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2008.05.31
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キャッシング

こんなイライラする試合、久しぶりや^^;
せっかく血圧が正常値に落ち着いてるのに、勘弁してくれって感じ。

バレーボールを観るのも語るのもご無沙汰してたけど、
いやぁ、酷いっつ~か、呆れるっつ~か・・・・・・
男子バレー・五輪最終予選の第一戦目、対イタリア戦
そんなわけで、久しぶりに、怒りのNishiko監督の登場よ(笑)

しかし、何でイタリアが五輪最終予選にいてんの?って、ビックリした。
あの高さとパワーを併せ持つ強豪が、まだ五輪出場を決めてなかったとは。



さてさて。

第1セットは20-25で取られたものの、第2セットは30-28で日本に軍配。
第3セットも30-28で取って、凄い試合内容になっていた。

で、第4セット。
24-17になって、あと1点で強豪イタリアを下す大金星となるところだった。

ところが。

スパイクミス、サーブミス、レシーブミス、ありとあらゆるミスを仕出かして、
何とイタリアが7点連続ポイント、24-24のデュースになってしまったのだ。

なんじゃ、そりゃ!!!!
相変わらず、あと1点が取れない、
お決まりのニッポンチャチャチャ現象かい!?^^;


で、そのセットを何と、33-35で落としてしまう。

その後の第5セットはボロボロ、7-15で敗戦となった。



さぁ、ここでお待たせ(誰も待ってない?(笑))、Nishiko監督の辛口批評ね。
(選手の顔ぶれはこちらでどうぞ)

呆れる第4セットの連続ミスに関しては、「あと1点」で浮き足立った選手個々の問題。
ここぞという時にスパイクを外した、山本選手と越川選手に言い訳はできない。

越川選手に至っては、サービスエースを狙って早く得点したいという焦りがあったのか、
大事にしなければならない場面で、ジャンプサーブを意地でも止めなかった。
が、打点が低く、ことごとくネットに引っ掛かる有様。
120km/hを超えるサーブだから、サービスエースになる可能性は高いだろう。
けど、それは「決まれば」の話。
ジャンプサーブは、ネットに引っ掛かる確率も非常に高い、博打みたいなサーブなのだ。

イタリアにどんどん追いつかれ、ただでさえネットに引っ掛けまくっているその時に、
何故、意地になってするのか。

緩いサーブだと、相手にスパイクを打ちやすい状況を作ってしまうかもしれないが、
自チームのブロックやレシーブで繋ぐ可能性はまだまだ残されている。
ジャンプサーブで失敗したら、その瞬間に相手に点を献上してしまうのだ。
ここは危険を冒すのではなく、もっと考えたサーブをすべきだった。


何よりも、植田監督の選手起用には疑問が残る。

監督は正セッターの宇佐美選手がお気に入りなのか、なかなか交替させようとしない。
しかし、宇佐美選手は追い込まれると、トス回しが極端にワンパターンになる。
誰にトスを上げるか、素人でも分かるのだ。
ということは、プロである相手チームにも当然バレバレで、ブロックが絞りやすくなる。

第4セット、3点を追い上げられた24-20の時に、朝長選手に交替させるべきだった。
トス回しが変わると、相手のブロックに迷いが生じるのだ。

ベテラン荻野選手の起用も遅かった。
サーブで徹底的に標的にされた石島選手と交代させたのが、24-24のデュースになってから。
何でそこまで交替させることを渋ったのか、理解不能。

また、宇佐美選手と同じくお気に入りなのであろう、山本選手。
この大会に限らず、監督は彼もなかなか交替させようとしない。
しかし、決められなくなったスパイカーを使い続けたところで、一体何の意味があるのか。
速攻で定評のある松本選手と交代させて、攻撃の仕方を変えるべきだった。

スポーツに「たら、れば」は禁句というのは分かってはいるけど、
例えセッターを交替させなくても、山本→松本に替えれば、あと1点は手中にできたと思う。
宇佐美・山本のパナソニックコンビを過信すべきではない。

日本もパワーバレーができるようになって、世界と対等に戦えるようになっただけに、
この失策とお粗末なゲーム内容は残念でならない。



・・・と、まぁ、こんなとこかな。

女子は、最悪でも3位以内に入るだろうと思ってたから安心して観られたけど、
男子はやっぱり不安。

越川選手は応援してるんよ。
彼がナショナルチームにデビューした時、「凄い高校生が入ってきた!」って興奮したし。
あの滞空力と、バックアタックは魅力的やもん。
超一流選手になって欲しいからこそ、私は辛口になるのさ^^;

あぁ、植田監督~。
いろいろお考えでしょうけど、選手に対する必要以上のこだわりは捨てて下さいな、ね?






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Last updated  2008.06.02 14:15:07
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