夢を追い続ける勇気をくれた人
宝塚歌劇団雪組の彩吹真央さんが、今日宝塚を退団されます。夢を追い続ける勇気を私にくれた人。今こうして、ずっと求めてきた翻訳の仕事ができているのも、実は彼女の影響が大きいのです。ここ数週間、ばたばたと日比谷に通っていたのも、彼女の公演を見るためでした。今日の千秋楽も、もっと努力をすれば会いに行けたのかもしれませんが、この秋に出版される本のゲラがあがってきていて、こんな風にゲラに向かえるのも彼女のおかげと思って、心静かに仕事に打ち込みます。思いだけは日比谷にとばして。彼女のやさしい歌声が大好きでした。宝塚ではもう、彼女の持ち歌のようにして歌っていた歌『足跡のない道』何度聞いても、心にしみいります。『足跡のない道』君とふたりで歩く 足跡のない道誰かが引いた道だからいつかはたどり着けるだろう君を背負って歩く 夕暮れの坂道僕らが付けた足跡はきっと誰かが踏みしめるこぼれ落ちる汗は 大地を潤し名前のないこの野道に花を咲かせるだろうあふれだす涙は 大河を流れていつの日にかこの大空に雨を降らせるだろう作詞:宮沢和史/作曲:宮沢和史・高野寛/編曲:甲斐正人夢をありがとう。これからも一緒に、夢を追い続けましょう・・・