのひとつ。バルカンスタイルのタバコ、レッド・ヴァージニアにオリエント葉、キプロスのオリエントの組合せ。Charing Crossよりわずかに甘く、コレクションの中では軽めの仕上がりになってるそうです。　缶を開けると、明るめのラタキア配色。ティン・ノートが基本的には、ラタキア系の香りなんですが、ちょっと癖のある匂いが混じってます。　よくラタキア物を正露丸の匂いとかいいますが、私自身は正露丸の匂いを感じた事はありませんでした。ところが、このブレンドは正露丸というか、何かそんな風な香りを感じます。　リボンカット（今まで書いてませんでしたが、大抵のG.L.Peaseの製品はリボンカットです）のタバコを、Morettiのパネルシッターに詰めて喫ってみました。　着火はし易く、燃焼コントロールもし易いタバコです。肝心の味ですが、美味いですコレ。気に入りました。スイスイと水のように喫えるラタキア物というか、常喫してもいいかな。Charing Crossと喫いくらべて、どちらかを残します。　特筆すべきは、燃焼のよさ。特に気を使わなくても、火皿の底までサラサラの灰になって、喫煙が上手くなったのかと勘違いしたほどです。灰の色は濃い灰色です。　ちょっとハズレ気味が続いていたので、相性の良いタバコに巡りあえて、うれしかった。G.L.Peaseの手に入るブレンドは、ほほ試し終えたので、近々再考して、残すタバコを決めようと思います。　追伸　そういえば、Kensington Gardenといえば、先日のピーター・パンが妖精となった舞台でもあり、ピーターの銅像がある事で有名な公園でもありました。　バリイのPeter Pan初演は1904年12月27日、思ったより後の時代だったのですね。印象としては江戸末期か明治初期だったのですが、明治も後期になる明治37年、第１次世界大戦の１０年前でした。

  2005.01.31

• G.L.Pease Piccadilly

  評価：無印　ヴァージニアとラタキア、それにペリクの配合。色合いもG.L.Peaseの他のラタキア系と変わりません、若干白に近い葉っぱが目立つかなぐらい。香りも軽い通常のラタキア系の香り。　喫味は、酸っぱくもなく、いがらっぽくもなく、香りも強烈でない、中庸を得たラタキア・タバコの印象。Samuel GawithのFull Virgina Flakeに較べると華やかさに欠けているのが、無印の理由です。　正直、ここら辺、Renaissance、Odyssey、Blackpointあたり似たような葉組みの違いって、良くわかりません。何となく気に入った、気に入らないはあるものの、どれも全く駄目なタバコはありませんし、細かいペリクの配分やタバコ葉の処理を味わい分ける自信はありません。　あとKensingtonが残ってたのかな、一通り喫い終わったら、もう一度確認してから、お気に入りの選定をします。

  2005.01.30

• ネバーランド

  評価：☆　世間的にはピータパンの作者のジョン・バリイ、パイプ好きな人にとっては、マイ・レディ・ニコチンの作者として有名な方がピータパンの戯曲を完成させる逸話を元にした映画です。　映画は美しい英国の風景や、絢爛豪華な舞台の中、淡々とバリイと４人の子供を持つ未亡人の関りを中心に進んでいきます。ジェットコースターのようなハリウッド映画に馴らされていると退屈な映画化もしれませんが、私自身は映画らしい映画を久しぶりに観たと思います。　主演のジョニー・ディップのカリビアーン・パイレーツからの豹変ぶりが見事というか、あらためてこの人演技がうまいなと見直しちゃいました。　ピータパンを最初読んだ時から（ジュビナル版じゃなく戯曲）ビクトリア朝の屈折が見え隠れする変な話である事が大好きな理由だったのですが。今回の映画は、ええ話やでまとまっております。物足りない反面、感動もいたしました。　余談、ピータパンで一番屈折した人物は、やっぱりフック船長。彼の独白によれば、彼は貴族階級の出身で大学を出たインテリにもかかわらず、ママの教えを守れなかった悪い男だから悪い事をしなくちゃいけないんだと、その為に一生懸命海賊の悪行をしている人物なんだ、そうで…　そんなフック船長、大好きです。ああ、私も性格が歪んでおる。

