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カテゴリ:不思議の久米島
夕方、ホタル祭りの最後の後片付けがありました。あいにく雨で、小雨の中「通り」のちょうちんの取り外し作業が行われたわけですの。これでやっと「ホタル祭り」の全日程が終わりました。
雨の合間をぬって、川沿いのデイゴの小道を歩きましたら、サンニン(月桃)の葉の上で蝶が休んでいました。幸いに雨のあたらない塀影で、珍しく大きく羽を広げ、飛び疲れたのか寝入っているのか?物音にびくともせず、休止している様子です。 ルリタテハという名前だったと思いますが、この季節「蝶の舞い飛ぶ小島」を思い出してしまいます。 友人のカヌーで小さな小島に渡りましたの。岸辺にカヌーをつけ、島に踏み込んだ時、あまりの蝶の多さにびっくりしてしまいました。そこかしこに蝶が飛びかい、人を恐れる様子もなく、手の届きそうなところで、ひらひら舞っているんですもの。 島はセンダン草の白い花に覆われ、ノニ(ヤエヤマアオキ)の木がいたるところに生えています。久米島の海岸沿いから、薬効があるとして取り尽くされたノニの木が、ここではまだまだ豊富に残っていました。蝶はリュウキュウアサギマダラが多く、中に混じってオオゴマダラが優雅に飛んでいました。 ほんとに何千匹という蝶の数だったと思います、こんな光景が久米島にまだ残っているんだろうかと、目を疑いたくなるほど、感動してしまいましたの。 今年も恐らくこのような光景が繰り広げられていると思いますが、せめてこの地だけはいつまでも蝶の群れる地であって欲しいと願わずにはいられません、久米島の最後の楽園です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月27日 01時43分25秒
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