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2009.04.05
テーマ：ニュース(100237)
カテゴリ：真面目に社会・時事ネタ
北朝鮮の人工衛星名目の長距離弾道ミサイルが発射された、という速報が流れた。 「ほんまに射ちよった！！」と叫んだのは、私だけではあるまい。 3月27日、日本政府は領土・領海に落下する事態に備えて、 ミサイル防衛システムで迎撃する方針を決めた。 それを受けて、浜田防衛相が「破壊措置命令」を自衛隊に発令、PAC3を各地に配備した。 マンションと桜をバックにした、PAC3の映像。 戦争未経験の世代にとっては、映画のように現実味のない、酷く違和感を覚える光景だ。 そして、金正日は9に拘るから発射は4月4日だ（2+9+4+4=19）、いや5日だと、 北ウオッチャーの予想を元に戦々恐々としていたら、昨日は誤報で大騒ぎ。 で、今日の11時半を過ぎた頃、自衛隊のレーダーが発射と通過を確認。 ミサイルは東北上空を飛び超え、事前通告ルートを外れて、 予定よりも日本に近い太平洋に落下した。 で。 お茶の間の意見として、小難しいことは抜きで（分からんし＾＾；）言いますわ。 ミサイルだろうが人工衛星だろうが、 何かを発射する時は自国領土内、または海に向かってするもんだ。 他国の上空を通過させるなんてことはあり得ない。 それに、制御不能になった時のことを考えて、自爆装置を備えるのが常識だ。 地上からできなければ、海上から船などで操作するんだが、 北がそんな用意をする素振りはなかった。 要は、射ちっ放しなんである。 「本土に落ちなくて良かった」じゃあない。 そんな極めて信用度の低い物体を、頭上に飛ばされたのだ。 しかも、燃料が水素じゃなく、ヒドラジンという噂だ。 これは毒性が強く、触れば火傷、ガスを吸えば肺水腫や癌になる恐ろしい薬物なのだ。 ミサイル本体は勿論、ブースターが落ちるだけでも被害は甚大。 落ちてごめんね、じゃ済まない話だ。 アメリカを交渉のテーブルにつかせたい為の手段らしいが、 他国民の生命を危険に晒そうとは、キチガイ沙汰にも程があるだろう。 北朝鮮って国は、 俺様ルールが通らないからって暴れて、他人に危害を及ぼすわ恫喝するわの、 特にタチの悪いチンピラと同じなんである。 そんな奴が拳銃ちらつかせて、 「お宅の屋根越しに発砲するけど、家には当たらんように撃つから」 と言ったところで、誰が信用できるかっての。 発射前の、日本政府の弱腰にもムカつく。 「非友好国に所属する飛来物が、我が国上空を通過することは断じて許さん」 と、何で明言しないんだ！？ 金正日の長男・正男でさえ、「日本が迎撃するのは本土防衛として当然」と言ってるぞ。 発射後に麻生総理が思ってたよりも強い抗議声明を出したのと、 北に対する制裁措置を強めると発表したのはまだいいとして、 国連決議違反で安保理協議にかけるってのは、一応の筋とはいえ、時間の無駄。 国連なんぞ、 半永久的に役員が変わらない、古株に牛耳られた自治会みたいなもんだ。 中国もロシアも、日本がどうなろうが知ったこっちゃない。 法的拘束力のない、プレス声明にしたがるに決まってる。 アメリカは、日本に歩調を合わせるだろうけどね。 だって、あれが人工衛星なら失敗だけど、ミサイルなら成功やもん。 まぁ、こんな善悪の判断が一致しない連中に、何を期待しようが無駄でしょ。 自治会にご近所トラブルを報告したところで、何の解決にもならんわ。 さて、自民党の諸君。 アメリカが日本を守る気などないってことが、やっと分かった？ 日米安保より、自国の経済不況が優先。 本土やハワイにミサイルが到達しない限り、ただ見てるだけ。 野党の諸君。 近所にこんなキチガイがいるのに、まだ自衛隊は不要だと言うか？ 独立国なんだから、自国に危険を及ぼされるとなれば、 他国に何を言われようが強硬な態度を取るべきだってこと、今日で勉強できたよね？ 日本は、とことんまでナメられてんだよ（怒） 私が総理だったら、後にどれだけ非難されようが弾劾されようが、 「我が国を跨ぐルートで発射するなら、宣戦布告とみなす」 って言うけどね。 他人事と思ってる国連もアメリカも近隣諸国も、めちゃくちゃ慌てさせてやる (-_-ﾒ) お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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あまね@
