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2007年10月29日
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2005年10月12日発行分 公開

アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ
「強引ぐ マイ ウェイ」  vol. 48      10/12/05 (水) 発行

 皆様、こんにちは。お元気ですか?季節の変わり目なので、お体にはくれぐれもお気をつ
け下さい。

 日本と、アメリカやスペインの、表現や仕事の進め方の違いについて、前回2回にわたっ
て書いたところ、反響が大きかったです。日本にずっと住んでいるとその中の習慣や表現が
普通だと思いがちなので、外国の常識を改めて文章化したものを読んで、「はっ」と気づい
て考え直すきっかけになったのでしょうね。

 ボーダーレスの国際化が進んできて、日本人の若者がどんどん海外に出て行くのはありふ
れたことになっていますが、外国に行っても、意識が日本の中にいた頃と同じ状態のまま
だと、現地で外国人の中に入っていって対等に仕事を進めていけません。外国に出ていても
日本人の中で仕事をしている人なら問題ないですが、そうでないならば、自分の意識の日本
的な殻を外して国際的にしなければ、可能性が縮まって、ずぶずぶと沈んでいってしまい
ます。外国に出るならそれにあわせて、意識を変えることが大切だと思います。 
 
 読者の一部の人達に対しては、お役に立てた様子で、嬉しいです。これからも、疑問や感
想など、何でも嬉しいので、ご遠慮なくお便りを下さい。大歓迎です。お待ちしています。


「コンテンツとスキル重視の時代到来の兆し!」1

*日本の25歳以下の後輩たちへ

 私はまだまだ、「こんなことを書いたら、落ち込んでキズつく人がいるかなあ」なんて
考えがよぎって、あまりきついことは書けませんね。しかし、自分の意見を公に書くとい
うことは、共感する人もでるけれど、反感を持つ人もでるのは当たり前のことなのですよね。

 それでもあえて自分の意見を書きたいという理由は、私は日本の若い後輩たちへ、彼ら
に目覚めてもらうためにメッセージを送りたいからなのです。もうすでに脳みそが固まっ
てしまっているトラウマだらけの人達は遅いので、それよりももっと若い世代の人々に、
元気を出して伸び伸びと才能を伸ばして欲しいのです。それが、沈んできている日本の再
生の道だと信じているからです。

 日本の後輩たちにどんどん目覚めてもらうために、10代や20代前半の人達でポテン
シャルが高い人達を見つけるたびに、私は力強く励まし続けています。それが、私が身の
周りで出来る小さな人助けです。これは、この先もずっと続けていこうと思っています。

 日本の、「若い芽は摘む」という言葉は、間違った習慣だと考えているからです。この言
葉は、無能な人でも若い芽を摘んで、若い人にチャンスを与えないようにしておけば、自
分が生き残っていくことができるというやり方を、一言で言い表したものなのです。つま
り、日本人で無能だけれども権力を持ってしまった人は、能力の高い若い人に下手にチャン
スを与えると自分の無能さがばれてしまって自分の仕事のチャンスを失ってしまうので、
それを防いで自分がぬくぬくと生き残れるように、若い優秀な人にチャンスを与えないよ
うにしていくのですね。

 日本の社会のこういう習慣は、かなり昔から続いているそうですね。日本は、今まで、
一種の社会主義国に近い状況なのではないかと、私は直感で感じています。若い優秀な人
にチャンスが与えられないという場所は、まさに、社会主義国ではないですか。

 今までの日本では、どんな若い人だったらチャンスが与えられてきたかというと、「丁稚
奉公」型と、「たたき上げ」型です。仕事の出来や才能や成果よりも、その道一筋でもく
もくと、エネルギーを注いで一生懸命がんばっているというパフォーマンスを見せ付ける
ことの方が大事だったのです。一生懸命がんばっているんだという姿を見せ付けなければ、
誰か大先輩に引っ張り上げていただいてチャンスを与えてもらえることはありえないので
すね。だから、様子を伺いながら、一生懸命さをアピールして、ひたすらチャンスを待っ
て、やりたいことも犠牲にしなければなりませんでした。江戸時代以降の百姓根性が、何
百年もずっとそのまま残ってきていたのですね。

 でも、このやり方や風習では、これからの日本の再生は、とても難しいと私は危機感を
持っています。もっともっと、優秀で実力のある若者に、チャンスをどんどん与えていか
なければなりません。実力主義になっていけば、日本は再生すると信じています。


*国際的になりましょう

 前回の私のメルマガで次のようなことを書きました。

「とても日本的な、本音と建前を分けて波風立てないように自分を押さえ込むタイプの人
は、アメリカやヨーロッパの生活には、あまり向いていないということです。このような
タイプの人は、本来ならば日本にいるほうが向いているだろうし、アメリカに住んでいて
も仕事をするなら日本人の中でやるほうが合っているということだと思います。そうでな
ければ、本人も気疲れしてしまうし、相手のアメリカ人(ヨーロッパ人)も気疲れさせて
しまいます。」

 その前にも、私の著作やメルマガの中で、何度も、

「出る杭は打たれるという言葉は、日本独特のもので、スペインにはそんな言葉は無い」

ということについて、詳しく述べました。何年も前から、繰り返し、私はこれについて
書いて、日本の後輩たちに目覚めてもらうために、彼らに知らせようと思って、試みてき
ました。

 国際人とは、グローバルスタンダード(世界水準)の考え方と価値観を身につけ、外国
人に混じって対等に仕事をしていくことが出来る人のことだと思います。この場合、語学
力よりもその人の考え方と価値観、頭の中身とキャラクターのほうが、重要です。語学力
を磨くだけでは、あまり意味がありませんし、外国人の恋人とつるんでいるだけでも意味
が無いです。外国人の恋人とつるむことだけでは、国際的とは言いません。やはり、外国
人と対等に意見を交し合って、日本人社会の中でつるむのではなくて外国人とも仕事を
やっていける人こそが、国際人だと思います。日本の後輩たちには、国際人になっていっ
て欲しいと思います。

