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テーマ:ニュース(100258)
カテゴリ:真面目に社会・時事ネタ
大阪で、許しがたい事件があった。
15歳の少年が実父と継母に虐待され、意識不明の重体で見つかった。数ヶ月に渡って満足に食事を与えられず、体重は24kgにまで落ちていたという。 この15歳の少年には弟がいたが、実母の元へ逃げていて無事だったそうだ。 「何故逃げなかったのか」と言う人がいる。 酷い虐待を受けている子供ほど逃げないし、口に出さないものなのだ。誰かに話して、それが父親の耳に入れば、更に虐待される。逃げれば、実母に被害が及ぶかもしれない。周囲が思うよりもはるかに当の本人は思い悩み、そして悩み抜いた揚句、その環境にいるのだ。 一度、祖父の家(実父の実家)に兄弟で逃げた事があるようだ。ところがその祖父は、 「この問題は息子(兄弟の父)の所で解決すべき問題」 として、兄弟を地獄の家に帰したというのだ。 本来なら可愛い孫の言い分を聞いてやり、守ってやるべき祖父が、この態度。悪い意味での「この親にして、この子あり」だ。 祖父までもがこうならば、逃げ場はないに等しい。 継母には連れ子が一人いるが、その子だけは可愛がっていたのかと思っていたらそうではなかった。 同じ様に満足に食事を与えていなかったらしく、我が子にもそれなら、血縁関係のない子を虐待して当たり前だ。 学校や児童相談所の対応が問題になっているが、私はここでそれに触れる気はない。 関わりのあった(関わるべきだった)公的機関には、然るべき指導、処罰が下ると思う。これからは、児童相談所にアメリカ並みの法的権利を与えるべきだろう。残念な傾向だが。 彼らが逮捕された時に真っ先に思ったのは、「目には目を」という言葉だ。 復讐の言葉と取られがちだが、それは違う。加害者は、被害者と同じ方法で同じ痛みを味わいなさい、ということだ。ただ、それ以上してはならない。他人を一発殴った者は、同じ様に一発殴られる。しかし、二発殴られたり蹴られてはならない。 7歳児の平均体重にまで落ちた少年と対照的に、逮捕された実父と継母はブクブクと醜く太っていた。少年は真っ暗な部屋で、正座のまま椅子に括り付けられ、暴行を受けて飲食もさせてもらえなかった。 奴等は当然、法の元に裁かれる。でも、私はそれでは足りない。 被害者の少年は二度と普通の生活を送れないかもしれない(その可能性は極めて高い)のに、奴等は冷暖房の効いた刑務所で三度の食事を与えられ、「刑期を終えた」としていずれ社会に出て、それなりの生活を送り始める。 この事件に留まらず、理不尽な事件が起こると、私はいつもそれが歯痒くてしょうがないのだ。 日本の刑法が許すなら、あの鬼畜2人を少年の味わった方法で罰してやりたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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