家に帰ってジャンバーを仕事場に置き忘れた事を思い出しましたぐらいですので、
随分寒くて長い春も初夏に向けて季節が動いている感じでして、
ようやくストーブも灯油を使い切りましたので仕舞う事が出来そうです。
右寄りで有名な故黛敏郎氏が「5月3日はゴミの日」と言っていました、
今日は憲法記念の日ですので、
報道番組をはじめ、各紙面は憲法の改正論議、一色です。
個人的には護憲と言う立場が不思議でなりませんで、
法律なんて作った時点で未来永劫何の問題も無いはずがありませんで、
変えられないというより変える・変えないと言う議論で疲れてしまう気がします。
この問題をさらに不思議にしているのが、
変えるべきではないと言う勢力の方々はアメリカと距離を置きたい方々で、
変えるのが当たり前の方々はアメリカとの関係は親密にと言う方々です。
この事は、現憲法が、いかに世界にも類を見ない憲法なのかを表しています。
特に問題ないのだからどっちでも良いというありがちな考え方もあるでしょうし、
戦前回帰のような立場の人も少なからず存在します。
ちょっと試してみようと言うわけには行きませんので、
犠牲や負荷が掛からないのなら、どうぞご勝手にとも言えますが、
そんなはずでは無かった場合、文字通り政治生命が断たれる事は必至ですので、
政治家そのものが不和雷同、寄らば大樹の陰、でして、
責任を希釈させる得意技の持ち主ばかりですので、
一向に議論が進まない最大の要因であり我が民族の特徴です。
それでも国として世界第3位の経済規模を誇り、
産業・工業力は長きに渡り世界のトップレベルです。
この事は憲法とは深く関係はなく、目先の利益を追ってきた成果に他なりません。
改憲に前向きな議員は既に三分の二になっていますので、
夏以降は改憲論議が盛んになる事は疑いようはありませんが、
世界同時不況などで吹っ飛んだりする心配も考えられます。
近隣諸国の問題を抱えたまま、
憲法をドンドン変えていくための下地作りに余念が無い現政権です。