*ニソロを見上げ、モシリに立つ*
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カントコトロ
カントコトロが綴ります。辛口な飲食店食べある記、独断偏見の音楽・映画・書籍・TVなど。
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さーて今回は時系列を無視しての記事アップです(^o^)丿 (しっかしリアル時期に修正出来るのは何時になるやら…) 急性肺炎といわれ自宅で静養していた訳ですが、 大分良くなり本日出勤前に景気づけの為、来訪したのは。 本日ニューオープンの「めん屋双喜(ふたつき)」さんです。 こちらのお店はおさるのかぐや彩優木の スピカさんからの情報を頂き、早速来訪した訳です^^ んーまだ誰も入っていないようですヨ。 という事は私が口火切りッスか♪?? では暖簾を潜りましょ。 「いらっしゃいませー」 ご夫婦でしょうか、お若い(30代?20代??)お二人がおりました。 カウンターがありテーブル席も数脚。 いや結構広く見えます。 私はカウンターに座ります。 未だお客様は入ってきませんねー。 私「なんも宣伝してなかったですね~」 店主さん「いや~広告が間に合わなくて今日出る予定なんです」 さてでは何を注文しましょうかね? お、メニュートップはしょうゆですね。 ではしょうゆラーメンでイキましょ^^ 注文を受けてから店主さんが動き出します。 と突然!一気に節の香りが強烈に香り出す。 私「おー!節凄いっすね♪」 店主さん「はい^^」 しかしです、コノ『節』がのち私の脳天を打ち砕く事になる。 でも久し振りにこれほどの節が香るのを嗅きましたね。 関東に居た頃はつけ麺やダブルスープの全盛期で この香りを放つラーメン屋は結構渡り歩いたものです。 この帯広でこれほどの節香が利いたラーメン屋は先ず皆無。 なんかワクワクしてきましたよ(^o^)丿 「お待たせ致しましたー」お綺麗な奥様?が持ってくる。 全然待ってないです、っちゅーか結構提供タイム早いッスよ。 はいこれがしょうゆラーメン750円に チャーシュー4枚(明記)200円です。 うーんこの価格帯は厳しいなー(泣) こうなると「旨いけどこの価格…??」てな話になるやも。 ま、とりあえず一口。ズズっ。 んんんん?!!! 私、開口一番「思い切りましたネー!」 店主さん「はい^^帯広にない味を、と思いまして」 (ていうか私事ですが舌の感覚が戻ってる♪高熱で麻痺してたからww) スープは濃い茶褐色で結構醤油ダレがトンがるかな? とも思ったんですが円い。円いのです。 油のおかげもあるかな? そして節が鼻にゴーンって抜けるの。 アハハ、良い良い。帯広でコレかー!いいね。 スープの表面には少々厚めの油が載る。 でもこれがよく判らないんですよ。 香味油みたいなんだけど判明出来ない。 麺をあげるとコレが纏わりついてくる。 でもそれが重たくならないんですわ。 麺も特徴的。 この細さは最初保刈さんかな?とも思ったんですけど 縮れが少なめで湯上げも若干固めに施している。 このプッツリ感は私好きです^^ 私「この麺保刈さんですか?」 店主さん「いえ、北広島から取り寄せているンデスヨ」「中太と中細の中間位ですね」 藤原や小林、まー西山が最近の主流ではありますが 帯広では保刈や西田さんかな? しかしこの喉越し感は最近のラーメンにはないかも、だ。 そしてチャーシューはバラ。 これが特徴的なスープの香りに負けていなし。 タレの含みの輪郭もしっかりとあって 適度な噛み応えにジューシーさも十分。 メンマの戻しも丁度よいと思う。 ネギは細斜め切りで何処をすくっても ネギの香味ばかりのようにならないのは好き。 しっかし節の香りがクるねー。 クセがあるかも知れんけど邪魔に感じないから良い。 私「この油、重たく感じないですよ?なんだろ??」 店主「これ実は節が入った油なんです^^(香りを移した香味油の意)結構苦労しまして、どうしたら節の香りが持続するかな、と。で考えたのがソレです」 私「おー!!そりゃ考えましたねー。よく思いつくのは魚粉とかなんだけど」 店主「それだと最初だけなんですよね、香りがクるのが」 脳天を打ち抜かれましたねー。 醤油の円やかさはたまり醤油を使用しているからか。 スープはノーマルな出汁使用だな、と聞いてみたら 「どノーマルですね^^でも○○や△□も使ってます」 店主さんは帯広で一時期某ラーメン屋で勤めてうた経験もあるらしいが、その後はラーメンに携わってはいなかったらしい。という事は少々経験はある(まー全然ベクトルが違うからそこのラーメン屋は)ものもほぼ独学と云っていいほどだ。お話やこのラーメンを味わって、私はこの店主のポテンシャルの高さを感じた。 さて今回は私一人でしたので判りませんでしたが、これが混み始めた時の接客や回転能率がどうかなど気になるところです。更に問題は価格帯か。初期設定が底上げ状態でどこまで受け入れられるか。 現在はラーメン3種に辛みそ、黒みそとメニューにある。現在はサイドメニューは存在しない。しかし今後は様子を見て出すかもしれないとの事。私は「チャーシュー丼を是非!」とお願いしました(笑)それにチャーシューはデフォできっと2枚は嬉しい。更に200円であのボリュームなら私は満足^^ さて私の中では「トチロヲ」「じだい屋」そしてこの「双喜」が帯広の3大"新"旋風になるのではないかと直感した。こちらの3店に共通して云える事は自分の作り出すラーメンが明確になっているという事。そして(吸収しながらも)時代に流されない頭の柔らかさと謙虚さ、独創性。更に若さか。 帯広のラーメン界も更に面白くなってきた。 追伸:店名の由来はお聞きしなかったが、ひょっとしてご夫婦?お二人を見て想像するに二人(双)共に喜びながら(喜)歩む事。なのかもしれない。 そして出勤。働き始めて数時間。今回の仕事は歩き放しだったのだが。これが体力が戻っていない事、熱が上がり咳が止まらなくなり、仕事を断念…。課長よりまた二日間強制終了の命が出る。ああああー…。 *めん屋 双喜(ふたつき)* 住所 自由ヶ丘2丁目11-19 時間 11時~15時/17時~21時 定休 不明 駐車 店舗前に3~4台かな?
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