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テーマ:ニュース(100237)
カテゴリ:真面目に社会・時事ネタ
マンナンライフが、主力商品である「蒟蒻畑」ポーションタイプの製造販売を一時中止するらしい。 誤飲で窒息、死亡する事故が相次いでいるからと言うが・・・。 以前、蒟蒻ゼリー(類似品を含む)が原因で事故が起こった時、メディアはこれを大きく取り上げた。 それをきっかけに、大手マンナンライフはゼリーの形状を変え、子供に与える時は小さく切るよう、パッケージ上で注意を促した。 それでも子供にそのまま与えて死亡させる事故が再発、今度は「字が小さくて見落とす」という理由でバッシングされた。 蒟蒻ゼリーを原因とする事故が絶えないことを受け、マンナンライフはとうとう誤飲が多い子供や高齢者が食すことを禁止にして、絵まで添えて注意喚起するようにした。 それも、パッケージの表にである。 にも拘らず、9月、また1歳9ヶ月の子供に食べさせて死亡事故が起きた。 しかも、ただでさえ弾力の強いものを凍らせて。 これを耳にした野田聖子消費者行政担当相が、蒟蒻畑を手にして会見を開いた。 その時に彼女は、「警告マークが小さい、私でも見えにくい」というような内容を口にしたのだが。 これでも小さいというなら、商品名と同じ大きさにせよとでも? その後、野田大臣はマンナンライフの会長ら幹部を内閣府に呼んで、自主回収を促したという。 それはどう考えても「回収せよ」というお達しであって、圧力じゃないか。 食物の誤飲による死亡事故は、年間4千件以上。 (うちの近所のおじいさんも、回転寿司のハマチを喉に詰まらせて亡くなっている) 蒟蒻ゼリーが原因の死亡事故は、1995年から今回までの13年間で17件。 亡くなった方、そのご遺族はお気の毒だ。 だが、単純計算で4000件×13年=52000件のうちの17件。 この数で規制をするというなら、お餅やキャンディーも規制対象になる。 何故、蒟蒻ゼリーだけが槍玉に上がるのか、私には理解できない。 マンナンライフは、ちゃんと注意喚起していたのだ。 野田大臣が指導すべきは製造企業ではなくて、それを無視する消費者ではないのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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