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テーマ:★ラーメン(14725)
カテゴリ:帯広(十勝)のラーメン
あの「麺茶寮みやざき」さんが閉店してから数年。 私のラーメン道に軌跡を残し、 初めて食した時の衝撃は変わらず轍となり 現在も味覚の記憶に刻まれている。 厳しく張り詰めた空気を放ちながらも見つめる目が優しかった親父さん。閉店された時期は、私は旭川かもう内地に行っていた時期だったか。何故閉店してしまったのか判らず仕舞いであった。 そんな中、いつ頃か風邪の便りで、みやざきご夫婦が川湯温泉にて静養されている、と知る。またある時期では川湯で飲食店を始めた、などと俄か情報が耳に入ってきたり。 暫くして帯広に戻ってきた私は、どうしてもあの味をもう一度味わいたく川湯まで行こうとまで考え始める。「あぁ川湯に行けば……」しかし私の体調が悪化したり少々精神的にも陰が遮に落ちたりと中々叶う事なく時が過ぎていった。 時折ネットで検索したり、遠巻きながら軌跡を追う日々が続いていた。そうして調べれば調べる程、当時のみやざき親父さんのラーメンに対する熱の帯び方は半端なく「ラーメン」という一品に懸ける気迫が否応なく伝わってきたものだ。 時が経ち、ある日新聞を開き何気なく記事を斜め読みしていると…… ある新店記事が目に飛び込んだ。 「マジで?!!おいおいおいぉぃマジかよ!」 そうです、あのみやざきご夫婦が帯広に戻り飲食店をオープンするというのです! しかもラーメンの提供もあるときた。 そしてオープンして2週間程経過し、ようやく念願の来訪を果たす。 新聞記事で記載の住所を頼りに向かう。 しかしいつもの如く迷って迷って、仲道を通ってみると…発見!! 見た目飲食店とは想像難たい。 看板はメニューPOPが外に掲げてあってお店なんだと気づく。 ここが「食事と炭焼き居酒屋 山翠庵」です。 ドアを開ける。 っと、お?靴を脱ぐのでネ。 玄関からは直ぐには店内がどうなっているのか判りません。 「こんにちわ~」 と、奥から「どうぞー、いらっしゃいませ~」と女性の声が。 入ってみると 茶系で纏まった、和の装い。素敵。 決して広くはないけど、落ち着くのだな。 私「お帰りなさい^^お元気そうで何よりでした」 親父さん「お陰様で、ここは変わってないけどねww」 と、自身のポっこりお腹を撫でながら笑った。 ホントお元気そうでした。 あらっママさんも変わらずお元気そうです♪ 親父さんの昔のあのギラギラしたオーラは薄れ 何か気持の良い肩の荷がおりた感が表情にも^^ その後も「みやざき」時代、川湯でのお話と 久々非常に有意義な時間を過ごさせて頂きました♪ お、っと!そうそう もうひとつの目的、ラーメンを食しに来たのでしたww 私の注文は和風鶏だしラーメンの醤油。 では一口。 おおおおおお!そうきたか?! 見た目から美しい。 昔のこってり白湯が好きでしたが、 全くベクトルの異なるラーメンに仕上げたんすねー。 なんか気持ちの変化にリンクしたかのような仕上がりです^^ ん??ちょいとニンニクの風味を覚知。 スープには通常スープに使用しないであろう食材を使用しているらしいっす。 麺はプリプリ藤原。以前は福士でしたね。 そんな風な話をしていたら、なんと福士製麺さんが廃業していたのです…! というと?!「みすゞ」さんは今はどこの麺を?!気になる。 角煮は絶品。 しかも和だしの軽めスープに合った味の含みを施しています。 こりゃ、私の中の好みトッピングでは海皇を超えたかもww やっぱり変わらず脱帽っすm(__)m! 麺を啜りながら思わず声に出して笑っちゃいましたもん「アハッハッハハハハ!!」 なんと凄いお人だよ、親父さん。 それに、こうして改めてご夫婦のやり取りを見ていると、 この親父さんを陰になり日になり支えてきたママさんがいたからこそ、今なんだなとしみじみ感じました。 はい、その後も山翠庵、夜の居酒屋バージョンにも 度々お邪魔させて頂いておりますww 旨いのです。焼酎も(笑)! 因みに味わいあるメニューの書は全て親父さんのお書きになったもの。 *食事と炭焼き居酒屋 山翠庵* HP 住所 帯広市西6南22丁目1 時間 11:30~21:30(ご入店で23時まで延長可能)←ココ重要ww 定休 水曜日 帯広にお戻りになり、その場所で始めた経緯が十勝毎日新聞Web記事に →コチラ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/10/07 10:09:13 PM
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