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カテゴリ:興奮しすぎのスポーツネタ
いやぁ、衝撃的(Impact)でしたわ。 ディープインパクトが年内で引退するというニュースは。 51億円のシンジケートが組まれ、たった4歳で種牡馬になるとか。 アラブの石油王(王族)が買う気満々なんて噂も流れてて、どうなることかと思ったけど、北海道の日本人経営の牧場で種牡馬生活を送るらしい。 この引退は、生産界からの強い要望があったと言われている。 本来は「フランスの凱旋門賞で優勝して、日本の有馬記念でラスト・ラン」という計画だったらしい。ところが、まさかの3着。 ディープに直接携わる現場スタッフ達は、再チャレンジを含めて現役続行を熱望していた。 しかし、オーナーは引退を決めた。 連絡を受けた調教師や武豊ジョッキーは、ショックを隠しきれなかったという。 (武は、新馬戦からディープに騎乗している) これを知った時、私は「夢より金か」と思った。 オーナーは、レースの賞金で黒字になることはない。競り市での購入金額が高いから。 しかし、人気種牡馬になると、その種付け料は莫大な額になる。オーナーが儲かるのは現役時代ではなく、引退後からなのだ。 そのためには、戦績に傷がつくのは何としてでも避けたいはず。 私と同じように思った人は多いと思う。 ところが、競馬界の考えは違うらしい。 来年も現役を続けたとしても、国内には最早、狙うべきレースはない。だからといって、海外転戦は故障が怖い(名声に傷がつく可能性も大いにある)。 良血のサンデーサイレンス産駒の中でも、ディープは最後で最高の傑作。サンデーの子供達が獲得した賞金は総額700億円以上になり、サンデー亡き今、その血を日本の競馬のために役立てたい。 そういう考えらしい。 本音なのか建前なのか、素人の私には分からないけれど。 ディープは今後、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念のいずれか、もしくは全てに出走する予定。 もしこの3戦全てに勝ったとすれば、GI8勝になり、JRAのGI優勝最多記録を更新することになる。 しかし、「空を飛ぶ馬」をターフで見られるのも今年限り。 新馬戦の次の、若駒ステークスで初めて見て惚れて、それからず~っと応援してたけれど、来年はもうその姿を見ることは叶わない。 最後まで読んで下さって、有難うございます。
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