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*ニソロを見上げ、モシリに立つ*

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カントコトロ

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2008/11/08
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今記事は時系列無視!の緊急アーーップっすww


先日ローカルフリーペーパーで
小さく広告が載っていたのを確認して、来訪致しました。

それも広告を確認する前に偶然あそこを通り
「あれ…?ここラーメン屋でしたっけ??」と
いかがわしさも感じつつ素通しした矢先でした(親父さんすんません)

おーこんな偶然はひょっとして『行きなさい』と
神サンか仏さんからのお告げ?!ってな訳で来訪したのです、はい。

2008_1105_143039-DSCN0575.JPG

らぁめんとん平さんです。
ひっそりとH20年8月11日にオープンしたらしい。
こちらのお店、元はとんかつ屋さんでしたよね?
しかしお次はラーメン屋で屋号は一緒。どゆこと??

2008_1105_143049-DSCN0576.JPG

しかし"とん"平というからには豚骨のお店か?!
ま、とにかく入ってみれば判ること。暖簾を潜ります。

親父さんと奥様の二人三脚で切り盛りのようです。

親父さん奥様「いらっしゃいませ^^」

入ると左手に座敷があり右手にテーブル席が。
手広な空間で余裕を持たせた配置。
そして奥に小さな厨房、の前にカウンターが数席分。
うーんカウンター野郎の私にも若干の躊躇を有した(汗)

で私は安全牌のテーブル席に腰掛ける。
柔らかな笑顔で愛らしい奥さまが接客担当。


「いらっしゃいませ^^」
「あ、もうちょっと待ってもらえますか^^?」


うーん何にしようかな…。
塩もメニューに拘りがあるようですが
トップメニューになっているようである醤油も捨てがたい。


因みに外の入り口横にこんな素敵なメニュー看板が。
2008_1105_143055-DSCN0577.JPG

これは中のPOPメニュー表も同様の絵メニューです(笑)
札幌の「てつや」でもされておりますねー。
私、こういう味わいのある絵メニューが大好きですッス♪


よし!決めた。注文。
奥の厨房で真剣な面持ちで仕事される親父さん。
新店を出すには決して若くはない年齢でしょう。

お!湯切りがチャッチャッとリズムがある。
おおおお、バーナー点火!?ボー、炙ってるww
ひょっとして?チャーシューで、かー^^?


でキマした。肉盛めん(チャーシューメン)で醤油(^o^)丿
2008_1105_140946-DSCN0572.JPG

うん、いいですねー^^スッキリ豚骨なのかな?

帯広ではベクトルを豚骨に大きく傾けて鶏ガラ、野菜と
白濁させずに引き出したスープが昔から慣れ親しんだ
『帯広ラーメン』であると私なりに勝手に解釈しております。


では一口。

んんんん?ちょい物足りなさが最初に。
後から海産ダシが舌にジンワリ乗っかる感じ。
節が強く出ている訳でもないんですが
でも時間を掛けて「お待たせー♪」って現れる。
温くないし丁度良い熱さですね。
醤油のアタリも円やかなスープに溶け込む。
どんどんダシ味を乗っけたり、香味や油でプラスしている訳ではなく
素材の旨味で勝負しているラーメンだと感じる。
しかしその味を探っていこうとすると迷宮入り。
なんだ?なんだ??とスープを救う手が止まらない。
きっと皆さんも食してみたら私の「なんだ?」の意味が判るかも。


うんはい、判った!こりゃー無化調ですな(^o^)丿
感違いしないで頂きたいのが、ようは「白粉無使用」だと。
こりゅーとんでもないダークホースが現れたもんだよ。

2008_1105_140954-DSCN0573.JPG

チャーシューは思った通り炙りです^^
小振りですが厚みのしっかりあるチャーシューが
なんと2種類!バラ4枚にもも2枚となる。
じっくり味含みの強めのバラは噛み応えもありボリュームも。
ももはあっさりした味含みでこの違いを愉しめるのもオツ。
しかも炙りだから香ばしさも当然プラスされる。

麺はうんこのプリプリ感は保刈製麺っすか?
ん、でもそんな黄麺してないし。不思議だ、なんだ?
啜っていくうちにプリプリが増し柔らかな食感に。
スープ吸うのが若干早くね?でも低加水じゃないよなー。
これは後々親父さんから聞かされ驚いてしまった。

2008_1105_141006-DSCN0574.JPG

そして何故か小鉢が付く。これデフォで付くの?!
ニンジンのナムルみたいなお味と漬物。うんいい箸休め。


そしてお会計。

「ここ元々とんかつ屋さんでしたよね…?」
「はい^^ここでやっていたとん平さんは音更でかつげんとして移転されたんですよ」
「でも同じ名前ッスよw」
「経費あまり掛けたくなかったから名前はそのままにしました(笑)」
「最初豚骨のお店かと思いましたよ(汗)こりゃ勘違いされるかも、ですねー」
「うーんそうかも」