  2005.01.29

• G.L.Pease Haddo's Delight & Blackpoint

  評価Haddo's Delight：★Blackpoint：☆　Haddo's Delightは、ヴァージニアにロングカットのペリク、着香無しのブラック・キャベンディッシュに少量の空気乾燥させたホワイト・バーレーを配合した、複雑な葉組みのタバコです。　開けてみます、見た目は黄色、黒、薄茶の混合したラタキア・ブレンド風の色合いです。ティン・ノートはレーズンのような甘酸っぱい匂い。　着香風なので、着香担当のNeerupラスティック・バンブーシャンクに詰めて喫ってみます。香りの通り甘酸っぱい味わいです。ん～、悪いけどやっぱりバーレー入りは嫌いだなあ、なんとなくケミカルな味わいがあるような気がして…　このブレンド自体は、上品に良く出来たタバコだと思います。着香は喫いたくないけど、着香風の物が欲しいとかいった要求にはぴったりでしょう。ただ私に合わないってだけの話でして、どうもヴァージニア物かラタキア物しか受け付けない、呪われた身体になってるようです。　３分の２ボウルほど喫ったところであきらめてHaddo's Delightaは中止。BlackpointをいつものMorettiに詰めて喫ってみました。　こちらも色合いはHaddo's Delightと変わりませんが、香りが違います、ラタキア特有の昆布臭です。ヴァージニアとキプロス・ラタキア、オリエンタル、風味付けのペリク配合だそうです。　喫ってみると、火付きも良く、普通のラタキアといった感じです。Haddo's Delightの後だったので点が甘いかもしれませんが☆です。やっぱり、こっちの味の方が落ち着きます。

  2005.01.28

• Cornell & Diehl Briar Fox

  評価：☆　Peter Heeschenプロデュースというふれ込みのブレンド、期待して開缶してみました。　缶はダンヒルなどより２回りも小さいかわいらしい缶ですが、今まで買った缶物で、一番ペコペコの缶です。G.L.Peaseなどは内部にドラム缶のようなリブまでありましたが　ティン・ノートはチョコ？、甘くはないけど、チョコレートの香りを連想しました。お菓子を包むように一口カステラサイズの塊が２個入ってます。　見た目は、チョコファッジ・ケーキというか、マーブル・ケーキみたいな感じです。デカイ塊をどうやってパイプに詰めようかと悩みましたが、Crumble Cakeというだけあって指先で揉むと簡単に崩れました。フレークより、ほぐすのは楽です。　Morettiのパネルに今日も登場いただいて、みっちり詰めて喫ってみました。チョコのティン・ノートにもかかわらず全然甘くありません。　ハード・ボイルドな味がします。無色透明なタバコのみの味。お酒に例えるとウォッカですか。デンマークあたりは着香系が多い印象があったし缶絵も可愛らしい短頭身のキツネですが、Heeschen恐るべしクールです、ハード・ボイルドです。　刺激はあるが特徴がつかめない、甘さも感じられるけど、タバコ強さの方が優ってると思いました。TobaccoReviewsじゃ、みんなこのタバコの強さをMediumとかMildとか書いてるけど、そりゃないんじゃないかと言いたい。１７人中１人だけがStrongと書いてるのに、ウンウンとうなずいてます。　ぎっしり詰めたけど、火持ちは良く、濃い灰を残しました。　Samuel GawithのNavy Flakeといいコンビかもしれない。ガツンと刺激が欲しい時、ラタキアならNavy Flake、ヴァージニアならBriar Fox。　残しておくタバコになりましたが、次に喫う時は、小さ目の火皿を持ったパイプにしよう。ダニッシュ・パイプは火皿径が小さいものが多く、あんまり好きじゃなかったのですが、こんなタバコを喫うなら、向いているかも　今年はHeeschenのパイプを１本買おうかなあと思わされました。

