スーダンPKO決議を採択 自衛隊派遣で調整 3月25日8時41分 (共同通信)
【ニューヨーク24日共同】国連安全保障理事会は24日、スーダン南部に1万人規模の平和維持活動(PKO)要員を派遣する決議案を採択した。
本格的な派遣までには半年程度かかる見通しで、これまでにバングラデシュ、インド、エジプト、ケニアなどが要員派遣に同意。日本政府も自衛隊派遣を検討中で、決議採択により外務省と防衛庁の調整が本格化する。アナン事務総長の報告書は、派遣には最初の1年間で約10億ドル(約1060億円)の経費が必要としている。
決議案は米国が提出したもので、スーダン北部の中央政府と南部の反政府勢力の間で今年1月に成立した和平合意の履行監視と支援が目的。当初の展開期間を半年とし、軍部隊約1万人と文民警察官715人で構成する「国連スーダン派遣団(UNMIS)」設立が柱だ。
スーダンPKO、安保理決議採択…停戦監視1万人派遣 3月25日13時56分 (読売新聞)
【ニューヨーク=大塚隆一】国連安全保障理事会は24日、スーダン南部に1万人規模の平和維持活動(PKO)部隊「国連スーダン派遣団(UNMIS)」を送る決議を全会一致で採択した。
今年1月に和平合意が成立した南北内戦の停戦監視などを行うのが目的。日本も自衛隊の派遣の是非を検討しており、今後、調整が本格化する。
決議によると、派遣団は最大1万人の軍部隊と715人の文民警察官を含む民間部門で構成する。当面の派遣期間は半年間。本格的な部隊派遣までには半年程度かかる見込みだ。
任務は停戦の監視や武装解除計画の支援、難民や国内避難民の帰還促進、警察官の訓練など。安保理は各国に要員や装備、物資の提供を呼びかけている。
スーダンの南北内戦は1983年、北部を支配するイスラム教徒主導の政府とキリスト教徒の多い南部の反政府勢力の間で始まった。これまでに約200万人が死亡したとされる。
■まぁ散々言い尽くしましたが一言で言えば「あきらめれ」と。
自衛隊派遣、見送り論強まる=スーダンPKO、首相判断へ 3月25日21時1分 (時事通信)
政府は25日、国連がスーダン和平協定の履行支援に当たる平和維持活動(PKO)創設を決議したことを受け、自衛隊派遣の是非について最終調整に入った。見送りの方針を固めている防衛庁に対し、国連安保理常任理事国入りをにらみ、外務省は司令部要員派遣などの可能性をなお模索している。最終的には小泉純一郎首相の判断に委ねられる見通しだ。
細田博之官房長官は同日午前の記者会見で、自衛隊派遣への対応について「特に決めていない。よく検討したい」と述べるにとどめた。一方、大野功統防衛庁長官は「大変難しい問題がある」と慎重姿勢を改めて強調した。
■防衛庁が消極的なのは真っ当至極と理解できますが害務省の姿勢はいただけませんね。
可能は可能、不可能は不可能で分別ある対応をするのも外交、相手の言うとおり無茶して要求をのむだけが外交じゃないと思いますがね~。
参考リンク
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特集/スーダン内戦 ダルフール緊急事態(国境なき医師団)
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【北韓と中国】 ダルフールは「この世の地獄」 【スーダンPKO】
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【訃報・・・】 スーダンに政府調査団派遣へ 【サマーワ情勢】
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【H2A-7号機】 スーダンPKO全容判明 【伝説のサブマリン】
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【スマトラ】 スーダンPKF派遣に再度断固反対する! 【武器使用】
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【本体業務】 スーダンPKF派遣に断固反対する! 【武器使用】