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テーマ:ニュース(100194)
カテゴリ:真面目に社会・時事ネタ
世界の新聞のトップも飾っているらしい。 13日、福島第一原発の避難地域から逃れてきた子供の放射能を測定する係官(ロイター) これはサイズが小さくて分かりにくいけど、子供が眉間に皺を寄せてるんだよね。 何をやってるのか、やられてるのか、小さいなりに相当不安なんだと思う。 世界の新聞が掲載するのも分かる。 私も子供の表情に目を奪われて、未だにこの朝刊が片付けられずにいる。 福島県にあるのに、何で東北電力じゃなくて東京電力なんだろう? 何で震源ではない関東地方で、計画停電があるんだろう? そう思ってたけど、あの原発は関東地方に電気を送るためにあるんだってね。 そりゃあ、いつも通り煌々とした生活をしてたら、電力が持たないわ。 計画停電が発表された時、夜の東京でインタビューをしていた。 「被災地のことを考えたら、それぐらい我慢しないと」 と答える、40代の常識あるサラリーマン。 「水槽のポンプも止まりますよね? 魚が・・・」 と答える、馬鹿な若いサラリーマン。 確かに、先ずは自分の生活を考えるよ。 冷蔵庫に入ってるものをどうしよう、とか。 明日はどうやって通勤(通学)しよう、とか。 携帯の充電を忘れずにやっておかなきゃ、とか。 そんな中の一つに、熱帯魚の水槽のポンプがあるんでしょう。 別にいいのよ。 大事に飼ってる魚なんだろうし。 けど、真っ先に思っても、それを電波に乗せちゃダメでしょ。 被災地の悲惨な様子を一度でも観たら、 そんな能天気なこと、被災者に憚って言わんよ、普通。 どういう神経してんの。 それにしても東京電力、何をやってんだ? 地震の大きさも津波も、そりゃ想定外だったでしょうよ。 でも、何で官邸への連絡があんなに遅いの? 最初の爆発は、官邸よりもテレビ視聴者の方が先に知ったんじゃない? (速やかに報告されても、官邸がちゃんと動けてたかどうかは分からんが) バレずに上手く片付けようとでも思ってたんだろうか。 原発に関しては、「実はヤバかったんです」が往々にしてあるから。 次から次へと、ドミノ倒しみたいに起こる爆発。 2号機の爆発は人為的ミスだという。 他を見に行って戻ってきたら、2号機の冷却用燃料が無くなっていたらしい。 作業員に対して一瞬怒りを覚えたけど、 現場では限られた人数で、被爆覚悟の決死の作業に当たってるわけで・・・。 でも、一体いつになったら終わるのか。 それとも最悪の事態を招いて、スリーマイル、チェルノブイリに次ぐ悪名を残すのか。 テレビを観るのが怖くなってきた。 関西も、京都府の隣りにある福井原発から送電してもらっている。 日本海側だから、万が一の時は放射能が風に乗って内陸部に撒き散らされる。 今回の福島よりも大パニックになることは必至。 だから、関西人にとってこの原発事故は、遠い東北の出来事ではないのだ。 あんな小さい子供までをも被爆の危険に晒した、東京電力の罪は重い。 放射能に晒されてしまった思い出の地に、被災者は帰ることができるんだろうか。 あの子供のお母さんは、あの土地でもう一度子育てをするんだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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