  2005.01.27

• タバコが来たよ

  　G.L.Peaseの残りを注文していたものが来ましたBlackpoint,Haddo's Delight, Piccadilly,Kensington 　それと１個だけ、Cornell & DiehlのBriar Fox。これは何とあのPeter Heeschenがブレンドしたというヴァージニアです。彼のパイプは持ってませんが、美味しかったらぜひ彼のパイプで喫ってみたいものです。　このCornell & Diehlってのもけっこう奥が深そうなメーカーなので、G.L.Peaseが済んだら、あれこれ試してみたいと思ってます。　SmokingPipes.comで買いましたが、注文は２０日の夜に受付（日本時間）、２６日に届いたので上出来ではないでしょうか。

  2005.01.26

• Samuel Gawith Navy Flake

  評価：☆☆　1/22にTavern Tobacco Blackbeard's Queen Anne's Revenge（ああ長い）を喫って、ネービーフレークに興味を持って買い置きの缶を開けてみました。　強烈な香りが漂います、よくダンヒルの９６５を開けた時のティン・ノートの印象が語られますが、あれに驚く人がこの缶を開けた時には何と言うのでしょうか？　Tavern Tobacco Blackbeard's Queen Anne's Revengeの時も香りの強烈さに驚きましたが、流石に海軍さん、船乗りさんです。元々ネイビー・フレークは英国海軍の軍船で乗り合わせた船乗りが持ちよったタバコをブレンドして、その艦独自のブレンドが生みだされ広まり、ある程度共通な部分が海軍さんのブレンドとして定着した物だそうです。　黒っぽいフレークを例のMorettiパネルシッターに詰めて喫ってみます。香りそのままの濃厚な味です。甘酸っぱくペリクも入っていないのにMcClellandの2105を連想しました。フレークをそのまま丸めて火を付けたのに、そのまま底まできれいに燃えて、濃い灰色のアッシュになりました。　クセがあるのに、いやそれだからこそ癖になりそう。TobaccoReviewsでは２人しかレビューしておらす、まったく正反対の評価で結果として２つ星だったのに、意外と気にいってしまいました。常喫するのには向きませんが、たまに刺激を求めて喫うのには実によさそう。　まったく別の話題になりますが、今日仕事関係で視察があり、視察官のお一人はデンマークの女性。デンマークのパイプが欲しいのですが高いので無理と伝えますと、デンマークは欧州の中でも物価が高く、紙巻もたかいよって言われました（通訳経てですが）。伸長が１ｍ８０ｃｍぐらいあって、流石バイキングの子孫と感動。目は狼のような灰色ってんですか、本場物は違いますな。

  2005.01.25

• チーズ！

  　冷蔵庫の野菜室内を微妙に妖しい香りが漂うそうそう、エポワスを買って忘れてたんだ、ははははワインを造ったぶどうの絞りカスから造る「マール」というお酒で洗っている、所謂ウォッシュタイプのチーズ。臭いがキツいタイプですが、忘れ去れていた揚句ですから、そらもう、ははは…　ちなみにウォッシュ・タイプのチーズが熟成するとウ○コの香り、青かびタイプはおっさんの靴下の香り、白カビタイプの熟成香はクズ野菜の腐った香と憶えておきましょう（試験には出ません）　臭いがきつくても皮を除去すると、中心部は美味しく？いただけますので、捨てないでね。　件のEpoisseも美味しくいただきました、口腔に広がるウ○コ一歩手前の芳醇な香り、いやあなた、いけない世界に0.02歩はみ出してやませんか？って感じでしたが、フルボディの赤ワインとあわせると、大そう美味しゅうございました。　いやしくも文化国といわれる国には、他国人が顔を顰めるような発酵食品を持ってるものです、これは文明国の証といってもいい、納豆しかり、クサヤしかり、シュールストレミング、腐乳しかり、ニュクマムしかり　食の点では、そういった物を持たないメリケン国が馬鹿にされるのも無理はありませんが、タバコではルイジアナ・ペリクとか熟成ケンタッキーとかがあって、かろうじて面目をほどこしているといえましょう。　ちなみにチーズで最も強い（チーズもタバコと同じく、キツイ事をStrong、強いで表現します）は、チーズショップが売ったチーズの切れ端などを、店の隅の壷にドンドコ放り込み、勝手に醗酵させた、お店のチーズなんてものが、フランスやイタリアにあるそうですが、壷の蓋を取った途端に目にガンと来るチーズが最強と効いております。イタリアなんぞでは、ウ○が涌いた頃が食べ頃とか…　あな恐ろしや

