1044431 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

*ニソロを見上げ、モシリに立つ*

*ニソロを見上げ、モシリに立つ*

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

カントコトロ

カントコトロ

Recent Posts

Category

Freepage List

Comments

■■■■@ ■■■■                    …
■■■■@ ■■■■                    …
■■■■@ ■■■■                    …
■■■■@ ■■■■                    …
■■■■@ ■■■■                    …
■■■■@ ■■■■                    …

Archives

2024/11
2024/10
2024/09
2024/08
2024/07

Calendar

Favorite Blog

もうしばらくお休み… G. babaさん

カントリーライフを… ばんちぃままさん
十勝☆満福日記 hide*macoさん
ゆるり☆とかちらいふ ぐっち7053さん
十勝、とかち、トカ… tokatchさん
あおっちの好きなこ… waterbluefieldさん
Black&White Jun♪Junさん
ただ今、サンポ中で… まろんち_さん
北海道フードマイス… 雪んちゅ。さん
2007/10/26
XML
カテゴリ:

91’の作品。安部公房の最後の長編作となる今作品を読み終えた。


kangaroo1.jpg私の最も好きな作家の一人でもある阿部公房。

ある日突然、「かいわれ大根」が脛に生えてきた男の話。慄き病院へ赴いた彼は生命維持装置付きのベッドと共に、療治の旅?へ。
突拍子も無い。荒唐無稽の極み(笑。ファンタスチックな社会かと思いきや、隙間から湧き出たように現実社会が現れる。あぁ最高。面白い。
いやに生死の関わりや、ユーモアな地獄かのような描写が多いな。と感じたが。当時、阿部氏は実際死と対峙していたのである。その体験が反映されているようだ。ラストはやはり阿部氏らしかった。

出来れば全作品映画化して欲しいくらいだ。あぁ、勅使河原宏とのコンビ作の新作はもう観れないのだ…。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/10/26 11:45:41 AM
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X