カテゴリ:74年英国
all selections written by Rick Wakeman
ジェフ・バニスターも捨てがたいがピックスの歌をもっと聴きたいぞ! ということでリック・ウェイクマンの「地底探検」にしてみました。 オー・バンドからウェイクマンに行ってしまうなんて誰も予想してなかっただろうな。 英国王立音楽院中退のウェイクマンは、この年の初めにイエスを脱退。 ロンドン・シンフォニー・オーケストラとの共演となったこのライブは74年1月18日金曜日、ロンドンにあるロイヤル・フェスティヴァル・ホールにて行なわれたもの。 シンガーはゲイリー・ピックフォード・ホプキンスとアシュレイ・ホルトの2人で、2人とも大好きな歌い手さんだからウヒョヒョです。 ピックスは前回出したばっかりだし、アシュレイは最初の頃ウォーホースで登場させてます。 この2人は以降専属とも言える存在となり、これより後のウェイクマンのアルバムにちょくちょく顔を出すことに。 ジュール・ヴェルヌの小説(恥ずかしながらちゃんと読んだのは大人になってからです。。。)をモチーフに選んだ本作は、オーケストラと合唱隊を導入。 これによって下手すると弾きまくりすぎでうっとおしい鍵盤が上手くセーブできてます。 元々クラシック畑出身なウェイクマンだから、オーケストラとの共演は相性がいいよね。 基本インストで歌パートはさほど登場しませんが、ピックスは柔、アシュレイは豪という感じですねえ。 2曲目真ん中へんで登場する2人のハモリは最高です。 ナレーションもはまってるね~。 このデイヴィッド・ヘミングスって人、結構有名な監督兼俳優っぽいです。 73年にベルリン映画祭で最優秀監督賞を受賞してますね。 そんな大物からよく出演許可もらえたなあ…。 相当にモーグがびよよんだった前作「ヘンリー8世」ほどのインパクトはなかったけど、劇的で大仰なサウンド・アプローチはやっぱりウェイクマンでしかないわ。 女声コーラスも神秘的で美しいし。 ラストの中盤で“山の魔王の宮殿で”を登場させるなど遊び心も忘れていません。 こんなところにすっかりオヤジ化したマイク・イーガンを除くメンバー5人が写った写真がありましたよ。 今でも仲良しなんだね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月27日 18時20分18秒
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