|
テーマ:スポーツあれこれ(11398)
カテゴリ:興奮しすぎのスポーツネタ
何年も前から、JUDOの荒廃ぶりを嘆いていた私。 外国人選手のかける技といえば、「諸手刈り」「朽木倒し」等のタックル系。 誰だって、両足を取られればコケて背中をつくに決まっているわけで、「そんなにタックルが好きなら、レスリングに転向しろ!」と、怒り心頭だった。(※後半部分) すると、同じ声が意外や意外、欧州系の国際柔道連盟(IJF)理事達の間から起こっていたようで、足を取る行為に厳しい措置を求める案が出たという。 欧州の理事、まともやん!? ヽ(*'0'*)ツ で、これまで「河津掛」「蟹挟」等の危険とされる技が国際ルール上禁じ手とされてきたが、そこに朽木倒しや諸手刈りは勿論、すくい投げや肩車もその対象として検討されるというのだ。 それが実現すると、これを犯した選手は反則負けとなる。 IJFは今年1月から、立った姿勢でズボンを握る行為に「指導」の反則を与える改正ルールを施行しているが、国際審判員の間で徹底されておらず、相変わらずタックル攻撃が横行しているとのこと。 未熟な審判が多いのは、いつも大きな問題だ。 さて、これとはまた別に、柔道着の問題というものがある。 まともに組むのを嫌う外国人選手が、掴みにくい柔道着(襟を分厚くしたり硬い布を使ったり、袖口を小さくしたり)を着用、すぐに相手の組み手を切れるように小細工しているのだ。 これに対しIJFは、柔道着の規格を2011年を目処に統一することで合意したという。 またまた、ええやん!? 持ちやすい襟や解けにくい帯など、技のかけやすさを重視した見本の柔道着を全日本柔道連盟が披露して、IJF理事会の了承を得た。 今後はこれを規格の基にして、布の密度、硬さ、厚さなどの統一値を各国のメーカーに通達、公認柔道着にはIJFのマークがつく。 これで、武道の精神を持ち合わせていない輩の小賢しいマネは、もう通用しなくなる。 ざまあみろ ( ̄ー ̄) ニヤリ 同時に審判員を1試合1人に減らす案も出たそうだが、これは結論が出なかったようだ。 先ずは未熟な審判を排除(国際審判員資格取得の厳格化を含む)してからにしないと、更なる誤審や混乱が頻発するのは明白で、現段階では到底無理だろう。 ただ、柔道は最悪の状態からやっと変わりつつある。 既に、一本技の奨励、尻餅をついただけでも取られていた「効果」の廃止、罰則強化(組み合わなかったり掛け逃げなど、消極的行為の禁止)などが施行済み。 柔道本来の美しい姿が戻ってくるというのは嬉しいことだ^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[興奮しすぎのスポーツネタ] カテゴリの最新記事
|
|