  2005.01.24

• Peter Stokkebye Luxury Twist Flakes

  評価：★　TobaccoReviewsで２６人が評価して四星だったので期待したヴァージニア・フレークだったのですが　ジンバブエとアメリカ南西部のヴァージニアをスパン・ケーキにして、キャベンディシュを加えてあるそうです。　バルクの袋を開けると、着香？ってぐらい香りがあります。これは嗅いだ事のある匂いです。そう、ラールセンのカーリィ・フレークそっくりの匂いがします。オレンジ風味の甘ったるい匂いです。　湿り気はほとんどなく、掌で揉むと簡単にバラバラになりました。Morettiの評価用パイプに詰めて喫ってみると、カーリィ・フレークとは全然違って、甘くはありません。　ただ乾燥しているせいか、喉にキツい。バージニア？バーレーじゃないの？って思ったぐらい。加湿して喫ったら、また違うのかもしれませんが、届いた状態で評価すると、合わないになります。　う～ん期待してたんだがなあ、残念。

  2005.01.23

• Tavern Tobacco Blackbeard's Queen Anne's Revenge

  評価：☆　長ったらしい名前です、そもそも一文に所有格が２回も出てくるのはどういう事か？　有名な海賊の黒髯をイメージして作った、ネービーフレークというふれ込みです。余談ですが、黒髯と書こうとして、どれだっけと迷って調べました。「髭」→ くちひげ「鬚」→ あごひげ「髯」→ ほおひげ 　どうもタバーン・タバコは歴史上の事件とか人物をイメージして作ってるみたいですね、knoxvilleの企画みたいな事を書いてる人もいましたが、英語の斜め読みなので、確かじゃありません。 　それと、すんません昨日の純粋ヴァージニアは間違いです。ラタキアが入ってラム着香のようです。ただし、喫ってみるとラタキアとラムは舌に感じません。　見た目は真っ黒のフレークで、えらい湿ってます。後で気がつけば、これがラムのトッピングですね。微かにそれらしき、アルコール風の香りがします。　非常にゆっくりと燃焼するタバコです。これも昨日のLaurel Flakeと同じく、香りの少ないFVFって感じです。ネービー・フレークというもの自体が良くわかりませんので、手持のSamuel GawithのNavy Flakeと喫い較べてみようと思ってます。

  2005.01.22

• ヴァージニアだよお母っさん（別に意味なし）

  Tavern Tobacco Laurel Flake Bulk評価：☆　ラタキア系ばかりを試してたので、今夜はヴァージニアです。初めてのTavern Tobacco制タバコです。　南北戦争時に、ヴァージニア州のShenandoah Valley（何処や）ルイジアナ・タイガース（良く判らん）が来た時に、南部から持って来たペリクとヴァージニアタバコをブレンドして楽しんだのが元で、Samuel Gawithがブレンダーとして作ったらしい。　見た目は、Samuel GawithのFull Virginia Flakeとよく似ています。香りはFVFと較べると青臭さが無いようです。　火を付けますが、けっこう湿り気があって、非常にゆっくり燃え、濃い煙を味わえますが、火持ちにはちょっと苦労しました。　ペリクが入ってるわりには酸っぱくなく、スパイシーさというか、鋭さの無いFVFって感じでした。FVFがキツいと感じる時の代わりにいいかもしれません。　あらためてFVFってヴァージニアの味わいの上に、華やかさのあるタバコだったんだなと較べて気づかされました。　明日は同じTavern TobaccoのBlackbeard's Queen Anne's Revenge（これは純粋なヴァージニア・タバコ）を予定。

  2005.01.21

• 物事は最後まで…

  　G.L.Peaseのタバコが気に入って、あれこれ試してましたが、いっそ全品制覇という事で、まだ試していないBlack Point,Kensington,Piccadillyのクラシック・シリーズに、Haddo's Delightをどど～んと注文しちゃいました。　後、コロンバスのパイプショーでダークロード自ら直販するイヤー・スペシャルが何年も出てるらしいけど、こんなモン手に入るわけはないし、２００４年のAragornなんて名前からして欲しかったなあ、残念。