 そのためには、意思表示をはっきりして、自分の意見を述べることが重要ですね。そう
すれば、仕事相手として、外国で仲間に入れてもらえると思います。

 今回、私が、私以外7人全員アメリカ人の世界水準のジャズ・ミュージシャン達とバン
ドを組んで、音楽を録音できた経験から、そのように学びました。もしも、私が、日本人
的に縮こまっていたら、彼らは認めてくれなかっただろうし、参加してくれなかっただろ
うと思います。アメリカに来る前に、6年間スペインに一人で住んでいたので、その時に
色々学んで、知らないうちに国際的になっていたのだと気付きました。


* 丁稚奉公型、たたき上げ型が無意識下であせりだした日本の様子

 最近のお便りや友人からの相談を見ていて、日本の社会の枠がくずれはじめ、時代が変
わってきている様子を、肌で感じています。

 何が起こっているかというと、「スキルとコンテンツ重視の時代」に変わってきている
のです。

 私の周りで、今まで私と同じように、ずっと勉強を続けて才能や能力を磨き上げてきた
友人達が、日本でどんどん信じられない抜擢をされて、それこそごぼう抜きの飛び級で、
ありえない速度で若くして出世し始めているのです。丁稚奉公型やたたき上げ型の人々を
通り越して、いきなり、彼らの上司になったり、大きな会社で一番偉い人として抜擢され
るケースなどが、ここ数ヶ月ずっと、続いているのです。おかしいです。確率論からいっ
て、そんなに何人も続出することは、ありえません。

 最初は、昔からの友人が、出世したニュースを聞いて、「よかったね!おめでとう!」
と一緒になって喜んでいましたが、それがまた一人、さらにまた一人と続くと、「これは、
日本の時代が変わってきているんだ、今はカオスの状況だ! 何かが起こっている」と気
付きました。そんなわけで、はたと気付いた私は、昔からの友人で、霊体のポテンシャル
が高かった人々を思い浮かべて、彼らの名前をグーグルで検索し始めました。すると、み
んな、出世しているではありませんか! 中には国会議員になっている人もいました。ま
だ若いのにありえない話しです。一昔前では、考えられない状況になってきています。多
くの私の友人達が、飛び級出世状態です。

 カオスです。そうして、数日前、ある友人から悩みの相談を受けました。彼はずっと留
学して学問を積んできたので、日本に帰国していきなり取締役になったのですが、たたき
上げ型の人々から嫌味をねちねちと言われ続けているらしいのです。なぜなら、彼は勉強
を長く続けたお陰で、人がちょっとやそっとでは追いつかないくらいの知識と能力を蓄え
ているからで、スキルの実力が抜きん出ているからなのです。たたき上げの人達が毎日い
ろんなことを犠牲にして働き続けている間に、彼は、自分の勉強に集中して、好きなだけ
思う存分に能力と知識を伸ばしたのだから、即戦力となる高いスキルがあるために、会社
は彼を抜擢したのです。彼は人を使う側になったので、使われる側になった彼の友人は、
急に嫉妬心から嫌味を言ってくるようになってしまったといっていました。

「そんな、卑屈で嫉妬心の強い人達の言うことなんか、無視して、元気を出してがんばって!」と、私は励まし続けています。ここで、彼はへこたれてはいけません。

「へこんでいるひまがあったら、どんどん仕事で結果を出して、優秀さを発揮して!」と
勇気付けています。

 今までだったら、飛び越して急に出世するということは、日本ではありえなかったこと
ですね。優秀で能力が高くても、チャンスさえ与えられませんでした。それが、今になっ
てなぜ、優秀な人々が抜擢されてだんだんチャンスが与えられるようになっているかとい
うと、すぐに結果を出せる優秀な人に活躍してもらわなければ、会社の存続が危うい、経
済が下降気味のカオスの状況だからです。

 少子化で、財源が減ってきていることも影響して、結果重視の、アメリカのような実力
主義に、日本も変わってき始めているのですね。今までのように、「実力がさほどではな
いけど一生懸命にやってますぅ~パフォーマンスのみで生き残る方法」が通用しなくなっ
てきているので、丁稚奉公型やたたき上げ型の人々が、「追い越されてしまう、やばい、
有能な人にチャンスを奪われてしまう!」と、あせりはじめているから、優秀で急激に出
世した人を、たたくのですね。なせ、彼らは自分が能力を高めることではなく、優秀な人
をたたく方向にエネルギーが向かうのか、それは、自分の人生が上手くいっていなくて満
足していないので、自信が無いからです。

 日本では、この先、まだまだこの混乱は続くでしょうし、急激に出世した優秀な人々を、
たたき上げ型と丁稚奉公型が、ねちねちと嫌味を言ってたたいて足を引っ張るという現象
が、もっともっと続いていってしまうでしょう。しかし、次の時代へ生まれ変わるための、
膿だと思うので、次の日本を再生させる役割の優秀な人達は、そういう風当たりに、決し
てへこたれないで下さい! 優秀な人をたたく、嫉妬心を持っている卑屈な人は、放って
おいても、ちゃんと宇宙からしっぺ返しが来ますので、そんな卑屈人なんて余裕を持って
無視して、自分の道を突き進んでください! 日本が沈んできてしまっている今の時代だ
からこそ、私はそんな人達を応援します!

 これからの日本は、頭の中身(コンテンツ)と、スキル重視の、実力主義に変わってい
きます。

 続きは、また次回!





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最終更新日  2007年10月30日 04時49分08秒
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