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テーマ:スポーツあれこれ(11401)
カテゴリ:興奮しすぎのスポーツネタ
国際競技連盟連合(GAISF)総会で、国際剣道連盟(IKF)の加盟が承認され、「KENDO」の名前が国際協議会で公認されたという。 それを聞いて、ちょっとホッとした。 安堵しながらも、実は、剣道が国際化することについてはあまり望んでいない。 というのも、柔道のように、本来のあるべき姿を留めなくなる可能性が極めて高いからだ。 「一本取らなければ勝ちではない」という柔道に、時間制限ができ、効果、有効、技ありの分類ができた。 朽木倒しや諸手刈り等、まるでレスリングのような技が加えられた。 カラー柔道着が導入された。 そして何よりも、礼儀の無さが目立ち始めた。 勝って嬉しいのは分かる。だが、拳を振り上げて喜びを表すのは、せめて畳を降りてからするのが礼儀だ。 剣道でそのようなことをした場合、一本は取り消されることになっている。 剣道の奥義は勝負や技量ではなく、心を磨くこと。負けた相手の立場になり、喜悦の表現は控えるのだ。 これは本来、全ての武道に共通していることだろう。 以前、井上康生選手のガッツポーズ等、日本の柔道選手の行儀の悪さを指摘した。真の武道家には考えられないことだ。 故橋本龍太郎元首相も、 「あれ(ガッツポーズ)さえなければ、君は本当のチャンピオンだ」 と、井上選手に苦言を呈したらしい(彼はこの言葉を心に刻み、以後、派手なポーズは取らなくなった)。 このように、礼節やルールが乱れていくならば、剣道はオリンピック競技などになってほしくない。 なのに何故、剣道が国際的に認められて嬉しいのかと言うと、 韓国が剣道の起源は自国にあると言っているからだ!(怒) 剣道だけではない、空手も武士も、日本古来のものに対して韓国起源説を捏造し、それを既成事実化しようと大声を張り上げている。 (他にもあらゆるものが捏造されている、驚愕の事実。是非こちらで知って欲しい) 日本はそれを冷めた目で見ているが、捏造だろうが何だろうが、一旦認められてしまうと覆すのは大変なのだ。そういう危機感が全くないのが歯痒い。 剣道をやっていた者として、この素晴らしい武道が韓国のスポーツなどと言われることは断じて容赦ならない。 「KENDO」という名称が国際的な地位を持つこと、これは重要なことだったのだ。 空手よりもテコンドーが先にオリンピックに採用されると、韓国は俄然として「空手はテコンドーの亜流」と言い出した。 同じように、韓国は剣道もどき「KUMDO」を定着させることに執念を燃やし、剣道を亜流と言い続けるだろう。 日本剣道連盟は、「KENDO」の名が国際的に公認されたことを機に、韓国の捏造計画を放置するのではなく、徹底的に論破して黙らせなければならない。 合わせて、マイナーと言われようが、地味と言われようが、剣道が武道であり続けること。 例えオリンピック種目になっても、国際ウケするようなスポーツに成り下がらないこと。 日本及び国際剣道連盟は、武道の真髄を貫いてほしい。 最後まで読んで下さって、有難うございます。
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