多頭飼いの方は気をつけましょう!
フレンチぶるの多頭飼いも、ある意味3~4匹以上になると気を付けないとならない事があります。 それは、同性同士の喧嘩です。特にフレンチの場合、頭に血が上りやすく、興奮したら暴走気味ですから(爆)我が家のぶひ達が喧嘩になる場合、決まって何らかの切欠があります。1.お客さんが来て嬉しくて興奮し、お福がちょっかい出して喧嘩勃発! 福の標的は凹ちゃんです。2.お福or夢が抱かれている時に、近くに来るぶひ達を牽制。3.お客さんが来た時のテーブル上の食べ物を期待し、集まってくる時は要注意! 誰かに食べ物を与えたら、皆期待感が増幅してしまい、ちょっとした切欠で大喧嘩に 発展してしまいます。 その切欠は何時も、お福ちゃん。 その標的は何時も、凹ちゃん。 なので、お福と凹はこういう場合距離を置くようにしています。 っていうか・・・食べものが沢山テーブルにある時は、特にお福はゲージが基本っす。4.裏RUNで遊んでる時に、人が犬達を見てちょっかい出すとき。 興奮して、お福が回りのぶひ達にちょっかいだして喧嘩勃発!! その場合、標的は 凹です。とまぁ~こんなです。普段は大人しくて吼えないいい子ちゃんです。(特殊な条件で無い限り、無駄吼えは無いですね^^)しかも、普段は お福と凹ちゃんは相当仲がいい。でも、一度喧嘩が勃発すると、お福は凹ちゃんを狙う。 凹を助けようとココアがお福に突進する。それを見て、夢が加勢する(お福の味方でもなく、凹の味方でもないようだ・・)或いは、ココアとお福が喧嘩すると、凹が飛んできてお福を攻撃。 夢が加勢してお福を攻撃するパターンです。ここで分類すると、実の親子は本気で喧嘩することは・・まず無い。NO1にはNO,3以下は喧嘩を売らない。NO2は微妙な位置関係上、皆に喧嘩をうる用意がある(笑)そして ココア=凹(+夢)、 お福(+夢)夢は形勢有利なほうに付くのかもしれない・・・・。どんな喧嘩でも、必ず 福と凹は絡んでるのである。(この2匹の確執は、お福が出産し子犬の世話をしてる時、お福がおトイレの間に凹が幼犬を舐めて世話した所を、お福に見付かり喧嘩になって以来・・ず~と続いてる)。面白いのは、性格の温厚な凹、人には絶対服従のお福に特に多い。ただこのぶひ達の中でも、一切この喧騒には関わらない奴が居る。それは・・杏と虎だ。 知らん顔してるもん。一応~これが我が家の構図です。本題はこれからです。・・・・・・・・・・・・・・・お客さんが遊びに来てくれた時の話。テーブルにはお菓子と飲み物。ママの膝の上にお福。ソファーでパパの横に凹。この2匹のメンチが克ち合い,イキナリ喧嘩が勃発。(食べ物への期待感から、競争欲が出たんだろうと思いますが・・)勃発と同時に、反対側にいたココアが、凹の加勢に乱闘に乱入!お福は凹の耳を齧り離さない、凹はお福の足首に齧りつきます。急いでこの3匹を引き離す為、ココアを蹴散らし、福と凹を持ち上げます。お福がなかなか離さず、口をこじ開け凹の耳を開放したとき、凹は既に失神寸前で仰向けに倒れこみました。慌てて凹を抱き上げ、背中ポンポン叩くと・・・意識回復!まあ!多頭の場合、喧嘩は頻繁ではないけれど、珍しい事でもない。でも、あんなに仲良くしてても、イザ喧嘩ともなれば関係なくやり合う神経には恐れ入る。喧嘩の代償は必ず高くつくのです。案の定・・凹は耳に噛み傷が数箇所あり出血。(幸いすぐ止血できたのでOKっす)福は、前足の爪の付け根辺りに噛み傷で出血。(結構傷は深そうでしたが、痛がらないのでOKっす。)1週間後・・お福突然歩けなくなりました。階段もNG!しかも痛がる!よく見ると凹に噛まれたところが腫れてパンパンっす。即、病院に連れてゆき、注射2本と抗生剤(化膿防止)!!その後は、嘘のように元気になった。この前の日曜(6日)パパは町内での山の雑草除去の先導として朝から山登り。その間の出来事!!外のRUNで6匹(ココアは室内)を遊ばせていたとき、ぶひ達の喧騒でいやな予感がしたそうです。裏口を明けて喧騒の状態を見ると・・・お福と夢が 凹に噛み付いていたらしい。ママが3匹を引き離すと、凹ちゃん失神して仰向け状態だったようです。舌が喉奥にあり、紫色に変色し、息が止まった状態だったとか・・・。慌てて、舌を引き出し気道確保し胸を叩く(人口呼吸だべな!)事数回、凹が”ぷは~~”と大きい息をし、息を吹き返した。きっと、気が付かなければ 死んでたよね。凹は、興奮しても大概は大丈夫なんだけど、事喧嘩になると、興奮が最高潮に達して失神状態になる。その原因は、過呼吸ということもあるのだが、如何せん凹は鼻から息をするのが上手ではない。兎に角も鼻からの気管(気道)が狭いらしい。当然のことながら、鼻から息が出来なければ口で息を吸う事になる。ここで思い返してほしいのですが・・・犬は、平常時は口では息をしない。口で息をするときは、体温が熱い時などに限られます。凹は、喧嘩のとき、鼻から吸う空気じゃ足りなくて、多分口から息を吸ってるんだろう。凹が相手を噛む時は、口から息が出来なくて、長丁場になると酸欠状態になり失神するのだ。噛んだ場所はしっかり最後まで離さないもん。多頭での喧嘩は、必ず大事になります。(矢張り4頭以上になれば・・・ですが・・・)気をつけてくださいね。さてこの原因はというと、裏の住民が、柵の脇を用も無いのにウロウロしてたらしい^^。我が家のぶひ達はなぜか?裏の住民にたいしては、好意的ではないようだ。皆で吼えて柵内を右往左往してるうち、お福が凹に喧嘩を売った模様。まったく余計な事をしてくれたもんです。わんちゃんは、どんなに大人しい犬でも、なんかの切欠で思いがけない行動をするものです。 それを念頭に入れて犬と付き合って行きましょうね^^!