で麺の話。
「これ保刈さんですか?」
「いえ、これ実は藤原なんです」
「…?!!え?低加水ですか、あれ!」
「うーん確かに低加水なんですけどちょっと(加水率が)通常より高めです」
「藤原でそんな特注あるんすねー」
「これ特注じゃなくて藤原でちゃんとある麺ですね^^」
「へー!」
「実は私、元は藤原製麺で働いていたんですよ」



そうなんです、麺話でここまで突っ込んだ話の訳はそういう事だったんですねー。しかし低加水だと帯広に馴染みないとして若干加水率のある麺にしたんだそうです。親父さんは云う「でもあのスープをどんどん吸ってく旨くなっていく麺が好きだから」麺のあの味わいの正体はこういう訳だったんですね。


「これ無化調ですよね?」
「よく判りましたね!あ、でも正直小さじ一杯入ってます(汗)」
「え?!素材の旨味バシバシでしたよ!でも入ってるからって困る訳じゃないですけどww」
「でも目指すトコはそこなんですよね^^…いずれ」


親父さん、麺の知識はあれどラーメンを作ったことはなく
独学でここまで作りあげたらしいです。

親父さん「でもまだまだ趣味の範囲です、納得出来る一杯をもっと」



――――――――――――――――――――――



そして次の日。
どうしてもあのスープで塩を食したく再訪(笑)


「いらっしゃいませ^^ありがとうございます♪」
「塩食いに来ました!」



塩らぁめん650円。
2008_1106_115041-DSCN0587.JPG


もうウハウハ(^o^)丿
チャーシューがデフォでなんとバラ2枚もも一枚が載る。
そして麩やほうれん草、ナルト!など完璧な布陣ではないか。


塩は知床深層水塩、根昆布、ホタテエキスなど。
やはり海産ダシが拘りとなる。

では一口。
ウホっ!あっさりし過ぎてない。
拘り素材で八ちゃ喜さんのモルゴン塩を使用した
あの塩を想像していたから塩のアタリが強いのかと
勘ぐっていたんですが、全然!
よくあっさり塩で有名なラーメン屋さんってあるんですが
そんなお店でもやっぱり塩が突出して尖がる(汗)
そして最後の方になると塩っぱさばかりが付いてまわる。


でもここのは
円いの、ホント円いのです。 


醤油のような最初に感じた物足りなさも塩では無いです。
グングンお口の中でパラダイスですわww
この正体、なんとスープにではなく塩ダレにあるのでした!
あー今思い出しただけで明日も食いに行きたくなってるわ(笑)


2008_1106_115055-DSCN0588.JPG


おおお!そうすりゃこうなる訳ですかー。
この塩ダレの正体はここでは秘密にしときます。
そしてこの塩こそ「白粉混入なし」ですわ。
決してボンヤリした味で何処吹く風…じゃないのが良い。
でも敢えて謳ってないところが潔いじゃないですか^^


しかしどうもネギの香味が邪魔くさくなってきた(汗)
このようなスープだからこそ、か?
親父さんに聞いたら
「後乗せじゃなく、スープ入れる前に先に入れてるからネギ臭さは大分飛んでるんだけどね(汗)」とそこにも拘っているのですけど。

私の好みかもしれませんがネギ抜きか、
もしくは麺とスープだけの塩の素ラーメンで味わいたい位。


今回も小鉢が付く。聞いたらデフォらしい。嬉しい^^
2008_1106_115122-DSCN0590.JPG


更に今回は豚丼(小)300円。
2008_1106_115103-DSCN0589.JPG

肩ロース、あっさりタレです。
私はもう少しコクがある方が好きですww



「塩ダレは毎日味見しても少しずつ変化していくから気を許す事が出来ない。微調整して何とか同じ味のラーメンにしていくのがこのタレの難しいところですね^^高い塩を使えばただ旨くなるもんじゃないですね、お吸い物など参考にしています」


独学だからこそ、負けじと味と格闘する。
経営に、接客に、混雑した時の対応など
不慣れでまだ未知なところでは謙虚に対応する。


「まだまだ勉強してますよ、だからあまり混んでしまってはお客さんにはご迷惑かけると思います。申し訳ないです(汗)」


私、思います。
このような真っ当なお店こそ私達お客さんが
大事にして行かなければならないのだ、と。

最近のラーメン屋の新店の中では飛びぬけてると思います。
しかも650円という最近の新店では有り得ない程の安価!


親父さんの気持ちが現れたこれ。
2008_1105_143101-DSCN0578.JPG

お客さんとのガチ勝負とは意味が違う。
きっと親父さん自身への勝負、常にこの気持ちなのだという表明だ。



らあめん とん平
住所 西2条2-2-2
時間 11時~15時/17時~20時(土日祝は通し)
定休 不定休









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Last updated  2008/11/09 01:03:13 AM
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