  2005.01.20

• 週間アスキー２／１号

  　水口幸広の連載『カオスだもんね』第４６６回「転ばぬ先のステッキ！？」は、その名の通りステッキの専門店に行く話だったのだが、仕込みステッキの紹介でパイプステッキが出てくる（写真つきで）　握りの部分がビリヤードのパイプになっていて、スポッと抜いて一服出来るらしいのだが、そーとうに無理がありませんか？コレ　一番力のかかる部分にパイプなんて、手垢もバンバンつくだろうし、実用性はなさそうだなあ。パイプバッグをどうしても持ちたくない人がいるのだろうか？　ベルトにつけるパイプホルダーみたいなのも売ってるから、手にもちたくない人はいるんだろうなあ、でもステッキだと結局は手がふさがるし、謎だ。

  2005.01.19

• ヒュミドールがやって来た

  　ラ・ピエールさんで見かけた、ドン・ディエゴの葉巻リング２０枚でヒュミドールを貰えるキャンペーンに去年の大晦日（有効期限終了日）応募して、今日ヒュミドールがやって来ました。　小ぶりなヒュミドールですが、個人の使用には十分。表はドン・ディエゴの商標が大きく印刷されてます。表は木目を見せていないので木工細工の渋みはありませんが、むちゃくちゃに良い木の香りがします。ちょっとの間、じっと嗅いでいたぐらい　ラ・ピエールさんのサイトには、４週間ぐらいかかると書いてあったし、年末年始を挟んだのでもっと遅いと思ってました。ありがとう秋山産業さん＆ラ・ピエールさん。　まだドン・ディエゴ・クリスタルも大量に余っているので、収める葉巻には事欠きません。明日薬局で精製水を買ってこようっと…　余談ですが、ヒュミドールって湿気のヒュミディディから来てるのは分かりきっているのですが、なぜか単語Humiliateが頭に浮かび、恥辱プレイかよといつも思ってしまいます、何でこんな単語憶えたんだろう？

  2005.01.18

• G.L.Pease Cumberland

  　評価：保留　不思議なタバコです。２０年間熟成させたマホガニー・ケンタッキー葉とストーブド・レッド・ヴァージニアにペリクを加えた物らしいのですが…　缶を開けると、不思議です、今まで嗅いだことのない匂いがします。何の匂いに似てるか分かりません。　見た目は、コルクボ－ドのような色彩でしょうか？刻みは細かい、木っ端の詰め合わせみたいな感じです。tobacco reviews comにはcourse cutって表現した人がいましたが、どんな刻みなのか知りません。　評価用に自己標準パイプ、Morettiのパネルシッターに詰めて喫ってみます。　火付き良く、スパスパ喫えます。火皿の底まで問題なく、まっ白い灰になりました。　味は経験の浅い私には、十分な表現が出来ません。喫った事のない味です。十分なコクがありますが、ちょっとだけ喉に刺激があるような気もします。　バーレーの入った物は苦手ですが、どうしてもバーレー系を一つ残すのなら、このタバコがコクがあって良いかも知れません。　良く分からないので評価は保留にする事にしてと思いながら、椅子から立ち上がるとクラっときました。ニコチン酔です、普段きつめのFull Virginia Flakeを常喫しているためか、最近はヤニクラが来る事もほとんど無くなっていたのですが、久しぶりにきました。　普通は足に来る前に、胃が気持ち悪く、気分が悪くなるのですが、このタバコは頭は大丈夫で、いきなり平衡感覚にきました。これも変わってます。ヤニクラ自体は、いつもの通りアイス・バーを一本食べたら解消しましたが、あらためて変わったタバコだと思います。　２０年熟成のケンタッキーが限定品なので、このタバコは６万缶程生産したらお仕舞いになるそうですから、稀少品になるかもしれません。　もう少し喫ってから、評価を決めたいと思います。このCumberlandで、買込んだG.L.Peaseのタバコは、開封したくないBohemian ScandalとRaven's Wingを残して試した事になります。　Cairo、Samarra、Robusto、Charing Crossは残すのを決定済、残りはもう１・２服試して、去就を決定するつもりです。　これは１６日にアップした日記ですが、何故か消えてしまったので再アップしたものです。

  2005.01.17

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