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テーマ:ニュース(100236)
カテゴリ:真面目に社会・時事ネタ
民事だろうが刑事だろうが、どうにも納得のいかん判決が多い中、まともな裁判官が、それも最高裁にいてくれて良かったと安堵したわ。 問題の裁判は、これ。 熊本県天草市の市立小学校で平成14年、臨時教員の男性が当時2年生だった男児の胸元をつかんで叱責した行為が、学校教育法の禁じる体罰に当たるかどうかが争われた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(近藤崇晴裁判長)は28日、「教員の行為は体罰に当たらない」と判断、体罰と認め損害賠償を命じた一、二審判決を破棄、原告側の請求を棄却した。これで、男児側の逆転敗訴が確定した。(産経新聞より) この裁判が起こった経緯とは。 平成14年11月、休み時間に女子児童を蹴っていた男児らを教員が注意した。教員が職員室に戻ろうとしたところ、男児が教員のお尻を蹴ったため、教員は男児の胸元をつかんで壁に押し付け、「もう、すんなよ」と怒った。 すると、男児は食欲が落ちるなどして不登校にもなり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したという。 これを受けて、保護者は市を告訴。 一審の熊本地裁は、男児がPTSDになったこととの因果関係を認めて、市に65万円の賠償を命令。 二審の福岡高裁は、PTSDは認めず、賠償額を約21万円に減額していた。 はい、みなさん。 「この裁判が起こった経緯」を読んで、青、橙、紫に色分けした中の、何が一番悪いと思います? 最後の、男児の胸元をつかんで壁に押し付けって部分だと言うあなたは、立派なモンスターペアレント。 常識で考えれば、女子にケリを入れていた男児に非があるのは明らか。そして、それを教員が注意するのは当たり前だ。ところが、反省するどころか教員にまでケリを入れるという悪たれぶり。こんな不躾な態度に教員がカチンとくるのも無理はない。 で、強く怒られたらPTSDとな? 胸倉を掴まれたぐらいでショックを受けるということは、この男児は今まで何をしようが、まともに叱られた経験がないということだ。 教員に叱責されて、落ち込んでしまった息子が可哀想だから訴えた? 一番の被害者は息子だと? ちょっと待ちぃな、親御さん。 教員の行為を体罰(暴力)だと言うなら、あんたの息子が女子児童にやっていたことは暴力じゃないのかね? 女子がどんなに痛かったか、どんなに不快だったか、それは無視か? 訴訟など論外、ケリを入れた女子と先生に対して謝罪するのが筋ってもんだ。私が親だったら、息子をぶん殴るけどね 因みに、この恥晒しな保護者、民事ということもあって流石に氏名は公表されていない。 まぁ、ご近所や校区ではすっかり有名で、白い目で見られてるだろうけどね。恥晒しついでに顔も晒して、公衆の面前で非常識な持論をぶちまけてくれたら見ものやったのにさ~。流石に敗訴はみっともないし、世間の風当たりがキツイってんで出てこれんか? けど、こういう保護者、ごまんといるんだろうなぁ。 それにしても、最高裁の近藤裁判長、ブラボー!! モンスターペアレントに、世の中の道理ってものを突きつけてくれた。 それに比べて地裁と高裁は・・・アホやな・・・(-_-;) で、余談なんだけどね。 実は私、大学で教職課程の勉強もしてたんだけど、教員資格を取るのをやめた。理由は、こういう非常識な親と子供が激増したから。 自信がないんよね・・・・・・アホに対してキレずにいられる自信が^^; 教員にならんで良かったよ、ほんまに。もしなってたら、暴言暴力教師として訴訟起こされまくりですわ。 「あの時、やっておけば良かった」と思うことは多々あれど、教員資格を取らなかったことに関しては、一片の悔いもございません^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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