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カテゴリ:XJ400ZS(過去)
過去バイクを思い出すシリーズの1台目を書いていなかった。
中高辺りからバイクには興味があり、しかしお決まりの3無い運動。受験の合格発表後、即免許を取りに。段取り的に車からバイクのほうが効率がいいので、そのようにして中型バイクまで。 大学は寮に入る。これが125ccまでの決まりがある。入学後まもなく、たぶんGWの帰省くらいのタイミングで、地元のバイク屋で中古のお安いXL125を購入。これで、岡山ー三重間を、帰省のたびに行き来。しかし、高速は当然使えないし、名阪国道も125では走ることができない。下道ばかりで360キロほど。結構飛ばしたつもりでも10時間ほどかかる。 125の排気音は小さく、車には相当舐められる。無理にかぶせてきたり、ビタビタに付けられたり。これが一変する出来事が起こる。ある日急に排気音が大きくなったのだ。何事かと調べたら、サイドカバー内にある弁当箱みたいなマフラーのサブサイレンサー?みたいなやつに、このバイクは前オーナーだろうか?ポンチみたいなもので直径1センチくらいの穴が数か所開けられており、それを多分バイク屋が静かにするためパテか何かで埋めていたらしいのだ。それが日頃の元気な運転で、ついに圧力に耐えられず吹っ飛んだようだ。排気音が大きめだなと思いながら乗っていたが、これが思わぬ効果を生む。車が寄ってこなくなったのだ。危険な幅寄せや割り込みもなくなり、安全になったのだ。 なるほど、車から見ると静かで、スリムな125は小さく見え、車様のお通りだと運転手は思うようだが、これが爆音バイクになると危険な奴が乗っていると錯覚し、近寄らなくなるみたいだ。 あちこち走り回っていたので、これは安全の為に仕方ないと、穴の開いたマフラーは修理せず、そのまま乗っていた。 ただ安い中古はトラブルも起る。三重のバイク屋に修理に出したとき、車体番号から部品を注文したら、イーハトーブかなんかの部品が届いたとのこと。ニコイチバイクだったのか?。1年くらいで不調から買い替えを決意。寮でも2年になると400も大丈夫と分かったので(先輩はFXやXJ)、2台目のXJ400ZSに乗り換えとなった。 先輩のバイクを良く借りて乗っていた。特に空冷XJのヨシムラ管の排気音は、すごく好みで、トンネルでは空ぶかしして楽しんでいた(笑)。この記憶が、後に自分のXJにもヨシムラをつけるのだ、という決意につながっている。 因みにではあるが、400でも純正マフラーは静かすぎて、やはり車になめられる場面もあったが、集合管に替えてからはそんなことが無くなったのは、おまけの効果であった。しかし、憧れの音は再現されず、エンジンが違うからなのか?マフラーの構造が変わったのか?謎である。 これまでが、原付やカブ以外のバイク歴である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年11月25日 07時11分34秒
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