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テーマ:バレーボール♪(2612)
カテゴリ:興奮しすぎのスポーツネタ
2002年ドイツ世界選手権を制し、世界ランク4位の強豪イタリア。去年11月のW杯では1-3で負けている。ううむ、暗雲垂れ込めるって感じだな、と見始めた。
日本のメンバーを見て、「ほぉ」と思ったのは私だけではないはず。新戦力が入った上に、全員がバックアタックを打てるように訓練されていたのだ。 高校生の木村は左右からの攻撃だけでなく、2週間前から練習したというバックアタックも自在に打てた。前回、自ら全日本を抜けた大友が第1セットからイタリアのエース、ピッチニーニをシャットアウト。W杯で騒がれはしたものの大した仕事ができなかった栗原も、今回はバックアタックが冴え、貢献。中盤、16-9とリードした日本は、その後も大友の移動攻撃や高橋のレフトからの強打が決まり第1セットを25-18で先取。 第2セットは抜きつ抜かれつの展開で、イタリアがパッジの移動攻撃やジョーリのクイック、チェントニーニのバックアタックなど、多彩な攻撃で終盤に抜け出す。日本も栗原のブロックや大友のブロードで応戦するが、最後はリニエーリにライトから決められ、23-25でセットを落とした。 第3セットは序盤、日本は攻撃が面白いように決まり、吉原がブロックやクイックで着実に点数を稼いだ。25-18でセットを奪い返す。 流れを変えたいイタリアは、第4セット、センターとレフトを替え、ローテーションも入れ替える作戦に出た。日本は攻撃が読まれ始めた木村を下げ、佐々木を投入。しかし、3点差にまで追いついたものの、最後はリニエーリに決められ、20-25。勝敗は最終セットに持ち越された。 ファイナルセット。リードを奪われた日本は、栗原のバックアタックや佐々木のサーブポイントで逆転。ラリーが続き、またもやシーソーゲームになる。日本が2点をリードして終盤を迎えるが、イタリアもレッジェーリの移動攻撃などで12-12の同点に追いつかれる。しかし、日本は大友の頭脳的な攻撃や栗原の強打でマッチポイントを奪い、最後はネット際で栗原が押し込んで、15-13で決めた。 セットカウント3-2の勝利。 イタリアは主力のトグットを怪我で欠き、チームとしては万全ではなかった。しかし、それ以上に日本は多彩な攻撃をものにしたことで、相手ブロックを翻弄。攻撃の幅が広がったことで、セッター竹下は自在なボールコントロールが可能になり、イタリアのデータバレーを駆逐した形になった。 「女子はオリンピックに行けそうやね!」 多分、みんながそう思っただろう。 ・・・それにしても、成田(旧姓・大懸)が全日本に、それもリベロで戻ってきているのには驚いた。サーブ・レシーブは、あまり上手くなかったような気がするが・・・? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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