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テーマ:☆アテネ五輪☆(334)
カテゴリ:興奮しすぎのスポーツネタ
見てて涙が出てくるんよねぇ。選手達の素晴らしさに。
例えば、NHKでもよく放送される競泳。運動機能障害のレベルによって分けられているけれど、それでも「え? 同じ組で泳ぐの?」と目を疑うほど、明らかにハンディのある場合がある。 障害の重い組の自由形は正に「自由形」で、片腕だけで水をかく人、両腕でかく人、ドルフィンキックだけで進む人、背泳をする人、本当に様々。 男子100m平泳ぎに出場した中村選手は両腕がなく、足と肩で泳ぐ。他には両腕で水をかける選手がおり、何故同じ組なのかと思ったのだが、中村選手は驚くような速さで泳ぎ、銅メダルを獲得した。 視覚障害のスイマーは、真っ直ぐに泳ぐためにある底面のガイドが見えないため、どうしても歪んでしまい、コースロープに当たったり、腕が引っかかったりする。 男子100mバタフライに出場した河合選手は、スタミナ切れもあったが、ゴール直前で腕が引っかかり、金を逃してしまった。 最も注目されているのが、女子の成田選手。8つの種目にエントリーし、3度泳いで3つの金メダルを獲得している。メダルは勿論、世界記録もバンバン叩き出す凄さ。競技人口が少ない分、エントリーしやすいということはあるが、それでも日々どれだけの努力をしているのだろうと思うと頭が下がる。 もう終わってしまったが、柔道は視覚障害者が出場する。本当に障害があるのかと疑ってしまうほど、技の応酬がある。健常者と違って相手の出方を目で確認できないのだから、恐らく力の入りようや、畳の擦れる音など、様々な方法で窺いながら試合をするのだろう。 パランリンピックでいつも感心するのが、勝者敗者とも、とてもにこやかに相手を称えあう姿。負ければ当然悔しいはずなのだが、同じ境遇であるが故に、分かり合えるものが沢山あるんだろう。 大会5日目を終えて、日本のメダル獲得数は、金6、銀5、銅5。 競技のルールや説明はこちら。 しか~し!! 薄情なもんだ。NHKでさえ1時間のハイライト放送だけ。民放なんてパラリンピックの「パ」の字も言わない。同じオリンピックやろ? どうせ視聴率がどうこう言うんだろうけど、先のオリンピックで「感動を有難う」なんて言ってたテレビ関係者、いいからパラリンピックを見てみ? 感動どころの話じゃないから。 例えば、義足の選手が走る陸上短距離。記録は勿論のこと、その姿は健常者と比較にならないほど素晴らしいよ。「健常者と一緒にレースをしたい」というセリフ、充分理解できるもの。 車椅子のレースも車体が大きく長い分、駆け引きや追い抜きの迫力は凄い。 もうちょっとバランスの取れた放送をすべきと思うけどなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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