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テーマ:ニュース(100230)
カテゴリ:濃厚な大阪・関西ネタ
真面目で常識的な府職員の方々には気の毒だが、ニュースに出てくる職員の態度には向かっ腹が立つ。 大阪府が提示した平成20年度の総額約350億円の人件費削減案について、職員が加盟する府労働組合連合会(府労連)・府関連労働組合連合会(府労組連)と、橋下徹大阪府知事による団体交渉が行われた時のこと。 橋下知事は、「内容が厳しいことは承知しており、緊急避難的でやむを得ない状況」「一律カットは本意ではないので早く終了して、きちんと働く人が報われるようにしたい」と協力を求めたが、出席した一般組合員が噛み付いた。 42歳の男性職員は、「4人の子供を育てているが、生活が破壊されることになり不安。このままでは職員の意欲が低下する」。 36歳の男性職員は、「定期昇給が延ばされ、それでも我慢を重ねてやってきた。これでは結婚や子育て、家庭を築くことができない」。 今年定年を迎える男性職員に至っては、「退職金を見込んでマンションを買った。自分なりに地方自治を考えて前向きにやってきたが、しっぺ返しをされた思いだ。後出しジャンケンと一緒。退職金のカットは懲罰的だ」。 こんな風に、強い口調で削減案の撤回を求めた。 これを知って、激怒した大阪府民は私だけではあるまい。 この、自己保身の為に躍起になっている職員達。 自分達の給料は定年まで上がることはあっても下がることはなく、その身分は安泰で保障されると思い込んでいる。 アホかっちゅ~ねん!! 倒産同然の自治体職員が、何を言うとるんじゃい! 4人の子供が育てられないだぁ? 府から頼まれて産んだのか? 好んでもうけたんでしょうが。 バイトしろとは言わない。公務員は禁止だから。 けど、そんなに生活できないなら、民間会社に勤めてる人間だったら先ず転職を考えるわ。 公務員は安定しているという概念の上に胡坐をかいてる方が悪いんじゃ。 定期昇給が伸ばされてる上に、賃金カットもされたら結婚できないってか? 冗談もほどほどにね(笑) 経済的に恵まれなくても結婚してる人、子育てしてる人はいっぱいいる。 苦しけりゃ、共働きでも内職でもすりゃ良かろう? 退職金カットが懲罰的だと? 民間やったら、こんな状態で退職金なんぞびた一文出るかい!! どこまで微温湯に浸かった思考やねん、こいつら。 ほんまにムカつく。 所属してる会社が経営危機となれば、社員は泣く泣く賃金カットに応じ、一日でも早くその危機を乗り切って立て直すために全員一丸となるだろう。 それに納得できない者は、条件の良い職場に転職する。 それが世間一般的であり、常識じゃないか。 先述の職員達は、大阪府がなくなると思ってはないのだ。 府民税は必ず入るから、府の金庫が空になるとは思ってもいない。 要は危機感ゼロ、何処に所属しているかという観念も持ち合わせてはいないのだ。 挙句は府庁での朝礼で、46歳の課長補佐級の男性職員が橋下府知事に対し、 「知事を人として尊敬できない」「『選挙で負託を受けた』と言って自らを正当化している」と公言して、府の改革案を批判。 それに対して知事は、「民間では考えられない物言い。ここは団体交渉の場ではない。上司として、その言い方に注意をする。私のやり方が気に入らないなら、職を変えてくれ」と、やり返した。 ほんまに、府職員って何様や? 民間ではあり得へん。 社長に対して、「お前なんぞ尊敬できるか! お前が勝手に社長になっただけで、俺は認めてへんからな!」という社員がどこにいる!? この朝礼、知事の意向で3月から始まった。 実は第1回の朝礼でも、女性職員が「どれだけサービス残業をしているか知ってるんですか」と知事に食って掛かり、物議をかもした。 この女性の物言いを全て聞くと、個人としての意見ではなく、誰かが作った文章を頭に入れてきたという感じだった。 勿論、この女性がその意見に賛同するからこその発言だったんだろうが。 この女性に対して、大阪府民の反応はかなり厳しかった。 「サービス残業なんぞ当たり前じゃ、何を偉そうに言うとんねん!」と。 橋下氏が府知事になるまで、大阪府政がニュースに取り上げられることは少なく、あっても決まって選挙とか、規模の大きな損失といった内容ばかりだった。 ところが橋下府政になってからは、そのタレント性や大改革案、そして今までにない公開性で大きく事細かく報道されるようになった。 それを見る限り、報道される大阪府職員の言動が決して総意でないと分かってはいても、その体質がどれほど閉鎖的で親方日の丸、世間知らずのやりたい放題であるかがよく分かる。 府民の厳しい目に晒されて、ざまあみろと言った感じだ。 橋下知事の改革案の中には、府民にも負担を強いるものがある。 しかし、それはやむを得ない。 国や都道府県が破綻することはないと思っている人が意外に多いが、とんでもない。 財政には限りがある。 お父さんが生活費を持って帰ってきても、家族が散財したら財布は空になるのだ。 そうなる前に手を打つ最良の方法は、借金ではなく節約ではないか。 ところが、府職員にはこんな簡単なことさえ分からない人間が多い。 こうなると、大阪府なんぞ潰れてしまえとさえ思う。 その時は、過去の様々な責任者は勿論のこと、人件費削減に反対した職員達の名前も公表した後、市中引き回しの上、磔(はりつけ)獄門だな、うん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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